JP2570293Y2 - マシンバイス - Google Patents

マシンバイス

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JP2570293Y2
JP2570293Y2 JP1992013703U JP1370392U JP2570293Y2 JP 2570293 Y2 JP2570293 Y2 JP 2570293Y2 JP 1992013703 U JP1992013703 U JP 1992013703U JP 1370392 U JP1370392 U JP 1370392U JP 2570293 Y2 JP2570293 Y2 JP 2570293Y2
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孝男 堀江
正一 酒井
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株式会社ナベヤ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本考案はマシンバイスに係り、特にクラン
プされた物品の切削加工時等に発生する切屑が、二つの
案内レールの間の間隙を通じてマシンバイス内に侵入す
るのが、簡単な構造をもって効果的に防止され、以てそ
の機能、操作性が良好に維持され得るマシンバイスに関
するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、マシンバイスは、工作機械用の
万力として知られ、その主なものに、ミーリング用、ボ
ール盤用、立削り盤用、平削り盤用等がある。そして、
それらマシンバイスは、一般に、バイス本体の上部に一
体的に設けられた固定ジョーと、該固定ジョーに対して
接近、離隔可能に、バイス本体上を摺動せしめられる可
動ジョーとを含んで構成され、該可動ジョーの移動によ
って、固定ジョーと可動ジョーとの間で所定の物品(被
加工物)をクランプするようになっている。
【0003】図1には、そのようなマシンバイスの一種
が示されている。具体的には、この図1におけるマシン
バイス2には、その本体4の上面に、互いに平行な二つ
の案内レール6,6が、所定の間隙を隔てて一体的に形
成されており、そして該二つの案内レール6,6の一端
側に、固定ジョー8が固設される一方、該二つの案内レ
ール6,6によって案内される可動ジョー10が、それ
ら二つの案内レール6,6に跨がって移動可能に配され
ている。そして、かかるマシンバイス2においては、該
二つの案内レールの間の溝部12の内部にスピンドル1
4が配設されており、該スピンドル14を回転駆動せし
めることによって、よく知られているように、可動ジョ
ー10との間に設けられたネジ機構若しくは油圧機構に
て、該可動ジョー10が、固定ジョー8に対して、接
近、離隔方向に移動せしめられるようになっているので
ある。
【0004】ところで、かかる構造のマシンバイスにあ
っては、通常、案内レールの間の溝部内に配設せしめら
れるスピンドルのネジ部や油圧機構部が、その表面を外
部に対して直接露出する状態で配設されている。そのた
め、そのようなマシンバイスを用いて、固定ジョーと可
動ジョーとの間でクランプされた被加工物に対して、マ
シニングセンタやフライス盤等にて切削加工等を施す場
合にあっては、その際に不可避的に発生する切屑が、二
つの案内レールの間の間隙から、本体の溝部内に侵入し
て、スピンドルのネジ部や油圧機構部、或いは可動ジョ
ーの摺動部等に付着し、更には噛み込んでしまい、スピ
ンドルの回転による可動ジョーの移動が著しく阻害さ
れ、ついには可動ジョーが動かなくなってしまうといっ
た問題が惹起されるようになる。
【0005】そこで、近年、そのような構造のマシンバ
イスにおいて、本体の溝部内への切屑の侵入を防止し、
上記の如き問題を解消するために、種々の工夫や改良が
為されてきている。
【0006】例えば、図1にて示されるマシンバイス2
においては、可動ジョー10の固定ジョー8とは反対側
の面に、二つの案内レール6,6の間の間隙を覆うよう
に、L字型プレート16が取り付けられており、それに
よって、かかる間隙から、本体の溝部内へ、切屑が侵入
するのを防止している。
【0007】しかるに、かかるL字型プレート16は、
スピンドル14を回転せしめるために取り付けられるハ
