JP3223761B2 - 車両用灯具の取付構造 - Google Patents
車両用灯具の取付構造Info
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- JP3223761B2 JP3223761B2 JP14318695A JP14318695A JP3223761B2 JP 3223761 B2 JP3223761 B2 JP 3223761B2 JP 14318695 A JP14318695 A JP 14318695A JP 14318695 A JP14318695 A JP 14318695A JP 3223761 B2 JP3223761 B2 JP 3223761B2
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- Japan
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- fender
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- lamp
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回り込み部を有する比
較的大型の車両用灯具、例えばヘッドランプとフロント
ターンシグナルランプとが組み合わせられたフロントコ
ンビネーションランプ等の車両用灯具であって、車体の
開口部に収納されて取り付けられた際に、回り込み部が
車体のフェンダーにまで及ぶ車両用灯具の取付構造に係
る。さらに、詳しくは、灯具本体を車体に本取り付けす
る際に、灯具本体を車体に対して正しい位置及び姿勢で
仮止めしたり位置決めしたりして灯具本体と車体の開口
部の縁との間の隙間を一定になすことができ、また単一
のクリップで多くの車種に適用できることにより、コス
ト安で製品管理が簡単な車両用灯具の取付構造に関する
ものである。
較的大型の車両用灯具、例えばヘッドランプとフロント
ターンシグナルランプとが組み合わせられたフロントコ
ンビネーションランプ等の車両用灯具であって、車体の
開口部に収納されて取り付けられた際に、回り込み部が
車体のフェンダーにまで及ぶ車両用灯具の取付構造に係
る。さらに、詳しくは、灯具本体を車体に本取り付けす
る際に、灯具本体を車体に対して正しい位置及び姿勢で
仮止めしたり位置決めしたりして灯具本体と車体の開口
部の縁との間の隙間を一定になすことができ、また単一
のクリップで多くの車種に適用できることにより、コス
ト安で製品管理が簡単な車両用灯具の取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えばヘッドランプとフロントターンシ
グナルランプとが組み合わせられたフロントコンビネー
ションランプ等の車両用灯具は、一般に、回り込み部を
有し、かつ比較的大型である。このために、この車両用
灯具は、車体の開口部に収納されて取り付けられた際
に、回り込み部が車体のフェンダーにまで及ぶ。
グナルランプとが組み合わせられたフロントコンビネー
ションランプ等の車両用灯具は、一般に、回り込み部を
有し、かつ比較的大型である。このために、この車両用
灯具は、車体の開口部に収納されて取り付けられた際
に、回り込み部が車体のフェンダーにまで及ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の車両用灯具にお
いては、灯具本体を車体に本取り付けする際に、灯具本
体を車体に対して正しい位置及び姿勢で仮止めしたり位
置決めしたりして灯具本体と車体の開口部の縁との間の
隙間を一定になすことが重要である。
いては、灯具本体を車体に本取り付けする際に、灯具本
体を車体に対して正しい位置及び姿勢で仮止めしたり位
置決めしたりして灯具本体と車体の開口部の縁との間の
隙間を一定になすことが重要である。
【0004】ところが、上述の車両用灯具の取付構造に
おいて、灯具本体が回り込み部を有する比較的大型なも
のであり、また車体の一部であるフェンダーの開口部の
縁が三次元形状をなすので、灯具本体を車体の開口部に
収納して本取り付けする際に、灯具本体を車体に対して
正しい位置及び姿勢で仮止めしたり位置決めしたりする
手段が無いので、灯具本体と車体の開口部の縁との間の
隙間を一定になすことが難しい。
おいて、灯具本体が回り込み部を有する比較的大型なも
のであり、また車体の一部であるフェンダーの開口部の
縁が三次元形状をなすので、灯具本体を車体の開口部に
収納して本取り付けする際に、灯具本体を車体に対して
正しい位置及び姿勢で仮止めしたり位置決めしたりする
手段が無いので、灯具本体と車体の開口部の縁との間の
隙間を一定になすことが難しい。
【0005】本発明の目的は、回り込み部を有する比較
的大型な車両用灯具であっても、灯具本体を車体に本取
り付けする際に、灯具本体を車体に対して正しい位置及
