JPS63500454A - 実質的に無水の条件下における2−ケト−l−グロン酸からl−アスコルビン酸の製造 - Google Patents

実質的に無水の条件下における2−ケト−l−グロン酸からl−アスコルビン酸の製造

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JPS63500454A
JPS63500454A JP50436786A JP50436786A JPS63500454A JP S63500454 A JPS63500454 A JP S63500454A JP 50436786 A JP50436786 A JP 50436786A JP 50436786 A JP50436786 A JP 50436786A JP S63500454 A JPS63500454 A JP S63500454A
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ヨディス、リチャード
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ザ ル−ブリゾル コ−ポレ−シヨン
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    • C07D307/62Three oxygen atoms, e.g. ascorbic acid

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 fJAla!J 実質的に無水の条件下における2−ケト−し一グロン酸からし一アスコルビン酸 の製造 免吐Ω1」 1、発明の分野 この発明は、 2−ケト−1−グロン酸からのL−アスコルビン酸の製造に関し 、更に詳しくは、実質的に無水の条件下における2−ケト−ノーグロン酸からの し一アスコルビン酸の製造に関する。
2、関連技術の記述 最も成功した、かつ一般的なL−アスコルビン酸を製造するための方法は、ライ ヒスタインおよびグリュースナーによって記述 (1−1elv、 Chim、  Acta、。
17、311−328 (+934))さねているように、d−グルコースから ソルボースおよび2−ケト−1−グロン酸を経て行なわれる多段階合成法に基す いている。し=アスコルビン酸は、水中の2−ケト−l−グロン酸を100℃に 加熱することによるか、もしくは2−ケト−1−グロン酸(L−キシロ−2−へ キスロソニック酸)をニスデル化し、このエステルを、メタノール中においてナ トリウムメトキシドにより処理し、続いて塩化水素ガスにより酸性化して順次L −アスコルビン酸に転化することにより得られる。
l、−アスコルビン酸を製造するための各種技術の総説が、r炭水化物の化学お よび生化学の進歩」 (^dvances in Carbohydrate  Chemist丁y and Biochemistry。
Vol、 37. Pp、 7.9−.197 (+980))に見出される。
L−アスコルビン酸は、ビタミン (ビタミンC)としての使用のほかに、多く の工業的および商業的用途を有する。
特願昭45−87371 (出願日 1970年10月5日)に基すいたL−ア スコルビン酸の製造に関する日本特公昭48−15931号 (+973)が、 ケミカルアブストラクト(Vol、 79. +973. p、 352 (5 3169Z))に報告されている。この特許公報は、ジアセトン−2−ケト−1 −グロン酸水化物、2−ケト−1−グロン酸水化物または2−ケト−し一グロン 酸を、不活性溶剤および界面活性剤の存在下に、濃塩酸で処理することによる」 −アスコルビン酸の製造を開示している。この公報は、実施例として、ジアセト ン−2−ケト凸−グロン酸の100g、ベンゼン300I!1!、ステアリルプ ロピレンジアミンジオレエートの0.3g および濃塩酸10 mJZを、65 ℃において5時間加熱して、L−アスコルビン酸 (純度97.5 $ )の5 8.7 gを得たことを開示している。
これらの文献のどれもが、実質的に無水の条件下に2−ケト−1−グロン酸から L−アスコルビン酸への一段合成を実施すること、もしくは実質的に無水の条件 下におけるこのような反応の実施が反応時間を短縮し、また」−アスコルビン酸 の全収量を増加させることを記載も示唆もしていない。
発月■と4豹 概要述べればこの発明は、(a)支持用の有機層中において2−ケト−ノーグロ ン酸と界面活性剤との実質的に無水なスラリーを作成すること、および(b)こ のスラリーを実質的に無水な酸触媒とともに反応させて、この2−ケト−ノーグ ロン酸をし一アスコルビン酸に転化′1−ることによるし一アスコルビン酸の製 法を意図している。し−アスコルビン酸を製造するための一つの好ましい方法で は、2−ケト−ノーグロン酸の水化物を使用する。
