JPS6346469A - 現像剤組成物 - Google Patents

現像剤組成物

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JPS6346469A
JPS6346469A JP61189502A JP18950286A JPS6346469A JP S6346469 A JPS6346469 A JP S6346469A JP 61189502 A JP61189502 A JP 61189502A JP 18950286 A JP18950286 A JP 18950286A JP S6346469 A JPS6346469 A JP S6346469A
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JP
Japan
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toner
powder
surface treatment
treated
treatment agent
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Pending
Application number
JP61189502A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hashimoto
健 橋本
Hideyuki Akagi
赤木 秀行
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/085,109 priority patent/US4828954A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • G03G9/097Plasticisers; Charge controlling agents
    • G03G9/09733Organic compounds
    • G03G9/09741Organic compounds cationic
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真、静電記録等における電気的潜像や
電気信号を可視化する現像剤組成物に関し、特に、帯電
性、現像、転写性に優れた現像剤組成物に関する。
従来の技術 現象剤(トナー)に電荷を付与する方法としては、摩擦
、接触帯電法、イオン照射法、導電性を利用した静電誘
導法、電荷注入法など、各種知られているが、最も利用
しやすく、また、広く用いられているのが、摩擦、接触
帯電法である。この場合、トナーに電荷を付与するため
に、トナーとは逆極性に帯電するキャリア粒子をトナー
と混合する二成分現像剤の外、帯電ブレードや帯電ロー
ル等とトナーの摩擦帯電を利用したり、トナー相互の摩
擦帯電を用いる一成分現像剤も知られている。
この様な接触帯電、摩擦帯電でトナーを帯電する場合、
トナー側、おるいは、キャリア、ブレード等の電荷付与
材料側に、電子供与性の物質や電子吸引性の物質を添加
し、帯電性制御を行なう。
摩擦帯電現象は複雑であり、その機溝は必ずしも明らか
でないが、一般に電子供与性物質は、正に電子眼゛引性
物質は、負に帯電する。
従来トナーの帯電制御を行なうためには、(i)トナー
中、あるいは、トナー粒子表面に、染顔料、界面活性剤
、無機粉末等を混合又は付着させる。
(ii)結着樹脂として、−COOHl−CN、−C1
等のハロゲン、 N O2、NH2等の官能基を有する
樹脂状物を用いることが行なわれている。しかしながら
、トナー帯電性の経時安定性、環境安定性の制御には、
成功しておらず、満足できるレベルではない。
また、カラー現像に満足に使える無色もしくは淡色の良
好な帯電制御剤も知られていない。
一方、トナーの帯電制御を必ずしも目的とせず、トナー
の粉体流動性改善、耐ブロツキング性改善、感光体等ト
ナー像受容体表面のクリーニング性改善等のため、おる
いはトナー自体のレオロジー特性の制御等のため、トナ
ーの内部や、外部表面に、無機系及び/又は有機系の粒
状、繊維状、板状等の粉末を含有又は付着させて現像剤
を調整することがしばしば行なわれている。この場合も
、添加された無機粉末や有機粉末は、当然結果的に、ト
ナーの帯電性等、電気特性に影響を及ばずこととなるか
ら、粉末自体の電気特性と共に、トナ一本体との適合性
が極めて重要となる。
負帯電性トナーの場合は、シリカ微粉末等がしばしば用
いられる。しかしながら、正帯電性トナーに、これらシ
リカ微粉末などを添加すると、トナーの帯電性を劣悪化
させてしまう。そこで、例えば、特公昭53−2244
