JPS6346277Y2 - - Google Patents

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JPS6346277Y2
JPS6346277Y2 JP9099481U JP9099481U JPS6346277Y2 JP S6346277 Y2 JPS6346277 Y2 JP S6346277Y2 JP 9099481 U JP9099481 U JP 9099481U JP 9099481 U JP9099481 U JP 9099481U JP S6346277 Y2 JPS6346277 Y2 JP S6346277Y2
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JP
Japan
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roof rail
cut
slits
bent
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JP9099481U
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JPS57202381U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のヘツドライニング張設用支
持部材の取付構造の改良に関するものである。
従来の支持部材の取付構造は、第1図に示す如
くヘツドライニング20を吊架袋22を介してル
ーフパネル24内側に張設する支持部材1を一本
の中実丸棒で構成し、且つ該支持部材1の両端部
適所に係入量を規制するボツチ2を形成し、該ボ
ツチ2付両端部を車体両側上方に配設されるルー
フレール3の係止穴4に係入することにより、支
持部材1をルーフレール3に取付ける構造であつ
た(実開昭54−127309号公報参照)。尚図中26
はウエルトを示す。斯る従来の取付構造にあつて
は、車体の軽量化の要請に反して重量のある丸棒
からなる支持部材1を使用するばかりか、該支持
部材1の両端部適所に係入量を規制する加工煩雑
なボツチ加工を施こさなければならないという問
題点を有すると共に、支持部材1がヘツドライニ
ング24の張設時に係止穴4を支点として下方に
回動してしまうという問題点をも有していた。後
者の問題に対しては、支持部材1の両端部に回動
防止形状等が施こされた例えば樹脂キヤツプ体の
別部材を嵌着する構造も提供されてはいるが、斯
る構造は逆に部品点数が多くなりコスト高を新た
に招来する結果となつた。
而して、本考案はこれら従来の問題点に鑑み案
出されたもので、支持部材として部材延長方向側
面全長にスリツトを形成してなる軽量のパイプを
使用し、該支持部材の両端部を長手方向に直交す
る状態に折曲してルーフレールに当接させると共
に、ルーフレールの適所に該支持部材の折曲両端
部のスリツトと係合する切起片を形成することに
より、上記問題点を有効に解決せんとするもので
ある。
以下、本考案に係る取付構造を図示する実施例
に基いて詳述すれば、本考案に係る支持部材11
は第2図に示す如く側面中央全域にスリツト11
aを形成して成る中空パイプで構成すると共に、
該支持部材11の両端部11b,11bを長手方
向に対して直交した状態に折曲し、両端部11
b,11bをルーフレール3に当接させると共
に、該折曲両端部11b,11bの各スリツト1
1aが外側に臨む構成とする。他方、ルーフレー
ル3の壁面適所には同図に示す如く、車体内側横
方向に折曲する切起片12を形成し、該切起片1
2を上記支持部材11の折曲両端部11bの側面
スリツト11aに挿入係合する構成とする。
依つて、本考案にあつては第3図・第4図に示
す如く、車体両側上方に配されるルーフレール
3,3の夫々に対応して形成された切起片12,
12に支持部材11の折曲両端部11b,11b
のスリツト11a,11aを係合させるだけで、
スリツト11aと切起片12の挿入係合により従
来のボツチの如き規制手段を何ら用いずとも支持
部材11をルーフレール3に確実に取付けられる
と共に、支持部材11が振れたり又は下方に回動
することも全くない。
尚、上記実施例は支持部材11の折曲両端部1
1bのスリツト11aと切起片12との係合を真
横から得んとするものであるが、第5図に示す如
くスリツト11aを支持部材11の側面下部に形
成し且つルーフレール3の切起片12を車体内側
上方向に折曲して、第6図に示す如く両者11
a,12の係合を斜めから得るように構成して
も、上記と同様な支持部材11の取付状態を得る
ことができるものである。又、いずれの実施例に
あつても支持部材11はその両端部11bが長手
方向に対して直交する状態に折曲するものである
から、ヘツドライニング20の吊架袋22に支持
部材11を挿通する場合を考慮して、第7図に示
す如く支持部材11を中央で分割し、双方共分割
側から吊架袋22に容易に挿通して該分割端を後
で合成樹脂製の連結部材13で連結するように構
成することも実施に応じ任意である。この場合、
該連結部材13の位置する吊架袋22の個所に切
欠を形成することは言うまでもない。更に、第8
図に示す如く支持部材11のスリツト11aの開
口縁全域に補強リブ11cを垂設することも実施
に応じ任意である。
以上の如く、本考案は支持部材を側面にスリツ
トを形成してなる軽量パイプで構成すると共に、
その両端部を長手方向に対して直交する状態に折
曲して、該折曲両端部のスリツトを外側に臨まし
め、ルーフレールに形成された切起片に係合する
ことを特徴とするものであるから車体の軽量化に
大きく貢献できることは勿論のこと、特に従来構
造に於いて問題とされていた支持部材の回動防止
も何らキヤツプ体等の別部材を用いずとも極めて
簡単な加工と構造で有効に達成できると共に、煩
雑で技術的にも困難なボツチ加工を全く不要とす
ることができる。しかも、本考案は上記特徴より
支持部材をルーフレールに確実に取付けられるも
のであるから、従来と比しヘツドライニングの支
持部材の反転に伴うころび現象がなくなり、且つ
ヘツドライニングの張設コントロールが極めて容
易に且つ正確に行なえることともなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の取付構造を一部断面して示す正
面図、第2図は本考案に係る取付構造を分解して
示す要部斜視図、第3図は同取付状態を示す要部
斜視図、第4図は同取付状態を一部断面して示す
正面図、第5図は他の取付構造を示す要部斜視
図、第6図は同取付状態を一部断面して示す正面
図、第7図、第8図は支持部材の他例を示す斜視
図及び断面図である。 11……支持部材、11a……スリツト、11
b……折曲両端部、12……切起片、3……ルー
フレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツドライニング張設用支持部材を側面にスリ
    ツトを形成してなるパイプで構成し、該支持部材
    の両端部を長手方向に対して直交する状態に折曲
    してルーフレールに当接させると共に、該両端部
    の上記スリツトを外側に臨ましめ、且つルーフレ
    ールの適所に車体内側に折曲する切起片を形成
    し、支持部材の上記両端部のスリツトに該切起片
    を挿入係合するように構成したことを特徴とする
    ヘツドライニング張設用支持部材の取付構造。
JP9099481U 1981-06-20 1981-06-20 Expired JPS6346277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9099481U JPS6346277Y2 (ja) 1981-06-20 1981-06-20

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JP9099481U JPS6346277Y2 (ja) 1981-06-20 1981-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57202381U JPS57202381U (ja) 1982-12-23
JPS6346277Y2 true JPS6346277Y2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=29886089

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JP9099481U Expired JPS6346277Y2 (ja) 1981-06-20 1981-06-20

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JPS57202381U (ja) 1982-12-23

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