JPH0749372Y2 - リニアスケール - Google Patents

リニアスケール

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JPH0749372Y2
JPH0749372Y2 JP1987009923U JP992387U JPH0749372Y2 JP H0749372 Y2 JPH0749372 Y2 JP H0749372Y2 JP 1987009923 U JP1987009923 U JP 1987009923U JP 992387 U JP992387 U JP 992387U JP H0749372 Y2 JPH0749372 Y2 JP H0749372Y2
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JP
Japan
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scale
scale frame
frame body
seal lip
opening
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JP1987009923U
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JPS63120107U (ja
Inventor
和規 田中
Original Assignee
株式会社 ソキア
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、工作機械や計測装置などに取付けて、工作機
械や計測装置の部材の移動長を測定するリニアスケー
ル、特に防塵を目的とするシールリップを備えたリニア
スケールのシールリップ取付構造に関する。
(従来の技術) 部材の移動長を測定するリニアスケールを例えば工作機
械に取付けた場合、例えば切削加工時には切削された金
属の切屑や切粉、切削液等がリニアスケールのスケール
枠体に進入し易い。そこでこれを防ぐために、従来、第
6図乃至第8図に示すようにリニアスケールは構成され
ている。
同図において、aは長尺のスケール枠体で、該スケール
枠体aの内部にはスケールbと発光及び受光素子や磁気
検出器等(図示しない)とから成る目盛読取機構cが収
容されており、スケール枠体aの外部には工作機械等の
部材(図示しない)に固定されるキャリア部材dがスケ
ール枠体aの長尺方向に沿って移動可能に配置され、前
記目盛読取機構cとキャリア部材dはスケール枠体aの
側壁に形成された開口部eに配置されたアーム部材fに
よって互いに連結されている。一対のシールリップg
は、例えばゴムのような弾性体から成り、前記開口部e
を形成する一対の側壁h,hにそれぞれ形成されたアリ溝
iに1端において係合されており、他端において互いに
接触して開口部eを閉塞状態に保持している。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来のリニアスケールのシールリップg,gは、
長年使用すると磨耗してスケール枠体aの開口部eをシ
ールする役目をしなくなる。このような場合、シールリ
ップgを交換する必要があるが、開口部eは狭いため該
開口部eから(第6図の下方から)の取替作業が難し
い。そこで従来では、スケール枠体aの長尺方向の端部
に取付けられている蓋jを外し、スケール枠体aの長尺
方向にシールリップgを引抜き、新しいシールリップg
をアリ溝iに係合させて押込み装着していた。しかし、
それでもシールリップgとアリ溝i間の摩擦のために容
易に押し込めない。
本考案は、従来のこのような不都合を解消することをそ
の目的としたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述の目的を達成するために、スケールと目盛
読取機構を内蔵した横断面チャンネル形状の長尺スケー
ル枠体と、該スケール枠体の外側に配置されスケール枠
体の長尺方向に移動可能なキャリア部材と、前記スケー
ル枠体の側壁に形成された開口部を貫通し、前記目盛読
取機構とキャリア部材とを連結するアーム部材と、該ア
ーム部材の通路である前記スケール枠体の開口部を閉塞
する長尺で且つ弾性材から成る一対のシールリップとを
備えたリニアスケールであって、前記開口部が形成され
た前記スケール枠体とシールリップのいずれか一方に長
尺の溝を、他方に該溝に着脱自在の長尺の凸状部を形成
し、該溝に該凸状部を係合することによりシールリップ
をスケール枠体に取付けたリニアスケールにおいて、前
記スケール枠体と前記キャリア部材とが対向する位置に
前記シールリップを取付けられるように、前記スケール
枠体の前記キャリア部材と対向する位置に前記溝又は凸
状部を設けたことを特徴とする。
(作用) スケール枠体の開口部が形成される側壁の側からシール
リップの交換作業を行なう。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図乃至第4図は、本考案の1実施例を示す。
図面において、1は横断面チャンネル形状の長尺スケー
ル枠体で、該スケール枠体1の上側壁の1側には長尺方
向に例えば工作機械のベースに取付けるためのフランジ
2か一体に形成され、下側壁には長尺方向に沿って開口
部3が形成されると共に開口部3を介して対立する一対
の長尺の凸状部4,4がキャリア部材9と対向する位置に
一体に形成されている。長尺スケール枠体1の内部に