び姿勢で仮止めしたり位置決めしたりして灯具本体と車
体の開口部の縁との間の隙間を一定になすことができ、
また単一のクリップで多くの車種の灯具本体を車体に対
して正しい位置及び姿勢で仮止めしたり位置決めしたり
することができることにより、コスト安で製品管理が簡
単な車両用灯具の取付構造を提供することにある。
的大型な車両用灯具であっても、灯具本体を車体に本取
り付けする際に、灯具本体を車体に対して正しい位置及
び姿勢で仮止めしたり位置決めしたりして灯具本体と車
体の開口部の縁との間の隙間を一定になすことができ、
また単一のクリップで多くの車種の灯具本体を車体に対
して正しい位置及び姿勢で仮止めしたり位置決めしたり
することができることにより、コスト安で製品管理が簡
単な車両用灯具の取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、灯具本体にクリップが固定されてお
り、このクリップのうち3次元形状をなすフェンダーの
開口部の縁が当接する箇所を、三次元形状をなすフェン
ダーの開口部の縁が点当りするための湾曲形状となした
ことを特徴とする。
達成するために、灯具本体にクリップが固定されてお
り、このクリップのうち3次元形状をなすフェンダーの
開口部の縁が当接する箇所を、三次元形状をなすフェン
ダーの開口部の縁が点当りするための湾曲形状となした
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は、クリップと灯具本体との間におい
て、フェンダーの開口部の縁が挟み込まれることによっ
て、灯具本体が車体に対して正しい位置及び姿勢で仮止
めされたり位置決めされたりして灯具本体と車体の開口
部の縁との間の隙間を一定になすことができる。また、
単一のクリップの湾曲当接箇所が多くの車種のフェンダ
ーの開口部の縁に当接するので、単一のクリップで多く
の車種の灯具本体を車体に対して正しい位置及び姿勢で
仮止めしたり位置決めしたりすることができる。この結
果、各車種のクリップを用意したり、この各クリップに
合せて車体の取付箇所に直線部を加工したりする必要が
無いので、コストを下げることができ、また各車種に合
せた複数種類のクリップを揃える必要が無いので、クリ
ップの製品管理が容易である。
て、フェンダーの開口部の縁が挟み込まれることによっ
て、灯具本体が車体に対して正しい位置及び姿勢で仮止
めされたり位置決めされたりして灯具本体と車体の開口
部の縁との間の隙間を一定になすことができる。また、
単一のクリップの湾曲当接箇所が多くの車種のフェンダ
ーの開口部の縁に当接するので、単一のクリップで多く
の車種の灯具本体を車体に対して正しい位置及び姿勢で
仮止めしたり位置決めしたりすることができる。この結
果、各車種のクリップを用意したり、この各クリップに
合せて車体の取付箇所に直線部を加工したりする必要が
無いので、コストを下げることができ、また各車種に合
せた複数種類のクリップを揃える必要が無いので、クリ
ップの製品管理が容易である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の車両用灯具の取付構造の一実
施例を添付図面を参照して説明する。この例の車両用灯
具の灯具本体としては、ヘッドランプとフロントターン
シグナルランプとが組み合わせられたフロントコンビネ
ーションランプについて説明する。図において、1はラ
ンプハウジングである。このランプハウジング1の前面
には開口部10が設けられており、この前面開口部10
の全周縁にはシール凹部11が設けられている。このラ
ンプハウジング1のシール凹部11にはレンズ2のシー
ル脚部22が例えばホットメルト等12によりシールさ
れ、またスクリュウ等(図示せず)により機械的に固定
されている。なお、接着剤によりランプハウジング1と
レンズ2とを接着したものでも良い。このレンズ2及び
ランプハウジング1により灯室14が画成されている。
この灯室14内には図示しない光源バルブが配設されて
いる。このように、サイド(図示の例では右側サイド)
に回り込み部を有する灯具本体3が構成される。
施例を添付図面を参照して説明する。この例の車両用灯
具の灯具本体としては、ヘッドランプとフロントターン
シグナルランプとが組み合わせられたフロントコンビネ
ーションランプについて説明する。図において、1はラ
ンプハウジングである。このランプハウジング1の前面
には開口部10が設けられており、この前面開口部10
の全周縁にはシール凹部11が設けられている。このラ
ンプハウジング1のシール凹部11にはレンズ2のシー
ル脚部22が例えばホットメルト等12によりシールさ
れ、またスクリュウ等(図示せず)により機械的に固定
されている。なお、接着剤によりランプハウジング1と
レンズ2とを接着したものでも良い。このレンズ2及び
ランプハウジング1により灯室14が画成されている。
この灯室14内には図示しない光源バルブが配設されて
いる。このように、サイド(図示の例では右側サイド)
