JPS6346465A - 水なし平版印刷用原版 - Google Patents

水なし平版印刷用原版

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JPS6346465A
JPS6346465A JP8760587A JP8760587A JPS6346465A JP S6346465 A JPS6346465 A JP S6346465A JP 8760587 A JP8760587 A JP 8760587A JP 8760587 A JP8760587 A JP 8760587A JP S6346465 A JPS6346465 A JP S6346465A
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silicone rubber
ether
layer
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Mikio Tsuda
幹雄 津田
Yoichi Mori
森 与一
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Toray Industries Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/075Silicon-containing compounds
    • G03F7/0752Silicon-containing compounds in non photosensitive layers or as additives, e.g. for dry lithography

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は湿し水なしに印刷が可能な水なし平版印刷用原
版に関するものである。
[従来技術] 従来からキノンジアジド化合物はその高い光反応性の故
に、最も広く使用されている感光材料の一つであり、シ
リコーンゴム層をインキ反t&tEJとする水なし平版
印刷版においても感光層にキノンジアジド化合物を用い
ることは広く知られている。
例えば特開昭55−59466号公報に開示されている
例では、アルミ板に裏打ちされた、キノンジアジド化合
物からなる売可溶化型感光層の上に接着層を介してシリ
コーンゴム層を設けた水なし平版印刷版が提案されてい
る。また特開昭56−80046号公報に開示されてい
る例では、ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スル
ホン酸クロリドとフェノールノボラック樹脂の部分エス
テル化物を多官能イソシアネートで架橋した感光層の上
にシリコーンゴム層を設けた水なし平版印刷版が提案さ
れている。
これらの水なし平版印刷版は感光性物質としてキノンジ
アジド化合物を用いているため画像形成能はすぐれてあ
り、かなり微細な網点まで再現する。しかしながら、こ
れらの印刷版の製造工程で以下の問題点がある。
(1)感光性物質として用いられる既知のキノンジアジ
ド化合物は比較的低分子率でおり、そのために薄膜で感
光層を塗イ「する際に感光層にピンホ−ルやコーテング
むら等が発生しやすく、これらが印刷物の欠点となって
現われる。
(2)  感光層−シリコーン層間の接着力が外的条件
の変動に影響されやすく、それがために版特性も変化し
やすい。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、かかる問題点を改良すべく鋭意検討した
結果、感光層中に特定の分子量を有する特定の有機化合
物を添加した場合には顕著な改良効果があることを見出
し、本発明に到達したものである。
本発明の目的は、塗工性、版特性にすぐれた感光層を有
する水なし平版印刷物を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は支持体、キノンジアジド化合物を含
有する感光層およびシリコーンゴム層をこの順に積層し
てなる水なし平版印刷用原版において、該感光層中に沸
点が150’C以上で、かつ分子中にエーテルまたはエ
ステル結合の少なくとも一方を有する分子量85〜10
00の有機化合物を含有することを特徴とする水なし平
版印刷用原版に関するものである。
本発明に用いられる分子中にエーテルまたはエステル結
合の少なくとも一方を有する有機化合物としては、キノ
ンジアジド化合物と相溶性がよく、感光層を可塑化する
ものが選ばれる。
かかる有機化合物に属するものとしては、下記−飲代(
I)、(II> R+O+CH2−CHO+−R2(I )Rho (C
H2CH)CHココ−H20hR2(II >ここでR
1,R2:H1炭素数1〜10のアルキル基または炭素
数2〜5のアシル 基 R3: Hまたはメチル基 n:2〜15の整数 m:1〜15の整数 で示されるものがあり、例えば、ジエチレングリコール
、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、エチレングリコールモノヘ
キシエーテル、ジエチレングリコール七ツメチルエーテ
ル、ジエチレングリコール七ノエチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコ
ール七ノヘキシルエーテル、トリエチレングリコールジ
メチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレング
リコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブ
チルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテ
ル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ポリ
エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリ
コール七ツメチルエーテルアセテ−1〜、ジエチレング
リコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレング
リコールモノブチルエーテルアセテート、1,4ブタン
ジオールモノヘキシルエーテル、1,4−ブタンジオー
ルジブチルエーテル等が挙げられる。
また他のエーテル結合を有する化合物としては、エチレ
ングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコー
ルジブチルエーテル等が挙げられる。
さらに他のエステル結合を有する有機化合物としては、
エチレングリコールジアセテート、シュウ酸ジメヂル、
シュウ酸ジエチル、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチ
ル、コハク酸ジメチル、コハク酸ジエチル、アジピン酸
ジメチルアジピン酸ジエチル、マレイン酸ジメチル、マ
レイン酸ジエチル、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチ
ル、炭酸プロピレン等が挙げられる。
好ましくは、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
ジエチレングリコールジエチルエーテル、トリエチレン
グリコールジメチルエーテル、テトラエチレングリコー
ルジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテルアセテート、コハク酸ジメチル、アジピン酸ジ
メヂル、炭酸プロピレンを使用するのがよい。
本発明の分子中にエーテルまたはエステル結合の少なく
とも一方を有する有機化合物の分子量は好ましくは85
〜1000.より好ましくは90〜800の範囲がよく
、沸点は150℃以上のものが有効である。分子量が9
0より小さく、沸点が150″Cより低い場合は、効果
が小さい。一方、分子量が1000を越える場合は、キ
ノンジアジド化合物との相溶性が悪くなるので好ましく
ない。
分子中にエーテルまたはエステル結合の少なくとも一方
を有する有渫化合物の含有量は、感光層固形分100重
量部に対して0.5〜300重量部、好ましくは0.5
〜150重量部が選ばれる。
含有量が少なすぎると添加の効果が小ざく、また添加量
が多すぎる場合は、印刷版としての感光特性の低下を招
くため含有量は上記の範囲にするのが好ましい。
版製造時の添加量は、キノンジアジド化合物100重量
部に対して1〜2,000重量部の範囲で用いられ、必
ずしも添加量の全量が残存する必要はなく、上記した量
が残存すれば十分効果が現われる。
本発明の感光層に用いられるキノンジアジド化合物とし
ては、たとえば通常ポジ型PS版、ワイポン版、フォト
レジストなどに用いられてるキノンジアジド類、たとえ
ばベンゾキノン−1,2−ジアジド−4−または−5−
スルホン酸とポリヒドロキシフェニルとのエステル、ナ
フトキノン−1,2−ジアジド−4−または−5−スル
ホン酸とピロガロールアセトン樹脂とのエステル、ナフ
トキノン−1,2−ジアジド−4−または−5−スルホ
ン酸とフェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂との
エステル等が挙げられる。
また、特開昭56−80046号公報で提案されている
キノンジアジド化合物を含有する感光層等が挙げられる
。例えば、上述の光可溶化型感光性化合物であるキノン
ジアジド化合物を多官能性化合物で架橋せしめるか、あ
るいは光可溶化型感光性化合物中の活性基に単官能化合
物を結合させなどして変性したものである。
このような光可溶化型感光性化合物に架橋溝造を導入せ
しめる方法としては、該感光性化合物が有する反応性基
、例えば、水酸基を多官能性の架橋剤で架橋せしめる方
法が挙げられる。
架橋剤としては、多官能性イソシナート類、例えば、バ
ラフェニレンジイソシアナート、2,4−または2.6
−ドリレンジイソシアナート、4゜4′−ジフェニルメ
タンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナー
ト、イソホロンジイソシアナートもしくはこれらの7ダ
クト体など、あるいは多官能エポキシ化合物、例えば、
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル類、ポリ
プロピレングリコールジグリシジルエーテル類、ビスフ
ェノールAジグリシジルエーテル、トリメチロールプロ
パントリグリシジルエーテルなどがある。これらの熱硬
化は感光性物質の感光性を失わせない範囲、通常130
℃以下で行なうことが好ましく、このため通常触媒等が
併用される。
また光可溶化型感光性化合物に単官能化合物を反応させ
て変性する方法としては、同様に該感光性化合物の活性
な基を例えばエステル化、アミド化、ウレタン化するこ
となどが挙げられる。感光性化合物の活性な基と反応さ
せる化合物としては、低分子であっても比較的高分子で
あってもよいし、感光性化合物にモノマをグラフト重合
させてもよい。
本発明で用いられる感光層として特に好ましいものは、
ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸とフ
ェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂の部分エステ
ル化物を多官能もしくは単官能イソシアネートで架橋も
しくは変性して得られたものである。
また本発明の感光層中には、本発明の効果を損わない範
囲で塗膜形成性の向上や支持体との接着性の向上などの
目的でその他の成分を加えたり、または現像時あるいは
露光時に画像を可視化するために染料などを加えたりす
ることも可能である。
上記の感光層を形成するための組成物は適当な有機溶剤
(たとえば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、セロソ
ルブ、セロソルブアセテート、DMFなど)に溶解させ
ることによって調整される。
感光層の厚さは0.1〜100μ、より好ましくは0.
