JPS634787B2 - - Google Patents

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JPS634787B2
JPS634787B2 JP57140378A JP14037882A JPS634787B2 JP S634787 B2 JPS634787 B2 JP S634787B2 JP 57140378 A JP57140378 A JP 57140378A JP 14037882 A JP14037882 A JP 14037882A JP S634787 B2 JPS634787 B2 JP S634787B2
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JP
Japan
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foamed
sheet
sleeve
film
shrinkage rate
Prior art date
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JP57140378A
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Tadayasu Tsubone
Bon Machida
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE8383100303T priority patent/DE3371614D1/de
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はスリーブ形成用シートに関し、ガラ
ス瓶等の被覆保護に用いる収縮性スリーブの素材
として好適なものを提供しようとしている。 従来より、ガラス瓶等の外面に熱収縮性を有す
る合成樹脂シートからなるスリーブを被せ、加熱
することにより該スリーブを収縮させてガラス瓶
等の外面形状に密着するよう被覆し、ガラス瓶等
の保護を図ることが行なわれている。 上記スリーブを形成する熱収縮性シートとして
は、例えば発泡ポリスチレンシートが緩衝性に優
れたものとして広く使用されているが、上記発泡
シートは表面の平滑性に劣り印刷性が良くない欠
点があると共に、シート表面にキズがつき易いも
のであつた。またスリーブで収縮被覆したガラス
瓶を振動コンベア等で連続移送する際に、表面の
滑りが良くない為ガラス瓶がスムーズに移動せ
ず、走路の途中で停滞してしまうおそれがあつ
た。 そこでこの発明においては、発泡シートに非発
泡フイルムを積層することによつて上記従来の欠
点を解消すると共に、積層された発泡シートと非
発泡フイルムとの一体性に優れたスリーブ形成用
シートを提供するものであり、その構成として
は、収縮性発泡ポリスチレンシートと収縮性非発
泡ポリスチレンフイルムとが積層されており、上
記発泡シートおよび非発泡フイルムの片方または
双方に溶解度パラメータが8〜11.0の可塑剤を
0.01〜3重量%含有させてあり、また発泡シート
は非発泡シートより収縮率が大きく且つその表皮
層は非発泡フイルムとの積層面より非積層面の方
が厚く、さらに積層されたシートの流れ方向の収
縮率が60%以下、幅方向の収縮率が10%以下で且
つ流れ方向の収縮率が幅方向の収縮率より大き
く、発泡シート側を内面にして流れ方向の両端を
接合することを特徴としている。 次いでこの発明の実施態様について図を参照し
ながら以下に例示する。 スリーブ形成用シートSは収縮性発泡ポリスチ
レンシート1と収縮性非発泡ポリスチレンフイル
ム2とが積層されたものであり、両者1,2は何
れも加熱することによつて収縮する、いわゆる熱
収縮性を有するものである。 上記収縮性は押出成形時の延伸等によつて付加
されるものであるが、収縮力の大きさまたは収縮
率は上記延伸量等の成形条件あるいは素材となる
樹脂の組成によつて変わる。また発泡シート1の
場合、押出発泡によつて両面に樹脂による表皮層
が形成されるが、その厚さは成形時の冷却度合に
よつて変わるものである。従つて上記成形条件あ
るいは素材の組成等を適宜設定することによつ
て、この発明のスリーブ形成用シートSが形成さ
れるものである。 先ず発泡シート1の素材となるポリスチレン樹