に回り込み部を有する灯具本体3が構成される。
【0009】図において、4は車体である。この車体4
は、開口部41及び410とフェンダー40とを有す
る。前記開口部41及び410の一部410は前記フェ
ンダー41にまで及び、前記フェンダー40の開口部4
10の縁が3次元形状をなす。すなわち、断面形状が図
1に示すようにほぼ4分の1円形に湾曲しており、また
正面から見て図3に示すように湾曲しており、さらに側
面から見て図4に示すように同じく湾曲している。
は、開口部41及び410とフェンダー40とを有す
る。前記開口部41及び410の一部410は前記フェ
ンダー41にまで及び、前記フェンダー40の開口部4
10の縁が3次元形状をなす。すなわち、断面形状が図
1に示すようにほぼ4分の1円形に湾曲しており、また
正面から見て図3に示すように湾曲しており、さらに側
面から見て図4に示すように同じく湾曲している。
【0010】上述の灯具本体3は車体4の前面側から側
面側にかけて設けられた開口部41および410に収納
されて取り付けられており、この灯具本体3の回り込み
部が前記車体4の一部であるフェンダー40にまで及ん
でいる。
面側にかけて設けられた開口部41および410に収納
されて取り付けられており、この灯具本体3の回り込み
部が前記車体4の一部であるフェンダー40にまで及ん
でいる。
【0011】上述の灯具本体3のレンズ2のうち上述の
フェンダー40に当接する箇所にはプロテクター20が
固定されている。
フェンダー40に当接する箇所にはプロテクター20が
固定されている。
【0012】図において、6は本発明のクリップであ
る。このクリップ6は、平面から見て山形形状をなし、
かつ弾性を有する例えば合成樹脂製からなる。このクリ
ップ6の一端部には凹部が設けられており、この凹部の
底には円形の1個の透孔60と位置決め用の円形の2個
の小透孔61とが設けられている。このクリップ6をそ
の小透孔61において灯具本体3のピン16に外嵌する
と共に、このクリップ6の一端部を灯具本体3のボス部
15にセットし、かつスクリュウ62をクリップ6の透
孔60を挿通して灯具本体3のボス部15にねじ込むこ
とにより、クリップ5が灯具本体3のランプハウジング
1に固定される。
る。このクリップ6は、平面から見て山形形状をなし、
かつ弾性を有する例えば合成樹脂製からなる。このクリ
ップ6の一端部には凹部が設けられており、この凹部の
底には円形の1個の透孔60と位置決め用の円形の2個
の小透孔61とが設けられている。このクリップ6をそ
の小透孔61において灯具本体3のピン16に外嵌する
と共に、このクリップ6の一端部を灯具本体3のボス部
15にセットし、かつスクリュウ62をクリップ6の透
孔60を挿通して灯具本体3のボス部15にねじ込むこ
とにより、クリップ5が灯具本体3のランプハウジング
1に固定される。
【0013】上述のクリップ6の他端部には3次元形状
をなすフェンダー40の開口部410の縁に当接する当
接面63が設けられている。このクリップ6の当接面6
3は、多くの車種の3次元形状をなすフェンダー40の
開口部410の縁が点当りするための湾曲となす。すな
わち、断面形状が図1に示すようにほぼ4分の1円形に
湾曲しており、また正面から見て図3に示すようにフェ
ンダー40の開口部410の縁が点当りする第1湾曲部
64と、さらに側面から見て図9に示すようにフェンダ
ー40の開口部410の縁が点当りする第2湾曲部65
と、から構成されている。なお、上述の第1湾曲部64
は、中心O1から半径R1の円弧の一部をなし、また上
述の第2湾曲部65は、中心O2から半径R2の円弧の
一部をなす。
をなすフェンダー40の開口部410の縁に当接する当
接面63が設けられている。このクリップ6の当接面6
3は、多くの車種の3次元形状をなすフェンダー40の
開口部410の縁が点当りするための湾曲となす。すな
わち、断面形状が図1に示すようにほぼ4分の1円形に
湾曲しており、また正面から見て図3に示すようにフェ
ンダー40の開口部410の縁が点当りする第1湾曲部
64と、さらに側面から見て図9に示すようにフェンダ
ー40の開口部410の縁が点当りする第2湾曲部65
と、から構成されている。なお、上述の第1湾曲部64
は、中心O1から半径R1の円弧の一部をなし、また上
述の第2湾曲部65は、中心O2から半径R2の円弧の
一部をなす。
【0014】このクリップ6は灯具本体3のランプハウ
ジング1に、クリップ6の第1湾曲部64と正面から見
たフェンダー40の開口部410の縁とが当接する点A
1におけるクリップ6の第1湾曲部64の法線B1と3
次元形状をなすフェンダー40の開口部410の縁の法
線C1とが合致するように、またクリップ6の第2湾曲
部65と側面から見たフェンダー40の開口部410の
縁とが当接する点A2におけるクリップ6の第2湾曲部
65の法線B2と3次元形状をなすフェンダー40の開
口部410の縁の法線C2とが合致するように、固定さ
