JPS5929152A - スリ−ブ形成用シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はスリーブ形成用シートに関し、ガラス瓶等の
被覆保護に用いる収縮性スリーブの素材として好適なも
のを提供しようとしている。

従来より、ガラス瓶等の外面に熱収縮性を有する合成樹
脂シートからなるスリーブを被せ、加熱することにより
該スリーブを収縮させてガラス瓶等の外面形状に密着す
るよう被覆し、ガラス瓶等の保護を図ることが行なわれ
ている。

上記スリーブを形成する熱収縮性シートとしては、例え
ば発泡ポリスチレンシートが緩衝性に優れたものとして
広く使用されているが、上記発泡Ｌ′） シートは表面の平滑性に劣り印刷性が良くない欠点があ
ると共に、シート表面にキズがつき易いものであった。

またスリーブで収縮被覆したガラス瓶を振動コンベア等
で連続移送する際に、表面の滑りが良くない為ガラス瓶
がスムーズに移動せず、走路の途中で停滞してしまうお
それがあった。

そこでこの発明においては、発泡シートに非発泡フィル
ムを積層することによ−）で上記従来の欠点を解消する
と共に、積層された発泡シートと非発泡フィルムとの一
体性に優れたスリーブ形成用シートを提供するものであ
り、その構成としては、収縮性発泡ポリスチレンシート
と収縮性非発泡ポリスチレンフィルムとが積層されてお
り、上記発泡シートおよび非発泡フィルムの片方または
双方に溶解度パラメータが８〜１１．０の可塑剤を０．
０１〜３重爪％含有させてあり、また発泡シートは非発
泡シートより収縮率が大きく且つその表皮層は非発泡フ
ィルムとの積層面より非積層面の方が厚く、さらに積層
されたシートの流れ方向の収縮率が６０％以下、幅方向
の収縮率が１０％以下で且つ流れ方向の収縮率が幅方向
の収縮率より大きく、発泡シート側を内面にして流れ方
向の両端を接合することを特徴としている。

次いでこの発明の実施態様について図を参照しながら以
下に例示する。

スリーブ形成用シート（Ｓ）は収縮性発泡ポリスチレン
シート（１）と収縮性非発泡ポリスチレンフィルム（２
）とが積層されたものであり、両者＋１）　＋２＋は何
れも加熱することによ−）で収縮する、いわゆる熱収縮
性を有するものである。

上記収縮性は押出成形時の延伸等によ、て付加されるも
のであるが、収縮力の大きさまたは収縮率は上記延伸量
等の成形条件あるいは素材となる樹脂の組成によって変
わる。また発泡シート（１）の場合、押出発泡によって
両面に樹脂による表皮層が形成されるが、その厚さは成
形時の冷却度合によって変わるものである。従って」１
記成形条件あるいは素材の組成等を適宜設定することに
よ・】で、この発明のスリーブ形成用シート（Ｓ）が形
成される、ものである。

先ず発泡シート（１）の素材となるポリスチレン樹脂と
しては、スチレン。ビニルトルエン、イソプロピルスチ
レン、ＣＭ−メチルスヂレン、核メチルスチレン、クロ
ロスチレン、ＩＮＥブチルスチレン等（７）ビニル芳香
族モノマーの重合により得られるスチレン重合体、ある
いはスチレンモノマーと。

１・３−ブタジェン、アクリル酸ブチル、アクリル酸エ
ヂル、アクリル酸２−エヂルヘキシル等のアクリル酸ア
ルキル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチル、メ
タクリル酸２−エチルへキシル等のメタクリル酸アルキ
ル、アクリロニドＩＪ　）し。

ビニルアセテート、α−メチルエチレン、ジビニルベン
ゼン、ジメチルマレエート、ジエチルマレエートとの共
重合により得られる、スチレンモノマーをその５０重量
％以上含有するスチレン共重合体が使用され、上記樹脂
にプロ／Ｎｌｌン、ブタン。

