JPH062573Y2 - 化粧用コンパクト容器 - Google Patents
化粧用コンパクト容器Info
- Publication number
- JPH062573Y2 JPH062573Y2 JP8682088U JP8682088U JPH062573Y2 JP H062573 Y2 JPH062573 Y2 JP H062573Y2 JP 8682088 U JP8682088 U JP 8682088U JP 8682088 U JP8682088 U JP 8682088U JP H062573 Y2 JPH062573 Y2 JP H062573Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- container body
- base plate
- container
- inclined surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、化粧用コンパクト容器に係る。
「従来の技術」 コンパクト容器の本体内へは、化粧皿付き台板を嵌合さ
せており、該台板交換のために、容器本体底壁の側部に
小透孔を穿設し、該小透孔に棒を挿通させて底壁下方か
ら台板を突上げることでその化粧皿付き台板の交換を可
能とすることが行われている。
せており、該台板交換のために、容器本体底壁の側部に
小透孔を穿設し、該小透孔に棒を挿通させて底壁下方か
ら台板を突上げることでその化粧皿付き台板の交換を可
能とすることが行われている。
「考案が解決しようとする課題」 容器本体底壁に穿設した小透孔に通して棒で化粧皿付き
台板を外すよう設けた従来のコンパクト容器にあって
は、棒を無くし易く、又棒を使用することが面倒である
ために、上記台板の交換を行うことなく、使い棄てにす
ることが多かった。
台板を外すよう設けた従来のコンパクト容器にあって
は、棒を無くし易く、又棒を使用することが面倒である
ために、上記台板の交換を行うことなく、使い棄てにす
ることが多かった。
本案はその化粧皿付き台板の交換を、何等の治具を用い
ることなく、容易に行えるよう設けたものである。
ることなく、容易に行えるよう設けたものである。
「課題を解決するための手段」 容器本体１と該容器本体上面を開閉する蓋体２とを各後
部で枢着させたコンパクト容器において、容器本体前半
と後半との境界底壁部分から斜後上方への傾斜面７を前
面に有するガイド板片６を突出させると共に、該ガイド
板片の後面に前面下部を接して容器本体後半部内へ化粧
皿10付き台板11を嵌合させ、かつ該台板前壁から前方へ
突出するフランジ板14先端から垂下する弾性板15下端を
上記傾斜面７の下方前面に位置させ、上記傾斜面の傾斜
角度を、弾性板15の後方押込みにより傾斜面７に沿って
弾性板が押上げられることでフランジ板14を介して台板
前部が上昇可能に定めたことを特徴とする。
部で枢着させたコンパクト容器において、容器本体前半
と後半との境界底壁部分から斜後上方への傾斜面７を前
面に有するガイド板片６を突出させると共に、該ガイド
板片の後面に前面下部を接して容器本体後半部内へ化粧
皿10付き台板11を嵌合させ、かつ該台板前壁から前方へ
突出するフランジ板14先端から垂下する弾性板15下端を
上記傾斜面７の下方前面に位置させ、上記傾斜面の傾斜
角度を、弾性板15の後方押込みにより傾斜面７に沿って
弾性板が押上げられることでフランジ板14を介して台板
前部が上昇可能に定めたことを特徴とする。
「作用」 図示状態から、弾性板15を容器本体１に対して後方へ押
込みすると、該弾性板は弾性変形してその下端は傾斜面
７に沿って押上げられる。その弾性板は化粧皿10付きの
台板11の前壁13から突出するフランジ板14から垂下され
ているから、下端を傾斜面に沿って上昇する弾性板はフ
ランジ板14を介して台板11前部を押上げることとなり、
よって台板前部を持上げることで台板を容器本体後半部
内から外すことが出来る。台板11の嵌合は容器本体上方
から押下げで行えばよい。
込みすると、該弾性板は弾性変形してその下端は傾斜面
７に沿って押上げられる。その弾性板は化粧皿10付きの
台板11の前壁13から突出するフランジ板14から垂下され
ているから、下端を傾斜面に沿って上昇する弾性板はフ
ランジ板14を介して台板11前部を押上げることとなり、
よって台板前部を持上げることで台板を容器本体後半部
内から外すことが出来る。台板11の嵌合は容器本体上方
から押下げで行えばよい。
「実施例」 １は容器本体、２は該容器本体上面を開閉する蓋体で、
これ等は各後部においてピン３により枢着されている。
尚容器本体前部には係合子が付設してあり、又該係合子
下面へ係合させて蓋体閉塞状態を保持させるためのフッ
ク４が蓋体前部から垂下させてある。その係合子とフッ
クとの係合は容器本体前壁に装着されたフックピース５
の後方押込みによって可能に形成されている。
これ等は各後部においてピン３により枢着されている。
尚容器本体前部には係合子が付設してあり、又該係合子
下面へ係合させて蓋体閉塞状態を保持させるためのフッ
ク４が蓋体前部から垂下させてある。その係合子とフッ
クとの係合は容器本体前壁に装着されたフックピース５
の後方押込みによって可能に形成されている。
容器本体前半と後半との境界底壁部分からは、ガイド板
片６を上方へ突出させる。該ガイド板片はその前面を斜
後上方への傾斜面７とするが、その後面下部に係合凹溝
を横設している。容器本体周壁の後壁下端部内面にも同
様の係合凹溝を設けている。
片６を上方へ突出させる。該ガイド板片はその前面を斜
後上方への傾斜面７とするが、その後面下部に係合凹溝
を横設している。容器本体周壁の後壁下端部内面にも同
様の係合凹溝を設けている。
容器本体の後半部内には化粧皿10付き台板11を嵌合させ
る。該台板底部の前後両部分には上記両係合凹溝間へ嵌