れている。
ジング1に、クリップ6の第1湾曲部64と正面から見
たフェンダー40の開口部410の縁とが当接する点A
1におけるクリップ6の第1湾曲部64の法線B1と3
次元形状をなすフェンダー40の開口部410の縁の法
線C1とが合致するように、またクリップ6の第2湾曲
部65と側面から見たフェンダー40の開口部410の
縁とが当接する点A2におけるクリップ6の第2湾曲部
65の法線B2と3次元形状をなすフェンダー40の開
口部410の縁の法線C2とが合致するように、固定さ
れている。
【0015】そして、上述のクリップ6の湾曲当接面6
3と灯具本体3のプロテクター20との間において、フ
ェンダー40の開口部410の縁が挟み込まれることに
よって、このクリップ6を介して灯具本体3が車体4に
対して正しい位置及び姿勢で仮止めされたり位置決めさ
れたりして、灯具本体3と車体4及びフェンダー40の
開口部41及び410の縁との間の隙間が一定になる。
それから、灯具本体3が車体4に本取り付けられる。
3と灯具本体3のプロテクター20との間において、フ
ェンダー40の開口部410の縁が挟み込まれることに
よって、このクリップ6を介して灯具本体3が車体4に
対して正しい位置及び姿勢で仮止めされたり位置決めさ
れたりして、灯具本体3と車体4及びフェンダー40の
開口部41及び410の縁との間の隙間が一定になる。
それから、灯具本体3が車体4に本取り付けられる。
【0016】また、図示の車種の灯具本体3と車体4と
の代りに別車種の灯具本体を車体に取り付ける場合は、
クリップ6の第1湾曲部64と正面から見たフェンダー
の開口部の縁とが当接する点におけるクリップ6の第1
湾曲部64の法線B1と3次元形状をなすフェンダーの
開口部の縁の法線とが合致するように、またクリップ6
の第2湾曲部65と側面から見たフェンダーの開口部の
縁とが当接する点におけるクリップ6の第2湾曲部65
の法線B2と3次元形状をなすフェンダーの開口部の縁
の法線とが合致するように、クリップ6を灯具本体に固
定し、それから、このクリップ6の湾曲当接面63と灯
具本体との間において、フェンダーの開口部の縁を挟み
込むことによって、単一のクリップ6を介して別車種の
灯具本体を車体に正しい位置及び姿勢で仮止めしたり位
置決めしたりして、灯具本体と車体の開口部の縁との間
の隙間を一定にすることができる。
の代りに別車種の灯具本体を車体に取り付ける場合は、
クリップ6の第1湾曲部64と正面から見たフェンダー
の開口部の縁とが当接する点におけるクリップ6の第1
湾曲部64の法線B1と3次元形状をなすフェンダーの
開口部の縁の法線とが合致するように、またクリップ6
の第2湾曲部65と側面から見たフェンダーの開口部の
縁とが当接する点におけるクリップ6の第2湾曲部65
の法線B2と3次元形状をなすフェンダーの開口部の縁
の法線とが合致するように、クリップ6を灯具本体に固
定し、それから、このクリップ6の湾曲当接面63と灯
具本体との間において、フェンダーの開口部の縁を挟み
込むことによって、単一のクリップ6を介して別車種の
灯具本体を車体に正しい位置及び姿勢で仮止めしたり位
置決めしたりして、灯具本体と車体の開口部の縁との間
の隙間を一定にすることができる。
【0017】このように、各車種のクリップを用意した
り、この各クリップに合せて車体の取付箇所に直線部を
加工したりする必要が無いので、コストを下げることが
でき、また各車種に合せた複数種類のクリップを揃える
必要が無いので、クリップの製品管理が容易である。
り、この各クリップに合せて車体の取付箇所に直線部を
加工したりする必要が無いので、コストを下げることが
でき、また各車種に合せた複数種類のクリップを揃える
必要が無いので、クリップの製品管理が容易である。
【0018】なお、上述の実施例においては、ヘッドラ
ンプとフロントターンシグナルランプとが組み合わせら
れたフロントコンビネーションランプについて説明した
が、本発明の車両用灯具の取付構造はその他の車両用灯
具、すなわち回り込み部を有する比較的大型のものであ
って、車体の開口部に収納されて取り付けられた際に、
回り込み部が車体のフェンダーにまで及ぶ車両用灯具に
も使用することができる。
ンプとフロントターンシグナルランプとが組み合わせら
れたフロントコンビネーションランプについて説明した
が、本発明の車両用灯具の取付構造はその他の車両用灯
具、すなわち回り込み部を有する比較的大型のものであ
って、車体の開口部に収納されて取り付けられた際に、
回り込み部が車体のフェンダーにまで及ぶ車両用灯具に
も使用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具の取付構造は、回り込み部を有する比較的大型な
車両用灯具であっても、灯具本体を車体に本取り付けす
る際に、灯具本体を車体に対して正しい位置及び姿勢で
仮止めしたり位置決めしたりして灯具本体と車体の開口
部の縁との間の隙間を一定になすことができ、また単一
