JPS6348237Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6348237Y2
JPS6348237Y2 JP4338382U JP4338382U JPS6348237Y2 JP S6348237 Y2 JPS6348237 Y2 JP S6348237Y2 JP 4338382 U JP4338382 U JP 4338382U JP 4338382 U JP4338382 U JP 4338382U JP S6348237 Y2 JPS6348237 Y2 JP S6348237Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover part
sewn
cover
sub
main cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP4338382U
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English (en)
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JPS58147463U (ja
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Publication date
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Priority to JP4338382U priority Critical patent/JPS58147463U/ja
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Publication of JPS6348237Y2 publication Critical patent/JPS6348237Y2/ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は座席枠に支持させた多孔性合成樹脂材
よりなる褥板に被套して座席を構成する座席カバ
ーの改良に関するものである。
自動車その他の車輛用座席には座部となる主カ
バー部の前側および両側に副カバー部を枠状に縫
着した座席カバーが多く使用されているが、この
種座席カバーは、第5図に示すように、表皮材2
1と褥材22と裏当材23よりなる主カバー部2
5の端縁方部表面に表皮材27と褥材30と裏当
材28よりなる副カバー部26の端縁方部表面を
添わせて縫着部29において該副カバー部26と
前記主カバー部25とを縫着一体化したものを普
通とするため、座席枠31に支持させた多孔性合
成樹脂材よりなる褥板32に被套した場合、主カ
バー部25と副カバー部26の端縁方部が座席カ
バーの裏側において突出部33として残り、この
ため、褥板32の表面にこの突出部33を収納す
る凹部34を予め形成しておかないと体裁を損う
ばかりでなく座り心地も悪くなるという問題点が
ある。
本考案は前記のような問題点を解決した座席カ
バーを目的として完成されたもので、図示の実施
例に示すように、裏当材3の上面に積層させた褥
材2と表皮材1を該表皮材1の端縁方部から裏当
材3にわたる縫着部4をもつて縫着して主カバー
部5を形成する一方、該主カバー部5の端縁方部
上面には別の表皮材7の一端に折返線7bを介し
裏側に折返された折返辺部7aを添わせて該表皮
材7を前記折返線7bから裏当材3にわたる縫着
部9をもつて前記主カバー部5に縫着して前記主
カバー部5に続く副カバー部6を形成したことを
特徴とするものである。なお、第1図、第2図、
第3図において8は副カバー部6の表皮材7と裏
当材3間に必要に応じ介装される褥材、第3図に
おいて10は主カバー部5と副カバー部6との間
に形成される凹溝部に必要に応じ設ける玉縁材
で、該玉縁材10はその縫着片部10aを表皮材
7の折返辺部7aに縫着されたものとしている。
また、裏当材3は第1図に示す第1の実施例では
主カバー部5と副カバー部6の全裏面に添装され
るに充分な大きさを有する1枚物としているが、
第2図、第3図、第4図に示す第2、第3、第4
の実施例では主カバー部用の裏当材3′と副カバ
ー部用の裏当材3″とよりなるものとし、副カバ
ー部用の裏当材3″の一端に折返線3bを介し表
側に折返された折返辺部3aを主カバー部用の裏
当材3′の端縁方部裏面に添わせて前記縫着部9
をもつて同時に縫着されたものとしている。
このように構成されたものは、座席枠11に支
持させた多孔性合成樹脂材よりなる褥板12に被
套して座席とすることは在来のこの種座席カバー
と同様であるが、本考案においては主カバー部5
が裏当材3の上面に積層させた褥材2と表皮材1
を該表皮材1の端縁方部から裏当材3にわたる縫
着部4をもつて縫着することにより形成したもの
であり、一方、主カバー部5に続く副カバー部6
は前記主カバー部5の端縁方部上面に別の表皮材
7の一端に折返線7bを介し裏側に折返された折
返辺部7aを添わせて該折返線7bから裏当材3
にわたる縫着部9をもつて前記主カバー部5に表
皮材7を縫着して形成したものであつて、主カバ
ー部5と副カバー部6はその表側においては従来
のこの種座席カバーと同様の凹溝部が形成されて
装飾効果が高いうえに裏側は裏当材3が一連に延
びていて殆んど突出することはなく、従つて、座
席枠11に支持させた褥板12に凹溝を設けてお
かなくても座席カバーはその内面が褥板12に略
全面的に添つた状態で被套され、体裁のよい仕上
りが得られ、座り心地もよいものとなり、また、
褥板12の成形型も安価に得られるうえに組付作
業が容易となるため、コストダウンができる利点
もある。しかも、主カバー部5に比べ副カバー部
6の上面位置を高くする場合、従来は第5図に示
すように褥材30を褥材22より厚くする必要が
あつたのに対し、本考案では主カバー部5の端縁
方部の上に副カバー部6の一側が載せられたもの
となるから、褥材8を褥材2と等厚とすることが
でき、また、褥材8を使用する場合でも該褥材8
まで縫着されることがないので副カバー部5の一
側上縁を潰すことなく被套でき、意匠的にも優れ
たものとなる。しかして、このような座席カバー
を製造するには、第6図から第9図に示す工程説
明図のように、裏当材3の上面に褥材2と表皮材
1を順次載装してその端縁方部を縫着部4をもつ
てミシン或いは高周波ミシン等により縫着し、次
に、表皮材7を裏返して表皮材1に添わせたうえ
前記縫着部4より若干内側において縫着部9をも
つて縫着後表皮材7を該縫着部9より折返して折
返線7bと折返辺部7aを形成し、最後に表皮材
7と裏当材3間に必要に応じ褥材8を介装して端
縁を捨縫いすればよいから、量産も容易な利点も
ある。
従つて、本考案は在来の座席カバーの問題点を
解決したものとして実用的価値極めて大なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠
正面図、第2図は本考案の第2の実施例を示す一
部切欠正面図、第3図は本考案の第3の実施例を
示す一部切欠正面図、第4図は本考案の第4の実
施例を示す一部切欠正面図、第5図は従来の座席
カバーの代表例を示す一部切欠正面図、第6図、
第7図、第8図、第9図は本考案に係る座席カバ
ーの縫着工程を示す工程説明図である。 1……表皮材、2……褥材、3……裏当材、4
……縫着部、5……主カバー部、6……副カバー
部、7……表皮材、7a……折返辺部、7b……
折返線、9……縫着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏当材3の上面に積層させた褥材2と表皮材1
    を該表皮材1の端縁方部から裏当材3にわたる縫
    着部4をもつて縫着して主カバー部5を形成する
    一方、該主カバー部5の端縁方部上面には別の表
    皮材7の一端に折返線7bを介し裏側に折返され
    た折返辺部7aを添わせて該表皮材7を前記折返
    線7bから裏当材3にわたる縫着部9をもつて前
    記主カバー部5に縫着して前記主カバー部5に続
    く副カバー部6を形成したことを特徴とする座席
    カバー。
JP4338382U 1982-03-27 1982-03-27 座席カバ− Granted JPS58147463U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4338382U JPS58147463U (ja) 1982-03-27 1982-03-27 座席カバ−

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JP4338382U JPS58147463U (ja) 1982-03-27 1982-03-27 座席カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58147463U JPS58147463U (ja) 1983-10-04
JPS6348237Y2 true JPS6348237Y2 (ja) 1988-12-12

Family

ID=30054477

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JP4338382U Granted JPS58147463U (ja) 1982-03-27 1982-03-27 座席カバ−

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JPS58147463U (ja) 1983-10-04

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