合させた突条12，12を有し、又その台板前壁13の上端か
らはフランジ板14を前方へ突出し、かつそのフランジ板
前端から弾性板15を垂下する。その弾性板は第１図、第
２図が示す第一実施例のようにフランジ板の左右方向全
縁から板を垂設してその板上端部に、左右両端部16，16
を連絡部として残して切離しの線状孔17を穿設して設け
てもよく、又第３図、第４図が示す第二実施例のよう
に、フランジ板全縁から垂下した板18のガイド板片前方
部分左右両側に切離しの線状孔17a，17aを板下端まで縦
設してその線状孔17a，17a間の板部分を弾性板15として
もよい。弾性板15下端は既述傾斜面７の下方前面に位置
させる。
る。該台板底部の前後両部分には上記両係合凹溝間へ嵌
合させた突条12，12を有し、又その台板前壁13の上端か
らはフランジ板14を前方へ突出し、かつそのフランジ板
前端から弾性板15を垂下する。その弾性板は第１図、第
２図が示す第一実施例のようにフランジ板の左右方向全
縁から板を垂設してその板上端部に、左右両端部16，16
を連絡部として残して切離しの線状孔17を穿設して設け
てもよく、又第３図、第４図が示す第二実施例のよう
に、フランジ板全縁から垂下した板18のガイド板片前方
部分左右両側に切離しの線状孔17a，17aを板下端まで縦
設してその線状孔17a，17a間の板部分を弾性板15として
もよい。弾性板15下端は既述傾斜面７の下方前面に位置
させる。
傾斜面７の傾斜角度は、弾性板15の後方押込みにより傾
斜面７に沿って弾性板15が押上げられ、該押上げにより
フランジ板14を介して台板11前部が容器本体１に対して
上昇可能に設けておく。
斜面７に沿って弾性板15が押上げられ、該押上げにより
フランジ板14を介して台板11前部が容器本体１に対して
上昇可能に設けておく。
容器本体内前半部は、パフ20或いは化粧筆等の化粧用具
収納室として使用することが出来る。
収納室として使用することが出来る。
「考案の効果」 本案は既述構成としたから、弾性板15を後方へ押込みす
るだけで容器本体内へ嵌合させた化粧皿付きの台板11を
外すことが出来、よって従来のように特別の治具を必要
としないで、しかも容易に外すことが出来る便利があ
る。
るだけで容器本体内へ嵌合させた化粧皿付きの台板11を
外すことが出来、よって従来のように特別の治具を必要
としないで、しかも容易に外すことが出来る便利があ
る。
第１図、第２図は本案コンパクト容器の第一実施例を示
すもので、第１図は一部を切欠き、かつ蓋体を開放して
示す斜視図、第２図は蓋体閉塞状態での縦断面図、第３
図、第４図は第二実施例を示すもので、第３図は一部を
切欠き、かつ蓋体を開放して示す斜視図、第４図は蓋体
閉塞状態での縦断面図である。 ６…ガイド板片、７…傾斜面 １１…台板、１５…弾性板
すもので、第１図は一部を切欠き、かつ蓋体を開放して
示す斜視図、第２図は蓋体閉塞状態での縦断面図、第３
図、第４図は第二実施例を示すもので、第３図は一部を
切欠き、かつ蓋体を開放して示す斜視図、第４図は蓋体
閉塞状態での縦断面図である。 ６…ガイド板片、７…傾斜面 １１…台板、１５…弾性板
Claims (1)
- 【請求項１】容器本体１と該容器本体上面を開閉する蓋
体２とを各後部で枢着させたコンパクト容器において、
容器本体前半と後半との境界底壁部分から斜後上方への
傾斜面７を前面に有するガイド板片６を突出させると共
に、該ガイド板片の後面に前面下部を接して容器本体後
半部内へ化粧皿10付き台板11を嵌合させ、かつ該台板前
壁から前方へ突出するフランジ板14先端から垂下する弾
性板15下端を上記傾斜面７の下方前面に位置させ、上記
傾斜面の傾斜角度を、弾性板15の後方押込みにより傾斜
面７に沿って弾性板が押上げられることでフランジ板14
を介して台板前部が上昇可能に定めたことを特徴とする
化粧用コンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8682088U JPH062573Y2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 化粧用コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8682088U JPH062573Y2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 化粧用コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH028311U JPH028311U (ja) | 1990-01-19 |
| JPH062573Y2 true JPH062573Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31311461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8682088U Expired - Lifetime JPH062573Y2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 化粧用コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062573Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP8682088U patent/JPH062573Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH028311U (ja) | 1990-01-19 |
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