イソブタン、ペンタン、ネオペンタン、インペンタン、
ヘキサン、ブタジェン等の脂肪族炭化水素類、シクロブ
タン、シクロペンタン、シクロヘキオ口メタン、ジクロ
ロジフルオロメタン、クロロジフルオロメタン、トリク
ロロフルオロメタン等のハロゲン化炭化水素類等の発泡
剤を加えて力１１　割Ｈ発泡させて発泡シー）　＋１＋
を形成する。

発泡シー）　＋１１の厚みは０，１〜１ｆｌの範囲で使
用でき、１ｍｎ以上になるとロール状に捲回することが
困難であることと、折れシワ発生の原因となるのでスリ
ーブ形成できず好ましくない。

非発泡フィルム（２）としては、上記発泡シート１１）
の素材と同様のスチレン系の樹脂が使用でき、非発泡フ
ィルム（２）中に、ブタジェン、ブタン等のコ゛ム分を
含有させることもできる。ゴム分を含有さぜることによ
り、共押出機を用いて非発泡フィルム（２）と発泡シー
）　ｆｔｌとを同時に押出して積層する際、非発泡フィ
ルム（２）の延伸を自由にコントロールすることが可能
となる。

［１１１ち本願発明では、非発泡フィルム（２）と発泡
シートｆｉ＋との延伸差を設けておくことが必要であり
、仮に非発泡フィルム（２）と発泡シート（１）との収
縮率を同じくすると、この積層シートを用いてスリーブ
を形成し、これを版体に収縮被覆させたとき、非発泡フ
ィルム（２）に割れが生じる。これを防止するためには
、非発泡フィルム（２）の収縮率を発泡シート＋１１よ
り小さくしておくことが必要とされ、その為に非発泡フ
ィルム（２）の延伸をコントロールし得るゴム分を押出
時に加えることが有効となるのである。

但し、ゴム分の含有量は２０重量％以下、好ましくは２
〜ＩＯ重量％の範囲とするものとし、２０重量％を越え
るとフィルム（２）に印刷した場合に印刷インクの溶剤
に浸され易いから好ましくない。またチタンホワイト等
の顔料を含有させると光透過性を減じ反射率を高める為
、発泡シー）　（１１と積層した場合に印刷時の発色が
良く、表面の艶あるいは光沢を良くする効果もある。な
おチタンホワイトの含有量は好ましくは５重量％以下で
実施される。

上記非発泡フィルム（２）の厚みは２〜１６０μの範囲
のものであり、２μ以下では強度が弱く印刷時に傷が生
じ易く、１６０μ以上では前記発泡シートについて述べ
たのと同様に捲回性が悪くなって折れシワ発生の原因と
もなるので好ましくない。

さらに、この発明においては、上記発泡シート（１）お
よび非発泡フィルム（２）の片方または双方に、溶解度
パラメータ（ＳＰ値）が８〜１１．０の範囲にある可塑
剤を０．０１〜３重矩％含有させるものである。上記溶
解度パラメータ（ＳＰ値）は樹脂と溶剤等との門で互い
の溶解し易さを示す値であり、この発明の場合には発泡
シート０）および非発泡フィルム（２）の素材となるポ
リスチレンの溶解度パラメータ（ＳＰ値）が約９．１程
度であるので、これに含有させる可塑剤としてはＳＰ値
が８〜１１．０の範囲のものが好適となる。

そして上記可塑剤としては、ジエチルフタレー）　（Ｓ
Ｐ値９．９＝１０．Ｏ：以下に）内の数値はＳＰ値を示
す）、ジブチルフタレート（９４）、ジ２−エチルへキ
シルフタレート（９，０）、ジメチルフタレート（１０
，５へ−１０，７）、ジプロピルフタレート（９，７５
）、ジイソオクチルフタレート（９，６）、プチルベン
ジルフクレート（９，８）、ジ几−へキシルフタレート
（９，１）、ジアニファニルフタレート（９，０）、ジ
ブトキシエチルフタレ＝ト（８，０）等のフタル酸エス
テル類、アジピン酸ジオクチル（８，６）、セパシン酸
ジブデル（９，２）、セパシン酸ジオクチル（８，７）
、オレイン酸ブチル（９，０）、ジアニファニルセバケ
ート（８，３）等の脂肪族エステル類、さらにリン酸ト
リクレジル（９，７）、リン酸トリフェニル（１０，５
）等のリン酸エステル類、さらにエチルフタリルエヂル
グリコレート（１０，２）、ブチルフタリルブチルグリ
コレー）（９，６５）等種々の物質が使用可能である。

