JPS6345377Y2 - - Google Patents

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JPS6345377Y2
JPS6345377Y2 JP1980044819U JP4481980U JPS6345377Y2 JP S6345377 Y2 JPS6345377 Y2 JP S6345377Y2 JP 1980044819 U JP1980044819 U JP 1980044819U JP 4481980 U JP4481980 U JP 4481980U JP S6345377 Y2 JPS6345377 Y2 JP S6345377Y2
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JP
Japan
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frame
gear
case
drive shaft
wheel drive
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JP1980044819U
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JPS56146625U (ja
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Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、例えば乗用型田植機の植付部を装着
して水田等を走行しながら田植作業を行うのに適
した農作業牽引車に関するものである。
【従来の技術】
最近、乗用型田植機の牽引車の構造を簡単にし
て軽量かつ安価なものとするために、ミツシヨン
ケース内の前後に位置して前輪駆動軸と後輪駆動
軸を内蔵して総輪駆動とし、前輪駆動軸に前輪を
装着するとともに、左右車輪間に差動歯車装置を
備えていない簡易型の農作業牽引車が提案されて
いる。
【考案が解決しようとする問題点】
このような牽引車においては、ミツシヨンケー
スの前後長さを長くして、その前部に前輪駆動軸
を介して前輪を装備し、後部に後輪駆動軸を介し
て後輪を装備するようにすると、車体重量が重く
なるばかりでなく、植付部を上下昇降可能に支持
するリンク機構が牽引車体から後方に大きく突出
することになり、乗用型田植機としての全長が長
くなりバランスが悪いという問題があつた。
【問題点を解決するための手段】
そこで本考案は、上記の問題点を解決するため
に、前輪駆動軸16と後輪駆動軸17とが共に内
装軸受けされていて、これらの駆動軸16,17
がエンジン3側から駆動される入力軸15で共に
ギヤー伝動される伝動機構が内装されるミツシヨ
ンケース1の後側左右両側に、前記後輪駆動軸1
7,17を包み込む覆筒19,19を介して後輪
23,23を軸承して伝動するチエンケース2
2,22の基部を固着し、このチエンケース2
2,22は、前記ミツシヨンケース1の前後長さ
よりも長くして後方へ延設し、該左右のチエンケ
ース22,22間が平面視において〓型状の空間
を形成するよう設け、該〓型状空間の前側部には
前記ミツシヨンケース1側から後方へ延びるフレ
ームFを設け、このフレームFの上方の左右チエ
ンケース間上位に該フレームF側に固定の支持枠
9によつて運転座席8を支架ならしめ、前記チエ
ンケース22,22側の前後中間と前記フレーム
Fとを実質的に連結枠9aで連結し、前記支持枠
9に作業機昇降リンク10の基端部を取付けてな
ることを特徴とするものである。
【作用】
上記の構成によつて本考案は、作業機を装着し
たときにその前後長を短く、コンパクトにかつ軽
量に構成でき、しかも作業機および運転座席を強
固に支持できるものである。
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。 第1図ないし第3図は乗用型田植機の植付部を
装着して走行しながら田植作業を行う農作業牽引
車を示すものであり、車体のほぼ中央部にはミツ
シヨンケース1が設けられ、このミツシヨンケー
ス1の前方にはエンジンフレーム2が延出され、
このエンジンフレーム2上にエンジン3が搭載さ
れている。 前記ミツシヨンケース1上方には、運転席4が
設けられ、この運転席4にはハンドル5、変速レ
バー6、株間レバー7および運転座席8等が具備
されている。 前記座席8は、ミツシヨンケース1から後方に
延びるフレームFに固定された支持枠9の上端に
固着され、前記支持枠9には植付部(図示省略)
を昇降可能に車体に連結するためのリンク10,
10を枢着する連結枠9aが固着され、上記リン
ク10は油圧シリンダ11によつて上下に回動さ
れる。 前記ミツシヨンケース1の上部には、エンジン
3の駆動プーリ12に伝導ベルト13を介して連
結された従動プーリ14が設けられ、この従動プ
ーリ14は入力軸15の一端に取付けられてい
る。そして、前記従動プーリ14の回転は変速機
構Mを介して前輪駆動軸16および後輪駆動軸1
7に伝達され、これら両駆動軸16,17は、そ
れぞれミツシヨンケース1の左右に両軸を包み込