脂としては、スチレン、ビニルトルエン、イソプ
ロピルスチレン、α−メチルスチレン、核メチル
スチレン、クロロスチレン、第三ブチルスチレン
等のビニル芳香族モノマーの重合により得られる
スチレン重合体、あるいはスチレンモノマーと、
1・3−ブタジエン、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸2−エチルヘキシル等の
アクリル酸アルキル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル等のメタクリル酸アルキル、アクリロニトリ
ル、ビニルアセテート、α−メチルエチレン、ジ
ビニルベンゼン、ジメチルマレエート、ジエチル
マレエートとの共重合により得られる、スチレン
モノマーをその50重量%以上含有するスチレン共
重合体が使用され、上記樹脂にプロパン、ブタ
ン、イソブタン、ペンタン、ネオペンタン、イソ
ペンタン、ヘキサン、ブタジエン等の脂肪族炭化
水素類、シクロブタン、シクロペンタン、シクロ
ヘキサン等の環式脂肪族炭化水素類及びメチルク
ロライド、メチレンクロライド、ジクロロフルオ
ロメタン、クロロトリフルオロメタン、ジクロロ
ジフルオロメタン、クロロジフルオロメタン、ト
リクロロフルオロメタン等のハロゲン化炭化水素
類等の発泡剤を加えて加熱発泡させて発泡シート
1を形成する。 発泡シート1の厚みは0.1〜1mmの範囲で使用
でき、1mm以上となるとロール状に捲回すること
が困難であることと、折れシワ発生の原因となる
のでスリーブ形成できず好ましくない。 非発泡フイルム2としては、上記発泡シート1
の素材と同様のスチレン系の樹脂が使用でき、非
発泡フイルム2中に、ブタジエン、ブデン等のゴ
ム分を含有させることもできる。ゴム分を含有さ
せることにより、共押出機を用いて非発泡フイル
ム2と発泡シート1とを同時に押出して積層する
際、非発泡フイルム2の延伸を自由にコントロー
ルすることが可能となる。 即ち本願発明では、非発泡フイルム2と発泡シ
ート1との延伸差を設けておくことが必要であ
り、仮に非発泡フイルム2と発泡シート1との収
縮率を同じくすると、この積層シートを用いてス
リーブを形成し、これを瓶体に収縮被覆させたと
き、非発泡フイルム2に割れが生じる。これを防
止するためには、非発泡フイルム2の収縮率を発
泡シート1より小さくしておくことが必要とさ
れ、その為に非発泡フイルム2の延伸をコントロ
ールし得るゴム分を押出機に加えることが有効と
なるのである。 但し、ゴム分の含有量は20重量%以下、好まし
くは2〜10重量%の範囲とするものとし、220重
量%を越えるとフイルム2に印刷した場合に印刷
インクの溶剤に浸され易いから好ましくない。ま
たチタンホワイト等の顔料を含有させると光透過
性を減じ反射率を高める為、発泡シート1と積層
した場合に印刷時の発色が良く、表面の艶あるい
は光沢を良くする効果もある。なおチタンホワイ
トの含有量は好ましくは5重量%以下で実施され
る。 上記非発泡フイルム2の厚みは2〜160μの範
囲のものであり、2μ以下では強度が弱く印刷時
に傷が生じ易く、160μ以上では前記発泡シート
について述べたのと同様に捲回性が悪くなつて折
れシワ発生の原因ともなるので好ましくない。 さらに、この発明においては、上記発泡シート
1および非発泡フイルム2の片方または双方に、
溶解度パラメータ(SP値)が8〜11.0の範囲に
ある可塑剤を0.01〜3重量%含有させるものであ
る。上記溶解度パラメータ(SP値)は樹脂と溶
剤等との間で互いの溶解し易さを示す値であり、
この発明の場合には発泡シート1および非発泡フ
イルム2の素材となるポリスチレンの溶解度パラ
メータ(SP値)が約9.1程度であるので、これに
含有させる可塑剤としてはSP値が8〜11.0の範
囲のものが好適となる。 そして上記可塑剤としては、ジエチルフタレー
ト(SP値9.9〜10.0:以下( )内の数値はSP値
を示す)、ジブチルフタレート(9.4)、ジ2−エ
チルヘキシルフタレート(9.0)、ジメチルフタレ
ート(10.5〜10.7)、ジプロピルフタレート
(9.75)、ジイソオクチルフタレート(9.6)、ブチ
ルベンジルフタレート(9.8)、ジn−ヘキシルフ
タレート(9.1)、ジアニフアニルフタレート
(9.0)、ジブトキシエチルフタレート(8.0)等の
フタル酸エステル類、アジピン酸ジオクチル
