JP5100795B2 - 自転車用サドルの支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自転車用サドルの支持構造に関するものである。特に、自転車用サドルの前後方向への傾斜角度を自由に調整することができる自転車用サドルの支持構造に関する。
従来、自転車用サドルは、図10に示されるように、長尺の円筒体(100)の上端部に台座(10)を嵌着させてなるシートポスト(1)に締め付けボルト(40)により組付けられるサドルクランプ(4)によって自転車の本体フレームに取付けられる構成となっている。
この例のものでは、前記台座(10)は、円筒面状のヘッド部(11)と、前記締め付けボルト(40)を挿通するボルト挿通孔(12)(13)を有するフランジ部(14)と、前記円筒体(100)に内嵌される円筒状の装着部(15)とから構成されており、前記台座(10)の内部は軽量化のために空洞となっている。
前記サドルクランプ(4)は、自転車用サドルの下側に取付けられた棒状のサドルレール(5)を上下から挟持することにより前記自転車用サドルを支持するものであり、前記台座(10)のヘッド部(11)に回動自在に嵌め合わされる下クランプ(3)と、前記下クランプ(3)の上側に重ね合わされる上クランプ(2)とから構成されている。前記上クランプ(2)及び下クランプ(3)の左右の端縁部には、重ね合わせ状態において前記サドルレール(5)を上下から挟持するレール保持部(34)が前方と後方にそれぞれ形成されている。
前記上クランプ(2)には、前記サドルクランプ(4)を前記台座(10)に取付ける2本の締付けボルト(40)を挿通する挿通孔(22)(23)がそれぞれ形成されている。また、前記下クランプ(3)の底面部は、前記台座(10)のヘッド部(11)に対して回動自在に嵌り合う円筒面状の曲面部(31)が形成されている。
前記サドルクランプ(4)は、図10に示されるように、前記サドルレール(5)を挟持した状態で、前記台座(10)のボルト挿通孔(12)(13)の下側から挿通され、前記下クランプ(3)の前後を通って前記上クランプ(2)のボルト挿通孔(22)(23)に挿通される2本の締付けボルト(40)と、前記上クランプ(2)の上側において前記締付けボルト(40)に螺合される略円柱状のナット(41)により前記台座(10)に固定されている。
上記のような構成であるから、前記サドルレール(5)を挟持させた状態で前記サドルクランプ(4)を前記台座(10)に嵌め合わせて回動により前記自転車用サドルの傾斜を調整した後、前記締付けボルト(40)とナット(42)によって前記サドルクランプ(4)を固定することにより利用者の希望に合った傾斜で前記自転車用サドルを取付けることができる。
また、この例のものでは、前記自転車用サドルの傾斜可能な範囲、つまり、前記台座(10)に対して前記サドルクランプ(4)を回動し得る範囲は、前記台座(10)及び前記サドルクランプ(4)を固定する2本の締付けボルト(40)と下クランプ(3)との当接により制限されている。
前記自転車用サドルを前下がり状態で取付けるために前記サドルクランプ(4)を後側に回動させて固定しようとするとき、前記サイドクランプ(4)をある角度まで回動させると、図10に示されるように、前記締付けボルト(40)が前記下クランプ(3)の後端縁(33)に当接され回動が阻止される。前記サドルクランプ(4)をより後側に回動させた状態で固定しようとしても、前記下クランプの後端縁(33)が後方へ突出することで前記締付けボルト(40)の挿通路を塞がれるため、前記ボルト挿通孔(13)(23)に挿通することができない。そのため、前記締付けボルト(40)と前記後端縁(33)とが当接する位置が前記サドルクランプ(4)の後方への最大回動角度であり、前記自転車用サドルは最も前下がりに傾斜した状態で取付けられる。
また、前記自転車用サドルを後下がり状態で取付ける場合も同様に、前記締付けボルト(40)と前記下クランプ(3)の前端縁(32)との当接されるときに前記自転車用サドルは最も後下がりに傾斜した状態で取付けられる。
実開平2−74293号公報 実開昭53−153666号公報
しかしながら、前述した自転車用サドルの支持構造のように、前記締付けボルト(40)と前記下クランプ(3)との当接により前記サドルクランプ(4)の回動範囲が制限される構成のものでは、前記下クランプ(3)の後端縁(33)に当接される前記締付けボルト(40)のネジ部(400)、特に図10中の点描が施された部分に大きな負荷がかかることとなる。
