JPS6347520Y2 - - Google Patents

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JPS6347520Y2
JPS6347520Y2 JP3380684U JP3380684U JPS6347520Y2 JP S6347520 Y2 JPS6347520 Y2 JP S6347520Y2 JP 3380684 U JP3380684 U JP 3380684U JP 3380684 U JP3380684 U JP 3380684U JP S6347520 Y2 JPS6347520 Y2 JP S6347520Y2
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JP
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sheet
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heat
agent layer
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JP3380684U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は転写シール体に関するもので、とくに
可食品表面に図柄を転写して楽しめるようにした
転写シール体に関するものである。
従来、非可食品表面への転写シール体としては
第1図の断面説明図で示すように、セロハン(商
品名)a1上に剥離層a2としての転写ワニスをコー
テイングし、その上に図柄をインキa3で印刷した
転写シールaと、保護シートbとして紙にポリエ
チレンをコーテイングしたものb1にシリコーン層
b2をコーテイングしたものをワツクスcで両者
a,bを付着したものがある。
従来、可食品への転写シールについてはプラス
チツクフイルムに可食性の剥離層を設けその上に
可食性粘着性インキで図柄を印刷したシートを作
るが、従来の非食品用の転写シールでは粘着性を
ワニスコーテイングによつて得ていたため保護シ
ートとの粘着面積が広く、ずれや剥れの心配がな
かつたが、食品用の転写シールではインキ部のみ
による粘着であるため、全体としての粘着力が弱
く、ずれや剥れが生じ易いという欠点があつた。
本考案ではこの点を解決したもので、本考案の
転写シールを第2図に示した実施例における断面
説明図によつて詳しく述べる。
この考案は上下2枚のヒートシール可能のプラ
スチツクフイルム基材シートの両側部または四周
部を残して剥離剤層を設け、下部シート(転写シ
ートという)の上記剥離剤層上に粘着性可食イン
キにて図柄を印刷し、上部シート(保護シートと
いう)と下部の転写シートの両方の剥離剤層を除
く部分で基材フイルムをヒートシールして一体と
したものである。
第2図の実施例について説明すればAは転写シ
ールであり、Bは保護シートである。それぞれの
基材シート1,2は共に少くとも対向する片面は
ヒートシール性を有するプラスチツクフイルムで
二軸延伸ポリプロピレンまたは片面ヒートシール
性のポリエステルである。
転写シートAは上記の少くとも上面がヒートシ
ール性のあるプラスチツクシートの基材シート1
でその中央に、あるいは第3図の平面図に示すよ
うに剥離剤層3を設け、剥離層のない周辺部を4
とする。この剥離剤層3の剥離剤は例えばアルコ
ール、シエラツク、コーンスターチ、グリセリ
ン、脂肪酸エステル等の混合組成のものをコーテ
イングする。図柄5印刷用のインキの組成は可食
性の成分よりなり、大豆硬化油、エステルガム、
グリセリン脂肪酸エステル、食用天然色素を含む
ホツトメルトインキとして使用する。
保護シートBは転写シートと同様の少くとも転
写シートと対向する面片面はヒートシール性を有
するプラスチツクフイルムを基材シート2とし、
その中央にシリコーンを剥離剤層6を第4図の下
から見た平面図のようにコートする。4′は剥離
層がコートしてない周辺部を示す。
第3図および第4図は剥離剤層3,6がそれぞ
れ両側部のみを残してコートしてある4,4′が、
フイルムの中心部に四周を残してコートしてもよ
い。このように転写シートAと保護シートBを第
2図のように基材のプラスチツクフイルムを共に
外面として重さね、剥離剤を塗布してない周辺部
4,4′を合わせてこの部分をヒートシールして
1体とする。(ヒートシール部を7とする。)すな
わち第5図はヒートシールを完了した後の本考案
の転写シール体の断面を示す説明図で7はヒート
シール部である。
本考案はこのように転写シートAおよび保護シ
ートBは剥離剤層の外周で互に4,4′でヒート
シールされているので両者がずれたり剥れを生ず
ることなく、使用時までそのまゝ保持でき、図柄
の損傷を生ずることなく、両端部のみならず、四
周を全部シールすればインキや剥離剤層の酸化や
湿度による劣化も防止できる。
実施例 片面ヒートシール性のあるポリエステルフイル
ムの両端のシールすべき部分を第2図〜第3図の
ように残してコーンスターチ、シエラツク、グリ
セリン脂肪酸エステルおよびアルコールからなる
剥離剤溶液をコートし、乾燥後、その上に、大豆
硬化油、グリセリン脂肪酸エステルおよび食用天
然色素よりなるホツトメルト性インキをホツトメ
ルト用グラビア印刷機で第3図のような図柄を印
刷して転写シートとした。
一方別の片面ヒートシール性のあるポリエステ
ルフイルム上に第4図に示すようにその両端部を
残してシリコーン剥離剤をコートして保護シート
とした。この転写シートと保護シートを第2図の
ように対向させて重ね、剥離剤を塗布してない両
端部を重ね合せてヒートシール(第5図のよう
に)した。
このようにして作製した転写シール体は流通や
保管中に保護シートが剥れたり、ズレたりするこ
とがなく、図柄の欠損、脱落がなく、また保護シ
ートを剥がしてインキ印刷面を露出させ、これを
キヤンデイー、せんべい、板ガム等の食品に重さ
ね、フイルム部分の裏から爪でこすつたり押えた
りして図柄を転写し、フイルムは剥離剤とともに
剥がしとると、図柄のみが菓子の表面に鮮明に転
写された。こゝに使用したインキや剥離剤は食品
添加物や食品からなり、図柄を転写させたまゝ食
品を食べることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一般的な転写シールの断面図、
第2図は本考案の転写シール体の構成を断面で示
した説明図、第3図は同じく転写シートAの平面
図、第4図は保護シートBの下方より見た平面
図、第5図は本考案の転写シール体の断面説明図
である。 A…転写シート、B…保護シート、1,2…基
材シート、3…剥離剤層、4,4′…周辺部、5
…図柄(印刷インキ層)、6…剥離剤層、7…ヒ
ートシール部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下二枚のヒートシール可能のプラスチツクフ
    イルム基材シートの両側部または四周部を残して
    剥離剤層を設け、下部シートの上記剥離剤層上に
    粘着性可食インキにて図柄を印刷し、上下シート
    の剥離剤層を除く部分でヒートシールして一体と
    した転写シール体。
JP3380684U 1984-03-09 1984-03-09 転写シ−ル体 Granted JPS60146798U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3380684U JPS60146798U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 転写シ−ル体

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JP3380684U JPS60146798U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 転写シ−ル体

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Publication Number Publication Date
JPS60146798U JPS60146798U (ja) 1985-09-28
JPS6347520Y2 true JPS6347520Y2 (ja) 1988-12-07

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ID=30536594

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JP3380684U Granted JPS60146798U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 転写シ−ル体

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JP4218743B1 (ja) * 2008-05-29 2009-02-04 東洋インキ製造株式会社 感圧転写シートおよびその製造方法
JP7144229B2 (ja) * 2018-07-24 2022-09-29 三菱製紙株式会社 金属調パターン転写物の製造方法
JP2020029020A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 三菱製紙株式会社 パターン転写物の製造方法
JP2019206164A (ja) * 2018-05-25 2019-12-05 三菱製紙株式会社 パターン転写物の製造方法
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WO2019225286A1 (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 三菱製紙株式会社 パターン転写物の製造方法

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JPS60146798U (ja) 1985-09-28

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