7、特開昭58−79254、特開昭59−45456
、特開昭59−189352等には、正帯電性のアミノ
基や変性アミノ基を含む化合物等でシリカ微粉末等の表
面処理を行ない、帯電制御する方法が提案されている。
発明が解決しようとする問題点 これらの方法は、確かにおる範囲で有効ではあるが、残
念ながら、繰返しコピ一時の経時安定性や、環境安定性
、物理化学的安定性に問題がおり、正帯電性トナーの非
電気特性的機能と、電気特性に関する要求を共に満足さ
せる添加剤は、未だ得られていないのが現状である。
本発明は、従来技術における上記の問題点に鑑みてなさ
れたもので“あって、その目的は、トナー帯電の立上り
が早く、トナーの帯電量及び電荷分布の制御が可能でお
り、トナー帯電性の環境安定性、物理化学的安定性及び
経時安定性の優れた現像剤組成物を提供することにある
本発明の他の目的は、現像、転写性の改善された、常に
良好な画質の形成を保証する現像剤組成物を提供するこ
とにある。
本発明の伯の目的は、カラーに使用できる無色もしくは
淡色の帯電制御剤を用いた現像剤組成物を提供すること
におる。
本発明の更に他の目的は、l・ナーの帯電性と、粉体流
動性、耐ブロッキング性、クリーニング性等の非電気的
要求機能の両者の要求を満足する現像剤組成物を提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 本発明の上記目的は、表面処理剤として、(1)オニウ
ム塩構造を有し、(ii)重合性不飽和結合を含まず、
(iii)無機物質と結合しうる官能基を有する化合物
により表面処理した無機物粉末を現像剤組成物中に含有
させることにより達成できる。
したがって、本発明の現像剤組成物は、(i)オニウム
塩構造を有し、(ii)重合性不飽和結合を含まず、(
iii)無機物質と結合しうる官能基を有する化合物に
より表面処理した無機物粉末を含有することを特徴とす
る。
本発明について詳細に説明すると、現像剤組成物中に表
面処理剤として添加される前記化合物のオニウム塩構造
としては、 第1級アミン塩  ヤ (R−NH3)、 第2級アミン塩 第3級アミン塩 第4級アンモニウム塩 1<4 等の変性第4級アンモニウム塩、トリアルキル、ベンジ
ル第4級アンモニウム塩、 等のカチオン成分とCl−1Br−1F−等のハ分から
なるオニウム塩構造をあげることができる。
(上記式中、R1−R4は、それぞれ有機基又は互いに
連結して環を形成する基を表わす。)これらオニウム塩
構造をもつものの中でも、低級アミン塩及び第4級アン
モニウム塩として分類されるいわゆるアンモニウム塩類
が特性的、工業的な見地から最も都合よく用いることが
できる。
ここでいうアンモニウム塩類とは、前述の低級アミン塩
、テトラアルキルアンモニウム塩、変性トリアルキルア
ンモニウム塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、
テトラベンジルアンモ′ニウム塩等の外、ピリジニウム
塩、キノリニウム塩、イミダゾリニウム塩、モルホリニ
ウム塩等の環状アンモニウム塩類も包含する。
本発明において、これらオニウム塩構造を有する化合物
は、分子中に重合性不飽和結合を含まないことが必要で
ある。
ここで重合性不飽和結合というのは で表示しうるビニル基やメタクリル基などのラジカル重
合性不飽和結合を意味する。ベンゼン環やピリジン環中
の不飽和結合は、安定性が高く問題ないが、ビニル基等
のラジカル重合性不飽和結合が分子中に含まれると、現
像剤の物理化学的安定性に悪影響を与える。
ビニル基等のラジカル重合性不飽和結合を有するオニウ
ム塩構造を有する処理剤を使用した場合、劣悪条件下で
の複写時に、画像ボケや画像ヌケ等のトラブルが見られ
るのに対し、ラジカル重合性不飽和結合を有しない本発
明にあける表面処理剤を用いた場合に、これらのトラブ
ルが発生しないのは、如何なるメカニズムによるのか詳
細には判明していないが、これらのトラブルは、高温高
湿、複写機内の高電場、高オゾンfi度等の劣悪環境に
より、ラジカル重合性不飽和結合部が化学反応を生じ、
おるいは、劣化することが原因でおろうと推測される。
本発明において、上記オニウム塩構造を有する化合物は
、また無機物質と結合しうる官tJ’L基を有する必要
がある。
無機物質と結合しうる官能基としては、無水物質表面の
水酸基あるいは吸着水層等と結合しうる官能基でおれば
酸性基、塩基性基等何でもよいが、通常、無機物質と有
機物質を結合するカップリング剤類、つまりシランカッ
プリング剤、チタネートカップリング剤、アルミネート
カップリング剤、ジルコネートカップリング斉Lクロム
コンプレックス系、その地金金属系カップリング剤等で
採用されている無機物質と反応しうる官能基が都合よく
