JP3061723U - 走行車のリフレクタ - Google Patents

走行車のリフレクタ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射効率の良い自転車等の走行車のリフレク
タを提供することを課題としている。 【解決手段】 走行用の車輪6を軸支せしめる車軸3の
端部に、車軸3への取付用の取付部18,28と、該取
付部18,28から外側方に突出する突出部16とから
なり、突出部16の周面及び端面側に反射部材24を設
けたフレクタ12を取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は自転車等の走行車のリフレクタに関する。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来走行車、例えば自転車においては、夜間に自動車等のライトに照らされる と反射し、自転車が存在することを自動車側にアピールするリフレクタが設けら れているが、一般的に該リフレクタはペダルの前後面,泥除けの後面,ハンドル のグリップ,スポーク等に取り付けられており、反射面が所定の方向を向くため 、この反射面と概ね対向する所定方向からのライトに対してはリフレクタが十分 に機能するが、ライトの方向がずれるとリフレクタが十分に作用しない場合があ るという欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本考案の走行車のリフレクタは、車体7側に車軸3 を介して走行用の車輪6が軸支され、該車軸6が車体7の外側方に突出せしめら れた走行車において、上記車軸端部にリフレクタ12を取り付け、該リフレクタ 12が、車軸6への取付用の取付部18,28と、該取付部18,28から外側 方に突出する突出部16とからなり、該突出部16の周面及び端面に反射部材2 4を設けたことを特徴としている。
【0004】 また取付部18の端部側に車軸3の端部の挿入が可能な挿入部21を穿設し、 リフレクタ12の車軸3への取り付け状態において取付部18が車軸3の端部を カバーせしめる構造であることを第2の特徴としている。
【0005】 さらに突出部16に円筒状のカバー23を外嵌せしめ、該カバー23に反射部 材24が取り付けられたことを第3の特徴としている。
【0006】 第4に反射部材24が、カバー23の周面に外嵌せしめられたリング状の周面 反射部材24bと、カバー23の端面に固着されたプレート状の端面反射部材2 4aとからなることを特徴としている。
【0007】 第5にカバー23を反射可能な部材で構成せしめたことを特徴としている。
【0008】 第6に突出部16にリング26を外嵌せしめるとともに、該カバー23内にリ ング26を嵌合せしめる溝27を形成せしめ、上記リング26と溝27とにより カバー23の抜け止めを構成せしめたことを特徴としている。
【0009】 第7にカバー23を弾性変形が容易な部材で形成せしめたことを特徴としてい る。
【0010】 第8に突出部16を反射可能な部材で構成せしめたのことを特徴としている。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1は走行車である自転車の正面図であり、車体フレーム1の前後に各車軸2 ,3を介して前輪4及び後輪6が軸支されており、車体7前方に設けられたハン ドル8を持ち、車体7の略中央下方側に設けられたペダル9をこぐことで前進す る従来公知の構造となっている。このとき上記後輪6の車軸3は左右端部が車体 7の外側に突出しており、この端部にはナット11が螺合されている(図3参照 )。
【0012】 そして上記後輪6の車軸3には本考案のリフレクタ12が取り付けられており 、この自転車に自動車等が近づくと、夜間においては該自動車のライトによりリ フレクタ12が照らされ、リフレクタ12がライトを反射し、自転車が存在する ことを自動車側にアピールする構成となっている。
【0013】 次に上記リフレクタ12の構造について説明する。図2に示されるようにリフ レクタ12は、略ボルト状の本体14と、該本体14における突出部16に取り 付けられる反射部17とからなり、図3に示されるように突出部16に比較して 大径のヘッド部18の端部に上記ナット11が挿入され、本体14(リフレクタ 12)が車軸3の端部に取り付けられる構造となっている。つまりヘッド部18 はリフレクタ12の車軸3への取付用の取付部となっている。
【0014】 すなわち上記ヘッド部18の端部にはナット11及びナット11から突出する 車軸3の挿入が可能な凹状の挿入部21が穿設されているとともに、外周には上 記挿入部21に到達する雌ねじ部22が形成されており、前述のように挿入部2 1内に車軸3端(ナット11及び該ナット11から突出する車軸3)を挿入し、 上記雌ねじ部22にいわゆるイモねじ等のねじ(図示せず)を螺合させ、該ねじ によりヘッド部18とナット11とを固定することでヘッド部18がナット11 及び車軸端をカバーして車軸3にリフレクタ12が固定される。