前記締付けボルト(40)は、その性質上、軸線方向の引っ張り応力に対しては高い強度を有しているが、半径方向から加えられる剪断応力及び曲げ応力に対しては強度が低く、前記剪断応力及び曲げ応力により容易に破断されるという特徴を有している。特に、ネジ山が形成されたネジ部(400)は軸部の直径が小さいからより一層破断されやすい。
そのため、図10の状態に取付けられた自転車用サドルを継続使用した場合、前記締付けボルト(40)が不用意に破断され、前記サドルクランプ(4)による前記サドルレール(5)の挟持が解除又は弛緩されることにより、自転車用サドルがグラグラしたり、前記シートポスト(1)から脱落してしまうことがある。ここで、前記自転車用サドルは、利用者の荷重の大部分を支持する部分であるから、乗車中に不用意に前記自転車用サドルの支持部が破損又は変形された場合、支持を失った利用者はバランスを崩し自転車ごと転倒して負傷する可能性が高い。特に、高速で走行している場合には致命的な事故にも繋がりかねないという問題がある。
前述の例のものでは、前記締付けボルト(40)の軸部に外嵌された座金(42)及び前記ナット(41)により前記締付けボルト(40)とボルト挿通孔(12)(13)(22)(23)とが当接しない構成となっているが、前記締付けボルト(40)と前記ボルト挿通孔(12)(13)(22)(23)の開口部や内壁との当接により前記サドルクランプ(4)の回動範囲が制限される場合も同様に、前記締付けボルト(40)の破断の原因となる。
また、前記上クランプ(2)又は下クランプ(3)と前記台座(10)との当接により前記サドルクランプ(4)の回動範囲が制限される場合についても、前記サドルクランプ(4)の変形により前記サドルレール(5)の挟持が弛緩されるから、前述の締付けボルト(40)の破断の場合と同様の不具合を生じることとなる。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、『シートポストの上端部に位置する台座と、自転車用サドルの下側に取付けられたサドルレールを挟持すると共に前記台座に対して前後方向の傾斜角度を調整可能に組付けられるサドルクランプと、前記サドルクランプを前記台座に固定する2本の締付けボルトとを有する自転車用サドルの支持構造』において、自転車用サドルの支持部の破損や変形を防止することにより、安定性及び安全性の高い自転車用サドルの支持構造を提供とすることを課題とする。
(1)請求項1に係る発明の自転車用サドルの支持構造は、
前記サドルクランプは、前記台座の上面に形成された円筒面状のヘッド部に対して前後方向に回動自在に嵌り合う曲面部を有する下クランプと、前記サドルレールを上下から挟むように前記下クランプの上側に重ね合わされる上クランプとからなり、
前記上クランプの前後端部及び前記台座の前後端部には、前記台座及びサドルクランプを上下に貫通する前記締付けボルトを前後方向に揺動可能に挿通するボルト挿通孔が形成されており、
前記台座と前記下クランプとの間には、前記台座に対する前記下クランプの前後方向への回動を所定の範囲に制限する回動制限手段が設けられ、
前記回動制限手段は、前記台座のヘッド部の中央部に形成された貫通孔に内嵌される突起部と、前記台座に前記下クランプを嵌め合わせた状態において前記突起部前後方向に移動自在に挿通され、前記サドルクランプを回動させて前記自転車用サドルの傾斜角度を調整するときに、前記締付けボルトが下クランプや他部材に当接することがない前後方向の長さを有するように前記下クランプの曲面部における底面中央に貫通形成された長孔とから構成されていることを特徴とする。
これによれば、前記回動制限手段により前記台座に対する下クランプの回動範囲を自由に設定することができるから、従来例のように前後に最大に回動する際に前記サドルクランプ(4)又は前記締付けボルト(40)が他部材に当接することを回避することができる。そのため、自転車用サドルの支持部を構成する前記サドルクランプ及び締付けボルトが過剰な負荷により破損又は変形されることを防止することができる。
ここで、前記円筒面状ヘッド部とは、前記ヘッド部の中央部が碗状にへこんだ凹面に形成されるものであっても、前記ヘッド部の中央部がアーチ状に盛り上がった凸面に形成されるものであってもよく、前記下クランプの曲面部は、前記ヘッド部に回動自在に嵌り合うように凸面又は凹面に形成されるものである。