使用できる。 カップリング剤の代表例であり、かつ本
発明においても各種観点から、有利に用い(qるシラン
系化合物を例に、以下説明する。
シランカップリング剤は、一般に、無機物質と反応する
官能WX(−CIなどハロゲン、メトキシ基、エトキシ
基等アルコキシ基等)と有機物質と反応する官能基(ビ
ニル基、アミノ基、塩素原子、エポキシ基、メルカプト
基等)を含む炭素鎖Yを有し、−飲代 %式%) で表示されるが、本発明において表面処理剤として使用
される上記オニウム塩構造を有する化合物も、無機物質
と結合しうる官能基として、塩素原子等のハロゲン原子
、メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基を有するこ
とが望まれる。
本発明における前記表面処理剤は、それ自体の分子設計
の自由度、処理効果の大きさから、有機シラン化合物で
あることがもつとも好ましい。本発明においてもっとも
有効な表面処理剤の例としては、下記−飲代で示される
ものがあげられる。
m5iZn (x:塩素原子又はアルコキシ基 Z:アンモニウム塩基を含む飽和炭化水素基又は非重合
性不飽和炭化水素基 m1n:1〜3の整数 なお上記式中、m、n≧2の場合、X及びZはそのすべ
てが同一官能基である必要はない。また、n≧2の場合
、Zは少なくとも1つがアンモニウム塩基を有すればよ
い。) 本発明において、上記の一般式で示される有機シラン化
合物のうち、さらに好ましいものは、アンモニウム塩構
造部以外の部分が飽和炭化水素基よりなるものである。
本発明において、これらオニウム塩構造を有する表面処
理剤で処理される無機物質粉末としては、シリカあるい
はタルり、クレー、カオリン、ゼオライト、コーディエ
ライト、ムライト、マイカ等のケイ素と他の金属元素と
の混合酸化物類、シリコンカーバイド、シリコンナイト
ライド、シリコン、ボロンナイトライド、酸化スズ、酸
化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、チタン酸バリウム、チ
タン酸カリウム、炭酸カルシウム、ドロマイト、竣工バ
リウム、酸化セリウム、酸化クロム、酸化鉄、フェライ
ト類、酸化モリブデン、酸化ニッケル、酸化マグネシウ
ム、水酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化バナ
ジウム、鉄、ニッケル、アルミニウム、金、銀、銅、亜
鉛、ヨウ化銅、カーボンブラック、グラフ7イト、ダイ
ヤモンド、アモルファスカーボン等、多くのものが利用
できる。
これら無機物質粉末の形状は、どのようなものでもよく
、例えば、球状、粒状、針状、繊維状、板状等任意の形
状のものが使用できる。
また、粒径は、0.001μm程度から、数十μm程度
、好ましくは、約0.005μ■から約5μm程度が使
用目的によって適宜選択できる。
特に、トナー粒子内部に添加混合したり、トナー粒子表
面に外添し、比較的均一な層を形成さぜることを目的と
する場合は、約0.005μmから約0.5μmの粒径
をもつ粉末が望ましい。
本発明において、表面処理剤で無機物粉末を処理する際
、表面処理剤は、2種以上混合して用いてもよい。
また、本発明においては、表面処理剤の外、他のカップ
リング剤等の処理剤を併用してもよい。
例えば、ジメチルジクロルシラン、メチルトリクロルシ
ラン、トリメチルクロルシラン、トリメチルエトキシシ
ラン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルトリエトキ
シシラン、オクタデシルトリエトキシシラン、ヘキサメ
チルジシラザン等の疎水性を有する有機ケイ素化合物、
又、更に必要に応じて、ビニルトリクロルシラン等のビ
ニルシラン類、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン
等のアミノシラン類、パー70ロシラン類、グリシドキ
シシラン類、メタクリロキシシラン類、メルカプト基や
イソシアナート基を有するシラン類、変性物を含むシリ
コーンオイル類、チタネートカップリング剤、ジルコニ
ウム系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤
、高級脂肪酸及びそのエステル、アミド、金属塩等の誘
導体、高級アルコール及び誘導体、界面活性剤、染料等
を併用し処理してもよい。
本発明のアンモニウム塩等のオニウム塩構造を有する表
面処理剤で前述の無機物粉末を処理する方法としては、
例えば、無機物粉末を、表面処理剤の水溶液おるいは有
機溶剤溶液に浸漬、攪拌し、加熱して溶媒を除去するこ
とにより処理したり、あるいは無機物粉末を攪拌し、そ
こに、本発明の表面処理剤もしくは、表面処理剤溶液を
