JPH0657852A - 耐力壁形成用木質ブロック並びに同ブロックの補足用面材及び同ブロックを利用した建家構築方法 - Google Patents

耐力壁形成用木質ブロック並びに同ブロックの補足用面材及び同ブロックを利用した建家構築方法

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JPH0657852A
JPH0657852A JP4236473A JP23647392A JPH0657852A JP H0657852 A JPH0657852 A JP H0657852A JP 4236473 A JP4236473 A JP 4236473A JP 23647392 A JP23647392 A JP 23647392A JP H0657852 A JPH0657852 A JP H0657852A
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bearing wall
forming
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horizontal
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Iwao Kinoshita
巖 木下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 丸太組構法を行って耐力壁を形成することに
より、壁面にレンガ積み状の模様を設ける技術の提供。 【構成】 耐力壁を形成する第1木質ブロック1および
第2木質ブロックが複数の木質系板材を集成して断面略
矩形状に形成され、他のブロックと面合する側面のう
ち、上部のブロックと面合する上部水平面5に水平ほぞ
10を突設し、下部水平面6に、他のブロックに突設さ
れたほぞを嵌着する水平溝12を設け、正面側垂直面に
カット面14と縦目地tmを設け、ブロックの上部水平
面5から下部水平面6に貫通するボルト穴15を設けた
構成及びそのブロックを利用した建家構築方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸太組構法によって耐
力壁を形成する木質ブロック、並びに同ブロックによる
耐力壁の応力伝達部以外の外壁部を形成する補足用面材
及び同ブロックを利用した建家構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木材を水平に積重ねて壁部を形成
する、いわゆる丸太組構法では、垂直荷重や水平荷重等
をこの壁部に受け持たせるように耐力壁として形成され
ている。そして、木材は安定性や応力伝達性を良くする
ため、丸太を四面落しして断面矩形状に形成した校木
や、二面落しして断面太鼓状に形成した校木等が使用さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
校木では、原木をそのまま使用していたので、次の様な
問題点があった。 (イ) 耐力壁を形成するため、同じような大きさの丸
太が多数必要となり歩留まりが悪いし高価となる。 (ロ) 乾燥期間を長く取らないで使用すると、建設後
乾燥収縮して隙間等が生じるため、ボルトの増締め等後
処理が必要となるし、また、割れ、狂いが発生し、雨漏
り、隙間風等の性能低下を起こす。 (ハ) 外壁面は、木材表面だけによる仕上がりとなり
単調である。 (ニ) 応力伝達を必要としない壁面部も同一形状の丸
太を使用し不経済である。
【0004】本発明は前記のような問題点を解決するた
めになされたものであって、その目的とするところは、
間伐材や製材残り等を使用して耐力壁を形成する校木が
同一精度で安価に製造できると共に無駄を省いて自然を
保護することができ、建築後の木材の乾燥による収縮を
なくすことにより後処理をほとんど不要とすることがで
き、また、外壁面を木材そのままの表面とは異なったレ
ンガ積み状の模様として形成することができ、また雨仕
舞いのよい耐力壁形成用木質ブロック及び同ブロックを
利用した建家構築方法を提供することにあり、また、応
力伝達を必要としない壁面部には同一外観を有する軽量
材を使用して作業の容易さと無駄を少なくすることがで
きるようにした耐力壁形成用木質ブロックの補足用面材
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明請求項1記載の耐力壁形成用木質ブ
ロックでは、上下や左右に積み上げて耐力壁を形成する
ブロックであって、前記ブロックが複数の木質系板材を
集成して断面略矩形状に形成され、他のブロックと面合
する側面のうち、少なくとも上部または下部のブロック
と面合する両水平面の一方の水平面にほぞを突設すると
共に、他方の水平面に、他のブロックに突設された前記
位置のほぞを嵌着する溝を設け、かつ少なくとも正面側
垂直面に目地模様形成用筋目を設け、さらにブロックの
上部水平面から下部水平面に貫通するボルト穴を設けた
構成とした。
【0006】また、請求項2記載の耐力壁形成用木質ブ
ロックでは、請求項1記載の耐力壁形成用木質ブロック