ンドル18の回転操作の障害とならないように、自ずか
ら、その長さが制限されてしまう。そのため、そのよう
なL字型プレート16では、可動ジョー10の固定ジョ
ー8に対する背面側の前記二つの案内レール6,6の間
の間隙を十分に覆うことが出来ず、該間隙からの切屑の
侵入を完全に阻止することは困難であり、しかも当然の
ことながら、可動ジョー10と固定ジョー8との間にお
ける、二つの案内レール6,6の間の間隙からの切屑の
侵入は、全く阻止することが出来ないのである。
【0008】また、図2に示されるマシンバイス20に
あっては、二つの案内レール6,6の間の対向する側面
の略中央部に、それぞれ、それら案内レール6に沿って
延びるプレート挿入溝22,22が設けられている。そ
して、所定の被加工物をクランプした状態において、可
動ジョー10の移動方向前後のプレート挿入溝22,2
2に、それぞれ1枚乃至は複数枚のカバープレート24
が挿入されることによって、二つの案内レール6,6の
間の間隙が、覆蓋せしめられるようになっているのであ
る。
【0009】しかしながら、そのような構造のマシンバ
イス20を用いた場合にあっては、可動ジョー10の移
動方向前後の二つの案内レール6,6の間の間隙を、完
全に覆蓋するためには、クランプする被加工物の大きさ
によって、長さの異なる何種類ものカバープレート24
を用意しておく必要があり、それ故部品コストが高騰す
ることとなり、更にはクランプする被加工物の大きさが
変化する度に、カバープレート24をも交換しなければ
ならないため、手間がかかり、作業性が著しく悪化して
しまうといった不具合も生じる。
【0010】そこで、本願出願人は、そのような事情に
鑑み、先に、実開昭62−172562号公報におい
て、何等作業性を損なうことなしに、切屑の本体内部へ
の侵入を効果的に阻止し得る、図3に示す如き構造のマ
シンバイス30を提案した。
【0011】すなわち、かかるマシンバイス30におい
ては、本体4の、固定ジョー8とは反対側の端部側に、
二つの案内レールの間の間隙を覆うに充分な幅と長さを
有するカバー32を収容するカバー収容機構34が設け
られると共に、該カバー32の取り出し側の端部が可動
ジョー10に固定されており、かかる可動ジョー10の
移動に従って、該カバー収容機構34から、カバー32
が取り出されるようになっている。そして、それによっ
て、かかるマシンバイス30にあっては、可動ジョー1
0の移動に伴い、展張された該カバー32にて、該可動
ジョー10の固定ジョー8に対する背面側の二つの案内
レールの間の間隙が覆蓋せしめられ、該間隙からの切屑
の侵入が阻止されるようになっているのである。
【0012】ところが、そのような構造のマシンバイス
30にあっては、可動ジョー10と固定ジョー8との間
に位置する、二つの案内レール6,6の間の間隙内に
は、カバー32が配設されるものではないため、固定ジ
ョー8と可動ジョー10との間でクランプされた被加工
物を穿設加工する場合や中空の被加工物を切削加工する
場合等において、かかる間隙からの切屑の侵入を阻止す
ることが、全く出来ないのであり、この点において、今
一つの改良の余地が残されているものであった。
【0013】
【解決課題】ここにおいて、本考案は、かかる事情を背
景にして為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、クランプされた被加工物の切削加工時等に発生
する切屑が、可動ジョーの移動方向前後における二つの
案内レールの間の間隙から、換言すれば可動ジョーの背
後は勿論、可動ジョーと固定ジョーとの間に位置する案
内レールの間隙から、バイス内に侵入し、スピンドルの
ネジ部や油圧機構部或いは可動ジョーの摺動部に付着す
ることを、面倒な手間を要することなく、効果的に防止
せしめ、以てその機能、操作性を良好に維持することが
出来るマシンバイスを提供することにある。
【0014】
【解決手段】そして、本考案にあっては、上記の課題を
解決するために、所定の間隙を隔てて互いに平行な二つ
の案内レールの一端側に固定された固定ジョーと、該二
つの案内レールによって案内されて、該固定ジョーに対
して接近、離隔可能に移動せしめられる可動ジョーと
それら固定ジョー及び可動ジョーの相互の対向面のそれ
ぞれに固設され、前記案内レールの上面にて構成される