のクリップで多くの車種の灯具本体を車体に取り付ける
ことができるので、コストが安く、製品管理が簡単であ
る。
用灯具の取付構造は、回り込み部を有する比較的大型な
車両用灯具であっても、灯具本体を車体に本取り付けす
る際に、灯具本体を車体に対して正しい位置及び姿勢で
仮止めしたり位置決めしたりして灯具本体と車体の開口
部の縁との間の隙間を一定になすことができ、また単一
のクリップで多くの車種の灯具本体を車体に取り付ける
ことができるので、コストが安く、製品管理が簡単であ
る。
【図1】本発明の車両用灯具の取付構造の一実施例を示
した要部の一部断面図(図6におけるI−I線断面図)
である。
した要部の一部断面図(図6におけるI−I線断面図)
である。
【図2】灯具本体にクリップを固定する状態を示した説
明図である。
明図である。
【図3】図1におけるIII矢視図である。
【図4】図1におけるIV矢視図である。
【図5】灯具本体を車体に取付状態の一部斜視図であ
る。
る。
【図6】図5におけるVI矢視図である。
1…ランプランプハウジング、14…灯室、2…レン
ズ、3…灯具本体、4…車体、40…フェンダー、4
1、410…開口部、6…クリップ、60…透孔、61
…位置決め用の小透孔、62…スクリュウ、63…湾曲
当接面、64…第1湾曲部、65…第2湾曲部。
ズ、3…灯具本体、4…車体、40…フェンダー、4
1、410…開口部、6…クリップ、60…透孔、61
…位置決め用の小透孔、62…スクリュウ、63…湾曲
当接面、64…第1湾曲部、65…第2湾曲部。
Claims (3)
- 【請求項1】 開口部とフェンダーとを有する車体であ
って、前記開口部が前記フェンダーにまで及び、前記フ
ェンダーの開口部の縁が3次元形状をなす車体と、 回り込み部を有する灯具本体であって、前記車体の開口
部に収納されて取り付けられた際に、前記回り込み部が
前記フェンダーにまで及ぶ灯具本体と、 前記灯具本体に固定されたクリップと、 を備え、 前記クリップのうち前記フェンダーの開口部の縁が当接
する箇所は、前記フェンダーの開口部の縁が点当りする
ための湾曲形状を形状をなすことを特徴とする車両用灯
具の取付構造。 - 【請求項2】 前記クリップの湾曲当接箇所は、正面か
ら見た前記フェンダーの開口部の縁が点当りする第1湾
曲部と、側面から見た前記フェンダーの開口部の縁が点
当りする第2湾曲部と、から構成されていることを特徴
とする請求項1に記載の車両用灯具の取付構造。 - 【請求項3】 前記クリップは前記灯具本体に、前記ク
リップの湾曲当接箇所と前記フェンダーの開口部の縁と
が当接する点における前記クリップの湾曲当接箇所の法
線と前記フェンダーの開口部の縁の法線とが合致するよ
うに、固定されていることを特徴とする請求項1又は2
に記載の車両用灯具の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14318695A JP3223761B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 車両用灯具の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14318695A JP3223761B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 車両用灯具の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332889A JPH08332889A (ja) | 1996-12-17 |
JP3223761B2 true JP3223761B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=15332883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14318695A Expired - Fee Related JP3223761B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 車両用灯具の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3223761B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP14318695A patent/JP3223761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08332889A (ja) | 1996-12-17 |
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Legal Events
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