JPS6347190Y2 - - Google Patents

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JPS6347190Y2
JPS6347190Y2 JP1984026422U JP2642284U JPS6347190Y2 JP S6347190 Y2 JPS6347190 Y2 JP S6347190Y2 JP 1984026422 U JP1984026422 U JP 1984026422U JP 2642284 U JP2642284 U JP 2642284U JP S6347190 Y2 JPS6347190 Y2 JP S6347190Y2
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case
headlight
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JP1984026422U
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【考案の詳細な説明】 本考案は自転車用照明装置に関し、特に、発電
機とヘツドライトとを一体化してなる自転車用照
明装置に関する。
従来のこの種の自転車用照明装置として、例え
ば、実開昭51−75093号公報に記載されている
「発電機を内装した自転車用照明装置」がある。
この自転車用照明装置は、大略、ヘツドライト
の外穀を形成するケースの内部に発電機を嵌入し
てなる構造から構成されている。
しかし、このような従来の自転車用照明装置に
おいては、発電機をヘツドライトのケースに内装
する構造であるため、構造が複雑になり、組立作
業が非常に困難になるという欠点がある。
本考案の目的は、構造簡単で、組立が容易な自
転車用照明装置を提供することにある。
この目的を達成するため、本考案は、発電機の
胴部に樹脂製のケースを装着固定するとともに、
このケースの外部にヘツドライトを取り付け、か
つ、ケースと発電機との間にアースプレートを挟
み込むことにより、互いに外部に配された発電機
とヘツドライトとの電気的な接続を簡単な構造に
よつて確保し、構造簡単にして組立作業性の良好
な発電機とヘツドライトの一体化構造を実現する
ようにしたものである。
以下、本考案を図面に示す実施例にしたがつて
説明する。
第1図は本考案の一実施例である自転車用照明
装置を示す側面図、第2図は第1図−線に沿
う平面断面図、第3図は背面図、第4図はケース
の展開斜視図である。
本実施例において、この自転車用照明装置は発
電機1を備えており、発電機1はその胴部2に突
設されたシヤフト3をホルダ4にトーシヨンスプ
リング(図示せず)の付勢下で回動自在に支承さ
れらることにより、ホルダに対し首振り変位して
自転車の車輪における側面に押接し得るように保
持されている。発電機1の胴部2の外周上には、
合成樹脂により一体成形されたケース5が密着す
るように装着されるとともに、ボルト・ナツトに
よる緊締により相対的に固定されている。
すなわち、ケース5の発電機胴部2に巻着する
部分は発電機胴部2と略等しい内径を有する円筒
形状に形成されており、その円筒形状部6には一
部に縦割部7が切設され、縦割部7から180度離
間した位置にヒンジ部8が刻設されている。した
がつて、円筒形状部6は縦割部7が離間する方向
にヒンジ部8を中心に展開可能になつている。縦
割部7の両方の縁辺には一対のブラケツト9a,
9bが互いに接合するようにそれぞれ突設されて
おり、一方のブラケツト9aにはボルト11の頭
部を陥没可能なボルト挿入孔10aが、他方のブ
ラケツト9bにはナツト12の回り止めが可能な
ナツト挿入孔10bが、それぞれ穿設されてい
る。円筒形状部6のヒンジ部8の下には、発電機
胴部2に隆起されたホルダ取り付け部14を逃げ
る切欠部13がこのホルダ取り付け部14の外径
に対して適当な余裕をとつて大きく開口するよう
に切設されている。
そして、円筒形状部6を、第4図に示されるよ
うにヒンジ部8を中心に展開された状態におい
て、円筒形状部6の切欠部13に発電機胴部2に
隆起されたホルダ取り付け部14を挿入せしめら
れ、円筒形状部6が発電機胴部2を包み込むよう
にヒンジ部8を中心に閉じられることにより、ケ
ース5は発電機胴部2に密着されて装着される。
この状態において、互いに接合する縦割部7の両
ブラケツト9a,9bにおける挿入孔10a,1
0bにボルト11およびナツト12がそれぞれ挿
入されてねじ締めされることにより、ケース5は
その円筒形状部6で発電機胴部2を緊締すること
により相対的に発電機1に固定される。
ケース5が発電機1に装着固定された状態にお
いて、切欠部13とホルダ取り付け部14との間
には適当な余裕が設定されているため、ボルト・
ナツトによる締め付け力を緩めることにより、ケ
ース5の円筒形状部6は発電機胴部2に対して周
方向に所望の角度回動させることができる。そし
て、この回動操作によりヘツドライトの左右の向
きを調整することができる。
また、ケース5が発電機1に装着固定された状