しい二 熊・の含′ホ 本発明によるし一アスコルビン酸を製造するための一般的な方法は、(a)支持 用の層中において2−ケト−1−グロン酸および界面活性剤の実質的に無水なス ラリーを作成すること、および (b)このスラリーを実質的に無水な酸触媒と ともに反応させて、この2−ケト−ノーグロン酸なL−アスコルビン酸に転化す ることを含んている。2−ケト−1−グロン酸水化物を使用する場合のこの本発 明の一段合成反応は、木来自山水が添加されないことを条件として、都合よく進 行する。ただし、この発明の反応は、処理条件に由来して存在する水のような極 めて少量の水の存在で都合よく進行する。自由水の量の増加は、反応時間を増加 させ、および/または収量を減少させる。この望ましくない作用は、水性の酸の 存在下において起るし=アスコルビン酸の分解に幾分起因している。
この2−ケト−ノーグロン酸中間体は、商業的に利用可能なし一ソルボースから 、数種類の公知な合成経路により得ることができる。ジアセトナイトにしてL− ソルボースを保護することは、アセトン中においてジメトキシプロパンを硫酸触 媒とともに使用することにより達成できる。次に、このジアセトン−!−ソルボ ースは、塩化ニッケル触媒の存在下に塩基性の次亜塩素酸ナトリウムを使用して 酸化すれば、ジアセトン−2−ケトグロン酸を得ることができる。2−ケト−1 −グロン酸を製造1−るためのジアセトン−2−ケトグロン酸の保護基の除去は 、このものを蒸留水中において加熱することにより達成できる。
この反応に水の最小量を導入するための便利な方法は、2−ケト−ノーグロン酸 の水化物の使用によ・る方法である。2−ケト−1−グロン酸+ 1120は真 の水化物であるが、それ以外の水が非結合水としてこの固体に同伴されている。
真空下の50℃における2−ケト−ノーグロン酸の一晩の乾燥が、2−ケト−1 −グロン酸n1120を与え、この場合は、口が約零から約0.5までの水化物 である。室温における一晩の空気乾燥が、2−ケト−l−グロン酸n H2Oを 与え、この場合は、nが約1から約2までの水化物である。一つの好ましい原料 は、nが約1.5の2−ケト−1−グロン酸n H2Oを得るように、室温にお いて一晩乾燥されることにより製造される。2−ケト−ノーグロン酸の水化状態 とその」−アスコルビン酸への転化との間には相関関係があるように見える。一 般的に、2−ケト−ノーグロン酸の水化状態が低下するのに対応して、そのし− アスコルビン酸への転化が減少する。水化状態に対するこの依存性が、実質的に 無水(すなわち水が極度に不足している)の条件下に観察されていることは、特 筆されねばならない。環化を援助するために、極めて少量の水を反応媒体に添加 できるが、水化状態が充分に高く (例えば少なくとも約1、好ましくは約1. 5) 、他の反応条件が合致していれば、追加の水が添加される必要はない。
I、−アスコルビン酸は192℃で溶融する白色結晶であり、水中において+2 40のナトリウムのp 線における比旋光度を有する。溶液において、 L−ア スコルビン酸は、4.17のpK 1および11.79のpに2を有する。化学 的および物理的方法により、強い酸性のプロトンは、 3−ヒドロキシル基のプ ロトンであるとされている。
1、−アスコルビン酸は水性の酸類の中において、70℃の半減期間が5時間の 一次反応により分解することが知られている。したがってし−アスコルビン酸が 水性の塩酸に接触する時間を最小化することは非常に重要である。このことは、 本発明において2−ケト−し一グロン酸を支持用の有機層にスラリー化し、反応 媒体として水の最小回を使用することにより、達成されている。支持用の有機層 は、芳香族の溶剤、脂肪族の溶剤、ハロゲン化された溶剤またはこれらの混合物 であることができる。代表的な芳香族溶剤類には、トルエン、キシレン、ベンゼ ン、エチルベンゼンおよびこれらの混合物が含まれる。一つの好ましい有機溶剤 は、単独または他の有機のもしくは脂肪族の溶剤類と組合わされた状態のトルエ ンである。代表的な脂肪族溶剤類には、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン 、デカン、ドデカンおよびこれらの混合物類が含まわる。代表的なハロゲン化さ れた溶剤類には、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素およびジクロロエ タンが含まれる。