(8.6)、セパシン酸ジブチル(9.2)、セパシン酸
ジオクチル(8.7)、オレイン酸ブチル(9.0)、ジ
アニフアニルセバケート(8.3)等の脂肪族エス
テル類、さらにリン酸トリクレジル(9.7)、リン
酸トリフエニル(10.5)等のリン酸エステル類、
さらにエチルフタリルエチルグリコレート
(10.2)、ブチルフタリルブチルグリコレート
(9.65)等種々の物質が使用可能である。 可塑剤の含有量としては、3重量%を越えると
後述する押出成形時に樹脂の粘度調整が困難にな
り、仕上りにムラが発生し好ましくなく、0.01重
量%以下では後述する有効な作用が発揮できな
い。 以上のごとき組成構造を有する発泡シート1と
非発泡フイルム2は別々に成形した後、熱接着等
にて積層し、スリーブ形成用シートSを製造する
方法と、同時押出にて発泡シート1と非発泡フイ
ルム2との成形と同時に積層する方法の何れでも
実施できる。 先ず同時押出による方法について説明すると、
例えばインフレーシヨン成形の場合、発泡シート
1が内側、非発泡フイルム2が外側になるように
して押出ダイから同時に押出し、冷却エアーを内
側の発泡シート1側のみにかけるか、もしくは発
泡シート1側のエアーを外側の非発泡フイルム2
側に比べて特に強くすることによつて、内外の冷
却度合に差をつけて延伸させた後、引取つて積層
シートを成形する。 上記延伸によつてスリーブ形成用シートSとし
ての収縮性が生じるのであるが、冷却度合の大き
い発泡シート1は非発泡フイルム2よりも大きな
収縮率を示し、且つ発泡シート1自体としても、
直接エアーが当る非発泡フイルム2に積層されて
いない面11の方に、非発泡フイルム2との積層
面10よりも厚い表皮層が形成されると共に収縮
率も大きくなる。 また延伸時の引取り速度およびブローアツプ比
を適当に設定し、流れ方向と幅方向の延伸量をコ
ントロールすることによつて、積層されたシート
の流れ方向の収縮率を60%以下、幅方向の収縮率
を10%以下にすると共に、流れ方向の収縮率が幅
方向の収縮率より大きくなるようにする。 なお発泡シート1と非発泡フイルム2との収縮
率の差は、上記冷却エアーの強さで調節すると共
に、非発泡フイルム2に含有させるゴム分を増減
させて調整する。 次に熱接着により積層する方法では、予め発泡
シート1および非発泡フイルム2を別々に押出成
形し、その際の延伸量等を調節することによつ
て、成形された発泡シート1の収縮率が非発泡フ
イルム2の収縮率より大きくなるようにする。ま
た発泡シート1の押出成形時には、両面の冷却度
合に差をつけることによつて、表皮層の厚さおよ
び収縮率が発泡シート1の表裏で異なるようにす
る。さらに発泡シート1の流れ方向と幅方向の延
伸量に差をつけて成形することによつて、両方向
の収縮率を調整しておく。 こうして別々に形成された発泡シート1および
非発泡フイルム2を、発泡シート1の表皮層が薄
い面10に非発泡フイルム2を当接させて熱接着
し、両者を積層すればスリーブ形成用シートSが
形成されるが、熱接着に代えてエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等のバインダーによる装着にて、両
者1,2を積層することも可能である。 なお、上記のごとく形成されたスリーブ形成用
シートSのうち、発泡シート1に含まれた発泡剤
による残存ガス量は、後述する使用時すなわちス
リーブの加熱収縮時点において3mol/Kg以下に
しておく。これはスリーブが収縮する際に残存ガ
ス量が多いと、加熱による膨脹でスリーブの厚み
増加が大きくなつて非発泡フイルム2の印刷面が
剥離したり亀裂がはいるのを防止するためであ
り、上記残存ガスは押出成形後、経路と共に徐々
に発散するが、熱ロール等で加熱押圧して積極的
に発散させて調整するのが好ましい。 以上のようにして発泡シート1と非発泡フイル
ム2とが積層されたスリーブ形成用シートSは非
発泡フイルム2側に印刷を施したりした後、適宜
大きさに裁断されて円筒状のスリーブAに形成さ
れる。このときスリーブ形成用シートSの発泡シ
ート1側を内面にすると共に、シートの流れ方向
がスリーブAの円周方向になるようにして筒状に
捲回し、その流れ方向の両端を熱接着等の手段で
接合してスリーブAを形成するものである。 このスリーブAをガラス瓶G等に被せた後、加
熱することによつてスリーブAを収縮させてガラ