前記回動制限手段は、前記台座のヘッド部の中央部に形成された貫通孔に内嵌された突起部と、前記突起部を前後方向に移動自在に挿通するように前記下クランプの底面中央に貫通形成された長孔とから構成されているので、前記突起部の首部が、前記長孔の前端縁及び後端縁に当接することで前記下クランプの回動が制限され、自転車用サドルの支持部への過剰な負荷を防止でき、安定性及び安全性に優れる。
さらに、前記回動制限手段は、既存の台座に形成された貫通孔に嵌入された突起部と、下クランプに形成された長孔とからなるので、既存の台座及び下クランプを切削・加工することにより回動制限手段を形成させることができ、台座や下クランプの金型の設計変更を行う必要がなく、既存の台座及び下クランプを用いることができる。
そして、前記回動制限手段は、前記下クランプの長孔の形成位置及び長さによって前記サドルクランプの回動範囲が決定される構成となっており、前記下クランプは前記長孔に収容された突起部に案内されて回動される。そのため、前記サドルクランプの左右方向への揺動が防止され、前記サドルクランプを前後方向に容易に且つ安定的に回動させることができる。また、前記突起部が前記長孔に収容されることにより前記下クランプが位置決めされるから、前記台座に前記サドルクランプを容易に装着することができる。
(2)請求項2に係る発明の自転車用サドルの支持構造は、
前記突起部は、前記貫通孔に内嵌される円柱状の胴部と、前記長孔を挿通すると共に前記長孔の前端縁及び後端縁に当接することで前記下クランプの回動を制限する円柱状の首部と、前記首部の上端に連設され、前記下クランプの上側に突出する半球状の頭部とから構成され、弾性合成樹脂材により一体的に形成されており、
前記頭部は、前記下クランプの長孔の左右方向の幅よりも幾分大きな径を有するように設定されていることを特徴とする。
前記長孔に前記頭部を弾性変形させながら押し込んで強制的に挿通させると、挿通後は、前記台座に対して前記下クランプを回動する際に、前記突起部の頭部が前記下クランプの抜止め防止手段として機能し、前記サドルクランプを安定的に回動させることができる。
(3)請求項3に係る発明の自転車用サドルの支持構造は、
前記台座に対する前記下クランプの嵌め合わせ方向が前後自在であることを特徴とする。
これによれば、前記下クランプに方向性がないから、前記台座に嵌め合わせる際に前後を確認する必要がなく、サドルクランプを誤って逆向きに装着してしまうことがない。
ここで、前記下クランプには、いずれの方向に嵌め合わせても自転車用サドルの傾斜角度の調整範囲が同じである構成のものだけでなく、嵌め合わせる方向により自転車用サドルの傾斜動角度の調整範囲が異なるものも含まれる。
(4)請求項4に係る発明の自転車用サドルの支持構造は、
前記台座に対する前記下クランプの嵌め合わせ方向が規定されていることを特徴とする。
これによれば、前記下クランプに方向性を持たせることにより、前後自在のものに比べて、自転車用サドルの傾斜角度の調節範囲を広く設定したり、乗車時にかかる負荷に対する支持力を大きくすることができる。また、前後自在のものに比べて、必要な機能部位が少なく前記下クランプの小型軽量化を図ることもできる。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、自転車用サドルの前後方向への傾斜角度を調整することができる自転車用サドルの支持構造において、台座と前記台座に回動自在に嵌め合わされるサドルクランプの下クランプとの間に、サドルクランプの回動範囲を制限する回動制限手段を設けたことにより、過剰な負荷による前記サドルクランプや前記締付けボルトの破損又は変形を防止できるから、前記サドルクランプ及び前記締付けボルトから構成される自転車用サドルの支持部の安定性が高い。これにより、前記自転車用サドルの支持部の不用意な破損又は変形に起因する不具合や走行中の転倒事故などを防止することができるから、本発明の自転車用サドル支持構造は、安定性及び安全性に優れている。
さらに、台座のヘッド部に設けられる突起部と下クランプの曲面部に設けられる長孔とからなる回動制限手段とすることで、自転車用サドルの傾斜角度の調整が容易であると共に、前記シートポストへ自転車用サドルを容易に且つ安定的に取付けることができる。
前記回動制限手段を切削・加工により後から形成する場合、前記突起部よりも前記長孔の方が前記下クランプに容易に且つ安定して形成できるから、前記回動制限手段の形成が容易であり生産効率が高い。また、前記回動制限手段の精度も優れている。