滴下し、加熱、溶媒除去することにより処理する方法が
採用できる。、又無機物粉末を、気相中で懸濁させてお
き、表面処理剤溶液を、スプレーもしくは気化して吹き
つけ処理することも可能である。
上記の処理を行なうに際し、同時に他のカップリング剤
や表面処理剤を併用処理したり、それらで、前処理もし
くは、後処理してもよい。
本発明において、表面処理剤で無機物粉末を処理するに
際し、最終的に熱処理を行なうことが望ましいが、極度
の高熱処理は、表面処理剤の分解や変質を誘発するので
、200 ’C以下が望ましい。
表面処理剤の化学構造にもよるが、一般には100℃前
後の処理温度が好ましい。
本発明において、無機物粉末に対する表面処理剤の添加
量は、目的、用途あるいは表面処理剤の構造により異な
る。通常、無機物表面に対して、本発明のカップリング
剤が、単分子層を形成する添加量以下で、十分効果を発
揮するが、必要に応じて、二層以上になるような添加量
で処理してもよい。
本発明における表面処理剤は、それ自体で、穫めて良好
な正帯電性制御能を有するが、同時に、導電性にも、大
きく影響を与える。したがって、半導電性あるいは、低
絶縁性を必要とする場合には、無機物粉末の表面の表面
処理剤による処理を、単分子層が形成されるような添加
量、あるいは、更に、高濃度となるよう、添加量を選択
して行なうのが好ましい。
一方、見かけ上置気絶縁性領域で、正帯電性の制御を主
体に行なう場合は、無機物粉末表面を、単分子層を形成
する量以下の量で被覆するのが好ましい。通常、単分子
層形成添加量の約50%以下の少量処理でも十分に効果
は発現される。
本発明における表面処理剤を用いて、無機物質粉体の表
面処理を行なった場合、これら無機物質と結合しうる官
能基が、実際に無機物質表面の水酸基等と化学反応をお
こし、結合しているか否かは、検証を行なっていないの
で、明確ではないが、本発明における表面処理剤で、処
理を行なった場合の効果は、非常に安定であるので、表
面処理剤中の官能基と無機物表面が仮りに反応結合しな
い場合であっても、水素結合等の強い相互作用の働きに
より、表面処理剤が無機粉体表面に、強固に担持、吸着
されていると推測される。
なお、本発明における表面処理剤等で無機物質粉末を処
理すると、通常、親水性表面を有する無機物質粉末は、
処理前に比べ疎水化される場合が多い。
このように処理された本発明における表面処理した無機
物質粉末は、トナー粒子内部に内添して用いる場合は、
約0.1容量%乃至約301ffi%好ましくは、約1
容量%乃至約20容量%の添加量で用いるのがよい。
トナー粒子表面に外添して用いる場合は、約o、oi重
量%から約20重量%、好ましくは約0.1重量%から
約10重量%程度の添加量で用いるのがよい。外添後、
熱処理、化学処理等の手段で、トナー粒子表面に固着さ
せたり、埋め込んでもよい。
本発明における表面処理した無機物粉末が、トナー粒子
と同程度、おるいは更に、トナー粒子より大ぎな粒度を
有する場合は、用途に応じて適宜、添加量を決めればよ
い。
本発明における表面処理した無門物粉末は、前述の如く
トナーの正帯電性及び導電性の制御に極めて顕著な効果
を示すので、正帯電性トナーの正帯電性制御剤として、
トナー内部及び/もしくは外部に添加して用いるのが非
常に有効である。しかしながら、現像剤の電荷交換の微
調整、あるいは、トナー粒子間相互帯電等の帯電機構で
トナーに電荷を付与する場合、あるいは更に、両極性帯
電可能なトナーを調整する場合等においては、負帯電性
トナーに対して、前記表面処理した無機物粉末を添加混
合してもよい。
本発明における表面処理した無機物粉末は、もちろん、
特に、外添して用いる場合、トナーの耐ブロツキング性
改善、粉体流動性改善、クリーニング性改善等にも極め
て効果がおる。
本発明の現像剤組成物におけるトナーの結@樹脂として
は、従来公知のもの、例えば、スチレン/アクリル系共
重合体、スチレン/ブタジェン共重合体、ポリエステル
、ポリアミド、エポキシ、ポリカーボネート、ポリウレ
タン、シリコーン、フッ素系、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン/酢酸ビニル共重合体1、ポリオレフ
ィン系重合体などが使用できる。これらの樹脂は、熱定
着用、圧力定着用のどちらのものでもよい。
また、その他の添加剤として、カーボンブラック、含金
染料、ニグロシン、第4扱アンモニウム塩等の帯電制御
剤、シアン、マゼンタ、イエローその他の有彩色の染料
及び顔料、マグネタイト、γ−へマタイト、フェライト
等の磁性体、酸化スズ、ヨウ化銅等の導電性制御剤、補
強剤、離型剤等、従来周知のものも使用も可能である。
また、本発明の表面処理剤で表面処理した無機物粉末を