可塑剤の含有量としては、３重量％を越えると後述する
押出成形時に樹脂の粘度調整が困難になり、仕上りにム
ラが発生し好ましくなく、０．０１重量つ以下では後述
する有効な作用が発揮できない。

以」二のごとき組成構造を有する発泡シート［１１と非
発泡フィルム（２）は別々に成形した後、熱接着等にて
積層し、スリーブ形成用シー）　（Ｓ）を製造する方法
と、同時押出にて発泡シートｆｉ＋と非発泡フィルム（
２）との成形と同時に積層する方法の侮れでも実施例 先ず同時押出による方法について説明すると、例えばイ
ンフレーシコン成形の場合、発泡シート（１）が内側、
非発泡フィルム（２）が外側になるようにして押出ダイ
から同時に押出し、冷却エアーを内側の発泡シート（１
）側のみにかけるか、もしくは発泡シート（１）側のエ
アーを外側の非発泡フィルム（２）−トを成形する。

上記延伸によってスリーブ形成用シート（Ｓ）としての
収縮性が生じるのであるが、冷却度合の大きい発泡シー
ト（１）は非発泡フイ膚２）よりも大きな収縮率を示し
、且つ発泡シート（１）自体としても、直接エアーが当
る非発泡フィルム（２）に偵Ｉｌｌされていない而（１
すの方に、非発泡フィルム（２）との積層面（１０）よ
りも厚い表皮層が形成されると共に収縮率も大きくなる
。　　／ また延伸時の引取り速度およびブローアツプ比を適当に
設定し、流れ方向と幅方向の延伸域をコントロールする
ことによって、積層されたシートの流れ方向の収縮率を
６０％以Ｆ１幅方向の収縮率を１０％以下にすると共に
、流れ方向の収縮率が幅方向の収縮率より大きくなるよ
うにする。

な右発泡シー）　＋Ｉ）と非発泡フィルム（２）との収
縮率の差は、上記冷却エアーの強さで調節すると共に、
非発泡フィルム（２）に含有させるゴム分を増減させて
調整する。

次に熱接着により積層する方法では１、予め発泡シート
ｉｌ＋および非発泡フィルム（２）を別々に押出成形し
、その際の延伸量等を調節することによって、成形され
た発泡シート（１）の収縮率が非発泡フィルム（２）の
収縮率より大きくなるようにする。また発泡シートｆｉ
＋の押出成形時には、両面の冷却度合に差をつけること
によって、表皮層の厚さおよび収縮率が発泡シー１−　
ｆｉ＋の表裏で異なるようにする。

さらに発泡シー１−　（１＋の流れ方向と幅方向の延伸
量に差をつけて成形することによって、両方向の収縮率
を調整してあく１、 こうして別々に形成された発泡シートｆｉ＋および非発
泡フィルム（２）を、発泡シート（１）の表皮層が薄い
而（１０）に非発泡フィルム（２）を当接させて熱接着
し、両者を積１ｍすればスリーブ形成用シート（ｓ）が
形成されるが、熱接着に代えてエチレン−酢酸ビニル共
重合体等のバインダーによる接着にて、両−１１１１（
２）を積ＩＭすることも可能である。

なお、上記のごとく形成されたスリーブ形成用シート（
ｓ）のうち、発泡シー１−（１１に含まれた発泡剤によ
る残存ガス量は、後述する使用時すなわちスリーブの加
熱収縮時点において３　ｍｏｆ！Ａｇ以下にしておく。

これはスリーブが収縮する際に残存ガス量が多いと、加
熱による膨張でスリーブの厚み増加が大きくなって非発
泡フィルム（２）の印刷面が剥離したり亀裂がはいるの
を防止する−ためであり、上記残存ガスは押出成形後、
経時と共に徐々に発散するが、熱ロール等で加熱押圧し
て積極的に発散させて調整するのが好ましい。