において、前記他のブロックと面合する側面のうち、少
なくとも側面側垂直面の一方にシール穴形成用溝を設け
た構成とした。
【0007】また、請求項3記載の耐力壁形成用木質ブ
ロックの補足用面材では、請求項1記載のブロックと同
一高さの板材を横長に複数枚連設して連接材を形成し、
該連接材の正面側垂直面に目地模様形成用筋目を設け、
前記ブロックによる耐力壁の応力伝達部以外の壁部表面
を形成する構成とした。
【0008】また、請求項4記載の耐力壁形成用木質ブ
ロックを利用した建家構築方法では、請求項1記載の耐
力壁形成用木質ブロックを正面側垂直面を外壁として基
礎上に積重ねると共にボルト穴に挿通したボルトで締結
することにより少なくとも外壁面にレンガ積み状の目地
を有する耐力壁を形成する方法とした。
【0009】
【作用】耐力壁形成用木質ブロックは、複数の木質系板
材を集成して形成されたものであり、同板材は間伐材や
製材残り等の小寸法のものでよいから安価であり、大型
の丸太を大量に消費することもない。また、板材は小寸
法のものでよいから乾燥が早く短時間で十分に乾燥でき
るから、建設後に乾燥収縮することがない。耐力壁形成
用木質ブロックは、正面側垂直面を外壁側にして積重
ね、ボルト穴にボルトを挿通して全体を締結することに
より耐力壁を形成することができる。また、外壁面に
は、目地模様形成用筋目が連続するから、恰もレンガ積
み時に形成されるような目地が全体にあらわれる。耐力
壁形成用木質ブロックに設けたシール穴にシール材を充
填することにより雨仕舞を良くすることができる。耐力
壁形成用木質ブロックを積上げて形成した耐力壁と、該
耐力壁の上に設けた屋根との間の狭くて力が掛からない
壁面部等に耐力壁形成用木質ブロックの補足用面材を使
用することにより、レンガ積み状目地を隅々まで設ける
ことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本実施例の第1木質ブロックを示す正
面図、図2は同上の平面図、図3は同上の断面図、図4
は同上の板材接続状態を示す説明図、図5は耐力壁の組
立て状態を示す正面図、図6は目地ピッチをずらした第
2木質ブロックを示す正面図、図7は補足用面材を示す
斜視図、図8は外壁部にレンガ積み状の目地を有する建
家を示す正面図である。まず、実施例の構成を説明す
る。本実施例では、縦目地tmが一段ごとにくい違った
破り目地Mを耐力壁Tに形成するため、それぞれ断面積
120cm2 を有する第1木質ブロック1と、第2木質
ブロック2とを使用する。
【0011】前記第1木質ブロック1は、図1〜図4に
示すように、同形状の表板3と裏板4とで心板9を挟ん
だ状態に集成されており、この場合、表板3、裏板4、
心板9となる短尺板材を圧着積層した後、全体を所定の
寸法となるように切削して形成したものである。そし
て、この表板3と裏板4の上辺で形成される上部水平面
5,5と、同下辺で形成される下部水平面6,6、また
前記表板3と裏板4の右側辺で形成される右側垂直面
7,7と、同左側辺で形成される左側垂直面8,8とを
有している。また、表板3と裏板4との中間に配置した
心板9を、上部水平面5,5と左側垂直面8,8とから
それぞれ10mmずつ突出させることにより、水平ほぞ
(さね)10と垂直ほぞ(さね)11とが設けられてい
る。また、下部水平面6,6の間と右側垂直面7,7の
間に、それぞれ前記垂直ほぞ11および水平ほぞ10と
同一寸法で連続する水平溝12と垂直溝13とが設けら
れている。
【0012】該第1木質ブロック1は、建家Aの耐力壁
Tを形成時に、窓Wや出入口E等の配置によって様々な
寸法のものが設けられている。この場合、図4に示すよ
うに、表板3と裏板4、および心板9は、それぞれ多数
の短尺板材を連設した状態で積層され、その板材同士は
それぞれ30cmピッチずつずらした状態でフィンガー
ジョイントFされている。前記縦目地tmは、該フィン
ガージョイントFの部分に設けられる。そして、その表
板3の上下、左右の縁部は、全長に亘って略45度に角
落ししたカット面14が設けられ、また、端部から60
cmのピッチで略V字状の縦目地tmが設けられてい
る。図中15はボルト穴であって、60cmを1区切り
としてそれぞれ両側等位置に2個所ずつ設けられてい
る。16はザクリ部、17はボルト、18は平ワッシ
ャ、19はナットである。また、23は左右垂直面7,
8に設けたシール穴形成用溝である。
【0013】前記第2ブロック2は、図6に示すよう
に、第1ブロック1に対し縦目地tmのピッチが30c
mずれているだけで他の構成は同じであるので、図面に
同一の符号を付してその説明は省略する。
【0014】図7は第1木質ブロック1の補足用面材2
0を示しており、高さが前記木質ブロックと同一高さを
有し、長さが60cmの短尺板材のみを多数連接して連
接材20aが形成され、前記同様に、連接材20aの表
面側上下、左辺の縁部は全長に亘って略45度に角落し
したカット面14が設けられ、フィンガージョイントF
の部分に縦目地tmが60cmピッチで設けられてい
る。図中21はさね、22は同さね21と同寸法に形成
された溝であり、上下に連設する場合に使用される。こ