さらに、請求項1に係る発明によれば、回動制限手段の突起部を台座とは異なる別の部材から形成したことで、既存の台座及び下クランプを用いて前記回動制限手段を形成できるから、本発明の自転車用サドルの支持構造は、自転車用サドルの回動制限手段付き自転車の製造コストが低い。
請求項2に係る発明によれば、前記長孔に前記頭部を弾性変形させながら押し込んで強制的に挿通させると、挿通後は、前記台座に対して前記下クランプを回動する際に、前記突起部の頭部が前記下クランプの抜止め防止手段として機能し、前記サドルクランプを安定的に回動させることができる。
請求項3に係る発明によれば、台座に対する下クランプの嵌め合わせ方向を前後自在とすることで、サドルクランプを誤って逆向きに装着してしまうことがないから、本発明の自転車用サドルの支持構造は、自転車用サドルの取付けが容易である。
請求項4に係る発明によれば、台座に対する下クランプの嵌め合わせ方向を規定することで、自転車用サドルの傾斜角度の調節範囲や支持力を大きくできるから、自転車用サドルの支持構造の性能及び強度が向上される。また、前記下クランプの小型軽量化を図ることもできる。
本発明実施の形態1にかかる自転車用サドルの支持構造を示す断面図である。 台座と下クランプを示す分解斜視図である。 下クランプを示す斜視図である。 台座を示す平面図である。 (a) 自転車用サドルを後方に最大傾斜させた場合の台座と下クランプとの関係を示す断面図である。(b) 自転車用サドルを前方に最大傾斜させた場合の台座と下クランプとの関係を示す断面図である。 本発明実施の形態2にかかる自転車用サドルの支持構造に用いられる台座と下クランプとの関係を示す断面図である。 本発明実施の形態3にかかる自転車用サドルの支持構造に用いられる台座と下クランプとの関係を示す断面図である。 本発明実施の形態4にかかる自転車用サドルの支持構造に用いられる台座と下クランプとの関係を示す側面図である。 図8の台座と下クランプとの関係を示す平面図である。 従来の自転車用サドルの支持構造を示す断面図である。
以下に、本発明実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。
<実施の形態1>
図1には、本発明実施の形態の一例である自転車用サドルの支持構造を示している。
この例のものは、自転車の本体フレームに取付けられた円筒体(100)と前記円筒体(100)の上端部に嵌合される台座(10)とからなるシートポスト(1)と、前記台座(10)に対して回動自在に装着されると共に自転車用サドル(8)の下側に取付けられたサドルレール(5)を上下から挟持するサドルクランプ(4)と、前記サドルクランプ(4)を前記台座(10)に固定する締付けボルト(40)及びナット(41)とから構成されている。また、前記シートポスト(1)は後方に15度傾斜した態様で前記本体フレームに取付けられており、前記サドルクランプ(4)を回動させることにより、前記自転車用サドルを水平状態から前後にそれぞれ最大15度傾斜して取付けることができるようになっている。
前記サドルクランプ(4)は、前記台座(10)のヘッド部(11)に回動自在に嵌め合わされる下クランプ(3)と、前記下クランプ(3)の上側に重ね合わされる上クランプ(2)とからなり、前記上クランプ(2)の上面には前記ナット(41)が所定の着座位置に保持される。
前記台座(10)は、図2に示されるように、上面に形成された円筒面状のヘッド部(11)と、前記締付けボルト(40)を前後方向に回動自在に挿通するボルト挿通孔(12)(13)を有するフランジ部(14)と、前記円筒体(100)に内嵌される円筒状の装着部(15)と、前記台座(10)の中空部から前記ヘッド部(11)の中央に貫通する貫通孔(16)とから構成されており、前記ヘッド部(11)の表面には、後述する下クランプ(3)の曲面部(31)の突設された突起部(61a)(61b)を前後方向に移動自在に収容する2本の凹溝(60a)(60b)が形成されている。