この発明においては、非イオン性、カチオン性およびアニオン性の界面活性剤類 が使用できるが、非イオン性およびカチオン性の界面活性剤か好ましい。この発 明において使用できる界面活性剤類の例には、第4級アンモニウムイオン類、ホ スホニウムイオン類、アミン類 (こわらはカチオン源である)、クラウンエー テル類、エトキシ化されたアルコール類、クリプタント類(cryptands  )、アミノポリエーテル類、ホスホリルスルホキシド類、自然界に見出される ある種のイオン性物質(1onophores ) 、グリセロールエステル類 、ソルビタンエステル類およびこれらの混合物類が含まれる。代表的な界面活性 剤には、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド、オレイルアミン、テ トラブチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライ ド、トリオクチルメチルアンチニウムクロライド、トリカプリルメチルアンモニ ウムクロライド、硫酸水素テトラブチルアンモニウムおよびこれらの混合物類が 含まれる。界面活性剤の典型的な量は、2−ケト−1−グロン酸の各グラム当り 、約1 mgから約250 +11gまでである。
この種の技術の熟練者は、この発明の反応に関連して行用な他の界面活性剤類を 認知するであろう、界面活性剤類の一般的な表は、「マッ力ッヂャンの乳化剤お よび洗剤類」、1983 マツカッチャン出版社、に見出すことができる。
実質的に無水の酸性触媒は、鉱酸または鉱酸類の組合わせであることができる。
代表的な鉱酸には、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸およびぶつ化水素酸が含まれる。好 ましい鉱酸は塩化水素ガスである。実質的に無水な塩化水素ガスの他の酸類に対 する利点は、価格、し−アスコルビン酸からの除去の容易さ、他の鉱酸類と比較 して副生物の生成の少ないことおよび反応時間の短いことである。2−ケト−ノ ーグロン酸の水化の水が水相として役立つ場合のように少量の水が存在する反応 にあっては、 l、−アスコルビン酸を高収量で製造するために、この水を飽和 するために充分なだけの実質的に無水の塩化水素ガスか必要である。
−」−アスコルビン酸の収量および純度は、反応の時間および温度に敏感である 。反応温度は、約40℃から約80℃までの範囲内である。反応時間は約2時間 から一2約5時間までの範囲内である。一般的には、低い反応温度が、より長い 反応時間を必要としながら、より少ない転化をもたらす。一般的には、高い温度 が受認可能な転化を示すが、低い粗製品収量を与える (分解が起るのであろう )。好ましい反応時間は、約2時間から約4時間までである。好ましい反応温度 は約60℃から約70℃までである。約65℃の温度における約3時間の反応時 間がし一アスコルビン酸の高い粗製品収量を生み出す。この反応は、もちろん大 気圧または大気圧以上の圧力において実施できる。
本発明の反応は実質的に無水の条件において最もよく進行するため、この反応は 2−ケト−1−グロン酸く水化物)をスラリーとして含ませ、塩化水素ガスをこ のスラリー中に吹込むことにより実施される。水性のHCIは、これがL−アス コルビン酸の分解を起すため使用されない。しかし濃塩酸の少量は、この反応を 容易にするために使用できる。スラリーを形成させ、そのことにより本発明反応 の促進を援助するために使用される材料類は、木質的に、そのし−アスコルビン 酸が投入されるであろう最終用途(例えば工業用、医薬用、など)のような諸要 因に依存して変更できる。
したがって異なる材料類が、経済的および純度的な必要性に依存して使用できる 。もちろんこのL−アスコルビン酸の究極的な利用に依存して、州、連邦または 外国の各種規制に従う材料類(例えば溶剤類、界面活性剤類、反応の中間体類、 など)を使用することが必要であろう。
この上記発明は、以下の明確な実施例により説明される。
災もm L−アスコルビン トルエンの20 +amおよびヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド の50 mgが、25 miLの三ツロフラスコに仕込まれた。この溶液は65 ℃に加熱され、2−ケト−ノーグロン酸(1,5水化物)の5.0g、0.02 3 モルが一度に添加され、スラリーが形成された。塩化水素ガスが80 ml 1分の速度で3時間にわたってスラリー中に吹込まれた。次にロータリーエバポ レーションにより、トルエンが30℃の減圧下で除去された。残留固体はトルエ ンの20 mJ2で希釈され、すべての水が除去されるのを確実にするためにト ルエンが再び蒸発された。残留固体はトルエンで2回洗浄され、真空下に一晩乾 燥された。収量は、 し−アスコルビン酸のI72水化物の黄褐色品として4. 18g、 0.0226モル、99!l、であった。融点は184−187℃、  L−アスコルビン酸/2−ゲトー!−グロン酸(高圧液体クロマトグラフ法) は9310重ffi[、[a]2″−1◆47,8° (メタノール中でc−1 )であワた。