の場合、図示しないが、一段毎に縦目地が前記補足用面
材20の縦目地tmのピッチと30cmずれた補足用面
材を使用する。
【0015】次に図5,図8に基づいて建家Aの構築方
法を説明する。まず、基礎K上に、出入口E等の配置に
従って所定長さに形成した第1木質ブロック1を載置
し、それぞれアンカーボルトBで締結する。このとき、
第1木質ブロック1の各ボルト穴15には、下端にナッ
ト19を固着したボルト17を挿通しておく。また、壁
相互の交差部21では、それぞれ第1木質ブロック1の
端部22を20cmずつ突出させた状態で交差させ、一
方の第1木質ブロック1の下面を切欠いて同位置で直交
した第1木質ブロック1に嵌着させることにより各第1
木質ブロック1の天端を同一レベルにする。
【0016】前記第1木質ブロック1の上部水平面5,
5や水平ほぞ10上に適宜接着剤を塗布した後、該第1
木質ブロック1上に第2木質ブロック2を組積みする。
この場合、第1木質ブロック1の端面と第2木質ブロッ
ク2の端面は揃えておき、第1木質ブロック1の水平ほ
ぞ10に第2木質ブロック2の水平溝12を嵌着させる
と、第2木質ブロック2のボルト穴15は第1木質ブロ
ック1のボルト穴15と一致し前記のボルト17が挿通
された状態となっているから、サグリ部16に平ワッシ
ャ18を入れた後、第2木質ブロック2をナット19で
締結する。
【0017】このように組積みすると、第1木質ブロッ
ク1の上辺に設けられたカット面14と第2ブロック2
の下辺に設けられたカット面14とが一致するため、V
字状の横目地ymが形成される。また、第2木質ブロッ
ク2の縦目地tmは、第1木質ブロック1の縦目地tm
同士と食違った状態に配置され全周に亘って破り目地M
を形成することになる。
【0018】以下同様に第1木質ブロック1と第2木質
ブロック2とを交互に組積みし、ボルト17とナット1
9とで締結してゆくことにより耐力壁Tを形成する。そ
して、所定高さの耐力壁Tを形成した後、小屋根組みし
屋根Yを設ける。この場合、妻側の壁等に形成される耐
力壁以外の部分で目地の収まりの悪いような部分は、補
足用面材20を張付けて調整する。また、単一の木質ブ
ロックでは、長さが不足するような場合には、木質ブロ
ック同士を接続して使用することができる。この場合
は、端面に設けたシール穴形成用溝23同士が面合され
シール穴24を形成するから、このシール穴24にシー
ル材を充填する。
【0019】以上説明してきたように、本実施例にあっ
ては、第1木質ブロック1と第2木質ブロック2とで簡
単に耐力壁Tを形成することができる。各木質ブロック
は、短尺な板材を積層して形成するから、安価である
し、大型の丸太を大量に消費することもない。また、短
尺な板材は短時間で十分乾燥できるから、建築後乾燥収
縮することがなく、従ってボルトの増締め等がほとんど
不要となる。耐力壁Tには、恰もレンガ積状の目地が形
成され建家の価値を上げることができる。木質ブロック
の端面同士の縦接続部にはシール穴が形成され、このシ
ール穴にシール剤を充填できるから雨仕舞を良好にする
ことができる。目地模様の収まりの悪いような個所は、
補足面材を使用して奇麗に仕上げることができる。短尺
材の継目に縦目地を設けたので、木目模様の境界が目地
で仕切られ、縦目の不自然さを無くすことができるし、
仕上がり面の模様を強調することができる。
【0020】以上、本発明の実施例を説明してきたが、
本発明の具体的な構成はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、実施例では、耐力壁
形成用木質ブロックは、第1木質ブロック1と第2木質
ブロック2とで形成するとしたが、形状や種類は任意に
設定することができる。例えば、第1木質ブロック1の
みを使用し、交互にずらして組積みすることにより耐力
壁を形成することができるし、レンガ積状の模様も形成
することができる。
【0021】垂直ほぞ11や垂直溝13を設けることは
任意であり、窓や出入口の配置をあらかじめ設定して所
定長さの木質ブロックを設ける場合は不要となる。
【0022】ほぞや溝の数およびその形状、ボルト穴の
数およびその配置等は任意である。
【0023】目地の形状は任意であり、U字状溝等も形
成することができる。また、長手積み、小口積み、イギ
リス積み、フランス積み等を示す目地や、タイル張り状
の目地等も形成することができる。
【0024】木質ブロックの断面積は任意であるが、こ
の場合、丸太組構法による耐力壁に採用する場合は、1
20cm2 以上が望ましい。
【0025】木質ブロックの積層数は任意である。ま
た、目地形成用の筋目は裏面側にも設けることができ
る。
【0026】木質ブロックの長さや形状は任意であり、
例えば図9に示すように、レンガ模様1個分の長さに形
成したものでも使用することができる。
【0027】補足用面材の形状は任意に設定することが
できる。この補足用面材は、他工法の外壁材として使用
し、外見上本発明方法による建家の如く仕上げることも
できる。
【0028】
【発明の効果】以上、説明してきたように、本発明請求
項1記載の耐力壁形成用木質ブロックにあっては、前記