前記凹溝(60a)(60b)は、図4に示されるように、前記ヘッド部(11)の後方部に前記貫通孔(16)を挟んで前後方向に沿って形成されている。前記凹溝(60a)(60b)の形成位置及び長さは、前記サドルクランプ(4)を回動させて前記自転車用サドル(8)の傾斜角度を調整するときに、前記締付けボルト(40)が下クランプ(3)や他部材に当接することがないように設定されている。この例のものでは前記台座(10)に対して前記下クランプ(3)を水平に載置した状態(図5(a))から、前記突起部(61a)(60b)が前記凹溝(61a)(61b)内を前端から後端まで移動したときに、前記台座(10)に対して前記下クランプ(3)が後方に30度傾斜された状態(図5(b))となるように設定されている。つまり、前記サドルクランプ(4)の回動範囲は、回動制限手段(6)により、前記台座(10)に対して水平な状態(傾斜角度0度)から後上がりに30度傾斜するまでの前後30度の範囲に制限されることとなる。
また、この例のものでは、前記台座(10)に対して下クランプ(3)を逆向きに嵌め合わせてしまうことがないように、前記ヘッド部(11)の中心線から右側の凹溝(60a)までの距離Rと、前記中心線から左側の凹溝(60b)までの距離Lとが異なるように(L>Rに)設定されている。
前記フランジ部(14)の前方は、図1及び図4に示されるように、前記ヘッド部(11)の前端縁から前下がりに傾斜すると共に先端に向かって徐々に幅が狭くなる山型に形成されており、先端側に前記ボルト挿通孔(12)が貫通形成されている。前記ボルト挿通孔(12)は、締付けボルト(40)を前後に回動自在に挿通し得るように前後方向の径が大きい楕円形であると共に、前記締付けボルト(40)を挿通し易いようにわずかに後方に傾斜した態様で形成されている。
前記フランジ部(14)の後方は、前記ヘッド部(11)の後端縁と水平に延設されており、前記ヘッド部(11)の後端部から前記フランジ部(14)の先端に連通する開放型のボルト挿通孔(13)が形成されている。前記フランジ部(14)の後方下部は、図1に示されるように、前記締付けボルト(40)を様々な傾斜姿勢で固定できるように円弧状に形成されている。
前記サドルクランプ(4)は、図1に示されるように、自転車用サドルに取付けられた左右一対の棒状のサドルレール(5)を上下から挟持するものであり、前記台座(10)のヘッド部(11)に回動自在に嵌め合わされる下クランプ(3)と、前記下クランプ(3)の上側に重ね合わされる上クランプ(2)とから構成されている。前記下クランプ及び下クランプ(3)の左右の端縁部には、図2に示されるように、重ね合わせた状態で前記サドルレール(5)を保持する保持溝(35)が形成されたレール保持部(34)が前後にそれぞれ形成されている。(ここでは、前記下クランプ(3)についてのみ図示しているが、前記下クランプ(3)も略同様の形態のレール保持部を有している。)
前記下クランプ(3)は、図2及び図3に示されるように、矩形状のクランプ本体(30)と、その左右両端に連設される4つのレール保持部(34)とからなり、前記クランプ本体(30)の底面には前述した台座(10)のヘッド部(11)に対して前後方向に回動自在に嵌り合う略円筒面状の曲面部(31)が形成されている。そして、前記曲面部(31)には、前記ヘッド部(11)に形成された凹溝(60b)(60b)と共に前記サドルクランプ(4)の回動制限手段(6)を構成する2つの突起部(61a)(61b)が突設されている。この例のものでは、前記サドルクランプ(4)は、金型を用いた鍛造によりアルミニウム材から前記突起部(61a)(61b)と一体的に形成されている。
前記サドルクランプ(4)は、図1に示されるように、前記台座(10)のボルト挿通孔(12)(13)の下側から挿通され、前記下クランプ(3)の前後を通って前記上クランプ(2)のボルト挿通孔(22)(23)に挿通される2本の締付けボルト(40)と、前記締付けボルト(40)に螺合される略円柱状のナット(41)とにより前記台座(10)に固定される構成となっている。
そのため、前記上クランプ(2)には、2本の締付けボルト(40)を前後方向に揺動可能に挿通すると共に上側から下側に向かって孔径が広がるテーパ状のボルト挿通孔(22)(23)がそれぞれ形成されている。一方、前記締付けボルト(40)が貫通されない前記下クランプ(3)には、前後端縁への前記締付けボルト(40)の当接を防止するために前後端縁を内側に少し窪ませた凹部(36)が形成されている。
上記のような構成であるから、前記サドルレール(5)を挟持させた状態で前記台座(10)に嵌め合わせた前記サドルクランプ(4)を回動させることにより自転車用サドル(8)の傾斜角度を調整するとき、前記凹溝(60a)(60b)と突起部(61a)(61b)からなる回動制限手段(6)の働きにより、前記サドルクランプ(4)の回動範囲は、図5(a)の前記台座(10)に対して水平な状態から図5(b)の後上がりに30度傾斜した状態までの範囲に制限される。