トナーの外添剤として使用する場合、即ち、(i)バイ
ンダー樹脂中に、類似構造の低級アミン塩、第4級アン
モニウム塩、ピリジニウム塩等のアンモニウム塩類が内
添されているか、又は(ii)バインダー樹脂自体の分
子鎖末端もしくは側鎖にアンモニウム塩構造を有する、
トナーと組合せ用いた場合には、正帯電制御制の効果が
最も顕著である。
更に、外添剤として、シリカ、カーボン、アルミナ、酸
化チタン、酸化亜鉛、樹脂微粉、酸化スズ等、従来公知
のものも併用することができる。
本発明の現像剤組成物におけるトナーの製造方法として
は、混練粉砕法、スプレィドライ法、直接型合法等任意
のものが使用できる。外添剤ブレンド法も従来公知の任
意の方法が採用できる。
トナー粒度としては、コールタ−カウンター法で測定し
た平均粒度d50が1〜20μmが好ましく、より好ま
しくは、5μTrL〜15μm程度である。
また、トナーは、キャリアを用いる二成分現像法及び、
キャリアを用いない一成分現像法のいずれの方法で使用
してもよい。
また、カラー像形成用のトナーとして用いてもよい。
また、本発明における表面処理した無機物粉末自体をキ
ャリアとして用いたり、あるいは、キャリア材料又は帯
電ブレード/ロール材料中に添加混合し、トナーの帯電
性を制御することも可能である。
発明の効果 本発明の現像剤組成物は、無機物粉末の表面処理剤とし
て前記の化合物を使用するから、トナー帯電の立上りが
早く、トナーの帯電量及び電荷分布の゛制御を容易に行
なうことができ、特に正帯電性及び導電性の制御に有効
で必る。そして、トナー帯電性の環境安定性、物理化学
的安定性及び経時安定性の点で優れたものである。
また、本発明の現像剤組成物は、トナーの帯電性と、粉
体流動性、耐ブロッキング性、クリーニング性等の非電
気的機能との両者の要求を満足するものであり、したが
って、良好な画質の画像を与えることができる。
更に、本発明にあける前記表面処理剤は無色もしくは淡
色であるから、本発明の現像剤組成物は、カラー画像の
形成に有利に用いることができる。
実施例1 a) スチレン/n−ブチルメタクリ   90重量部レート
共重合体 (丁Q=60’C,)ln=14000.  HW=4
5000)カーボンブラック(1)H=8)     
  7重量部ニグロシン変性物          3
重量部上記酸分を溶融混練、粉砕、分級し、平均粒度d
50=、12μ771Lのトナーを試作し、トナー1a
とした。
このトナー1aを、粒径的100μmの鉄粉キャリアと
混合し、二成分現像剤とし、ブローオフトライボ測定装
置とチャージスペクトログラフ測定装置で平均帯電量と
電荷分布を測定した。平均帯電量は、現像剤混合後、1
分でほぼ飽和に達したが、各環境での帯電量(1分値)
は下記の如くと、かなり大きな環境依存を呈した。
22°C155%R,H,で 約+10uC/g10’
C115% 〃    約+12μC/g30’C18
5% 〃    約+ 6μC/g更に、帯電の立上り
が遅く、電荷分布慢広く、逆極性トナーが非常に多かっ
た。
次いで、パウダーテスターでトナーの粉体圧縮率を測定
すると、約45%であり、粉体流動性も悪いことが分っ
た。
b) このトナー1aに、下記構造の有機シラン化合物で表面
処理したシリカ微粉末を0.8重φ%ヘンシェルミキサ
ーで混合しトナー1bとした。
0表面処理剤 ○被処理態様粉体 燃焼加水分解法で製造された粒径的0.016μmのシ
リカ微粉末(日本アエロジル社、Aerosil 13
0 ) 0表面処理法 前記シリカ微粉末を気相中に懸濁させ、前記表面処理剤
のメタノール/水混合溶液をスプレーし、シリカ/表面
処理剤−100/15 (手品比)となるように被覆処
理し、乾燥、約100’Cで熱迅理した。
このトナー1bを、トナー1aと同様の方法で、鉄分キ
ャリアに対する帯電性の評価を行なったところ、下記の
如く環境安定性が大幅に改善された。
22°C155%R,H,で 約+20μC/910’
C115% //    約+19μC/q30°C1
85% 〃    約+15μG/9また、帯電の立上
りも早く、電荷分布も狭く、逆極性トナーはほとんどな
かった。
一方、粉体圧縮率も約36%と低く、粉体流動性も大き
く改善された。
負帯電性行別感光体を実装した改造FX−2300複写
機(富士ゼロックス■製)で、計30000枚のコピー
テストを行なったが、低温低湿から高温高湿まで常に良
好なコピーが得られた。
比較例 実施例1bのシリカ微粉末をそのまま未処理で実施例1
のトナー1aにQ、3wt%混合し、トナー1Cとした
実施例1bのシリカ微粉末をジメチルジクロロシランで
疎水化処理したアエロジル(Aerosil)R−97
2(日本アエロジル社〉を実施例1のトナーに180.