ス瓶Gにぴつたり密着させて被覆し、ガラス瓶G
の保護を果すものである。なお上記スリーブAの
大きさは、スリーブAをガラス瓶Gに被せた際
に、ガラス瓶GとスリーブAとの間に約1mm程度
の隙間ができるように形成されたものが、収縮し
たときの密着性あるいは外観上も好ましい。また
スリーブAは円周方向に収縮すると同時に厚み方
向には厚くなるが、この厚み変化が極端になる
と、発泡シート1と非発泡フイルム2の収縮度合
の違いによつて、印刷面が盛り上つたり、表面に
亀裂が入るおそれがある。従つて上記厚みの変化
が収縮前後で2.0倍以下になるように、ガラス瓶
Gに対するスリーブAの大きさを調整して実施す
る。 なお、スリーブAはガラス瓶Gのほか、各種ガ
ラス製品や陶磁器など壊れ易い物品の保護用とし
て種々の用途に使用できるものである。 以上のごとく構成された、この発明のスリーブ
形成用シートによれば、収縮性発泡スチレンシー
トと収縮性非発泡ポリスチレンフイルムとが積層
されたものであり、スリーブに形成したとき外面
側になる非発泡フイルムにて表面が平滑で印刷性
が非常に良くなり、印刷インクの使用量も少なく
て済み、また上記フイルムは強度に優れキズもつ
き難いため、内側の発泡シートの優れた緩衝性に
加えてガラス瓶等に対する保護性能が格段に優れ
たものとなる。 従つてガラス瓶自体の厚さを薄くしても充分使
用に耐えることになり、従来の約1/2程度まで軽
量化することが可能で、コストダウンおよび輸送
重量の軽減に大きな効果を発揮できるものであ
る。さらに表面の滑性が良くなる為、スリーブに
て被覆したガラス瓶を振動コンベア、シユート等
で移送する際にガラス瓶同士が接触したときの摩
擦抵抗が少なくなつて移送がスムーズに行なえ、
走路の途中でガラス瓶が詰まつたり停滞する従来
の発泡シート製スリーブの欠点を解消できる。 またスリーブの内面側となる発泡シートの収縮
率が、外面側の非発泡フイルムの収縮率より大き
い為、ガラス瓶に対して収縮被覆させるときに、
より大きな収縮量を要する内面側の発泡シートが
ガラス瓶にぴつたり密着して被覆でき、隙間の発
生や瓶の肩口、底の返り部などに反りやまくれが
生じることも無くなり、またガラス瓶に対する接
合力も充分大きくなる。 さらに発泡シート自体も、非発泡フイルムとの
積層面より非積層面の表皮層が厚い為、ガラス瓶
への密着性がよく、収縮性の点でも良好な結果を
発揮できる。 そして積層されたシート全体としては流れ方向
の収縮率が幅方向の収縮率よりも大きく、スリー
ブに成形した際にはシートの流れ方向がスリーブ
の円周方向になるようにして筒状に捲回し、両端
を接合すれは、スリーブをガラス瓶に被せて収縮
させた場合、スリーブは主に円周方向のみに収縮
して軸方向へはほとんど収縮せず、ガラス瓶の所
定の範囲を充分に被覆できる。 さらに、この発明においては、発泡シートおよ
び非発泡フイルムの片方または双方に溶解度パラ
メータが8〜11.0の可塑剤を0.01〜3重量%含有
させてあるので、可塑剤のポリスチレン樹脂に対
する溶剤効果によつて、発泡シートと非発泡フイ
ルムとの積層接着性が非常に良くなり、両者の一
体性が良好になる。(接着性は一般ラミネートに
於ても効果を発揮する) 上記性質により、ガラス瓶にスリーブを被覆し
た後、ガラス瓶に内容物を充填し、ガラス瓶を加
圧噴射水にて洗浄する工程において、単に発泡シ
ートと非発泡フイルムを積層したフイルムの場合
には、水圧によつて発泡シートと非発泡フイルム
との剥離が生じる問題があるのを、その発明によ
れば可塑剤を含有させることによつて発泡シート
と非発泡フイルムとの一体性を向上している為、
剥離等の問題は全く解消され、従来の発泡シート
単層シートによるスリーブ等と同様の加圧噴射水
による洗浄工程が何ら支障なく自由に実施できる
ことになる。またスリーブの収縮被覆時あるいは
被覆したガラス瓶の使用中における発泡シートと
非発泡フイルムとの剥離を防止するためにも有効
で、耐久性に優れたスリーブ素材となる。 なお、可塑剤の含有により、スリーブ形成用シ
ートを捲回し両端を熱接着してスリーブを形成す
る際、あるいは発泡シートと非発泡フイルムとを
熱接着にて積層する際に、ヒートシール温度を下
げることが出来、接着面がきれいで仕上りが良好
になる効果もある。 次に上記この発明のスリーブ形成用シートの実
施例について、比較例と共に各種試験を行なつた