夫五斑−−L 」二11夕」弓つ4酸 トルエンの20 mllおよびヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド の50 mgが、25 mfiの三ツロフラスコに仕込まれた。この溶液は 6 5℃に加熱され、2−ケト−l−グロン酸(1,5水化物)の5.Ogが添加さ ね、続いてすぐに濃塩酸の1.0 mMか添加された。こむに続いて塩化水素ガ スが、スラリーを通して80mfL1分の速度で2.5時間にわたって吹込まわ た。トルエンが、30℃の減圧下において除去された。
この工程は、乾燥状態を確実にするため、2同社り返された。淡褐色固体が真空 下に一晩乾燥された。収量は、 4.32 g、 0.0213モル、 94t であった。融点は+80−184℃、 1.−アスコルビン酸/2−ケト−1− グロン酸の比(高圧液体クロマトグラフ法)は90/I重量L−アスコルビン トルエンの20 rnl、蒸留水のIrnXおよびヘキサデシルトリメチルアン モニウムクロライドの50 mgか、25 mLLの三ツ[]フラスコに什込ま わた。この混合物は65℃に加熱され、2−ケト−l−グロン酸(!、5水化物 )の5.0g が一度に添加された。塩化水素ガスが、5時間にわたりこの溶液 中に撹拌しつつ吹込まれた。30℃に冷却の後、トルエンがロータリーエバポレ ーションにより減圧下で除去された。追加のトルエンの添加と、+の除去をもう 2回実施後、黄褐色固体が乾燥された。収量は、4.32 g、0.0213モ ル、94tであった。融点は +81−185℃、 し−アスコルビン酸/2− ケト−1−グロン酸(高圧液体クロマトグラフ法)は85/1重量主であった。
実m −L−アスコルーζ238λ咥l 蒸留水の20 mlが、50 rnf)、の三ツロ丸底フラスコに仕込まれた。
粗製アスコルビン酸2gが室温においてこの水に溶解され、脱色用炭の0.2g  が添加された。このスラリーは珪藻上を通してろ過さね、フィルターケーキが 5mfiの水で洗浄された。使用された水はロータリーエバポレーションにより 除去され、得られた白色固体か1〜ルエンで洗浄さね、真空炉中で乾燥された。
収量はL−アスコルビン酸として 1.90 g 。
融点は +80−181℃であった。
使用される特製方法は、スラリーを形成1−るために使用された材料類(例えば 毒性、非毒性)、 L−アスコルビン酸に所望される最終用途 (例えば工業用 、医薬用)、材料類の入手の容易さ、時間および経済性のような諸要因に依存し て変化する。
明確な実施例を含め、この発明がこの明細書に開示されまた記載された。しかし 本発明の範囲は、請求の範囲のみにより限定されるものであって、特定の実施例 により限定されるものではない。
補正書の翻訳文提出書く特許法第184条の7第1項)昭和62年4月 8日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)支持用の有機層内に2−ケト−■−グロン酸および界面活性剤の実質 的に無水なスラリーを形成すること、および (b)該スラリーを実質的に無水な酸性触媒とともに反応させて該2−ケト−■ −グロン酸をL−アスコルビン酸に転化すること から成るL−アスコルビン酸の製法。 2.該2−ケトー■−グロン酸が水化物である請求の範囲第1項に記載の製法。 3.該水化物は2−ケトー■−グロン酸・nH2Oのnが約0.1から約2.0 までのものである請求の範囲第2項に記載の製法。 4.該水化物は2−ケト−l−グロン酸・nH2Oのnが約1.0から約1.7 5までのものである請求の範囲第2項に記載の製法。 5.該水化物は2−ケト−l−グロン酸・nH2Oのnが約1.5のものである 請求の範囲第2項に記載の製法。 6.該界面活性剤が、第4級アンモニウムイオン類、ホスホニウムイオン類、ア ミン類、クラウンエーテル類、クリプタンド類、アミノホスホリルスルホキシド 類、イオン性物質類、グリセロールエステル類、エトキシ化されたアルコール類 、ソルビタンエステル類およびこれらの混合物類よりなる群から選択される請求 の範囲第1項に記載の製法。 7.該界面活性剤が、第4級アンモニウムハロゲン化物類、グリセロールエステ ル類およびこれらの混合物類よりなる群から選択される請求の範囲第6項に記載 の製法。 