スライド面から立ち上がり、該スライド面に対して垂直
な締付面を与える口金とを含み、該可動ジョーの移動に
よって該可動ジョーと前記固定ジョーの対向する口金
締付面間に所定の物品をクランプして固定するようにし
たマシンバイスにおいて、該可動ジョーの口金の背後に
おいて該口金の下端より下方に開口し、該可動ジョーを
通って前記二つの案内レールの他端側に延びる、上方に
凸なる形態にて屈曲乃至は湾曲したカバー通路を設ける
と共に、該二つの案内レールの間の間隙を実質的に覆い
得る幅を有する所定長さの帯状の可撓性切屑カバーを、
その一端において前記固定ジョーの口金の下端より下方
に固定せしめる一方、該二つの案内レールの間の間隙内
に位置せしめ、且つ前記可動ジョーの口金の下端より下
方を通り、更に該口金の背後から該可動ジョーに設けた
カバー通路を通って配置し、その他端において前記二つ
の案内レールの他端側に固定せしめて、該可動ジョーの
移動に従って該カバー通路を前記切屑カバーが摺動し得
るように成し、該可動ジョーの移動方向前後の前記二つ
の案内レールの間の間隙が該切屑カバーにて常に覆蓋さ
れるように構成したことを特徴とするマシンバイスを、
その要旨とするものである。
【0015】
【作用・効果】すなわち、このような本考案に従う構造
とされたマシンバイスにあっては、可動ジョーの移動に
従って、切屑カバーがカバー通路を摺動し、可動ジョー
の固定ジョーに対する背面側は勿論、可動ジョーと固定
ジョーとの間に位置する案内レールの間隙をも、切屑カ
バーにて常に覆蓋されることとなるところから、クラン
プされる被加工物の大きさが変化して、可動ジョーの位
置が変わっても、カバーの取替え等は全く必要なく、常
時、二つの案内レールの間の間隙の全域から、スピンド
ルが配設されるバイス本体内へ、切屑が侵入することが
効果的に阻止されて、スピンドルのネジ部や油圧機構部
或いは可動ジョーの摺動部への切屑の付着によって、可
動ジョーの移動が阻害されることが、何等面倒な手間を
要することなく、有利に防止され得るのであり、以てか
かるマシンバイスにおける機能、操作性が良好に維持さ
れ得るのである。
【0016】 また、特に、本考案に係るマシンバイス
にあっては、切屑カバーが、その一端において、該二つ
の案内レールの一端側に固定された固定ジョーの口金の
下方に固定され、該二つの案内レールの間の間隙に位置
せしめられる共に、可動ジョーに設けたカバー通路を
通って配置され、またその他端において、前記二つの案
内レールの他端側に固定せしめられるという、簡単な構
造で取り付けられているのである。それ故、本考案に係
るマシンバイスにおいては、二つの案内レールの両端側
に固定された部位を取り外し、可動ジョーのカバー通路
及び該二つの案内レールの間の間隙内から抜き取るだけ
で、切屑カバーの取り外しが可能で、またその取付けに
おいても、上記の如く配置し、その両端を二つの案内レ
ールの両端側に固定せしめれば済むのであり、該切屑カ
バーの脱着を極めて容易に為し得るのである。従って、
本考案に係るマシンバイスにあっては、簡略な構造をも
って、本体の溝部内への切屑の侵入の防止が有利に実現
され得ることとなり、また切屑カバーの交換等のメンテ
ナンスが、迅速に且つ容易に為され得ることとなったの
である。
【0017】しかも、本考案に係るマシンバイスにおい
ては、切屑カバーを、何等特別な部材を用いることな
く、また極めて少ない部品点数にて、二つの案内レール
の間の間隙に位置せしめると共に、カバー通路を通って
配置して、該間隙を覆蓋せしめるものであるため、低い
部品コストで、切屑の侵入を効果的に防止することを可
能ならしめたのであり、更にはメンテナンスにかかるコ
ストをも、有利に低減せしめ得ることとなったのであ
る。
【0018】
【実施例】以下、本考案を更に具体的に明らかにするた
めに、本考案に従う構造とされた一実施例について、図
面を参照しつつ、詳細に説明することとする。なお、以
下の実施例において、前述の従来例と同様な部材及び部
位には、同一の符号を付して、その理解を容易とした。
【0019】先ず、図4乃至図6には、本考案に係るマ
シンバイスの平面図、縦断面図および横断面図が、それ
ぞれ、示されている。これらの図から明らかなように、
マシンバイス40は、長手形状を成す本体4と、その一
方の端部上に一体的に設けられた固定ジョー8と、本体