以上のようにして発泡シート（１）と非発泡フィルム（
２）とが積層されたスリーブ形成用シート（Ｓ）は非発
泡フィルム（２）側に印刷を施゛したりした後、適宜大
きさに裁断されて円筒状のスリーブ（５）に形成される
。このときスリーブ形成用シート（Ｓ）の発泡シー　ｈ
　ｆｉｌ側を内面にすると共に、シートの流れ方向がス
リーブ（５）の円周方向になるようにして筒状に捲回し
、その流れ方向の両端を熱接着等の手段で接合してスリ
ーブ（５）を形成するものである。

このスリーブ（５）をガラス瓶（Ｇ）等に被せた後、加
熱することによってスリーブ囚を収縮させてガラス瓶（
Ｇ）にぴったり密着させて被覆し、ガラス瓶ＣＧ＞の保
護を果すものである。な詔上記スリーブ（５）の大きさ
は、スリーブ囚をガラス瓶（Ｇ）に被せた際に、ガラス
瓶（Ｇ）とスリーブ（５）との間に約１囮程度の隙間が
できるように形成されたものが、収縮したときの密着性
あるいは外観上も好ましい。またスリーブ（５）は円周
方向に収縮すると同時に厚み方向には厚くなるが、この
厚み変化が極端になると、発泡シート（１）と非発泡フ
ィルム（２）の収縮度合の違いによって、印刷面が盛り
上ったり、表面に亀裂が入る詔それがある。従って上記
厚みの変化が収縮前後で２．０倍以下になるように、ガ
ラス瓶（Ｇ）に対するスリーブ（５）の大きさを調整し
て実施する。

なお、スリーブ囚はガラス瓶（Ｇ）のほか、各種ガラス
製品や陶磁器など壊れ易い物品の保護用として種々の用
途に使用できるものである。

以上のごとく構成された、この発明のスリーブ形成用シ
ートによれば、収縮性発泡スチレンシートと収縮性非発
泡ポリスチレンフィルムとが積層されたものであり、ス
リーブに形成したとき外面側になる非発泡フィルムにて
表面が平滑で印刷性が非常に良くなり、印刷インクの使
用量も少なくて済み、また上記フィルムは強度に優れキ
ズもつき難いため、内側の発泡シートの優れた緩衝性に
加えてガラス瓶等に対する保護性能が格段に優れたもの
となる。

従ってガラス瓶自体の厚さを薄くしても充分使用に耐え
ることになり、従来の約１／２程度まで軽量化すること
が可能で、コストダウンおよび輸送重量の軽減に大きな
効果を発揮できるものである。

さらに表面の滑性が良くなる為、スリーブにて被覆した
ガラス瓶を振動コンベア、シュート等で移送する際にガ
ラス瓶同士が接触したときの摩擦抵抗が少なくなって移
送がスムーズに行なえ、走路の途中でガラス瓶が詰まっ
たり停滞する従来の発泡シート製スリーブの欠点を解消
できる。

またスリーブの内面側となる発泡シートの収縮率が、外
面側の非発泡フィルムの収縮率より大きい為、ガラス瓶
に対して収縮被覆させるときに、より大きな収縮量を要
する内面側の発泡シートがガラス瓶にぴったり落着して
被覆でき、隙間の発生や瓶の肩口、底の返り部などに反
りゃまくれが生じることも無くなり、またガラス瓶に対
する接合力も充分大きくなる。

さらに発泡シート自体も、非発泡フィルムとの積層面よ
り非積層面の表皮層が厚い為、ガラス瓶への密着性がよ
く、収縮性の点でも良好な結果を発揮できる。

そして積層されたシート全体としては流れ方向の収縮率
が幅方向の収縮率よりも大きく、スリーブに形成した際
にはシートの流れ方向がスリーブの円周方向になるよう
にして筒状に捲回し、両端を接合すれは、スリーブをガ
ラス瓶に被せて収縮させた場合、スリーブは主に円周方
向のみに収縮して軸方向へはほとんど収縮せず、ガラス
瓶の所定の範囲を充分に被覆できる。