8.該界面活性剤がグリセロールエステル類およびこれらの混合物類よりなる群 から選択される請求の範囲第6項に記載の製法。 9.該支持用層が、芳香族溶剤類、脂肪族溶剤類およびこれらの混合物類よりな る群から選択される請求の範囲第1項に記載の製法。 10.該支持用層が、トルエン、キシレン、ヘキサン、へブタン、オクタン、ノ ナン、デカンおよびこれらの混合物類よりなる群から選択される請求の範囲第9 項に記載の製法。 l1.該支持用層が、トルエンである請求の範囲第9項に記載の製法。 12.該酸性触媒が鉱酸類およびこれらの混合物より成る群から選択される請求 の範囲第1項に記載の製法。 13.該酸性触媒がガス状の塩化水素である請求の範囲第12項に記載の製法。 14.実質的に無水の該スラリーが、水を2−ケト−l−グロン酸の水化の水と してのみ含有する請求の範囲第1項に記載の製法。 15.2−ケト−l−、グロン酸をL−アスコルビン酸に転化するために、該ス ラリーを約1から約5時間反応させる請求の範囲第1項に記載の製法。 16.2−ケト−l−グロン酸をL−アスコルビン酸に転化するために、該スラ リーを約2から約4時間反応させる請求の範囲第1項に記載の製法。 17.該L−アスコルビン酸が90%より大きな収量で製造される請求の範囲第 1項に記載の製法。 18.該L−アスコルビン酸が93%より大きな収量で製造される請求の範囲第 17項に記載の製法。 19.該L−アスコルビン酸が淡灰色または淡黄褐色を有する請求の範囲第1項 に記載の製法。 20.該L−アスコルビン酸が大気圧を超える圧力において製造される請求の範 囲第1項に記載の製法。 21.該2−ケト−l−グロン酸が水化物であり、かつ該支持用有機層が芳香族 溶剤であり、酸触媒が鉱酸である請求の範囲第1項に記載の製法。 22.2−ケト−l−グロン酸の該水化物が約1.5の水化状態を有する請求の 範囲第21項に記載の製法。 23.該芳香族溶剤がトルエンである請求の範囲第21項に記載の製法。 24.該鉱酸がガス状の塩化水素である請求の範囲第21項に記載の製法。 25.該界面活性剤がグリセロールエステルである請求の範囲第21項に記載の 製法。 26.2−ケト−l−グロン酸の該水化物が約1.5の水化状態であり、該芳香 族溶剤がトルエンであり、該鉱酸がガス状の塩酸であり、かつ該界面活性剤がソ ルビタンエステルである請求の範囲第21項に記載の製法。 27.請求の範囲1から26の方法により製造されるL−アスコルビン酸。 28.実質的に無水の状態下での2−ケト−l−グロン酸への酸触媒作用による 、2−ケト−l−グロン酸のL−ブスコルどン酸への転換。 29.2−ケト−l−グロン酸は実質的に無水のスラリーであり、該スラリーは 実質的に無水の酸触媒と接触される、請求の範囲第28項記載の2−ケト−l− グロン酸のL−アスコルビン酸への転換。 30.スラリーは、支持用の有機層中の2−ケト−l−グロン酸と界面活性剤と から成る請求の範囲第29項記載の2−ケト−l−グロン酸のL−アスコルビン 酸への転換。 31.2−ケト−l−グロン酸は水化物である請求の範囲第28項記載の2−ケ ト−l−グロン酸のL−アスコルビン酸への転換。 32.水化物はnが約0.1〜2.0の2−ケト−l−グロン酸nH2Oである 請求の範囲第31項記載の2−ケト−l−グロン酸のL−アスコルビン酸への転 換。 33.水化物はnが約1.0〜1.75の範囲内である請求の範囲第32項記載 の2−ケト−l−グロン酸のL−アスコルビン酸への転換。 34.nが約1.5である請求の範囲第33項記載の2−ケト−l−グロン酸の L−アスコルビン酸への転換。 35.酸触媒が木質的にガス状の塩化水素である請求の範囲第28項記載の2− ケト−L−グロン酸のL−アスコルビン酸への転換。 36.実質的に無水のスラリーが2−ケト−l−クロン酸の水化物の水のみを水 として含む請求の範囲第29項記載の2−ケト−l−グロン酸のL−アスコルビ ン酸への転換。 37.転換が約1〜5時間内で行なわれる請求の範囲第28項記載の2−ケト− L−グロン酸のL−アスコルビン酸への転換。 38.転換が約2〜4時間にわたって行なわれる請求の範囲37第項記載の2− ケト−l−グロン酸のL−アスコルビン酸への転換。 39.L−アスコルビン酸の収率が90%より多い請求の範囲第28項記載の2 −ケト−l−グロン酸のL−アスコルビン酸への転換。 40.L−アスコルビン酸の収率が93%より多い請求の範囲第39項記載の2 −ケト−l−グロン酸のL−アスコルビン酸への転換。
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