4のスライド面5上を長手方向に移動可能に設けられた
可動ジョー10とから構成されている。
【0020】より詳細には、図4に示されるように、本
体4は、その上面が平坦なスライド面5とされた二つの
案内レール6,6を、所定の間隙を隔てて、長手方向に
互いに平行に延びる状態で一体的に備えている。そし
て、これらの案内レール6,6の長手方向の一端側に
は、固定ジョー8が一体的に設けられており、また該固
定ジョー8には、本体4のスライド面5上において、該
スライド面5に対して直角な締付面42を与える口金4
4が、ボルトにて固着されている。一方、本体4のスラ
イド面5上には、案内レール6,6にて案内されつつ、
スライド面5に沿って固定ジョー8に対して接近、離隔
可能に移動せしめられる可動ジョー10が、該案内レー
ル6,6に跨がって配設されている。また、可動ジョー
10の固定ジョー8との対向面側には、固定ジョー8に
固着される口金44の締付面42に対向する締付面46
を有する口金48が、ボルトにて固着されている。かく
して、固定ジョー8に対して可動ジョー10を接近移動
せしめることにより、該固定ジョー8側の締付面42と
該可動ジョー10側の締付面46とにより、所定の被加
工物をクランプするようになっているのである。
【0021】また、図5及び図6から明らかなように、
可動ジョー10は、可動体50と、該可動体50に外嵌
される箱型の可動体カバー52とから成っており、そし
て該可動体50には、下面の略中央部分において、二つ
の案内レール6,6の間隙幅と略同一の幅と所定の長さ
をもって、下方に所定高さだけ突出する突出部49が一
体的に設けられ、その断面形状が略逆凸型形状を成すよ
うに構成されている。そして、該可動体50は、その突
出部49が二つの案内レール6,6間のガイド溝53内
に摺接する状態で嵌装されると共に、該二つの案内レー
ル6,6のスライド面5上に配設されている。
【0022】一方、本体4の溝部12内には、ブロック
形状を呈し、その上部において、二つの案内レール6,
6の間隙幅と略同一の幅をもって、長さ方向に亘って連
続して、上方に所定高さだけ突出する突出部54を有し
た雌ネジ部材55が収容されている。この雌ネジ部材5
5においては、その突出部54が、二つの案内レール
6,6間のガイド溝53内を摺動し得るように嵌装され
ている。
【0023】そして、それら可動体50と雌ネジ部材5
5とが、二つの案内レール6,6間のガイド溝53内に
おいて、それぞれの突出部49,54にて当接せしめら
れた状態下で、複数本(ここでは2本)の可動体取付ボ
ルト56,56の螺入により、一体的に固定されている
のである。
【0024】また、溝部12内には、外周面に雄ネジ部
を有するスピンドル14が、その両端部において、本体
4に対して、スラストベアリング57,57にて回転可
能に支持された状態で長手方向に配設されている。そし
て、前記雌ネジ部材55に設けられた長手方向に貫通す
る雌ネジ孔58に対して、かかるスピンドル14の雄ネ
ジ部が螺合されていることによって、本体4の可動ジョ
ー10側の側端面から外方に突出するスピンドル14の
端部に嵌装される、図示しないハンドルにてスピンドル
14が回転せしめられることにより、雌ネジ部材55と
可動ジョー10とが、二つの案内レール6,6に沿っ
て、一体的に移動するようになっている。
【0025】さらに、本実施例のマシンバイス40にあ
っては、可動ジョー10において、該可動ジョー10の
口金48の下方に開口し、該可動ジョー10を通って、
前記二つの案内レール6,6の固定ジョー8が固定され
る一端側とは反対側の他端側に延びるカバー通路59
が、設けられている。
【0026】具体的には、図7から明らかなように、可
動体50は、ブロック形状を成し、その上面の中央部分
には、長さ方向に向かって、所定の深さと前記二つの案
内レール6,6の間隙幅と略同一の幅とをもって、上部
通路溝60が刻設される一方、該上部通路溝60には、
その長さ方向両端部において、それぞれ更に低く段付け
された段差部62,62が設けられている。そして、該
段差部62,62の長さ方向両端部が所定長さだけ略鉛
直に除去され、可動体50の固定ジョー8との対向面及
び背面には、該可動体50の上下方向に延びる側部通路
溝64,64が形成されている。これにより、可動体5
0の外周面の略中央部には、二つの案内レール6,6の
