JPS625372Y2 - - Google Patents

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JPS625372Y2
JPS625372Y2 JP10522281U JP10522281U JPS625372Y2 JP S625372 Y2 JPS625372 Y2 JP S625372Y2 JP 10522281 U JP10522281 U JP 10522281U JP 10522281 U JP10522281 U JP 10522281U JP S625372 Y2 JPS625372 Y2 JP S625372Y2
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JP
Japan
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sun visor
support shaft
support
support body
insertion hole
Prior art date
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JP10522281U
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JPS589814U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) 本考案は、自動車用サンバイザーに於けるサン
バイザー支承装置に関するものである。
本考案の目的は、サンバイザーを支承する構造
を簡単にすると共にサンバイザーを所望角度に自
在に傾斜でき、しかも強い振動等が加わつてもサ
ンバイザーが垂れ下がらないようにすることであ
る。
(従来技術) 乗車中に日光を遮光する自動車用サンバイザー
は、一定角度範囲内で自在に回動する機能と、垂
れ下がらないように所望傾斜角度の位置で停止す
る機能とを兼備する必要がある。
従来のサンバイザー支承装置として、例えば第
5図に示すものがあり、これは軸心方向にスリツ
ト状の溝11を備えると共にこの溝11を挾んで
一対の締付板12を備えたパイプ状の支承体13
を、サンバイザー14に埋め込み、一端を車内の
天井に固定した取り付け具15に取り付けた支持
軸16の他端を前記支承体13に挿通し、一対の
締付板12をビス17で締め付けることにより、
支持軸16をパイプ状の支承体13で締め付けて
いた。しかし、上記のサンバイザー支承装置は、
ビス17の締め付け具合により、サンバイザー1
4がスムーズに回動しなかつたり或るいは締め付
け力が弱く、振動等が原因でサンバイザー14が
垂れ下がる不具合があつた。
(考案の構成) 本考案は上記不具合に鑑みてなされ、その要旨
は、断面形状正多角形の挿通孔を穿設した支承体
をサンバイザー内に埋め込み、サンバイザーを支
える断面形状正多角形の支持軸を前記支承体の挿
通孔に挿通し、前記支持軸および支承体はいずれ
も弾性に優れ且つ磨耗に強い合成樹脂で成形した
もので、以下実施例を添附図面を参照にして説明
する。
第1図乃至第4図に於いて、支持軸1は、ポリ
アミド、ポリカーボネート、ポリアセタール等の
弾性に優れ且つ磨耗に強い合成樹脂から成り、そ
の断面形状は正多角形(本実施例では正12角形)
である。この支持軸1を水平にしてその中央部
を、自動車内の天井に固定した取り付け具2に固
設する。内部に芯材(図示せず)を埋め込んだサ
ンバイザー3の上端中央部に切り欠き4を設け、
サンバイザー3における前記切り欠き4の両側部
に支承体5を埋め込む。この支承体5は、前記支
持軸1と同様の弾性に優れ且つ磨耗に強い合成樹
脂で成形され、その一端部に、前記支持軸1が僅
かの隙間を持つて挿通される同じく断面形状正多
角形(実施例では正12角形)の挿通孔6を穿設す
る。そして、支持軸1の両端部を、サンバイザー
3に埋め込んだ支承体5の挿通孔6に挿通する。
図中7は、サンバイザー3の形状を保持するため
に内部に埋め込んだ枠体を示す。
尚、支持軸1および支承体5の挿通孔6の断面
形状は、正12角形に限定されず、要するに正多角
形であればよく、正8角形乃至正16角形であるこ
とが望ましい。又本実施例のように、支持軸1の
両端部を支承体に挿通する構造のサンバイザーに
限定されず支持軸1の一端部のみを支承体に挿通
する構造のサンバイザーにも本考案を実施するこ
とができる。更に、上記実施例とは逆に、サンバ
イザーを支える支持軸1の端面に断面形状正多角
形の挿通孔を穿設し、サンバイザーに埋め込まれ
る支承体5に、上記挿通孔に挿通される同じく断
面形状正多角形の挿通体を設けてもよい。又、支
持軸1又は支承体5のいずれか一方を弾性に優れ
且つ磨耗に強い合成樹脂で成形し、他方を金属製
にしてもよく、更に、第5図に示したブラケツト
15内に、本考案の装置を内蔵させてもよい。