このとき、前記台座(10)は水平方向に対して後方に15度傾斜した態様で取付けられた前記シートポスト(1)に取付けられているから、この例の自転車用サドルの支持構造では、前記自転車用サドルは、図1に示されるように、前下がりに15度傾斜した状態から後下がりに15度傾斜した状態の範囲内で自由に傾斜角度を調整することができる。
これにより、従来例のように、自転車用サドル(8)の支持部を構成する前記サドルクランプ(4)又は前記締付けボルト(40)と他部材との当接により前記サドルクランプ(4)の回動範囲画が制限されるもののように、前記サドルクランプ(4)及び締付けボルト(40)が過剰な負荷により破損又は変形することがない。そのため、この例の自転車用サドルの支持構造は、前記自転車用サドル(8)の支持部の不用意な破損又は変形に起因する不具合や走行中の転倒事故などの発生が少なく、安定性及び安全性に優れている。
この例のものでは、前記回動制限手段(6)を構成する前記突起部(61a)(61b)が前記凹溝(60a)(60b)に収容されていることで、前記サドルクランプ(4)の左右方向への揺動が防止され前後方向に安定的に回動することができるから、自転車用サドルの傾斜角度の調整が容易である。また、前記凹溝(60a)(60b)への前記突起部(61a)(61b)の収容が前記下クランプ(3)の位置決め手段として機能するから、前記台座(10)へのサドルクランプ(4)の装着を確実且つ容易に行うことができる。
この例のものでは、前記凹溝(60a)(60b)を前後方向の中心線に対して非対称に形成されているから、前記台座(10)に対してサドルクランプ(4)を逆向きに載置した場合には、前記突起部(61a)(61b)が前記凹溝(60a)(60b)内に収容されず前記ヘッド部(11)の表面に当接し、前記台座(10)と前記下クランプ(3)とを回動自在に嵌め合わせることができない。そのため、前記シートポスト(1)に対して自転車用サドルを逆向きに取付けてしまうことがない。
前記回動制限手段(6)を構成する前記凹溝(60a)(60b)と突起部(61a)(61b)は、それぞれ前記台座(10)及び下クランプ(3)と鍛造により一体形成されているから、他部材からなる回動制限手段(6)を用いたものに比べて製造工程が少ないから製造コストが低く、生産効率が高い。また、耐久性及び精度においても優れている。
さらに、取付け位置のズレなどにより前記サドルクランプ(4)の回動制限の範囲にズレが生じることがないから、前記自転車用サドルの傾斜角度の範囲を正確に設定することができる。
<実施の形態2>
図6には、一方の端部が開放した凹溝(61c)(61d)とこれに前後方向に移動自在に収容される突起部(61c)(61d)とからなる回動制限手段(6)を有する自転車用サドルの支持構造の要部を示している。前記凹溝(60c)(60d)及び突起部(61c)(61d)以外については、前述の実施の形態1と同様の構成であり、前記サドルクランプ(4)の回動範囲についても前記台座(10)に対して水平な状態(傾斜角度0度)から後上がりに30度傾斜するまでの範囲に制限されている。
この例の回動制限手段(6)によれば、前記台座(10)に対して前記下クランプ(3)を水平に装着させたときには、前記ヘッド部(11)の後端縁に開放するように形成された凹溝(60d)の前端に前記突起部(61d)が当接することにより前記下クランプ(3)の前方への回動が阻止される。この状態から、前記下クランプ(3)を後方に30度回動させたときには、前記ヘッド部の前端縁に開放するように形成された凹溝(60c)の後端に前記突起部(61c)が当接することにより前記下クランプ(3)の後方への回動が阻止されることとなる。
これにより、前記サドルクランプ(4)の回動範囲を制限することにより前記自転車用サドルの支持部への過剰な負荷を防止できるから、前述の実施の形態1の自転車用サドルの支持構造と同様に、安定性及び安全に優れていると共に、自転車用サドルの取付け作業や傾斜角度の調整も容易に行うことができる。
また、この例のものでは、前記凹溝(60c)(60d)が前記ヘッド部(11)の両端縁に開放しているから、実施の形態1の凹溝(60a)(60b)のように前記ヘッド部(11)の内側に形成するものに比べて、前記凹溝(60c)(60d)の形成及び回動範囲の調整が容易である。
<実施の形態3>