態において、ケース5の円筒形状部6の上端辺部
に内側に張り出すように形成された係合部15が
発電機胴部2の肩部16に係合するため、ケース
5の円筒形状部6は発電機胴部2に対して抜け止
めされた状態になつている。
ケース5の縦割部7における一方のブラケツト
9aの下には、ヘツドライト取り付け用のブラケ
ツト17が一体的に連設されており、このブラケ
ツト17には、既に組立完成されたヘツドライト
18がボルト19により締結されて取り付けられ
ている。ヘツドライト18がボルト19によりケ
ース5のブラケツト9a,9bに締結されている
ため、ヘツドライト18はボルト19を中心にし
て上下方向に強制的に回動させることができる。
そして、この回動操作により、ヘツドライト18
の上下方向の向きを調整することができる。
ヘツドライト18の取り付け時において、ブラ
ケツト17には導電材料によりプレス成形された
アースプレート20が当接されてボルト19によ
りヘツドライト18とともに共締めされており、
これにより、アースプレート20はヘツドライト
18内部の電気回路におけるマイナス端子(図示
せず)に電気的に接続するようになつている。
アースプレート20はケース締め付け用のブラ
ケツト9aおよび9b間にも挟み込まれてボルト
11およびナツト12により共締めされている。
アースプレート20のブラケツトに挟み込まれた
部分には円弧形状部21が横方向に延設されてお
り、アースプレート20の円弧形状部21はケー
ス5の円筒形状部6の内周と発電機胴部2の外周
との間に挿入されて挟まれている。ケース5の円
筒形状部6の内周面にはアースプレートの円弧形
状部21を嵌入する凹部22が形成されており、
この嵌入により、アースプレート20は遊動(が
たつき)を防止されるようになつている。
ケース5の円筒形状部6と発電機胴部2との間
に挟み込まれることにより、アースプレート20
は発電機胴部2に押接されて発電機1の電気回路
のマイナス端子(図示せず)に電気的に接続され
るようになつており、これにより、ヘツドライト
18と発電機1とはアースプレート20を介して
電気的に接続されている。
発電機1の下面にはリード線接続用のターミナ
ル23が突設されており、ターミナルに接続され
たリード線24はヘツドライト18に挿入されて
電気回路のプラス端子に接続される。このリード
線24とアースプレート20とにより、発電機1
とヘツドライト18とが閉回路を形成することに
なる。
ケース5の円筒形状部6の外周面における上下
部には冷却用のフイン25が適数条、円弧形状に
それぞれ突設されており、これらフイン25はケ
ース5の大気との接触面積を増加させることによ
り、ケース5に包まれた発電機1の冷却を効果的
に行うようになつている。
ケース5の円筒形状部6の外周面における片側
の略中央部には嵌合穴26が形成されており、こ
の穴26にはリフレクタ27が嵌合されている。
このリフレクタ27はこれに照射した光を反射す
るように構成されており、この反射によつて自転
車の存在を他者に告知させる役目を果たすように
なつている。
一方、ケース5の上部には泥除け28が発電機
1の回転ローラ29の片脇外方を取り囲むように
配設されており、この泥除け28は略半円筒形状
に形成されてケース5の円筒形状部6における片
側上端辺に一体的に連設されている。泥除け28
の下部には窓孔30が大きく開口するように穿設
されており、窓孔30は発電機1の支柱部31に
流れる冷却風を確保するようになつている。
本実施例によれば、発電機の胴部外周に装着固
定したケースの外部に、既に組立完成したヘツド
ライトを組み付ける構成であるため、発電機を内
装したケースにヘツドライトの構成部品を組み込
む場合に比べて、組立作業がきわめて簡単化され
る。
ケースと発電機との間にアースプレートを挟み
込むことにより、ヘツドライトを発電機にアース
接続させているため、発電機とヘツドライトとが
互いに外部に配設されているにもかかわらず、単
一のリード線により閉回路を構成することができ
る。
ケースを発電機の胴部に対して周方向に回動さ
せることができるため、ケース外部に取り付けら
れたヘツドライトの左右の向きを実質的に変更調
整することができる。また、ヘツドライトをケー
スに対して締結ボルトを中心に上下方向に回動さ
せることができるため、ヘツドライトの上下の向
きを変更調整することができる。これら左右、上
下の首振り変位調整により、ヘツドライトの自転
車への取り付け状態における投光方向を3次元方
向について調整することが可能になる。
ケースが合成樹脂により一体成形されるため、
形状設計に自由度を持たせることができる。特
に、ポリプロピレンを用いると、自由度はきわめ
て良好になる。また、着色も可能であるため、自
転車の車体に色彩を合わせる等のようなパーソナ
リテイーを持たせることも可能になる。
ケースには発電機の回転ローラを包囲する泥除
けが一体成形されているため、部品点数、組付け
工数を増加させずに泥除けを確保することができ
る。
ケースに発電機胴部に係合する係合部一体成形
されているため、ケースの発電機に対する姿勢の
安定性が良好である。