【0015】 一方上記反射部17は本体の突出部16に圧入されて外嵌する図4に示される 筒状のカバー23からなり、該カバー23の外周側に反射部材24が取り付けら れた構造となっており、該反射部材24はカバー23の端面に固着された端面反 射部材24aとカバー23の外周に外嵌させられたリング状の周面反射部材24 bとからなる。
【0016】 なお図5(a),(b)に示すように突出部16にリング26を外嵌させて取 り付け、カバー23の内周面に該リング26との係合用の溝(係合部)27を穿 設し、該リング26によりカバー23の外れを防止するように構成しても良い。 このときカバー23は樹脂等の弾性変形が容易な(弾性変形の範囲が広い)材料 で形成せしめられており、人手によって突出部16とカバー23との脱着は容易 となっている。
【0017】 また図5(c)に示されるようにカバー23の端部にチェーン20等の連結部 材を介してマスコット30等を取り付けることができるが、該マスコット30を 反射可能に構成することで(一部又は全部を反射部材で形成、あるいは反射部材 を張り付ける)、自転車の走行中マスコット30が揺れ、自動車の運転者等は自 転車の確認がより容易となる。
【0018】 これにより車軸3の左右両端にリフレクタ12を取り付けることで自転車に対 していかなる方向から自動車のライト等が照らされた場合であっても、リフレク タ12の反射部17(反射部材24)がライトを反射し、自動車の運転者は、容 易に自転車を確認することができる。このときライトが照らす方向に因るリフレ クタ12の反射面積の差が少なく、上記リフレクタ12は安定した反射効果を有 する。
【0019】 またリフレクタ12の破損時等においては、カバー23を交換することでリフ レクタ12を容易に修復することができ、修理コスト等を低くすることができる が、その他使用者の必要(好み)に応じて、カバー23を反射部材24の色が異 なる他のカバーに交換することで、種々の色のリフレクタ12を容易に形成せし めることができる。
【0020】 なおカバー23が弾性変形容易であるため、カバー23に対する周面反射部材 24bの脱着は容易であり、周面反射部材24bの交換は容易である。また端面 反射部材24aをいわゆるマジックテープ等により着脱自在に固着することで、 端面反射部材24aの交換も容易となるため、カバー23に対する反射部材24 の交換が容易で、カバー23(反射部材24)のバリエーションを増加させるこ とができ、カバー23側の補修も容易となる。
【0021】 さらに本考案のリフレクタ12は後輪6の車軸3端に設けられたナット11に 外嵌させて取り付ける構造であるため、リフレクタ12を自転車または自転車の オリジナルのパーツ側を何ら交換及び変更することなく容易に取り付けることが できる。そしてリフレクタ12を車軸3のナット11及び車軸3の端部に被せる 形になるため、ナット11及び車軸端等が隠され、後輪6の車軸3周辺のデザイ ンが良好となる。
【0022】 なお図6に示すように前述のヘッド部18をスリ割り状に形成するとともに、 スリ割り部分を外周方向に突出せしめ、両突出部25をボルトで締め付けること ができるように構成してもよく、この場合挿入部21内に車軸3のナット11を 挿入し、突出部25をボルト30により締め付けることで、該ナット11を締め 付け固定するように形成しても良い。また上記反射部17はカバー23に反射部 材24が取り付けられた構造となっているが、該カバー23自体を反射部材で構 成してもよく、あるいは本体(突出部16)自身を反射部材としても良い。
【0023】 さらに上記実施形態ではリフレクタ12がボルト状の本体16から構成される 例について説明したが、図7に示すように円柱状の本体16にボス28が取り付 けられた構造としてもよく、この場合ボス28に前述の実施形態と同様の挿入部 21及び雌ねじ部22を穿設して取付部とし、この挿入部21に後輪6の車軸3 及びナット11を挿入し、ナット11とボス28をねじ固定することで、リフレ クタ12が車軸3に取り付けられる。これにより本体16の周面及び端面側に反 射部材24(反射部17)を設けることで上記実施形態と同様の効果を得ること ができる他、リフレクタ12をコンパクトに形成せしめることができる。
【0024】
【考案の効果】
以上に示される構成の本考案の構造によると、リフレクタが走行車に対するい かなる方向からの照射に対しても反射するため、照射側はより容易に走行車を確 認することができるが、上記リフレクタは車軸を利用して走行車側に取り付けら れるため、走行車側に専用の取付部材等が不要であり、コンパクト且つ安価にリ フレクタを取り付けることができ、特にリフレクタの無い走行車に対して容易且 つ安価に取り付けることができる。