5〜30μが選ばれる。博すざると感光層中にピンホー
ルを生じ易くなり、一方厚すぎると経済的に不利である
ので上記の範囲が好ましい。
本発明に用いられるシリコーンゴム層は、通常法のよう
なくり返し単位を有する分子量数千〜数十万の線状有機
ポリシロキサンを主成分とするものである。
ここでnは2以上の整数、Rは炭素数1〜10のアルキ
ル基、アルケニル基あるいはフェニル基てあり、Rの6
0%以上がメヂル塁でおるものが好ましい。このような
線状有機ポリシロキサンをまばらに架橋しシリコーンゴ
ムとするものである。
そのため線状有機ポリシロキサンに架橋剤が添hOされ
る。
栗(n剤としては、いわゆる室温(低温)硬化型のシリ
コーンゴムに使われているアセトキシシラン、ケトオキ
シムシラン、アルコキシシラン、アミノシラン、アミド
シランなどで必り、通常線状有機ポリシロキサンとして
末端が水11て必るものと組み合わせて、各々脱酢酸型
、脱オキシム型、脱アルコール型、脱アミン型、脱アミ
ド型のシリコーンゴムとなる。これらのシリコーンゴム
には、更に触媒として少量の有機スズ化合物等を添加し
てもよい。
シリコーンゴム層の厚さは約O05〜100μ、好まし
くは約0.5〜30μが適当でおり、a′gぎる場合は
耐刷力およびインキ反発性の点で問題を生じることがあ
り、一方厚すぎる場合は経済的に不利であるばかりでな
く、現像時シリコーンゴム層を除去しにくくなり、画像
再現性の低下をしたらす。
本発明の水なし平版印刷用原版において、支持体と感光
層、感光層とシリコーンゴム層との接着は、画像再現性
、耐刷力などの基本的な版性能にとって非常に重要であ
るので、必要に応じて各層間に接着剤層を設けたり、各
層に接着[生成分を添加したりすることが行われる。特
に感光層とシリコーンゴム層間の接着のために、層間に
公知のシリコーンプライマやシランカップリング剤また
はチタネート系カップリング剤層を設けたり、シリコー
ンゴム層おるいは感光層にシリコーンプライマやシラン
カップリング剤あるいはチタネート系カップリング剤を
添加すると効果的である。
支持体としては、通常の平版印刷機にセットできるたわ
み性と印刷時に加わる荷重に耐えうるちのでなければな
らない。代表的なものとしてはアルミニウム、銅、亜鉛
、鋼などの金属板、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
スチレン、ポリプロピレン等のようなプラスチックフィ
ルムないしはシート、クロロプレンゴム、NBRのよう
なゴム弾11を有する支持体、あるいはかかるゴム弾性
層/!−右する支持体、もしくはコート紙等があげられ
る。これらの支持体上にはハレーション防止その他の[
]的でさらに他の物質をコーティングして支持体として
用いることも可能である。
以−ト説明したようにして構成された水なし平版印刷用
原版の表面を形成するシリコーンゴム習を保護するなど
の目的で、シリコーンゴム層の表面にプレーンまたは凹
凸処理した薄い保護フィルムをラミネートまたは薄いプ
ラスデックシート状物を塗布または転写して保護層とす
ることもできる。
本発明で用いられる水なし平版印刷用原版は、例えば次
のようにして製造される。まず支持体の上に、リバース
ロールコータ、エアナイフコータ、メーヤバーコータな
どの通常のコータ、あるいはホエラのような回転塗布装
冒を用い感光層を構成すべき組成物溶液を塗イ「、乾燥
および必要に応じて熱キユア後、必要ならば該感光層の
うえに同様な方法で接@層を塗布、乾燥後、シリコーン
カム溶液を感光層上または接@層上に同様の方法で塗布
し、通常50〜130’Cの温度で数分間湿熱処理して
、十分に硬化せしめてシリコーンゴム層を形成する。必
要ならば、保護層を史に塗t5−dろか保護フィルムを
該シリコーンゴム層」−にラミネータ等を用いてカバー
する。
このようにして製造された本発明の水なし平版印刷用原
版は、例えば真空密着されたネガフィルムまたはポジフ
ィルムを通して活性光線で露光される。この露光工程で
用いられる光源は、紫外線を閏冨に発生するものであり
、水銀灯、カーボンアーク灯、キセノンランプ、メタル
ハライドランプ、タングステンランプ、蛍光燈などを使
うことができる。
次いで版面を現像液を含んだ現像用パッドでこすると画
像部の少なくともシリコーンゴム層が除去され、露出し
た感光層または支持体の表面がインキ受容面となる印刷
版が得られる。
本発明において用いられる現像液としては、水なし平版
印刷版において通常提案されているものか使用できる。
例えば水に下記の極性溶剤を添加したもの、脂肪族炭化
水素類(ヘキサン、ヘプタンあるいはガソリン、灯油な
