JPS634778Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS634778Y2 JPS634778Y2 JP1983145489U JP14548983U JPS634778Y2 JP S634778 Y2 JPS634778 Y2 JP S634778Y2 JP 1983145489 U JP1983145489 U JP 1983145489U JP 14548983 U JP14548983 U JP 14548983U JP S634778 Y2 JPS634778 Y2 JP S634778Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable wall
- hook
- truck
- lower truck
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 14
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は移動壁の懸垂構造の改良に関する。
従来のこの種のもの(特公昭48−21247号、特
公昭57−431号)で、移動壁が左右2個所を吊車
によつて天井に吊持され、前記吊車が吊軸により
回動自在に連結された上台車と下台車とからな
り、該下台車が移動壁の上端部にその左右方向に
沿い設けられたガイドレール内を自由に移動可能
とされたものがある。これらは移動壁を室内所定
個所に寄せて格納するには便利ではあるが、直線
レール部やレール分岐部を走行させる際には、吊
車が移動壁の左右方向へ転動し過ぎて方向不確定
となり、そのため壁の円滑な走行が阻害され、移
動が不安定であるという欠点があつた。
公昭57−431号)で、移動壁が左右2個所を吊車
によつて天井に吊持され、前記吊車が吊軸により
回動自在に連結された上台車と下台車とからな
り、該下台車が移動壁の上端部にその左右方向に
沿い設けられたガイドレール内を自由に移動可能
とされたものがある。これらは移動壁を室内所定
個所に寄せて格納するには便利ではあるが、直線
レール部やレール分岐部を走行させる際には、吊
車が移動壁の左右方向へ転動し過ぎて方向不確定
となり、そのため壁の円滑な走行が阻害され、移
動が不安定であるという欠点があつた。
本考案は上記欠点を除き、必要に応じ、簡単な
操作により吊車の壁に対する移動を制限すること
を可能とした移動壁懸垂構造を提供することを目
的とす。
操作により吊車の壁に対する移動を制限すること
を可能とした移動壁懸垂構造を提供することを目
的とす。
上記目的に鑑み本考案の構成は、移動壁が左右
2個所において夫々吊車を介して天井レールに吊
持され、前記吊車の少なくとも1個は上台車、下
台車およびそれらを回動自在に連結する吊軸から
なり、該下台車が前記移動壁に対しその上端部で
左右方向に相対変位可能とされたものにおいて、
前記吊車の下台車に突設された係合片と、前記下
台車が収容される移動壁の凹所内で移動壁側に設
けられ、前記係合片に係脱自在なフツクと、該フ
ツクを係脱させるフツク操作部とを含むことであ
る。
2個所において夫々吊車を介して天井レールに吊
持され、前記吊車の少なくとも1個は上台車、下
台車およびそれらを回動自在に連結する吊軸から
なり、該下台車が前記移動壁に対しその上端部で
左右方向に相対変位可能とされたものにおいて、
前記吊車の下台車に突設された係合片と、前記下
台車が収容される移動壁の凹所内で移動壁側に設
けられ、前記係合片に係脱自在なフツクと、該フ
ツクを係脱させるフツク操作部とを含むことであ
る。
以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明
する。
する。
第1図乃至第8図において、断面リツプ溝型鋼
状の天井レール1がその開口部を下向きに設けら
れ、該レールに移動壁2が左右2個所において吊
車3を介して吊持されている。移動壁2はその左
右端付近の上面に夫々凹所21が設けられ、これ
ら凹所の底面にはI型のビーム状のガイドレール
22がねじ止め固定されている。
状の天井レール1がその開口部を下向きに設けら
れ、該レールに移動壁2が左右2個所において吊
車3を介して吊持されている。移動壁2はその左
右端付近の上面に夫々凹所21が設けられ、これ
ら凹所の底面にはI型のビーム状のガイドレール
22がねじ止め固定されている。
吊車3は上台車31と下台車32とこれら両者
に対し回動自在に連結した吊軸33とからなる。
上台車31は円盤状をなす本体31aの下面に全
方向へ回転可能に多数の球状コロ31bが配置さ
れている。下台車32では、断面溝型鋼状をなす
本体32aがその開口を下向にし、長さ方向を前
記凹所21の長さ方向に沿わせて該凹所21内に
収容されている。該本体32aにはその長さ方向
四個所に壁直角方向の回転軸をもつ短円筒状のロ
ール32bが前記本体32aの両フランジ部内側
に対向設置されている。該ロール32bは、その
上面が前記ガイドレール22の上側フランジ部下
面を転動しながら移動壁2を吊持し移動させる。
に対し回動自在に連結した吊軸33とからなる。
上台車31は円盤状をなす本体31aの下面に全
方向へ回転可能に多数の球状コロ31bが配置さ
れている。下台車32では、断面溝型鋼状をなす
本体32aがその開口を下向にし、長さ方向を前
記凹所21の長さ方向に沿わせて該凹所21内に
収容されている。該本体32aにはその長さ方向
四個所に壁直角方向の回転軸をもつ短円筒状のロ
ール32bが前記本体32aの両フランジ部内側
に対向設置されている。該ロール32bは、その
