JPS59167566A - アミノスルフエニルカ−バメイト誘導体の精製方法 - Google Patents

アミノスルフエニルカ−バメイト誘導体の精製方法

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JPS59167566A
JPS59167566A JP58041185A JP4118583A JPS59167566A JP S59167566 A JPS59167566 A JP S59167566A JP 58041185 A JP58041185 A JP 58041185A JP 4118583 A JP4118583 A JP 4118583A JP S59167566 A JPS59167566 A JP S59167566A
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Hisashi Takao
高尾 久
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Otsuka Chemical Co Ltd
Otsuka Kagaku Yakuhin KK
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Otsuka Chemical Co Ltd
Otsuka Kagaku Yakuhin KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/78Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans
    • C07D307/86Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans with an oxygen atom directly attached in position 7

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアミノスルフェニルカーノ(メイト誘導体の精
製方法に関する。
基を表わす。R1及びR2は、同−又は異って01〜8
のアルキル基、08〜6のシクロアルキル基、置換基を
有しもしくは有しないベンジル基、置換基を有しもしく
は有しないフェニル基、−x−cooR8基又は−Y−
CN基を表わす。ここで置換基としては、ハロゲン原子
、01〜8のアルキル基又ハ01〜8 の7 k ’j
キシ基ヲ衆わす。R8は、C1〜8 のアルキル基又は
08〜6のシクロアルキル基を表わし、X及びYは、そ
れぞれ直鎖状もしくは分枝状アルキレン基を表わす。更
にR1及びfL2は、連結して窒素原子、硫黄原子又は
酸素原子を含んでもよい五〜六員環を表わす。〕 で示されるアミノスルフェニルカーi ト誘s体は、殺
虫活性が強く且つ温血動物に対する毒性が低く、殺虫剤
として有用であることが知られている〔特開昭50−4
8137号公報、ベルギー国特許第890,162号明
細書、ベルギー国特許第892302号明細書参照〕。
上記一般式〔■〕で示されるアミノスルフェニルカーバ
メイト誘導体は、殺虫性カーバメイトが温血動物に対し
て高い毒性を有しているという欠点を解消することを目
的として合成された化合物であシ、該誘導体は殺虫性カ
ーバメイトをアミノスルフェニル化することにより製造
されている。しかしながら一般式〔l〕の化合物の製造
に際し、反応生成物に未反応の殺虫性カーバメイトが多
量に混入されている場合には、上記目的は達成され難く
なる。そこで反応生成物から殺虫性カーバメイトを除去
して一般式[13の化合物を高純度に精製する試みがな
されている。例えば一般式〔I〕の化合物は油状物であ
り、従って蒸留精製が考えられるが、高沸点であるにも
かかわらず高温で分解するため蒸留は不可能でちる。こ
のため従来は、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで
N製又は一般式〔I〕の化合物と殺虫性カーバメイトと
の溶媒に対する溶解度差を利用しての精製が行なわれて
いる。しかしながらシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーでの精製は、工業的方法ではなく、まだ溶媒に対する
溶解度差を利用する方法は、例えばn−ヘキサンを利用
して原料殺虫性カーバメイトを結晶化後分離する方法で
あるが、該方法では十分なFf!製ができず、一般式〔
I〕の化合物の純度も低いものであった。
本発明者らは、一般式〔I〕の化合物の精製方法を検討
した結果、アルカリ水溶液又は水と水に可溶な有機溶媒
混合液のアルカリ液で処理すると、原料殺虫性カーバメ
イトが除去されると共にその他の副反応生成物も除去さ
れ、一般式[1)の化合物純度が向上することを見出し
た。
基を表わす。R1及びR2は、同−又は異って01〜8
のアルキル基、08〜6のシクロアルキル基、置換基を
有しもしくは有しないベンジル基、置換基を有しもしく
は有しないフェニル基、−X−000Ra基又は−Y−
ON基を表わす。ここで置換基としては、ハロゲン原子
%01〜8のアルキル基又はC1〜8のアルコキシ基を
表わす。殉は、01〜8のアルキル基又は08〜6のシ
クロアルキル基を表わし、X及びYは、それぞれ直鎖状
もしくは分枝状アルキレン基を表わす。更にFLl及び
殉は、連結して窒素原子、硫黄原子又は酸素原子を含ん
でもよい五〜六員環を表わす。〕 で示されるアミノスルフェニルカーバメイト誘導体を精
製するに際し、未精製のアミノスルフェニルカーバメイ
ト誘導体の水不溶性有機溶媒溶液にアルカリ水溶液又は
水と水可溶性有機溶媒とのアルカリ性混合液を接触させ
ることを特徴とするアミノスルフェニルカーバメイト誘
導体の精製方法に係る。
本発明の方法は、未精製の一般式[1)の化合物を水不
溶性有機溶媒に溶解後、アルカリ水溶液又は水と水可溶
性有機溶媒混合液のアルカリ溶液とで接触させるもので
あるが、水不溶性有機溶媒としては、殺虫性カーバメイ