図7には、前記台座(10)に嵌着された突起部(63)と、前記下クランプ(3)に形成され前記突起部(63)を前後方向に移動自在に挿通する長孔(62)とからなる回動制限手段(6)を有する自転車用サドルの支持構造の要部を示している。前記回動制限手段(6)の構成以外については、前述の実施の形態1と同様の構成となっている。
この例の回動制限手段(6)は、前記台座(10)のヘッド部(11)の中央部に形成された貫通孔(16)に内嵌された突起部(63)と、前記突起部(63)を前後方向に移動自在に挿通するように前記下クランプ(3)の底面中央に貫通形成された長孔(62)とから構成されている。
前記突起部(63)は、図7に示されるように、前記貫通孔(16)に内嵌される円柱状の胴部(630)と、前記長孔(62)を挿通すると共に前記長孔(62)の前端縁及び後端縁に当接することで前記下クランプ(3)の回動を制限する円柱状の首部(631)と、前記首部(631)の上端に連設され、前記下クランプ(3)の上側に突出する半球状の頭部(632)とから構成されている。また、この例の突起部(63)は、弾性合成樹脂材により一体的に形成されている。
前記頭部(632)は、前記下クランプ(3)の長孔(62)の左右方向の幅よりも幾分大きな径を有するように設定されている。そのため、前記長孔(62)に前記頭部(632)を弾性変形させながら押し込んで強制的に挿通させると、挿通後は、前記頭部(631)が前記下クランプ(3)の抜止め防止手段として機能することとなる。
このような構成であるから、前記台座(10)に前記下クランプ(3)を嵌め合わせた状態で前後方向に回動させるとき、前記長孔(62)の形成位置と長さにより前記下クランプ(3)の回動範囲を制限することができる。これにより、前記自転車用サドルの支持部への過剰な負荷を防止できるから、前述の実施の形態1の自転車用サドルの支持構造と同様に、安定性及び安全性に優れている。
また、既存の台座(10)に形成された貫通孔(16)に嵌入された突起部(6)と、既存の下クランプ(3)に切削により形成させた長孔(62)とからなる回動制限手段となっているから、前記台座(10)や下クランプ(3)の金型の設計変更を行うとこなく、既存のものを利用することができるから製造コストが低い。
この例のものでは、前記台座(10)に対して前記下クランプ(3)を回動する際に、前記突起部(63)の頭部(632)が前記下クランプ(4)の抜止め防止手段として機能するから、前記サドルクランプ(4)を安定的に回動させることができる。
<実施の形態4>
図8には、前記台座(10)の側端縁に形成された第1係合突部(65)と前記下クランプ(3)の側端縁に形成された第2係合突部(64a)(64b)とからなる回動制限手段(6)を有する自転車用サドルの支持構造の要部を示している。前記回動制限手段の構成以外については、前述の実施の形態1と同様の構成となっている。
この例の回動制限手段(6)は、前記台座(10)のヘッド部(11)の側端部に設けられた略球状の第1係合突部(65)と、前記下クランプ(3)のクランプ本体(30)の側端縁の前後に連設され第2係合突部として機能する前記レール保持部(34)の前端面(64a)と後端面(64b)とから構成されている。
前記第1係合突部(65)は、図8及び図9に示されるように、前記ヘッド部(11)の左右方向への幅が最大となる側端部に、前記ヘッド部(11)に前記下クランプ(3)を嵌め合わせた状態において、前記レール保持部(34)の前端面(64a)と後端面(64b)との間に収容されると共に前記下クランプ(3)の側端面(37)に摺動自在に当接するように取付けられている。
このような構成であるから、前記台座(10)に前記下クランプ(3)を嵌め合わせた状態で前後方向に回動させるとき、前記第1係合突部(65)と前記第2係合突部である前記前端面(64a)又は後端面(64b)とが当接され、前記下クランプ(3)の回動が制限されることとなる。これにより、前記自転車用サドルの支持部への過剰な負荷を防止することができるから、前述の実施の形態1の自転車用サドルの支持構造と同様に、安定性及び安全性に優れている。
また、この例のものでは、左右一対の前記第1係合突部(65)が前記下クランプ(3)の側端面(37)に沿って摺動される構成となっているから、前記第1係合突部(65)がガイドとなり前記サドルクランプを前後方向に容易に且つ安定的に回動できる。
<その他>