さらに、この発明においては、発泡シートおよび非発泡
フィルムの片方または双方に溶解度パラメータが８〜１
１．０の可塑剤を０．０１〜３重量％含有させであるの
で、可塑剤のポリスチレン樹脂に対する溶剤効果によっ
て、発泡シートと非発泡フィルムとの積層接着性が非常
に良くなり、両者の一体性が良好になる。（接着性は一
般ラミネートに於ても効果を発揮する） 上記性質により、ガラス瓶にスリーブを被覆した後、ガ
ラス瓶に内容物を充填し、ガラス瓶を加圧噴射水にて洗
浄する工程において、単に発泡シートと非発泡フィルム
を積層したフィルムの場合には、水圧によ−）で発泡シ
ートと非発泡フィルムとの剥１！１ｕが生じる問題があ
るのを、この発明によれば可塑剤を含有させることによ
って発泡シートと非発泡フィルムとの一体性を向上して
いる為、剥離等の問題は全く解消され、従来の発泡シー
ト単層シートによるスリーブ等と同様の加圧噴射水によ
る洗浄工程が何ら支障なく自由に実施できることになる
１、またスリーブの収縮被覆時あるいは被覆したガラス
瓶の使用中における発泡シートと非発泡フィルムとの剥
離を防止するためにも有効で、耐久性に優れたスリーブ
素材となる。

なお、可塑剤の含有により、スリーブ形成用シートを捲
回し両端を熱接着してスリーブを形成する際、あるいは
発泡シートと非発泡フィルムとを熱接着にて積層する際
に、ヒートシール温度を下げることが出来、接着面がき
れいで仕上りが良好になる効果もある。

次に上記この発明のスリーブ形成用シートの実施例につ
いて、比較例と共に各種試験を行なった結果を下表にま
とめて示す。

なお試験品■、■、■〜［相］および■がこの発明の実
施例であり、その他は比較例である。

何れの試験品も発泡シートとしては発泡ポリスチレン樹
脂（ＰＳＰ）からなるものであり、非発泡フィルムはポ
リスチレン樹脂（ｐｓ）とハイインパクトポリスチレン
樹脂（Ｈｌ）が混合された樹脂から形成されたものであ
る。

可塑剤は、試験品■〜＠では非発泡フィルムに含有させ
てあり、試験品０では発泡シートに含有させである。

物性のうち剥離強度は幅２０ｍＸ長さ１００　ｗ−の試
験片を１００　＊ｔＶ／ｗｈの引裂き速度で引裂き、そ
し、剥離状態を観察して測定した。

表中、可塑剤の種類において ＤＯＡ　：アジピン酸ジオクチル １）ＯＰニジ２−エチルへキシルフタレート ＥＰＥＧ　：エチルフタリルエチルグリコート

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施態様を例示するものであり、第１図
は断面図、第２図はスリーブの斜視図、第３図は使用状
態の断面図である。 １０・・・収縮性発泡ポリスチレンシー）　、（ｍ）−
・・積層面、（１１）・・・非積層面、（２）・・・収
縮性非発泡ポリスヂレンフィルム、（Ｓ）・・・スリー
ブ形成用シート、（Ａ）・・・スリーブ、（Ｇ）・・・
ガラス瓶。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、収縮性光−泡ポリスチレンシ一トと収縮性非発泡ポ
   リスチレンフィルムとが積層されており、上記発泡シー
   トおよび非発泡フィルムの片方または双方に溶解度パラ
   メータが８〜１１．０の可塑剤を０．０１〜３重量％含
   有させてあり、また発泡シートは非発泡シートより収縮
   率が大きく且つその表皮層は非発泡フィルムとの積層面
   より非積層面の方が厚く、さらに積層されたシートの流
   れ方向の収縮率が６０％以下、幅方向の収縮率が１０％
   以下で且つ流れ方向の収縮率が幅方向の収縮率より大き
   く、発泡シート側を内面にして流れ方向の両端を接合す
   ることを特徴とするスリーブ、形成用シート。