(考案の作用) 次に、本考案の作用について説明する。第1図
乃至第4図に於いて、支持軸1と支承体5の挿通
孔6の断面形状はいずれも正多角形で、支持軸1
の両端部が支承体5の挿通孔6に僅かの隙間を持
つて挿通されているので、支承体5は支持軸1に
回動不能に係合し、サンバイザー3は所定の位置
に傾斜して或るいは水平となつて停止している。
次に、サンバイザー3に前方に押し出すような
或るいは後方に引くような力を加えると、支持軸
1および支承体5はいずれも弾性に優れ且つ磨耗
に強い合成樹脂で成形されているので、支持軸1
と支承体5との接触部が弾性により僅かに変形し
て支持軸1と支承体5との係合が解かれ、サンバ
イザー3は、支持軸1および支承体5の挿通孔6
の断面形状である正多角形により定められる一定
角度宛段階的に回動し、サンバイザー3に加えて
いる力を解くと、支持軸1と支承体5とは再び回
動不能に確実に係合して、サンバイザー3は垂れ
下がり不能に所望位置に停止する。
(考案の効果) 本考案は、上記の構成および作用を有するので
下記の効果がある。
本考案を実施したサンバイザー3は、一定角度
宛段階的にスムーズに回動して傾斜角度を自在に
調節することができると共に所定位置で垂れ下が
り不能に確実に停止させることができる。
又、支承体5に穿設した断面形状正多角形の挿
通孔6に、同じく断面形状正多角形の支持軸1を
挿通してあるので、支承体5は支持軸1に回動不
能に確実に係合し、通常の使用中は勿論のこと、
自動車に強い振動或るいは衝撃力が加わつても、
サンバイザー3は垂れ下がることはない優れた効
果がある。
更に、断面形状正多角形の支持軸1と、断面形
状正多角形の挿通孔6を有する支承体5との係合
により、サンバイザー3を所定傾斜位置或るいは
水平位置に停止させており、従来のようにビス等
の他の機械部品を一切使用していないので、サン
バイザー3を支承する構造が簡単となり、ひいて
は故障を生ずることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を実施したサンバイザーの正
面図、第2図は、第1図の要部拡大図、第3図
は、第2図の線X−Xの拡大断面図、第4図は、
本考案を実施したサンバイザーを自動車に取り付
けた概略側面図、第5図は、従来の軸支承装置の
斜視図である。 主要部分の符号の説明、1……支持軸、3……
サンバイザー、5……支承体、6……挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面形状正多角形の挿通孔6を穿設した支承体
    5をサンバイザー3内に埋め込み、サンバイザー
    3を支える断面形状正多角形の支持軸1を、前記
    支承体5の挿通孔6に僅かの隙間を持つて挿通
    し、前記支持軸1および支承体5はいずれも弾性
    に優れ且つ磨耗に強い合成樹脂で成形したことを
    特徴とする自動車用サンバイザーに於けるサンバ
    イザー支承装置。
JP10522281U 1981-07-15 1981-07-15 自動車用サンバイザ−に於けるサンバイザ−支承装置 Granted JPS589814U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10522281U JPS589814U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 自動車用サンバイザ−に於けるサンバイザ−支承装置

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JP10522281U JPS589814U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 自動車用サンバイザ−に於けるサンバイザ−支承装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS589814U JPS589814U (ja) 1983-01-22
JPS625372Y2 true JPS625372Y2 (ja) 1987-02-06

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ID=29899766

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JP10522281U Granted JPS589814U (ja) 1981-07-15 1981-07-15 自動車用サンバイザ−に於けるサンバイザ−支承装置

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JPS589814U (ja) 1983-01-22

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