は、上述の従来例と同様な長尺のスケール5と目盛読取
部材6が収容されている。スケール5はスケール枠体1
の上壁の溝内にゴム等の弾性部材7を介して固定され、
目盛読取部材6は図示しないばね等の弾性部材によりロ
ーラ8を介してスケール5に摺動自在に押圧されてい
る。例えば工作機械の部材に取付けられるキャリア部材
9は、前記凸状部4から所定間隔だけ離れるようにアー
ム部材10を介して目盛読取部材6に固定され、シールリ
ップ11が開口部3が形成された側壁の側から前記凸状部
4に係号することができるようになっている。シールリ
ップ11はゴム等から成る長尺の弾性体で、長尺方向に沿
って前記凸状部4に係合する凹部12が形成されている。
一対のシールリップ11,11は、一端において前記凸状部
4,4に係合させたとき、他端において互いに接触しある
いはアーム部材10にそれぞれ接触してアーム部材10の移
動に拘らず、常に開口部3を閉塞するようになってい
る。
尚、第2図において13は蓋、14はボルト孔である。
第5図は、本考案の他の実施例で、該実施例では、スケ
ール枠体1と前記キャリア部材9とが対向する面である
下側壁に開口部3が形成されると共に、平行な一対の長
尺の凹条部15が前記下側壁に形成され、一対のシールリ
ップ11,11には前記凹状部15と係合可能な長尺の凸部16
が形成されている。その他の構成は上記実施例と同じで
ある。
この実施例によれば、シールリップ11,11の外面にスケ
ール枠体1の外壁面が位置しており、金属の切屑、切削
片等が飛来してきてもシールリップ11に直接ぶつかるこ
とがないので、それだけシールリップ11が長持ちする。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によるときは、スケール枠
体の開口部が形成された側壁の、キャリア部材と対向す
る側からシールリップを着脱でき、スケール枠体の長尺
方向に沿ってシールリップを押し込み装着したり、引き
抜いたりせずにシールリップを交換することができるの
で、交換作業が容易になる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の横断面図、第2図はその一
部の正面図、第3図は第1図のIII−III線截断面図、第
4図はシールリップとスケール枠体の係合部の一部斜視
図、第5図は本考案の他の実施例の横断面図、第6図は
従来のリニアスケールの横断面図、第7図はそのシール
リップとスケール枠体の係合部の一部斜視図、第8図
は、その正面図である。 1……スケール枠体、3……開口部 4……凸状部、5……スケール 6……目盛読取部材、9……キャリヤ部材 10……アーム部材、11……シールリップ 12……凹部、15……凹状部 16……凸部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−146817(JP,A) 実開 昭61−187737(JP,U) 実開 昭61−27307(JP,U) 実開 昭55−59856(JP,U) 実開 昭59−119008(JP,U) 実開 昭52−43449(JP,U) 実開 昭61−80406(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スケールと目盛読取機構を内蔵した横断面
    チャンネル形状の長尺スケール枠体と、 該スケール枠体の外側に配置されスケール枠体の長尺方
    向に移動可能なキャリア部材と、 前記スケール枠体の側壁に形成された開口部を貫通し、
    前記目盛読取機構とキャリア部材とを連結するアーム部
    材と、 該アーム部材の通路である前記スケール枠体の開口部を
    閉塞する長尺で且つ弾性材から成る一対のシールリップ
    とを備えたリニアスケールであって、 前記開口部が形成された前記スケール枠体とシールリッ
    プのいずれか一方に長尺の溝を、他方に該溝に着脱自在
    の長尺の凸状部を形成し、 該溝に該凸状部を係合することによりシールリップをス
    ケール枠体に取付けたリニアスケールにおいて、 前記スケール枠体と前記キャリア部材とが対向する位置
    に前記シールリップを取付けられるように、前記スケー
    ル枠体の前記キャリア部材と対向する位置に前記溝又は
    凸状部を設けた ことを特徴とするリニアスケール。
JP1987009923U 1987-01-28 1987-01-28 リニアスケール Expired - Lifetime JPH0749372Y2 (ja)

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JPS63120107U JPS63120107U (ja) 1988-08-03
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JPS5635765Y2 (ja) * 1975-09-22 1981-08-24
JPS5328207U (ja) * 1976-08-17 1978-03-10
DE3204012C1 (de) * 1982-02-05 1983-02-03 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh, 8225 Traunreut Inkrementale Messeinrichtung

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