構成としたことにより、簡単に耐力壁を形成することが
できる。板材を集成して形成するので、間伐材や製材残
りの短尺な板材が使用できる。このため、安価である
し、大型の丸太を大量に消費せず自然を保護することが
できる。また、乾燥状態も良くしておくことができるた
め、建築後ボルトの増締め等の作業を少なくすることが
できる。組上げるだけで壁面にレンガ積み状の目地を形
成することができ、建家の価値を上げることができる等
の効果が得られる。
【0029】請求項2記載の耐力壁形成用木質ブロック
にあっては、前記構成としたため、ブロック同士の目地
をシールして雨仕舞を良くすることができる等の効果が
得られる。
【0030】請求項3記載の耐力壁形成用木質ブロック
の補足用面材にあっては、前記構成としたため、耐力壁
形成時、耐力壁として算入しない壁部分や妻側屋根の狭
い壁部分等に使用して目地を連続させ奇麗に仕上げるこ
とができる等の効果が得られる。
【0031】請求項4記載の耐力壁形成用木質ブロック
を利用した建家構築方法にあっては、前記方法を採用し
たため、少なくとも外壁面にレンガ積み状の目地を簡単
に形成し、耐力壁を有する建家の価値を上げることがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1木質ブロックを示す正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の断面図である。
【図4】同上の板材接続状態を示す説明図である。
【図5】耐力壁の組立状態を示す正面図である。
【図6】目地ピッチをずらした第2木質ブロックを示す
正面図である。
【図7】耐力壁形成用木質ブロックの補足用面材を示す
斜視図である。
【図8】外壁部にレンガ積み状の目地を有する建家を示
す正面図である。
【図9】他の実施例の耐力壁形成用木質ブロックを示す
斜視図である。
【符号の説明】
A 建家 ym 横目地 tm 縦目地 T 耐力壁 1 第1木質ブロック(耐力壁形成用木質ブロック) 2 第2木質ブロック(耐力壁形成用木質ブロック) 3 表板(集成材) 4 裏板(集成材) 5 上部水平面 6 下部水平面 7 右側垂直面 8 左側垂直面 9 心板(集成材) 10 水平ほぞ 11 垂直ほぞ 12 水平溝 13 垂直溝 14 カット面(筋目) 15 ボルト穴 20 補足用面材 23 シール穴形成用溝 24 シール穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下や左右に積み上げて耐力壁を形成す
    るブロックであって、 前記ブロックが複数の木質系板材を集成して断面略矩形
    状に形成され、他のブロックと面合する側面のうち、少
    なくとも上部または下部のブロックと面合する両水平面
    の一方の水平面にほぞを突設すると共に、他方の水平面
    に、他のブロックに突設された前記位置のほぞを嵌着す
    る溝を設け、かつ少なくとも正面側垂直面に目地模様形
    成用筋目を設け、さらにブロックの上部水平面から下部
    水平面に貫通するボルト穴を設けたことを特徴とする耐
    力壁形成用木質ブロック。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の耐力壁形成用木質ブロッ
    クにおいて、前記他のブロックと面合する側面のうち、
    少なくとも側面側垂直面の一方にシール穴形成用溝を設
    けたことを特徴とする耐力壁形成用木質ブロック。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブロックと同一高さの板
    材を横長に複数枚連設して連接材を形成し、該連接材の
    正面側垂直面に目地模様形成用筋目を設け、前記ブロッ
    クによる耐力壁の応力伝達部以外の壁部表面を形成する
    ことを特徴とする耐力壁形成用木質ブロック補足用面
    材。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の耐力壁形成用木質ブロッ
    クを正面側垂直面を外壁として基礎上に積重ねると共に
    ボルト穴に挿通したボルトで締結することにより少なく
    とも外壁面にレンガ積み状の目地を有する耐力壁を形成
    することを特徴とする耐力壁形成用木質ブロックを利用
    した建家構築方法。
JP4236473A 1992-08-11 1992-08-11 耐力壁形成用木質ブロック並びに同ブロックの補足用面材及び同ブロックを利用した建家構築方法 Pending JPH0657852A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4828954A (en) * 1986-08-14 1989-05-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner composition with treated inorganic powder
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