上面が前記ガイドレール22の上側フランジ部下
面を転動しながら移動壁2を吊持し移動させる。
しかして、前記下台車本体32aには、その長
さ方向一方(第3図右方)端で該長さ方向に直角
な一方側方へ係合片34が突設される。また、前
記凹所11内の一方端側には、下台車32が一方
端側へ寄つたときその本体32aに当接してその
位置を規制する当り片4が設けられている。
さ方向一方(第3図右方)端で該長さ方向に直角
な一方側方へ係合片34が突設される。また、前
記凹所11内の一方端側には、下台車32が一方
端側へ寄つたときその本体32aに当接してその
位置を規制する当り片4が設けられている。
前記係合片34には係止部5が鈎止め自在とさ
れる。即ち、係止部5は、ピン52によつてその
中間部を枢支され、一端部を前記係合片34に対
し鈎止め可能としたフツク51が、他端部におい
て板ばね53によつて鈎止め方向へ弾発されな
る。そして、該フツク51は、その上面に突設さ
れたアーム61、該アーム61に直角に螺合され
るねじ棒62およびねじ棒62に接続されたワイ
ヤ63からなるフツク操作部6を介し、案内プー
リ7を経て、移動壁1の一方端に設けられた例え
ばフランス落しなどの引張り具8によつて揺動可
能とされる。
れる。即ち、係止部5は、ピン52によつてその
中間部を枢支され、一端部を前記係合片34に対
し鈎止め可能としたフツク51が、他端部におい
て板ばね53によつて鈎止め方向へ弾発されな
る。そして、該フツク51は、その上面に突設さ
れたアーム61、該アーム61に直角に螺合され
るねじ棒62およびねじ棒62に接続されたワイ
ヤ63からなるフツク操作部6を介し、案内プー
リ7を経て、移動壁1の一方端に設けられた例え
ばフランス落しなどの引張り具8によつて揺動可
能とされる。
次に使用態様について説明する。移動壁2は公
知の通り、天井に架設された十字型、T字型、L
字型に分岐されたレール1に沿つて自在に走行す
ることができる。しかし、分岐点を通過させる際
は、吊車3が壁の長さ方向に自由に移動すること
によつて運動の自由度が多いため、移動方向が一
定しない。そこで、吊車3を壁1に固定するには
前記引張り具8を操作してフツク操作部6を作動
させてワイヤ63を緩め、フツク51をばね53
の弾発力により第3図左まわりに回動させて、係
合片34に係止させる。
知の通り、天井に架設された十字型、T字型、L
字型に分岐されたレール1に沿つて自在に走行す
ることができる。しかし、分岐点を通過させる際
は、吊車3が壁の長さ方向に自由に移動すること
によつて運動の自由度が多いため、移動方向が一
定しない。そこで、吊車3を壁1に固定するには
前記引張り具8を操作してフツク操作部6を作動
させてワイヤ63を緩め、フツク51をばね53
の弾発力により第3図左まわりに回動させて、係
合片34に係止させる。
次に、壁1が目的位置に近づいたとき、フツク
51の係合を解く。それには、前記引張り具8の
逆操作によりワイヤ63を引張ることによつて、
フツク51が板ばね53の弾発力に抗して右回り
に回動させる。
51の係合を解く。それには、前記引張り具8の
逆操作によりワイヤ63を引張ることによつて、
フツク51が板ばね53の弾発力に抗して右回り
に回動させる。
ここで、吊車3を移動壁凹所11の何れかの端
部へ寄せるには、上台車31と天井レール1との
摩擦抵抗を、下台車32とガイドレール22との
摩擦抵抗よりも僅かに大きく設定しておけばよ
い。
部へ寄せるには、上台車31と天井レール1との
摩擦抵抗を、下台車32とガイドレール22との
摩擦抵抗よりも僅かに大きく設定しておけばよ
い。
引張り具8は、ワンタツチで操作できるもので
あれば前記例よりも他の器具も適用可能である。
あれば前記例よりも他の器具も適用可能である。
吊り車3は2個とも上記実施例の如く構成され
ていてもよく、また何れか一方が移動壁2に固定
されたものでもよい。この場合、固定側の吊車に
は下台車がなく、フツク51もない。
ていてもよく、また何れか一方が移動壁2に固定
されたものでもよい。この場合、固定側の吊車に
は下台車がなく、フツク51もない。
本考案は以上の如く構成されるので移動壁の移
動中、必要に応じて吊車の移動壁に対する転動が
阻止され、走行時に吊車ががたつかず、円滑な走
行が可能となつた。
動中、必要に応じて吊車の移動壁に対する転動が
阻止され、走行時に吊車ががたつかず、円滑な走
行が可能となつた。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図−拡大断面図、第3図、第4図は
夫々要部拡大正面図である。 1……天井レール、2……移動壁、22……ガ
イドレール、3……吊車、31……上台車、32
……下台車、33……吊軸、34……係合片、4
……当り片、5……係止部、51……フツク、6
……フツク操作部、7……案内プーリ、8……引
張り具。
図は第1図−拡大断面図、第3図、第4図は
夫々要部拡大正面図である。 1……天井レール、2……移動壁、22……ガ
イドレール、3……吊車、31……上台車、32
……下台車、33……吊軸、34……係合片、4
……当り片、5……係止部、51……フツク、6
……フツク操作部、7……案内プーリ、8……引
張り具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 移動壁が左右2個所において夫々吊車を介し
て天井レールに吊持され、前記吊車の少なくと
も1個は上台車、下台車およびそれらを回動自
在に連結する吊軸からなり、該下台車が前記移
動壁に対しその上端部で左右方向に相対変位可
能とされたものにおいて、 前記吊車の下台車に突設された係合片と、前