むように突出する覆筒18,19内を伸びてい
る。 前記前輪駆動軸16を収納する覆筒18の先端
には、フアイナルケース20が連結され、このフ
アイナルケース20の下端に前輪21が取付けら
れている。 また、前記後輪駆動軸17を収納する覆筒19
の先端にはチエンケース22の先端が固着され、
その後端に後輪23が取付けられている。そし
て、前記チエンケース22はミツシヨンケース1
の後部両側から後方にやや斜めにミツシヨンケー
ス1の前後長さより長く延設され、平面視で〓型
状の空間を形成すると共に、その中間部分は補強
枠22aで連結されて補強され、この補強枠22
a上に前記連結枠9aの下端が固着されている。
従つて、フレームFと補強枠22aとは実質的に
連結されていることになる。 前記ミツシヨンケース1の前部には鼻部1aが
形成され、この鼻部1a内にステアリング軸24
の下端が挿入され、このステアリング軸24の回
転は順にギヤー25、回転軸26およびロツド2
7を介してアーム28、回転軸29およびシフタ
30に伝達されるようになつており、前記ステア
リング軸の下部近傍にはテンシヨンプーリPを保
持して前記伝導ベルト13に張力を与えるテンシ
ヨン機構Tが設けられている。 前記シフタ30は、サイドクラツチ軸31上に
摺動可能に設けられた左右のクラツチギヤ32,
32を保持しており、このクラツチギヤ32は、
ハンドル5を切つた側の後輪の回転を停止せしめ
スムーズな回行を確保するためのものである。す
なわち、前記クラツチギヤ32は、直進時には後
輪駆動軸17の両後輪歯車33,33に噛合して
いるが、ハンドルを切ると、いずれかのクラツチ
ギヤ32がサイドクラツチ軸31の外側に摺動し
て一方の後輪歯車33との噛合を解放するように
なつている。 なお、サイドクラツチ軸31の右端部にはブレ
ーキ機構6が設けられ、サイドクラツチ軸31の
中央には、変速大歯車34、変速中歯車35およ
び変速小歯車36が固定され、小歯車36は前輪
駆動軸16の中央に固定された前輪歯車37に噛
合されている。 一方、前記入力軸15には、走行変速ギヤー3
8および株間変速ギヤー39が摺動可能に取付け
られ、走行変速ギヤー38の小歯車部38aが前
記サイドクラツチ軸の変速大歯車34に、その大
歯車部38bが前記変速中歯車35に噛合するよ
うになつている。 また、入力軸15前側の斜め上方には、植付駆
動軸40が設けられ、この植付駆動軸40の中央
部には植付歯車41,42が取付けられ、これら
植付歯車41,42は前記株間変速ギヤー39の
大径部39a、小径部39bに選択的に噛合する
ようになつている。 また、前記植付歯車42に隣接して小傘歯車4
3が取付けられ、この小傘歯車43に植付部作動
歯車44が噛合している。 一方、植付駆動軸40の左端には、それに対し
て回転フリーのアイドラ45が設けられ、前記走
行変速ギヤー38の小歯車部38aがアイドラ4
5の大歯車部45aに噛合するようになつてお
り、アイドラ45の小歯車部45bと前記サイド
クラツチ軸31の変速大歯車34とは常に噛合さ
れている。 前記入力軸15の上方には、シフトシヤフト4
6が設けられ、車速を変えるための変速シフタ4
7および植付株間の距離を調整するための株間シ
フタ48が左右に摺動自在に取付けられ、これら
両シフタ47,48はシフトシヤフト46に摺動
可能に外嵌する基部47a,48aと、これら基
部47a,48aから垂下して、その下端が二叉
に分かれ、前記走行変速ギヤー38、株間変速ギ
ヤー39を保持する保持部47b,48bからな
つている。 また、前記変速シフタの基部47aの上部に
は、レバー受け47cが形成され、このレバー受
け47c中に変速レバー6の基部に形成されたボ
ール6aが回転自在に挿入され、前記株間シフタ
の基部48aからは後側に腕48cが突き出し、
この腕48cの上端部にレバー受け48dが形成
され、このレバー受け48d内に株間レバー7の
基部に形成されたボール7aが回転自在に挿入さ
れている。そして、前記両レバー6,7はそれぞ
れ枢軸6b,7bに支持され、これら両レバー
6,7をそれぞれ左右に倒すと前記両シフタ4
7,48がそれぞれ左右に移動するようになつて
いる。 これら両レバー6,7を互いに近接する方向に
倒すときでも、変速レバー6が株間レバー7より
も前方に位置しているので、両レバー6,7が衝
突することがなく、両シフタ47,48を近接し
て設置することができ、ミツシヨンケース1の横
幅を狭く形成しても支障がなくなる。 植付け時の株間を小さくするためには、株間レ
レバー7を右に倒して、株間変速ギヤーの大径部
39aを植付歯車41に噛合させるようにする
(第3図の状態)。逆に株間を大きくするために
は、株間レバー7を左に倒して株間変速ギヤーの
小径部39bを植付歯車42に噛合させ植付部作
動歯車44の回転を遅くするようにする。 また、車速は変速レバー6を操作して行なわれ
第1速の場合は、第3図に示すように走行変速ギ
ヤー38の小歯車部38aを変速大歯車34に噛
合せしめ、第2速の場合には、走行変速ギヤー3
8の大歯車部38bを変速中歯車35に噛合せし
め、バツク速の場合には、走行変速ギヤー38の
小歯車部38aをアイドラ45の大歯車部45a