間隙幅と略同一の幅を有し、固定ジョー8との対向面の
下端縁から、固定ジョー8の上面を経て、その背面の下
端縁に向かって、長さ方向に連続して延びる通路溝65
が形成されており、以て可動体50は、全体として、そ
の平面形状が、略H字型形状を呈しているのである(図
4参照)。
【0027】また、段差部62,62の略中間部には、
丸棒形状の上側切屑カバーガイド68,68が、該段差
部62,62の段付面と所定距離隔てて対向位置するよ
うに、それぞれ設けられている。更に、側部通路溝6
4,64の下端部には、略カマボコ形状の下側切屑カバ
ーガイド66,66が、その円弧状部分を下にして、該
側部通路溝64,64における可動体50の側面に対し
て、所定距離隔てて対向位置し、可動体50の下面か
ら、下方に所定高さ突出する状態で、各々設けられてい
るのである。
【0028】なお、それら下側切屑カバーガイド66,
66および上側切屑カバーガイド68,68は、図9に
示されるように、軸方向両端部が、可動体50に対し
て、止めネジ72によって固定され、可動体50の側部
通路溝64,64或いは段差部62,62を、それぞれ
横切るように架設されている。また、可動体50にあっ
ては、そのような上側切屑カバーガイド68,68が設
けられる前に、可動体取付ボルト貫通孔70,70に対
して、可動体取付ボルト56がそれぞれ挿通されること
となる。
【0029】そして、そのような可動体50において、
固定ジョー8との対向面に対して、口金48がボルトに
て固着せしめられ、また該可動体50の外径よりも、僅
かに小さい内径とされた可動体カバー52が圧接、外嵌
せしめられることによって、可動ジョー10には、通路
溝65と口金48乃至は可動体カバー52の内面とによ
って囲まれ、可動体50の外周面の中央部を沿うように
して、長さ方向に連続して延びる空隙が形成されている
のである。
【0030】さらに、図8及び図9から明らかなよう
に、そのような連続する空隙が設けられて成る可動ジョ
ー10が、前記二つの案内レール6,6のスライド面5
上に配設され、雌ネジ部材55と一体的に固定されるこ
とによって、かかる可動ジョー10の空隙の開口部が、
該二つの案内レール6,6間の間隙内において、下側切
屑カバーガイド68,68の下面と雌ネジ部材55の上
面との間の隙間とにて形成され、以て口金48の下方に
開口し、可動ジョー10を通って、二つの案内レール
6,6の、固定ジョー8が固定される一端側とは反対側
の他端側に延びる空隙が形成されるのである。このこと
から明らかなように、マシンバイス40にあっては、そ
のような空隙によって、後述する切屑カバー74を収
容、配置せしめるカバー通路59が設けられているので
ある。
【0031】而して、本実施例のマシンバイス40にあ
っては、そのようなカバー通路59に収容、配置せしら
れる切屑カバー74によって、二つの案内レール6,6
の間の間隙が覆蓋せしめられ、本体4の溝部12内への
切屑の侵入が効果的に阻止されるのである。
【0032】より詳細には、この切屑カバー74は、図
10に示されるように、バネ鋼板等の弾性材料にて形成
された可撓性を有する帯状のプレート78と、その長手
方向の両端部に、折曲或いは別部材の溶接等により形成
された補強部80,80とから成っている。そして、そ
れら補強部80,80には、本体4に対して、切屑カバ
ー74を取り付けるためのボルト76を挿通せしめる取
付用孔82が、それぞれ二つ設けられている。
【0033】また、図5及び図9から明らかなように、
かかる切屑カバー74は、可動ジョー10のカバー通路
59を通って、二つの案内レール6,6の可動ジョー1
0前後の開放された間隙を覆蓋せしめ得るだけの長さ
と、該二つの案内レール6,6間の間隙を実質的に覆蓋
せしめ得る幅とを有するものである。なお、本実施例に
おいては、この切屑カバー74の幅方向の両端部と該二
つの案内レール6,6との間には、0.5mm程度のクリ
アランスが設けられている。
【0034】そして、図5及び図8から明らかなよう
に、切屑カバー74が、その一端において、二つの案内
レール6,6の一端側に設けられた固定ジョー8の口金
44の下方の本体4に対し、切屑カバー74の取付用孔
82,82に挿通された2本のボルト76にて固定せし
められる一方、二つの案内レール6,6間のガイド溝5
3内に位置せしめられ、更に可動ジョー10の口金48