本発明に係る自転車用サドルの支持構造は上記実施の形態に限られるものではない。
前述の実施の形態1又は2においては、前記台座(10)に凹溝(60a)(60b)(60c)(60d)を設け、前記下クランプ(3)に突起部(61a)(61b)(61c)(61d)を設けた構成となっているが、前記台座(10)に突起部(61a)(61b)(61c)(61d)を設け、前記下クランプ(3)に凹溝(60a)(60b)(60c)(60d)を設けた構成としてもよい。このような構成としたものは、既存の台座(10)及び下クランプ(3)を切削・加工させて回動制限手段を形成する場合において、前記凹溝(60a)(60b)(60c)(60d)を容易に形成させることができるから生産効率が高い。また、前記回動制限手段の精度も優れている。
前記突起部(61a)(61b)(61c)(61d)は、前記台座(10)に一体的に形成されるものであっても、嵌合や接着、ネジ止めなどにより別部材を取付けるものであってもよい。
前述の例においては、いずれも前記サドルクランプ(4)を前記台座(10)に固定するために2本の締付けボルト(40)を用いる自転車用サドルの支持構造が例示されているが、前記サドルクランプ(4)を1本の締付けボルト(40)により固定する自転車用のサドルの支持構造についても応用することができる。
(1) シートポスト
(10) 台座
(11) ヘッド部
(2) 上クランプ
(22)(23) ボルト挿通孔
(3) 下クランプ
(31) 曲面部
(4) サドルクランプ
(40) 締付けボルト
(5) サドルレール
(6) 回動制限手段
(60a)(60b)(60c)(60d) 凹溝
(61a)(61b)(61c)(61d) 突起部
(62) 長孔
(63) 突起部
(64a)(64b) 第2係合突部
(65) 第1係合突部
(8) 自転車用サドル

Claims (4)

  1. シートポストの上端部に位置する台座と、自転車用サドルの下側に取付けられたサドルレールを挟持すると共に前記台座に対して前後方向の傾斜角度を調整可能に組付けられるサドルクランプと、前記サドルクランプを前記台座に固定する2本の締付けボルトとを有する自転車用サドルの支持構造において、
    前記サドルクランプは、前記台座の上面に形成された円筒面状のヘッド部に対して前後方向に回動自在に嵌り合う曲面部を有する下クランプと、前記サドルレールを上下から挟むように前記下クランプの上側に重ね合わされる上クランプとからなり、
    前記上クランプの前後端部及び前記台座の前後端部には、前記台座及びサドルクランプを上下に貫通する前記締付けボルトを前後方向に揺動可能に挿通するボルト挿通孔が形成されており、
    前記台座と前記下クランプとの間には、前記台座に対する前記下クランプの前後方向への回動を所定の範囲に制限する回動制限手段が設けられ、
    前記回動制限手段は、前記台座のヘッド部の中央部に形成された貫通孔に内嵌される突起部と、前記台座に前記下クランプを嵌め合わせた状態において前記突起部前後方向に移動自在に挿通され、前記サドルクランプを回動させて前記自転車用サドルの傾斜角度を調整するときに、前記締付けボルトが下クランプや他部材に当接することがない前後方向の長さを有するように前記下クランプの曲面部における底面中央に貫通形成された長孔とから構成されていることを特徴とする自転車用サドルの支持構造。
  2. 請求項1に記載の自転車用サドルの支持構造において、
    前記突起部は、前記貫通孔に内嵌される円柱状の胴部と、前記長孔を挿通すると共に前記長孔の前端縁及び後端縁に当接することで前記下クランプの回動を制限する円柱状の首部と、前記首部の上端に連設され、前記下クランプの上側に突出する半球状の頭部とから構成され、弾性合成樹脂材により一体的に形成されており、
    前記頭部は、前記下クランプの長孔の左右方向の幅よりも幾分大きな径を有するように設定されていることを特徴とする自転車用サドルの支持構造。
  3. 請求項1又は2に記載の自転車用サドルの支持構造において、
    前記台座に対する前記下クランプの嵌め合わせ方向が前後自在であることを特徴とする自転車用サドルの支持構造。
  4. 請求項1又は2に記載の自転車用サドルの支持構造において、
    前記台座に対する前記下クランプの嵌め合わせ方向が規定されていることを特徴とする自転車用サドルの支持構造。
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