に噛合せしめるようにする。なお、バツク速の場
合にはアイドラ45の小歯車部45bが、常に変
速大歯車34に噛合しているので、前後輪駆動軸
16,17が逆転することになる。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、ミツシヨンケ
ース1の左右両側から後方に向けて後輪装着用の
チエンケース22,22を設けて、このチエンケ
ース22,22の間を空間とし、この空間内にミ
ツシヨンケース1側から伸びるフレームFを設
け、このフレーム上に運転座席8を設けるから、
フレームFが左右のチエンケース22,22側か
ら支持されて強固なフレーム構成として乗車時に
フレームFのたわみを防止でき、しかも、このフ
レームFから立設して座席8を支架する支持枠9
の連結枠9aに作業機を支持するリンク10の基
部を取付けて実質的にフレームFで大きな荷重を
受けてもフレームFが頑丈にできるために支持枠
9および連結枠9aが後倒れに歪むことがなく確
実に作業機を支持できる。さらに、チエンケース
22,22間に作業機昇降リンク10を位置して
作業機を連結、支持するから、機体全長が短くな
り、バランスのよい安定した作業が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の全体側面図、第2図はミツ
シヨンケースの縦断面図および第3図はミツシヨ
ンケースの横断面図、第4図は背面図である。 1……ミツシヨンケース、8……運転座席、9
……支持枠、9a……連結枠、10……作業機昇
降リンク、16……前輪駆動軸、17……後輪駆
動軸、19……覆筒、22……チエンケース、2
3……後輪、31……サイドクラツチ軸、38…
…走行変速ギヤー、39……株間変速ギヤー、4
0……植付駆動軸、47……変速シフタ、48…
…株間シフタ、F……フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前輪駆動軸16と後輪駆動軸17とが共に内装
    軸受けされていて、これらの駆動軸16,17が
    エンジン3側から駆動される入力軸15で共にギ
    ヤー伝動される伝動機構が内装されるミツシヨン
    ケース1の後側左右両側に、前記後輪駆動軸1
    7,17を包み込む覆筒19,19を介して後輪
    23,23を軸承して伝動するチエンケース2
    2,22の基部を固着し、このチエンケース2
    2,22は、前記ミツシヨンケース1の前後長さ
    よりも長くして後方へ延設し、該左右のチエンケ
    ース22,22間が平面視において〓型状の空間
    を形成するよう設け、該〓型状空間の前側部には
    前記ミツシヨンケース1側から後方へ延びるフレ
    ームFを設け、このフレームFの上方の左右チエ
    ンケース間上位に該フレームF側に固定の支持枠
    9によつて運転座席8を支架ならしめ、前記チエ
    ンケース22,22側の前後中間と前記フレーム
    Fとを実質的に連結枠9aで連結し、前記支持枠
    9に作業機昇降リンク10の基端部を取付けてな
    る農作業牽引車。
JP1980044819U 1980-04-03 1980-04-03 Expired JPS6345377Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980044819U JPS6345377Y2 (ja) 1980-04-03 1980-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980044819U JPS6345377Y2 (ja) 1980-04-03 1980-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56146625U JPS56146625U (ja) 1981-11-05
JPS6345377Y2 true JPS6345377Y2 (ja) 1988-11-25

Family

ID=29640025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980044819U Expired JPS6345377Y2 (ja) 1980-04-03 1980-04-03

Country Status (1)

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JP (1) JPS6345377Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107233U (ja) * 1976-08-19 1977-08-15
JPS5842175Y2 (ja) * 1978-09-14 1983-09-24 井関農機株式会社 乗用型田植機の動力伝達機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56146625U (ja) 1981-11-05

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