側の下側切屑カバーガイド66の下面と、上側切屑カバ
ーガイド68,68の上面と、可動ジョー10の口金4
8とは反対側の下側切屑カバーガイド66の下面とに、
順次摺接、案内せしめられて、可動ジョー10に設けら
れたカバー通路59を通って配置され、そしてその他端
において、前記二つの案内レール6,6の他端側の本体
4に対し、切屑カバー74の取付用孔82,82に挿通
された2本のボルト76にて固定せしめられている。こ
れにより、二つの案内レール6,6の間の間隙が、切屑
カバー74にて、実質的に覆蓋せしめられることとなる
のである。
【0035】従って、上述の如き構造とされたマシンバ
イス40にあっては、可動ジョー10の移動につれて、
切屑カバー74が、可動体50の下側切屑カバーガイド
66,66及び上側切屑カバーガイド68,68に案内
されて、可動ジョー10に設けられたカバー通路59を
摺動し、二つの案内レール6,6間のガイド溝53内に
おいて、略水平な状態に位置して、常に、可動ジョーの
背後や可動ジョーと固定ジョーとの間に位置する二つの
案内レール6,6の間の間隙を覆蓋せしめることとなる
のである。それ故、かかるマシンバイス40にあって
は、クランプされた被加工物を穿設加工する際において
も、また中空の被加工物を切削加工する際においても、
可動ジョー10の位置の変化とは関係なく、常時、二つ
の案内レール6,6間の間隙の全域に亘って、切屑等が
本体4の溝部12内に侵入するのが効果的に阻止され、
スピンドル14や雌ネジ部材55のネジ部や摺動部への
切屑の付着によって、可動ジョー10の移動が阻害され
ることが有効に防止され得るのである。また、そのよう
なマシンバイス40にあっては、クランプされる被加工
物の大きさが変化して、可動ジョー10の位置が変わっ
ても、カバーを取り替える必要がないため、何等面倒な
手間を要することもなく、そのような作業からも開放さ
れ得る利点を有するのである。なお、本実施例において
は、切屑カバー74と二つの案内レール6,6との間の
微小な隙間から侵入する微細な切屑等は、本体4の底部
に貫通孔等を設けることによって、除去され得ることと
なる。
【0036】また、本実施例に係るマシンバイス40に
おいては、切屑カバー74が、二つの案内レール6,6
間のガイド溝53内に位置せしめられると共に、可動ジ
ョー10に設けられたカバー通路59を通って配置さ
れ、その両端が二つの案内レール6,6の長手方向の両
端側に固定されるものであるところから、該切屑カバー
74の脱着が、極めて容易に為され得るのである。しか
も、可動ジョー10に設けられたカバー通路59は、可
動体50の通路溝65と可動体カバー52及び口金48
とによって形成される空隙内に、切屑カバー74を案内
するための下側切屑カバーガイド66,66と上側切屑
カバーガイド68,68とが設けられて成る簡略なもの
であり、また切屑カバー74においても、何等高価な部
材を用いずに、少ない部品点数にて取り付けられ、カバ
ー通路59を通って二つの案内レール6,6の間の間隙
を覆蓋するように配置されているのである。それ故、本
実施例のマシンバイス40にあっては、低い部品コスト
と簡単な構造をもって、本体4の溝部12内への切屑の
侵入を効果的に阻止し得、以て部品交換等のメンテナン
スの作業性を向上せしめ、またそれにかかるコストを
も、有利に低減せしめ得るのである。
【0037】さらに、本実施例のマシンバイス40にあ
っては、可動体カバー52が、可動体50に対して、容
易に脱着可能に外嵌されているところから、切屑がカバ
ー通路内に入り込んだ場合にあっても、可動体カバー5
2を取り外し、エアーコンプレッサーにてエアーを吹き
つけたりすることによって、切屑カバー74を取り外す
ことなく、かかる切屑を容易に除去し得るため、切屑の
侵入等によるメンテナンス上における作業性をも、著し
く向上せしめ得るといった利点をも有しているのであ
る。
【0038】ところで、かかる実施例に示されるマシン
バイス40にあっては、可動ジョー10のカバー通路5
9内において、切屑カバー74を案内するための下側切
屑カバーガイド66,66と上側切屑カバーガイド6
8,68が、可動体50に対して、各一対ずつ設けられ
ているが、上側切屑カバーガイド68,68を設けず、
下側切屑カバーガイド66,66のみを設け、更には該
下側切屑カバーガイド66,66の一方を、口金48に