記下台車が収容される移動壁の凹所内で移動壁
側に設けられ、前記係合片に係脱自在なフツク
と、該フツクを係脱させるフツク操作部とを含
む移動壁の懸垂構造。 (2) フツクは弾性に富む支持部材により常に係合
方向に付勢されている実用新案登録請求の範囲
第1項記載の移動壁の懸垂構造。 (3) フツク操作部は、一端がフツクに結着され他
端が移動壁左右一端付近で上下方向中途部に導
かれたワイヤを含む実用新案登録請求の範囲第
2項記載の移動壁の懸垂構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14548983U JPS6053978U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 移動壁の懸垂構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14548983U JPS6053978U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 移動壁の懸垂構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6053978U JPS6053978U (ja) | 1985-04-16 |
JPS634778Y2 true JPS634778Y2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=30324127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14548983U Granted JPS6053978U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 移動壁の懸垂構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053978U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5781578A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-21 | Matsuda Akira | Forcedly moving apparatus of moving wall |
JPS5898579A (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-11 | 四元 君江 | 移動吊壁の吊下構造 |
-
1983
- 1983-09-19 JP JP14548983U patent/JPS6053978U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5781578A (en) * | 1980-11-06 | 1982-05-21 | Matsuda Akira | Forcedly moving apparatus of moving wall |
JPS5898579A (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-11 | 四元 君江 | 移動吊壁の吊下構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6053978U (ja) | 1985-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3708916A (en) | Movable wall panel systems | |
US4073092A (en) | Lost motion suspension system for operable partitions | |
JPS634778Y2 (ja) | ||
JPH0627438B2 (ja) | 移動壁の吊設装置 | |
JPS626220Y2 (ja) | ||
US4829631A (en) | Suspended travel device for panels | |
JPH08133068A (ja) | リフトカー | |
JPH045514Y2 (ja) | ||
JP2001020607A (ja) | 吊支式引戸の開閉装置 | |
JPH0470475B2 (ja) | ||
JPS6111407Y2 (ja) | ||
JP3000554U (ja) | 大型移動壁のクロス走行装置 | |
JP3364705B2 (ja) | カーブ走行型移動間仕切り及びその分岐装置 | |
JPS6220611Y2 (ja) | ||
JPH0627440B2 (ja) | 移動壁の吊設装置 | |
JPS6243981Y2 (ja) | ||
JP2605532Y2 (ja) | 移動壁の走行装置 | |
JPH0131730Y2 (ja) | ||
SE425370B (sv) | Reglingsanordning for skjutdorren hos en godsvagn | |
SU734138A1 (ru) | Устройство дл стопорени груза на канате | |
JPS607117B2 (ja) | 移動壁用吊車の屈曲走行制御装置 | |
JP3009566U (ja) | 吊車装置 | |
JP2018048444A (ja) | パネルの吊設構造、ランナ及び上レール | |
JPS5919233B2 (ja) | 移動壁用吊車 | |
JPS5839230Y2 (ja) | 電車線用滑動支持装置 |