【0025】 特に車軸端部に設けられたナットに外嵌させて取り付ける構造とすることで、 走行車または走行車のオリジナルのパーツ側を何ら交換及び変更することなく容 易にリフレクタを取り付けることができる。また反射部を本体側に対するカバー として構成することで、カバーを交換することによりリフレクタを容易に修復す ることができる他、使用者の必要に応じて種々の色のリフレクタを容易に形成せ しめることも可能である。
【0026】 このとき特に反射部材をカバーの周面に外嵌せしめられたリング状の周面反射 部材と、カバーの端面に固着されたプレート状の端面反射部材とから構成するこ とで、カバーに対して反射部材の交換等も容易に行うことができる
【0027】 また突出部に外嵌させるリングとカバー内に形成せしめた溝とによりカバーの 抜け止めを構成せしめることで、カバーが突出部から容易に抜けない構造となる が、カバーを弾性変形容易な部材で形成することで、人の手によりカバーを変形 させることで、カバーの着脱は容易である。
【0028】 またカバーあるいは突出部自身を反射部材とすることでもリフレクタとして同 様の効果を得ることができる。なおリフレクタの取付部で車軸端を覆うようにし てリフレクタを車軸の突出部に取り付けることで、リフレクタが車軸の突出部分 のカバーにもなり、外観のルックスが向上するという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自転車の側面図である。
【図2】(a),(b),(c)は、リフレクタの左側
面図,正面図,右側面図である。
【図3】(a),(b)は、リフレクタの車軸への取り
付け開始時の正面図,取り付け完了時の正面断面図を示
す。
【図4】(a),(b)はカバーの正面図及び正面断面
図である。
【図5】(a),(b)リングを用いてカバーと本体と
を取り付ける場合の取り付け開始時の正面図,取り付け
完了時の要部正面断面図を示し、(c)はカバーにアク
セサリを取り付けた状態の要部正面断面図を示す。
【図6】ヘッド部の他の実施形態を示す要部断面図であ
る。
【図7】(a),(b)は、他の実施形態のリフレクタ
の車軸への取り付け開始時の正面図,取り付け完了時の
正面断面図を示す。
【符号の説明】
3 車軸 6 車輪 7 車体 12 リフレクタ 16 突出部 18 取付部(ヘッド部) 21 挿入部 23 カバー 24 反射部材 28 取付部(ボス)

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(7)側に車軸(3)を介して走行用の
    車輪(6)が軸支され、該車軸(6)が車体(7)の外側方に
    突出せしめられた走行車において、上記車軸端部にリフ
    レクタ(12)を取り付け、該リフレクタ(12)が、車
    軸(3)への取付用の取付部(18),(28)と、該取付
    部(18),(28)から外側方に突出する突出部(16)
    とからなり、該突出部(16)の周面及び端面側に反射部
    材(24)を設けた走行車のリフレクタ。
  2. 【請求項2】 取付部(18)の端部側に車軸(3)の端部
    の挿入が可能な挿入部(21)を穿設し、リフレクタ(1
    2)の車軸(3)への取り付け状態において取付部(1
    8)が車軸(3)の端部をカバーせしめる構造である請求
    項1の走行車のリフレクタ。
  3. 【請求項3】 突出部(16)に円筒状のカバー(23)を
    外嵌せしめ、該カバー(23)に反射部材(24)を設けた
    請求項1又は2の走行車のリフレクタ。
  4. 【請求項4】 反射部材(24)が、カバー(23)の
    周面に外嵌せしめられたリング状の周面反射部材(24
    b)と、カバー(23)の端面に固着されたプレート状
    の端面反射部材(24a)とからなる請求項3の走行車
    のリフレクタ。
  5. 【請求項5】 カバー(23)を反射可能な部材で構成
    せしめた請求項3の走行車のリフレクタ。
  6. 【請求項6】 突出部(16)にリング(26)を外嵌
    せしめるとともに、該カバー(23)内にリング(2
    6)を嵌合せしめる溝(27)を形成せしめ、上記リン
    グ(26)と溝(27)とによりカバー(23)の抜け
    止めを構成せしめた請求項3又は4又は5の走行車のリ
    フレクタ。
  7. 【請求項7】 カバー(23)を弾性変形が容易な部材
    で形成せしめた請求項3又は4又は5又は6の走行車の
    リフレクタ。
  8. 【請求項8】 突出部(16)を反射可能な部材で構成
    せしめた請求項1の又は2の走行車のリフレクタ。
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