対して設けることも可能である。
【0039】具体的には、例えば、図11に示されてい
るように、可動体50に対して、上側切屑カバーガイド
68,68を設けることなく、該可動体50の上部通路
溝60及び段差部62、62の底面をそれぞれ湾曲面と
為し、それら湾曲面に、直接に切屑カバー74が摺接せ
しめられるようにする一方、口金48の下端部の略中央
部に切欠部84を設け、該切欠部84内において、下側
切屑カバーガイド66,66の一方を回転可能に支持せ
しめ、切屑カバー74が、可動ジョー10の移動に従っ
て、下側切屑カバーガイド66,66と、湾曲面とされ
た上部通路溝60及び段差部62,62の底面とに案内
されて、カバー通路59を摺動し得るようにしても良
い。なお、86は、上部通路溝60において、切屑カバ
ー74への接触面積を減少させるために設けられた、幅
方向に延びる凹溝である。
【0040】すなわち、カバー通路59内に設けられる
切屑カバーガイドを、下側切屑カバーガイド66,66
のみとすることによって、そのようなマシンバイス40
にあっては、カバー通路59を構成する部品点数が減少
し、より一層、部品コストが低減せしめられ得るのであ
り、しかも下側切屑カバーガイド66,66の一方が、
口金48の切欠部84に対して回転可能に支持されるよ
うにすることによって、カバー通路59内において、切
屑カバー74が、よりスムーズに案内されることとなる
のである。
【0041】また、上記実施例のマシンバイス40にあ
っては、切屑カバー74の幅が、二つの案内レール6,
6の間隙幅よりも、僅かに狭くされており、切屑カバー
74と該二つの案内レール6,6との間に、若干のクリ
アランスが設けられているが、かかる切屑カバー74の
幅を二つの案内レール6,6の間隙幅よりも広くして、
該二つの案内レール6,6間の間隙が、該切屑カバー7
4にて、完全に覆蓋されるようにすることも可能であ
る。
【0042】具体的には、例えば、図12に示されるよ
うに、二つの案内レール6,6の内側上部に、それぞ
れ、長手方向に延びる段付面88を設け、この段付面8
8上に、二つの案内レール6,6間の幅よりも所定寸法
だけ広くされた切屑カバー74を配置して、二つの案内
レール6,6間の間隙が、かかる切屑カバー74にて、
完全に覆蓋されるようにしても良い。なお、この場合、
切屑カバー74の幅寸法の増加に伴って、カバー通路5
9を構成する下側切屑カバーガイド66,66、上側切
屑カバーガイド68,68、上部通路溝60、段差部6
2,62、側部通路溝64,64の幅が、それぞれ、所
定寸法だけ広くされることとなる。
【0043】このような構成とすることによって、二つ
の案内レール6,6間の間隙から、本体4の溝部12内
へ、微細な切屑が侵入することをも、完全に防止し得る
こととなり、切屑等のスピンドル14の螺合部等への付
着によって惹起されるマシンバイス40への悪影響が、
より効果的に防止され得ることとなる。
【0044】以上、本考案の代表的な実施例について詳
述したが、それは文字通りの例示であって、本考案が、
そのような例示の具体例にのみ限定して解釈されるもの
ではないことは、言うまでもないところである。
【0045】例えば、前記実施例では、カバー通路59
内において、下側切屑カバーガイド66,66及び上側
切屑カバーガイド68,68が、可動体50に対して止
めネジ72によって固定されているが、それら切屑カバ
ーガイドを溶接等によって、可動体50に固着すること
も可能である。
【0046】また、カバー通路59は、必ずしも、前記
実施例の如き構成とする必要はないのであり、例えば、
切屑カバー74が直線的に配置されるように、可動体5
0内にカバー通路59を設けても良く、またそうするこ
とによって、可動体カバー、切屑カバーガイド等を設置
する必要がなくなり、より一層、部品コストを低減せし
め得るといった利点が得られることとなる。
【0047】さらに、前記実施例では、切屑カバー74
が、バネ鋼材料等によって形成されているが、かかる切
屑カバー74は可撓性を有するものであれば、その材質
は、特に限定されるものではなく、ゴムプレート、樹脂
フィルム、シート等の種々なる材料にて形成されるもの
であっても、差し支えない。
【0048】さらに、本考案に係るマシンバイスにあっ
ては、切屑カバー74の摺動に伴って、切屑がカバー通