ど)に下記の極性溶剤または1勇性溶剤と水を添加した
ものが好適である。
アルコール(メタノール、エタノールなど)エーテル類
(エチルセロソルブ、エチルカルピトール、ブチルカル
ピトール エステル類(セロソルブアセテート、カルピトールアセ
テートなど) 以下に実施例によって本発明をざらに詳しく説明する。
[実施例] 実施例1、比較例1 (A>  厚さ0.3+nn+のアルミ板(住友金属(
株)製)に下記のプライマ組成物を塗布し、200’C
、2分間熱処理して5μのプライマ層を82けた。
■ポリウレタン樹脂(サンブレンLQ−T1331、三
洋化製工業(株)製)   100重量部■ブロックイ
ソシアネート(タケネート8830、底円薬品(株)製
)      20重量部■エポキシ・フェノール・尿
素樹脂(SJ9372、関西ペイント(株)製)   
 8重量部■ジメチルホルムアミド    725重退
部続いてこの上に下記の感光層組成物をバーコータを用
いて塗布し、110’Cの熱風中で1分間吃燥して厚さ
2μの感光層を設けた。
■ナフトキノンー1,2−ジアジド−5−スルホン酸と
フェノールホルムアルデヒドノボラック樹脂(住友デュ
レズ製ニスミライトレジンPR5o622>の部分エス
テル(元素分析法によるエステル化度25%>    
     100重量部■ジエチレングリコールモノエ
チルエーテルアセテート(分子量1 76)     
 40重量部■4,4−一ジフェニルメタンジイソシア
ネート                35重量部■
ジブチル錫ジアセテート   0.2重量部■4,4−
一ビスジエチルアミノベンゾフェノン        
                5重量部■Pートル
エンスルホン酸   0.8重量部■ジオキサン   
      800重量部ついでこの感光層の上に次の
組成を有するシリコーンゴム組成物を回転塗イ[後、表
1に示す各温度で、露点30’C、3.5分間湿熱硬化
させて2。
3μのシリコーンゴム哩を設けた。
■ポリジメチルシロキサン(分子母約25,OOO、末
端OH塁>         100重母重量ビニルト
リ(メチルエチルケトオキシムシラン)       
         8重量部■ジブチル錫ジアセテート
   0.11ffi部■γーアミノプロピルトリメト
キシシラン0、5重量部 ■“アイソパーパE(エクソン化学((A)’l)14
00重量部 上記ようにして得られた積層板に、厚さ10μのポリプ
ロピレンフィルム“トレファン″(東しく株)製)をカ
レンダーローラーを用いてラミネートし、水なし平版印
刷用原版を得た。
かかる印刷用原版にメタルハライドランプ〈岩崎電気(
株)製アイドルフィン2000)を用い、UVメーター
(オーク製作断裂、ライトメジキ・−タイプUV−40
2A>で1 1 mXv/ c.nの照度で6秒間全面
露光を施した。
上記のようにして1qられた印刷用原版に150線/イ
ンチの網点画像を持つネガフィルムを真空密着し、上記
のメタルハライドランプを用い、1mの距離から60秒
間画像露光した。
次いで上記“′トレファン″を剥離し、塩基処理液(″
アイソパー″H/ブチルカルピトールチルセロソルブ/
エタノールアミン=  9015510、5重量比)に
ひたし、1分間処理する。
処理後ゴムスキージで版面上の塩基処理液を除去し、次
いで版面と現像パッドに現像液(水/ブチルカルヒトー
ル/2ーエチル酪酸/クリスタルバイオレット=70/
30/210.2重量比)を注ぎ、現象バットで版面を
軽くこすると、画像露光された部分のシリコーンゴム層
が除去され、感光層表面が露出した。一方、全面露光の
みがなされた部分はシリコーンゴム層が強固に残存して
おり、ネガフィルムを忠実に再現した印刷版が得られた
。この印刷版をオフセット印刷機に取り付け、東洋イン
キ(株)製゛′東洋キングウルトラTKUアクワレスG
アイPL”を用いて印刷を行ない、網点再現性を評価し
た。網点再現性を表1に示す。
(B)比較のため前記感光層組成物からジエチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテートのみを除き、感光
層を2.0μになるように設けた以外は(A>と同一条
件で版を作製した。
これを(A>と同様の方法で露光、現像して、(A>と
同様な印刷版を得た。この印刷版も(A>と同様に印刷
評価を行ない、網点再現性を評価した。網点再現性を表
1に示す。
表1に示すように、(A>はシリコーンゴム層の硬化温
度が90°Cから115℃まで良好な網点再現性を示し
、120’Cになるとハイライト部の網点再現性が悪く
なる。一方(B)ではシリコーンゴム層の硬化温度が1