8wt%混合し、トナー1dとした。
実施例1bのシリカ微粉末にシリカ/表面処理・剤=1
00/10(重量比)となるように、実施例1bと同様
の方法で、下記アミノシラン処理を施した。
NH2C82CI(2NHCH2CH2C112Si 
(OCH3)3このアミノシラン処理シリカを実施例1
のトナー’laに0.8wt%混合し、トナー1eとし
た。
実施例1bのシリカ微粉末に下記不飽和結合とアンモニ
ウム塩構造を有するシランカップリング剤を、シリカ/
シラン= 100/10となるように、実施例1bと同
様の方法で処理した。得られた処理シリカを実施例1の
トナー1aにQ、3wt%)昆合し、トナー1fとした
前記トナー1fで用いたシランとシ1ツカをシワ力/シ
ラン=100/2で処理し、更に、シリカ/ジメチルジ
クロロシラン=10015となるように疎水化処理を行
なった。得られたシワ力を実施例1のトナー1aに0.
8重量%混合し、トナー1Ωとした。
これらのトナーの帯電性を実施例1と同様の方法で評価
したところ、トナー1cとトナー1dは、共に、全環境
で平均帯電要約+5μC/g以下と低く、かつ、逆極性
トナー量が数10%と正帯電性トナーとして使用に耐え
るレベルではなかった。
トナー1eの帯電量は、下記の通りであり、22℃、5
0%R,H,で 約+23μC/g10℃、15% 〃
    約+18μC/930℃、85% 〃    
約+ 5μC/p常濡常湿、低温低湿では一応使用可能
なレベルの帯電量を呈したが、電荷分布は広く、実施例
1のトナー1bに比べると、逆極性トナーが多かった。
更に、高温高湿では、急激な帯電量の低下と逆極性トナ
ーの増大がみられ、使用できるレベルではなかった。
トナー1fと1gは、類似の挙動を示した。
トナー1f    トナー1g 22°C150%  約+16μC/9   約+11
uc/g10’C,15%  約+17μC/g   
約+9uc/q30℃、85%  約+12μc/g 
  約+6μcogこれらトナー1f及び1gは共に若
干の環境依存性はあるものの、なんとか使用しうるレベ
ルと考えられる。但し、電荷分布は、実施例1のトナー
lbに比べると、やや広く、特にトナー1qは、10重
最%前後の逆極性トナーが観察された。
トナー1fと10の差は、アンモニウム塩構造を有する
シランの処理量の効果であろうと思われる。
更に、トナー1fと1gからなる二成分現像剤を、負帯
電性有機感光体を実装した改造複写間FX−2300に
入れ、各環境下で複写テストを行なった。常温常湿、低
温低湿では、特に大ぎな問題はなかったが、30’C,
90%R,H,で300枚複写後、その環境で一晩放置
、翌朝コピーを取ったところ、共にコピー画像の流れ、
画像欠落、かぶり等の問題が発生した。トナー1fは、
画像欠落と流れが特に目立ち、トナー1gは、画像欠落
と流れは、若干トナー1fより少ないが、かぶりが多か
った。
この原因は必ずしも明確ではないが、トナー1f、1g
の処理シリカに用いたシラン化合物中の不飽和結合が高
温高湿、高オゾン濃度、高電場等の複写機内のストレス
下で変質、劣化したためと推測される。
実施例2 スチレン/ブチルアクリレート50重量部共重合体 (丁Q=60°C,)ln=4000  、  Hw=
11000)スチレン/ブチルアクリレート/   5
0重量部ジビニルベンゼン共重合体 (Tg=60℃、ゲル分率=50%) ポリプロピレンワックス       4重量部カーボ
ンブラック         6重量部セチルピリジニ
ウムクロライ1  1重量部上記載分を溶融混練、粉砕
、分級し、平均粒径約12μmのトナーとした。このト
ナーに、更に、実施例1bで用いた第4級アンモニウム
塩構造を有するシラン化合物で処理したシリカ0.6重
串%と、粒径的0.3μmのメチルメタクリレート/パ
ー70ロアクリレート共重合体粒子0.5ffi量%と
を外添混合し、粒径的80μmのフッ素系ポリマーを被
覆したフェライトキャリアと組合せ、二成分現像剤とし
た。
得られた現像剤を、有機感光体を実装した改造FX−2
830複写機(富士ゼロックス1ifiJ製)で低温低
湿から高温高湿までそれぞれ50000枚づつ計150
000枚の複写テストを行なったが、常に極めて良好か
つ安定した画質を示した。
実施例3 粒径的0.012μmのシリカに実施例1bで用いた表
面処理剤をシリカ/表面処理剤−100/15となるよ
うに処理し、更に、ヘキサメチルジシラザンをシリカ/
ヘキサメチルジシラザン=10015となるように処理
した表面処理シリカを試作した。
得られたシリカを、実施例2のトナーの外添剤として、
0.6ffiffi%加え、更にステアリン酸亜鉛を0
.6重量%添加混合し、実施例2のキャリアと組み合わ
せ、二成分現像剤とした。
得られた現像剤を、実施例2と同様に改造FX−283