路59内へ侵入することを防止するために、口金48の
下面等に対してスクレーパー等を設置することも可能で
ある。
【0049】加えて、前記実施例では、スピンドルのネ
ジ機構によって可動ジョーを移動せしめる横型マシンバ
イスに対して、本考案を適用したものの具体例を示した
が、本考案は、よく知られているような、油圧機構によ
って可動ジョーを移動せしめるマシンバイスに対して
も、更には縦型マシンバイスに対しても、有利に適用さ
れ得るものであることは、勿論である。
【0050】その他、一々列挙はしないが、本考案は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、またその
ような実施態様が、本考案の趣旨を逸脱しない限りにお
いて、何れも本考案の範囲内に含まれるものであること
は言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本体内部への切屑侵入防止機構を備えた、従来
のマシンバイスの一例を示す斜視図である。
【図2】本体内部への別の切屑侵入防止機構を備えたマ
シンバイスの従来例を示す断面斜視図である。
【図3】本体内部への更に別の切屑侵入防止機構を備え
たマシンバイスの従来例を示す部分切欠断面図である。
【図4】本考案に従う構造とされたマシンバイスの一実
施例を示す平面図である。
【図5】図4におけるV−V断面図である。
【図6】図4におけるVI−VI断面図である。
【図7】図4に示されるマシンバイスにおける可動ジョ
ーの分解斜視説明図である。
【図8】図4の要部拡大断面説明図である。
【図9】図8におけるIX−IX断面図である。
【図10】図4に示されるマシンバイスにおける切屑カ
バーの斜視説明図である。
【図11】本考案の別の実施例としてのマシンバイスを
示す、図8に対応する縦断面図である。
【図12】本考案の更に別の実施例としてのマシンバイ
スを示す、図9に対応する横断面図である。
【符号の説明】
2,20,30,40 マシンバイス 5 スライド面 4 本体 6 案内レール 8 固定ジョー 10 可動ジョー 12 溝部 14 スピンドル 44,48 口金 50 可動体 52 可動体カバー 55 雌ネジ部材 59 カバー通路 60 上部通路溝 62 段差部 64 側部通路溝 65 通路溝 66 下側切屑カバーガイド 68 上側切屑カバーガイド 74 切屑カバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隙を隔てて互いに平行な二つの
    案内レールの一端側に固定された固定ジョーと、該二つ
    の案内レールによって案内されて、該固定ジョーに対し
    て接近、離隔可能に移動せしめられる可動ジョーと、そ
    れら固定ジョー及び可動ジョーの相互の対向面のそれぞ
    れに固設され、前記案内レールの上面にて構成されるス
    ライド面から立ち上がり、該スライド面に対して垂直な
    締付面を与える口金とを含み、該可動ジョーの移動によ
    って該可動ジョーと前記固定ジョーの対向する口金の締
    付面間に所定の物品をクランプして固定するようにした
    マシンバイスにおいて、 該可動ジョーの口金の背後において該口金の下端より
    方に開口し、該可動ジョーを通って前記二つの案内レー
    ルの他端側に延びる、上方に凸なる形態にて屈曲乃至は
    湾曲したカバー通路を設けると共に、該二つの案内レー
    ルの間の間隙を実質的に覆い得る幅を有する所定長さの
    帯状の可撓性切屑カバーを、その一端において前記固定
    ジョーの口金の下端より下方に固定せしめる一方、該二
    つの案内レールの間の間隙内に位置せしめ、且つ前記可
    動ジョーの口金の下端より下方を通り、更に該口金の背
    後から該可動ジョーに設けたカバー通路を通って配置
    し、その他端において前記二つの案内レールの他端側に
    固定せしめて、該可動ジョーの移動に従って該カバー通
    路を前記切屑カバーが摺動し得るように成し、該可動ジ
    ョーの移動方向前後の前記二つの案内レールの間の間隙
    が該切屑カバーにて常に覆蓋されるように構成したこと
    を特徴とするマシンバイス。
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