トのアミノスルフェニル化に使用される溶媒(反応溶媒
)そのままでもよく、又は該反応溶媒を除去後側の溶媒
を使用してもよい。使用される水不溶性有機溶媒として
は一般式CDの化合物に悪影響を与えずアルカリ溶液と
接触しても一分解しないものであればよいが、Nztl
’l’ n −ヘンタン、n−ヘキサン、n−へブタン
、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素類、例えばジエチ
ルエーテル、ジプロピルエーテル、ジブチルエーテル等
のエーテル類、例えばジクロルメタン、ジクロルエタン
等のハロゲン化炭化水素類、例エバベンゼン、トルエン
、キシレン、クロルベンゼン等の芳香族系溶媒等を挙げ
ることができる。
本発明では、アルカリ水溶液又は水と水可溶性有機溶媒
とのアルカリ性混合液が使用される。ここで使用される
水可溶性有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノ
ール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
、ジオキサン−5t−挙げることができる。アルカリと
しては、無機物が使扇され、例えば炭酸水素ナトリウム
、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が挙げられるが、
好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが使用さ
れる。アルカリ、液の濃度は通常0.5〜20重量%、
好ましくは1〜10重量%である。アルカリ液の使用量
は、未反応殺虫性カーバメイト量により適宜変化させれ
ばよい。処理温度は、通常−10〜50°C好ましくは
10〜30°Cとするのがよい。また処理時間は10分
〜2時間程度でおる0 上記方法によシ一般式[1)の化合物をアルカリ処理す
ることにより、未反応殺虫性カーバメイトはほとんど検
出されなくなシ、一般式(1)の化合物の純度が92〜
98チと向上する。また従来の方法で精製されたアミノ
スルフェニルカーバメイト!導体は黒褐色に着色してお
り、場合によっては熱時安定東保存安定性が悪く問題と
なるが、アルカリ溶液処理により精製された上記誘導体
は脱色され、赤褐色となυ熱時安定懺保存性も著しく向
上する。本発明の方法は工業的にも極めて有利な方法で
ある。
以下に比較例、実施例、試験例を挙げて本発明を更に詳
しく説明する。
比較例1 2.3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7
−イル N−(N−イソプロピル−N−エトキシカルボ
ニルエチルアミノスルフエニ/I/)N−メチルカーバ
メイトの精製 2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7
−イル N−メチルカーバメイト35%含む純度85.
6条の2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾ7ラ
ンー7−イル N−(N−イソフロピルーN−エトキシ
カルボニルエチルアミノスルフェニル)N−メチルカー
バメイト4799に21のn−ヘキサンを加え、10°
Cで3時間攪拌した。少量の結晶と少量の油状物が沈澱
するため、硫酸マグネシウムを刃口え油状物を吸着後、
ろ過した。n−ヘキサン溶液より減圧下でn−へキサン
を除去し油状物452ノを得た。この油状物を高速液体
クロマトグラフィーで定量したところ2.a−ジヒドロ
−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イル N−(N
−イソプロピル−N−エトキシ力ルポニルエチルアミノ
スルフェニル)N−メチルカーバメイトの純度は88.
3%であり、2.3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベン
ゾフラン−7−イル N−メチルカーバメイトを1.4
%検出した。
実施例1 2.3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベ/シフラン−7
−イル N−(N→イソプロピル−N−エトキシカルボ
ニルエチルアミノスルフエニA/)N−メチルカーバメ
イトの精製 2.3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベ/シフラン−7
−イル N−メチルカーバメイト3.5%含む純度85
.6%の2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフ
ラン−7−イル N−(N−イソプロピル−N−エトキ
シカルボニルエチルアミノスルフェニル)N−メチルカ
ーバメ(ト479gを14の1,2−ジクロルエタンに
溶解後、IN−Naou 400 meを加え室温で1
時間攪拌した。
攪拌後、1,2−ジクロルエタン層を水洗、分離し減圧
下で1,2−ジクロルエタンを除去し油状物440gを
得た。この油状物を高速液体クロマトグラフィーで定量
したところ、2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベン
ゾフラン−7−イルN−(N−インプロピル−N−エト
キシカルボニルエチルアミノスルフェニル)N−メチル
カーバメイトの純度は92.8%であり2,3−ジヒド
ロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イル N−メ
チルカーバメイトは検出されなかった。
実施例2 2.3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7
−イル N−(N、N−ジブチルアミノスルフェニル)
N−メチルヵーバメイ)のS製2.3−ジヒドロ−2,
2−ジメチルベンゾフラン−7−(ル N−メチルカー
バメイト3.9%含む純度87.4%の2,3−ジヒド
ロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イル N−(
