JPH0314422Y2 - - Google Patents

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JPH0314422Y2
JPH0314422Y2 JP1988017034U JP1703488U JPH0314422Y2 JP H0314422 Y2 JPH0314422 Y2 JP H0314422Y2 JP 1988017034 U JP1988017034 U JP 1988017034U JP 1703488 U JP1703488 U JP 1703488U JP H0314422 Y2 JPH0314422 Y2 JP H0314422Y2
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JP
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screw
protrusion
mounting
hole
bottom side
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JP1988017034U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、自動車用灯具の車体への取付構造に
関するものであり、詳細には例えば自動車のバン
パ下端部など、殻状の車体構造体の下端部に取付
けられる灯具の取付構造に係るものである。
《従来の技術》 従来のこの種の自動車用灯具20の取付構造を
示すものが第5図であり、例えばバンパなど殻状
の車体構造体10の下端部に開口部11が設けら
れ、この開口部11に嵌合する形状とされた前記
自動車用灯具20が取付られるものであるが、こ
のときに前記自動車用灯具20の灯体背面には棚
状に突出しネジ孔21aが形成された取付座面2
1を設けておき、同時に前記開口部11の底面側
部材11aには前記ネジ孔21aに対応する位置
に取付孔11bを設け、所定位置に前記自動車用
灯具20を保持した後に下方より前記取付孔11
bを介して前記ネジ孔21aに螺子22を螺着
し、前記底面側部材11aを挟むようにして止着
するものである。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、前記した従来の自動車用灯具2
0の取付構造は例えば前記に説明したバンパなど
低い位置に取付られる自動車用灯具20に対し採
用されることが多く、加えて螺子22を下方より
螺着する構造であるので、前記取付座面21のネ
ジ孔21aを目視で確認しながら取付作業を行う
ことが困難な場合が多く、そのため手探り状態で
前記ネジ孔21aに螺子22を螺着させることと
なり、ネジ孔21a以外の取付座面21に螺子2
2が当接して自動車用灯具20を傾斜させるなど
安定性を欠き、作業能率の低下など多くの解決す
べき課題を生ずるものとなつていた。
《課題を解決するための手段》 本考案は前記した課題を解決するための具体的
手段として、灯体背面に棚板状に突出する取付座
面を有し、殻状の車体構造体の下端部に設けられ
た開口部の底面側部材を前記取付座面と螺子とで
挟着して取付けられる自動車用灯具の取付構造に
おいて、前記灯体背面には少なくとも二箇所に段
差を有するボス状はリブ状の突起部を設け、前記
開口部の底面側部材の前記突起部と対応する位置
には該突起部と嵌合する仮着孔或は仮着孔ととも
にガイドリブが設けられ、前記突起部の段差と前
記仮着孔とにより前記底面側部材の前記取付座面
と螺子による挟着位置の位置合わせが行われるこ
とを特徴とする自動車用灯具の取付構造を提供す
ることで、取付時の所定位置に対する仮着性を高
めて前記の課題を解決するものである。
《実施例》 つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図に符号1で示すものは自動車用灯具であ
り、この自動車用灯具1の灯体背面には棚板状に
突出しネジ孔2aが形成された取付座面2が設け
られているのは従来例のものと同様であるが、同
時に同じ前記した灯体背面には本考案によりボス
状の突起部3が適宜数設けられている。
また、一方の車体構造体4の開口部5の底面側
部材5aには前記自動車用灯具1をこの開口部5
に取付けたときの前記取付座面2のネジ孔2aに
対応する位置に取付孔5bが従来例と同様に設け
られるが、更に前記突起部3に対応する位置には
仮着孔5cが形成された立上部5dが一体に設け
られている。
ここで、前記突起部3と仮着孔5cとの相互関
係を更に詳細に説明すれば、第2図に示すように
前記突起3には前記仮着孔5cに挿入したときに
段差3aなど適宜な構造により前記自動車用灯具
1の取付の所定の位置に停止させるようにしてお
くことが好ましく、このとき同時に前記ネジ孔2
aと取付孔5bとも一致させるようにする。
尚、前記ネジ孔2aには螺子6が螺着され、前
記底面側部材5aを挟むようにして自動車用灯具
1が取付けられるものであることは云うまでもな
い。
このように構成した本考案の取付構造において
は、第一には前記仮着孔5cに突起部3を挿入す
ることで前記螺子6の挿入方向にフレ止めとなる
作用を生じ、第二には前記ネジ孔2aと取付孔5
bとの位置合わせを行う作用を生ずるものとな
り、仮着性を高めるものとなる。
第3図に示すものは本考案の別な実施例であり
前の実施例のボス状の突起部3に替えてリブ状で
垂直方向と水平方向に交差する突起部31a、3
1bとしたもので、これに対応し立上部51dも
垂直方向の突起部31aを挟持するような一対の
ガイドリブ状とされ、この下端側に適宜な段差を
形成し仮着孔51cとするもので、第4図に示す
ように前記立上部51dにより突起部31aは保
持されると共に仮着孔51cに突起部31bが突
当たることで位置決めも行われるものとなる。
《考案の効果》 以上に説明したように本考案により灯体背面に
ボス状の突起部を設け、開口部の底面側部材の前
記突起部と対応する位置に該突起部と嵌合する仮
着孔が形成された立上部が設けられた自動車用灯
具の取付構造としたことで、例えばネジ孔の目視
が実質的に不可能である場合にも前記仮着孔に前
記突起部を停止する位置まで挿入することで自動
的にネジ孔と取付孔との位置合わせが自動的に行
われ、更に螺子の挿入時の押圧に対しフレ止めを
行うものとなり、即ち取付作業時の仮着性を著し
く高めるものとなり、例えば所定位置への保持を
必要とするなどの工程を無くし、作業効率を向上
させると云う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用灯具の取付構造
の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図の−
線に沿う断面図、第3図は同じく本考案の別の
実施例を示す斜視図、第4図は第3図の−線
に沿う断面図、第5図は従来例を示す斜視図であ
る。 1……自動車用灯具、2……取付座面、2a…
…ネジ孔、3……突起部、4……車体構造体、5
……開口部、5a……底面側部材、5b……取付
孔、5c……仮着孔、5d……立上部、6……螺
子、31a、31b……突起部、51c……仮着
孔、51d……立上部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灯体背面に棚板状に突出する取付座面を有し、
    殻状の車体構造体の下端部に設けられた開口部の
    底面側部材を前記取付座面と螺子とで挟着して取
    付けられる自動車用灯具の取付構造において、前
    記灯体背面には少なくとも二箇所に段差を有する
    ボス状或はリブ状の突起部を設け、前記開口部の
    底面側部材の前記突起部に対応する位置には該突
    起部と嵌合する仮着孔或は仮着孔とともにガイド
    リブが形成された立上部が設けられ、前記突起部
    の段差と前記仮着孔とにより前記底面側部材の前
    記取付座面と螺子による挟着位置の位置合わせが
    行われることを特徴とする自動車用灯具の取付構
    造。
JP1988017034U 1988-02-12 1988-02-12 Expired JPH0314422Y2 (ja)

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JP1988017034U JPH0314422Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12

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JPH01123738U JPH01123738U (ja) 1989-08-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723304Y2 (ja) * 1988-12-21 1995-05-31 三菱自動車工業株式会社 自動車用バンパ内フォグランプ取付け構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179048U (ja) * 1985-04-27 1986-11-08

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JPH01123738U (ja) 1989-08-23

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