結果を下表にまとめて示す。 なお試験品、、〜およびがこの発明
の実施例であり、その他は比較例である。 何れの試験品も発泡シートとしては発泡ポリス
チレン樹脂(PSP)からなるものであり、非発泡
フイルムはポリスチレン樹脂(PS)とハイイン
パクトポリスチレン樹脂(HI)が混合された樹
脂から形成されたものである。 可塑剤は、試験品〜では非発泡フイルムに
含有させてあり、試験品では発泡シートに含有
させてある。 物性のうち剥離強度は幅20mm×長さ100mmの試
験片を100mm/minの引裂き速度で引裂き、その
耐荷重を測定した。また剥離発生率は上記試験片
に5mmφのノズルから噴水圧力3Kg/cm2の水を噴
射し、剥離状態を観察して測定した。 表中、可塑剤の種類において DOA:アジピン酸ジオクチル DOP:ジ2−エチルヘキシルフタレート EPEG:エチルフタリルエチルグリコート の各々略称である。 【表】
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施態様を例示するものであ
り、第1図は断面図、第2図はスリーブの斜視
図、第3図は使用状態の断面図である。 1……収縮性発泡ポリスチレンシート、10…
…積層面、11……非積層面、2……収縮性非発
泡ポリスチレンフイルム、S……スリーブ形成用
シート、A……スリーブ、G……ガラス瓶。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 収縮性発泡ポリスチレンシートと収縮性非発
    泡ポリスチレンフイルムとが積層されており、上
    記発泡シートおよび非発泡フイルムの片方または
    双方に溶解度パラメータが8〜11.0の可塑剤を
    0.01〜3重量%含有させてあり、また発泡シート
    は非発泡シートより収縮率が大きく且つその表皮
    層は非発泡フイルムとの積層面より非積層面の方
    が厚く、さらに積層されたシートの流れ方向の収
    縮率が60%以下、幅方向の収縮率が10%以下で且
    つ流れ方向の収縮率が幅方向の収縮率より大き
    く、発泡シート側を内面にして流れ方向の両端を
    接合することを特徴とするスリーブ形成用シー
    ト。
JP57140378A 1982-01-14 1982-08-11 スリ−ブ形成用シ−ト Granted JPS5929152A (ja)

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JP57140378A JPS5929152A (ja) 1982-08-11 1982-08-11 スリ−ブ形成用シ−ト
CA000419379A CA1191006A (en) 1982-01-14 1983-01-13 Sheet for forming sleeve and process for producing the same
US06/458,135 US4463861A (en) 1982-01-14 1983-01-14 Sheet for forming sleeve and process for producing the same
AU10386/83A AU550344B2 (en) 1982-01-14 1983-01-14 Sheet for forming sleeve and process
DE8383100303T DE3371614D1 (en) 1982-01-14 1983-01-14 Sheet for forming sleeve and process for producing the same
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EP19830100303 EP0084360B1 (en) 1982-01-14 1983-01-14 Sheet for forming sleeve and process for producing the same

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JPS634787B2 true JPS634787B2 (ja) 1988-01-30

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