10℃から115°Cで良好な網点再現性を示すが、9
0℃から105°Cまではシャドウ部の網点再現性が悪
く、120’Cではハイライト部の網点再現性が悪くな
る。このように(A)は良好な網点再現性を示すシリコ
ーンゴム層の硬化温度領域が広いのに対し、(B)では
非常に狭い。
なお、かかる印刷用原版において、感光層のピンホール
を数え、その直径を目盛りつきの拡大鏡(X100>で
測定した。その結果を表2に示す。
(A>は(B)に対して、ピンホール数が大巾に減少し
、感光層の塗工性が改善されている。
原版製造後のジエチレングリコールモノエチルエーテル
アセテートの残存量をガスクロで定量した結果を表1に
示す。
表2 実施例2、比較例2 (A>  厚み0.3n+mのクロロブレンゴム層[ゴ
ム硬度60(ショアA)]の上に、下記の感光層組成物
を回転塗布後、110’C11,5分間乾燥して厚さ2
μの感光層を設けた。
■エステル化度44%のフェノールノボラック樹脂(“
′スミライトレジンPR50235”、住友デュレズ製
)のナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホン酸
エステル(分子ω約2000)100重量部 ■ポリエチレングリコール(分子ffi 400 )1
5重量部 ■エチルセロソルブ      700重量部得られた
感光層はクランクのない滑らかな面を有していた。版製
造後ポリエチレングリコール#400の含有但は、感光
層固形分に対して12゜1重量%であった。
(B)一方、(A>と同様のクロロプレンゴム層上に、
下記の組成の感光層組成物を塗布し、110℃で1.5
分間乾燥して厚み2μの感光層を設けた。
■エステル化度44%のフェノールノボラック樹脂(゛
スミライトレジンP R50235”住友デュレズ製)
のナフトキノン−1,2ジアジド−5−スルホン酸エス
テル(分子(6)約2000>100重量部 ■エチルセロソルブ      700重量部得られた
感光層は、目視でクラックの発生がみられた。
実施例3〜4、比較例3 実施例1の(A>における感光層組成物からジエチレン
グリコールモノエチルアセテートのみを除き、分子中に
エーテルまたはエステル結合の少なくとも一方を有する
有機化合物を表3に示す型組部添加し、感光層を2.0
μになるように設けた以外は実施例1で検討した条件で
原版を作製した。
これを実施例1と同様な方法で露光、現像して実施例1
と同様な印刷版を得た。この印刷版を実施例1と同様に
印刷評価を行ない、3〜95%(150線/インチ)の
網点再現性を示すシリコーンゴム層の硬化温度領域を調
べた結果を表3に示す。
また、感光層のピンホールを数え、その結果を表3に示
す。
表3から明らかなごとく、本発明を満足する実施例3〜
5の場合、3〜95%(150線/インチ)の網点再現
性を示すシリコーンゴム層の硬化温度域が広く、感光層
のピンホール数も少ない。
一方、比較例3のテトラヒドロフラン(分子口72)を
添加したものでは、3〜95%(150線/インチ)の
網点再現性を示すシリコーンゴム層の硬化温度領域が狭
く、感光層のピンホール数も多い。
[発明の効果] 本発明により、水なし平版印刷用原版において、次のよ
うな効果が達成される。
(1)感光層の塗工性が向上する。
(2〉  感光層とシリコーンゴム層の接着力が向上す
る。キノンジアジド化合物と相溶性のよい沸点がso’
c以上で、かつ分子中にエーテルまたはエステル結合の
少なくとも一方を有する有殿化合物を添加することによ
り、シリコーンゴム層を塗布、硬化時に感光層とシリコ
ーンゴム層間の接着反応が促進され、接着力の向上をも
たらす。したがってInラチチュードが広がる。
(3)  感光層の柔軟性が付与され、印刷用原版およ
び印刷版にクラック等の発生が著しく減少する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体、キノンジアジド化合物を含有する感光層
    およびシリコーンゴム層をこの順に積層してなる水なし
    平版印刷用原版において、該感光層中に沸点が150℃
    以上で、かつ分子中にエーテルまたはエステル結合の少
    なくとも一方を有する分子量85〜1000の有機化合
    物を含有することを特徴とする水なし平版印刷用原版。
JP62087605A 1986-04-11 1987-04-09 水なし平版印刷用原版 Expired - Lifetime JPH07104598B2 (ja)

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