N、、N−ジブチルアミノスルフェニル)N−メチルヵ
ーパメイ)434Nを1/のn−へキサンに溶解後、I
 N −NaOH400−を加え室温で1時間攪拌した
。攪拌後n−へキサン層を水洗、分離、脱水し、減圧下
でn−へキサンを除去し油状物40Bfをmた。この油
状物を高速液体クロマトグラフィーで定量したところ2
,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−
イル N−(N、N−ジブチルアミノスルフェニル)N
−メチルカーバメイトの純度は93.1%であり、2,
3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イ
ルN−メチルカーバメイトは検出されなかった。
実施例3 S−メチル N−[(N−メチル−N−(N−イソブチ
ル−N−エトキシカルボニルエチルアミノスルフェニル
)カルバモイル)オキシコチオアセトイミデートの精製 S−メチル N−[(メチルカルバモイル)オキシコチ
オアセトイミデート4.8%含む純度86.7係のS−
メチル N −[[N−メチル−N−(N−インブチル
−N−エトキシ力ルポニルエチルアミノスルフェニル)
カルバモイル)オキシコチオアセトイミデート421g
を14の1,2−ジクロルエタンに溶解後、I N−N
aOH300rrd;jを加え室温で20分間攪拌した
。攪拌後、1,2−ジクロルエタン層を水洗、分離し減
圧下で1,2−ジクロルエタンを除去し油状物3961
を得た。この油状物を高速液体クロマトグラフィーで定
量したところS−メチル N−I:(N−メチル−N−
(N−インプチルーN−エトキシカルボニルエチルアミ
ノスルフェニル)カルバモイル)オキシコチオアセトイ
ミデートの純度は92.1%であり、S〜メチル N−
1m(メチルカルバモイル)オキシコチオアセトイミデ
ートは検出されなかった。
実施例4 S−メチル N−((N−メチル−N−(N−ベンジル
−N−エトキシカルボニルエチルアミノスルフェニル)
カルバモイル)オキシコチオアセトイミデートの精製 S−メチル N−((メチルカルバモイル)オキシコチ
オアセトイミゾ−)4.1%含む純度88.2係のS−
メチル N−((N−メチル−N−(N−べ/シルーN
−エトキシカルボニルエチルアミノスルフェニル)カル
バモイル)オキシコチオアセトイミゾ−)452Fを1
eの1,2−ジクロルエタンに溶解後I N−NaOH
300rrdlを加え室温で20分間攪拌した。攪拌後
1,2−ジクロルエタン層を水洗、分離し減圧下で1,
2−ジクロルエタンを除去し油状物423gを得た。こ
の油状物を高速液体クロマトグラフィーで定量したとこ
ろ、S−メチル N −((N−メチル−N−(N−ベ
ンジル−N−工トキシカルボニルエチルアミノスルフェ
ニル)カルバモイル)オキシコチオアセトイミデートの
純度は94.3 %であシ、S−メチル N−[:(メ
チルカルバモイル)オキシコチオアセトイミデートは検
出されなかった。
試験例 熱時安定性試験 一般式〔I〕の化合物は、アルカリ処理を行うことによ
シ熱時安定性が増加するため、処理前と処理後の比較を
行った。試験方法は、一般式〔I〕の化合物を油状のま
まで恒温槽に入れ一足期間後の分解率を測定し1′C0
60°C恒温槽での結呆を表■に示した。
表   1 (以上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基を表わす。−及びR2は、同−又は異って04〜8の
    アルキル基、08〜6のシクロアルキル基、置換基を有
    しもしくは有しないベンジル基、置換基を有しもしくは
    有しないフェニル基、〜X−000a3基又は−Y−O
    N基を表わす。ここで置換基としては、ハロゲン原子、
    01〜Bのアルキル基又は01〜8のアルコキシ基を表
    わす。殉は、c1〜8のアルキル基又は08〜6のシク
    ロアルキル基を表わし。 X及びYは、それぞれ直鎖状もしくは分校状アルキレン
    基を表わす。更にR1及びへは、連結して窒素原子、硫
    黄原子又は酸素原子を含んでもよい五〜六員環を表わす
    。〕 で示されるアミノスルフェニルカーバメイト誘導体を精
    製するに際し、未精製のアミノスルフェニルカーバメイ
    ト誘導体の水不溶性有機溶媒溶液にアルカリ水溶液又は
    水と水可溶性有機溶媒とのアルカリ性混合液を汲触させ
    ることを特徴とするアミノスルフェニルカーバメイト誘
    導体の精製方法。 ■ アルカリ水溶液又はアルカリ性混合液が水酸化ナト
    リウム液又は水酸化カリウム液である特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 ■ アルカリの濃度が1〜10重量%である特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 基、へがイングロビル基である特許請求の範囲第1〜3
    項記載の方法O n−ブチル基である%許請求の範囲第1〜3項記載の方
    法。 基、B、2がベンジル基である特許請求の範囲第1〜3
    項記載の方法。 基、Rgfi’イソブチル基である特許請求の範囲第1
    〜3項記載の方法。
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JPH048420B2 JPH048420B2 (ja) 1992-02-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995017954A1 (fr) * 1993-12-28 1995-07-06 Sansui Co., Ltd. Procede de production d'une microcapsule d'un medicament hydrophobe

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