0複写はで計30000枚のコピーテストを行なったが
、あらゆる礫境下で常に安定、かつ良好な画像が得られ
た。
実施例4 実施例1のシリカ微粉末に下記構造の表面処理剤をシリ
カ/表面処理剤= 100/10 (重量比)となるよ
うに処理した。
H3 この処理シリカ0.6重量%と、メチルメタクリレート
系共重合体粒子0.5重量%を、実施例2のトナーに混
合し、実施例2と同様の現像剤を調整し、改造FX−2
830複写機でのテストを行なったが、計100000
枚のテストの間で、常に安定、良好な画質を得た。
実施例5 実施例2のトナー(舎外添剤)を−成分現像剤として、
図面に示した一成分現像機と有機感光体を実装した改造
FX−2830複写機でテストを行なった・ 高温高湿から低温低湿まで各5000枚、計15000
枚のコピーテストを行なったが、その間、常に良好な画
像が(qられた。
なお、図面の現像装置において、静電潜像9を保持する
静電潜像保持体1の近傍に設置された現像機本体2は、
静電潜像保持体1側に開口部を有するホッパー3を有し
ており、このホッパー3内にトナー4が収容されている
と共に、ホッパー3の下部には、一部が開口部より静電
潜像保持体1側へ突出するトナー担持体5が収容されて
いる。
トナー担持体5は、表面平滑もしくは適度な凹凸を有す
るロール、ベルト等から成り、図示しない駆動系により
、例えば矢印方向へ回転され、必要に応じ、バイアス電
源6により直流及び/又は交流バイアス電圧が印加され
ている。また。トナー担持体5には、トナー粒子を一層
もしくは二層の超薄層状態に均一に塗布制御する為にト
ナー@規制部材7が設定される。また、トナ一層規制部
材には電源8が接続されている。トナー担持体5は、熱
硬化性樹脂/カーボンブラック/補強充填剤等を主構成
成分とする複合体ロールであり、電気抵抗率約1010
Ω・cmである。
トナ一層規制部材7は、ステンレスブレード上に約11
rvnの厚さで、フルオロシリコーンエラストマーと各
種充填剤からなる複合ゴム層を設けたものであり、トナ
一層規制部材7はトナー担持体5に対して約1009/
cmの線圧で接触している。
更に、トナー担持体5と感光体9の間の距離を約200
μmに設定し、トナー担持体の周速を120mm1se
c直流バイアス300V、交流バイアス2.4kVI)
−1)、2.5kH2を印加し、現像を行なった。
実施例6 実施例1の表面処理剤を、下記無機粉体に対して、表面
処理剤/無機粉体=10/100  (重量比)で処理
した。
6a:粒径的0.01μmの酸化ジルコニウム  −6
b二粒径約0.01511mのNi、Znフェライト6
C:粒径的0.018μmの珪酸及び亜鉛を複合した炭
酸カルシウム 6d:粒径的0.02μmのアルミナ 6e:粒径的0.03μmの酸化チタン6f:粒径的0
.01571mのA1.Si混合酸化物6q:幅約o、
 oi μm長さ約0.1 μmの針状タルク()fg
、si混合酸化物)以上、6a〜6gまでの処理無機粉
を、それぞれ実施例1のトナーにo、awt%外添混合
し、更に、パーフロロシラン系のカップリング剤で表面
処理された粒径的80μmのフェライトキャリアと組合
せ、実施例1で用いた改造FX−2300複写機により
、高温高湿から低温低湿までそれぞれ100枚計3O0
枚の初期画質テストを行なった。
上記6a〜6qまで、すべてかぶりのない鮮明な画質が
得られた。
実施例7 スチレン/ジメチルアミンエチル  95重組部メタク
リレート/n−ブチルメタ クリレート共重合体 (Tq=60℃、Hn=15000SHyI=4200
0)銅フタロシアニン顔料       5重り部を溶
融混練、粉砕、分級し、平均粒径9μmの青トナーを1
qた。
粒径的0.2μmの醇化スズ系複合酸化物微粒子の表面
を、微粒子/表面処理剤−100/2  (重量比)と
なるように湿式法で実施例1の表面処理剤を用い、表面
処理を行なった。
この表面処理酸化スズ系粒子を、上記青トナーに1wt
%、更に、実施例1の表面処理シリカをQ、 8wt%
添加混合し、更に、実施例6のキャリアと組合せ、同様
に改造FX−2300複写機にて計1000枚のコピー
テストを行なったが、必らゆる環境下で非常に鮮明な青
色画像を得た。
実施例8 実施例7のバインダー樹脂の    95重量部ジメチ
ルアミノ基の部分を 硫酸で中和塩化した樹脂 銅フタロシアニン顔料       5重量部上記成分
を溶融混練、粉砕、分級し、平均粒径10μmの青トナ
ーをjqだ。このトナーに実施例1の表面処理シリカを
0.8!ffi%、ステアリン酸亜鉛0.8手量%を添
加混合し、更に、実施例6のキャリアと組合せ、実施例
6同様に改造FX−2300複写機で計3000枚のラ
ンニングテストを行なったが、常に鮮明な青色コピーが