ケースの外周部に冷却用のフインが突設されて
いるため、発電機の稼働中における発熱を放熱さ
せることができ、発電機の温度上昇を抑制してそ
れによる出力の低下を防止することができる。
ケースの外周部にリフレクタを嵌め込んだた
め、リフレクタの反射により他者の視覚による認
識を向上させることができ、自転車の夜間走行の
安全性を高めることができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、ケースはその円筒形状部を、第5図に
示すように、ヒンジ部を省略して一部に縦割部の
みを有する円筒形状に形成してもよい。このケー
ス5Aを発電機の胴部に装着する場合、発電機が
ケース5Aの円筒形状部6A内に下面開口から挿
入される。このとき、円筒形状部6Aは合成樹脂
が有する弾性により、縦割部7を拡開するように
拡径する。この円筒形状部6Aの拡径および発電
機の胴部への緊締時における縮径を歪なく行わせ
るため、円筒形状部6Aの外周上に突設する複数
の冷却用フイン25Aは筒心と略平行に配列する
ことが望ましい。
以上説明したように、本考案によれば、発電機
の胴部に樹脂製のケースを装着固定するととも
に、このケースの外部にヘツドライトを取り付
け、かつ、ケースと発電機との間にアースプレー
トを挟み込む構成としたため、互いに外部に配さ
れた発電機とヘツドライトとの電気的な接続を簡
単な構造によつて確保することができ、構造簡単
にして組立作業性の良好な発電機とヘツドライト
とを一体化してなる自転車用照明装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は第1図−線に沿う平面断面図、第3図は
背面図、第4図はケースの展開斜視図、第5図は
ケースの変形例を示す展開斜視図である。 1……発電機、2……胴部、3……シヤフト、
4……ホルダ、5,5A……ケース、6,6A…
…円筒形状部、7……縦割部、8……ヒンジ部、
9a,9b,17……ブラケツト、10a,10
b……挿入孔、11……ボルト、12……ナツ
ト、13……切欠部、14……ホルダ取り付け
部、15……係合部、16……肩部、18……ヘ
ツドライト、19……ボルト、20……アースプ
レート、21……円弧形状部、22……凹部、2
3……リード線接続用ターミナル、24……リー
ド線、25,25A……冷却用フイン、26……
嵌合穴、27……リフレクタ、28……泥除け、
29……回転ローラ、30……窓孔、31……支
柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドライトと、ホルダによつて首振り変位す
    るように保持されている発電機と、この発電機に
    固定的に外装されて前記ヘツドライトが取り付け
    られるケースとを備えており、このケースは縦割
    部を有し、前記発電機の胴部外周を略全体的に包
    囲する略筒形状に樹脂を用いて一体成形されてい
    るとともに、このケースには前記発電機における
    回転ローラの外側を包囲する泥除けと、前記発電
    機におけるホルダ取り付け部を逃げる切欠部と、
    前記発電機における胴部の肩部に係合する係合部
    と、外方に突設されている冷却用フインとが一体
    的に形成されており、このケースが前記発電機の
    胴部外周に、前記泥除けが回転ローラの外側を包
    囲するとともに、前記切欠部が発電機のホルダ取
    り付け部を逃げ、かつ、前記係合部が発電機胴部
    の肩部と係合するように配されて装着されるとと
    もに、前記縦割部が締結手段を用いて締結される
    ことにより固定されており、また、前記ヘツドラ
    イトが前記ケースの縦割部に配されて前記締結手
    段により共締めされており、さらに、このヘツド
    ライトに電気的に接続されているアースプレート
    が前記締結手段によりさらに共締めされていると
    ともに、このアースプレートはその一部が前記ケ
    ース内周と前記発電機の胴部外周との間に挟み込
    まれることによりこの発電機に電気的に接続され
    ていることを特徴とする自転車用照明装置。
JP2642284U 1984-02-25 1984-02-25 自転車用照明装置 Granted JPS60138886U (ja)

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JP2642284U JPS60138886U (ja) 1984-02-25 1984-02-25 自転車用照明装置

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JPS60138886U JPS60138886U (ja) 1985-09-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4532790Y1 (ja) * 1965-05-26 1970-12-14

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