あらゆる環境下で得られた。
実施例9 スチレン/パーフロロアクリレ−30重量部ト/ブチル
アクリレート共重合体 (丁g=70℃、 Hn=37000.  )fw=1
51000)マグネタイト           70
重回部(粒径的0.4μm) からなり、平均粒径約50μmの樹脂/マグネタイト分
散型キャリアと、実施例1bのトナーを組合せ、改造F
X−2300複写機で、計3000枚の初期コピーテス
トを行なったが、実施例1b同等以上の良好な画質が得
られた。
実施例10 スチレン/2−ビニルピリジン/   20重量部ブヂ
ルアクリレート共重合体 (Tg=60’C,t4n=7000 、 )1w=2
3000)スチレン/ブチルアクリレート   25重
量部共重合体 (Tg=60’C,t4n=130000 、 Hw=
417000)スチレン/エチレングラフト    5
重量部共重合体ワックス ポリエチレンワックス        3重量部表面処
理マグネタイト       50重量部(粒径約O6
4μ瓦、実施例1bの 表面処理剤湿式法でマグネタイト に対して1重量%処理した) 上記成分を溶融混練、粉砕、分級し、粒径的12μmの
磁性トナーを得た。得られたトナーに、実施例4の表面
処理シリカ0.3重量%、カーボンブラック0.2手量
%を添加混合し、−成分現像剤とし、富士ゼロックス製
複写機FX−2700で計10000枚の連続コピーテ
ストを行なったが、あらゆる環境下で常に安定、かつ、
良好なコピーが得られた。
実施例11 スチレン/ブチルアクリレート   951ffi部共
重合体 (Tg=60°C,)In=15000. )1w=3
8000)キナクリドン系顔料        5手量
部ジステアリルジメチル       1手量部アンモ
ニウムトシレート 表面処理酸化スズ系微粒子     10徂量部(実施
例7で使用したもの) を溶融混練、粉砕、分級し、粒径的12μmのマゼンタ
トナーを得た。得られたトナーに、実施例1bの表面処
理シリカを0.6手量%添加し、実施例1と同様に改造
FX−2300複写機で計1000枚のコピーテストを
行なったが、極めて良好なマゼンタコピーを得た。
実施例12 下記閏造の表面処理剤で処理した、湿式シリカ粒子1@
量%を実施例10のトナーに実施例10の表面処理シリ
カの替わりに添加混合し、FX−2700複写別(富士
ゼロックス(体製〉で計2000枚のコピーテストを行
なったが、実施例10同様、良好なコピーが(qられた
実施例13 下記’f4造の表面処理剤とジメチルジメトキシシラン
を粒径0.012μmのシリカ微粉末に表面処理剤/ジ
メチルジメトキシシラン/シリカ=1015/100 
(重量比)で処理した。
この表面処理シリカを0.6重ω%、ステアリン酸亜鉛
0.6重量%を実施例8のトナーに添加混合し、実施例
8と同様に二成分現像剤として改i# F X  23
00複写ハチ計10000枚ノランニングテストを行な
ったが、常に安定、かつ、良好な青色コピーが全環境下
で得られた。
実施例14 下記溝道の表面処理剤を粒径0.02μmのアルミナに
表面処理剤/アルミナ−5/100で表面処理した。
この表面処理アルミナ0.8wt%とポリメチルメタク
リレート系共重合体微粉末0.8wt%を実施例8のト
ナニに混合し、更に、実施例8と同様の二成分現像剤を
調整し、実施例8と同様に改造FX−2300複写機で
計10000枚のランニングテストを行なったが、全環
境下で常に良好な画質が得られた。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の現像剤組成物を使用する現像装置の説
明図である。 1・・・静電潜像保持体、2・・・現像機本体、3・・
・ホッパー、4・・・トナー、5・・・トナー担持体、
6・・・バイアス電源、7・・・トナ一層規制部材、8
・・・電源、9・・・静電潜像。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)オニウム塩構造を有し、(ii)重合性不
    飽和結合を含まず、(iii)無機物質と結合しうる官
    能基を有する化合物により表面処理した無機物粉末を含
    有することを特徴とする現像剤組成物。
  2. (2)オニウム塩構造のカチオン成分がアンモニウムイ
    オンであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の現像剤組成物。
  3. (3)該化合物が、有機ケイ素化合物であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の現像剤組成物。
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