JP3294606B2 - 農用走行車体 - Google Patents

農用走行車体

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JP3294606B2
JP3294606B2 JP18479190A JP18479190A JP3294606B2 JP 3294606 B2 JP3294606 B2 JP 3294606B2 JP 18479190 A JP18479190 A JP 18479190A JP 18479190 A JP18479190 A JP 18479190A JP 3294606 B2 JP3294606 B2 JP 3294606B2
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JP
Japan
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transmission
vehicle body
power
wheel
wheels
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塩崎  孝秀
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、後部に苗植装置を装着する四輪駆動型の
農用走行車体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の農用走行車体は、車体前部に配置され
左右の前輪へ動力を分岐する動力分岐部の前伝動部材を
収容する前輪用伝動収容部と、車体後部に配置され左右
の後輪に動力を分岐する動力分岐部の後伝動部材を収容
する後輪用伝動収容部とを、左右に並列して前後に延び
る複数のフレームで一体的に連結し、車体前部側から左
右後輪への動力分岐部に伝動する前後方向伝動部材は、
前記フレームの外に配置させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 上記従来の農用走行車体は、複数のフレームや前後方
向伝動部材が左右に並列して車体の前後に延びる構成の
ため、そのフレームや前後方向伝動部材が前輪の操舵時
回動範囲を妨げて車体の小回り性能の向上が図りにく
く、この点で改良すべき課題があった。そして、この種
の農用走行車体にあっては、車体の軽量化は常に追求す
べき課題となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決するために、後部に苗植
装置53を装着する四輪駆動型の農用走行車体において、
車体前部に配置され左右の前輪41,41へ動力を分岐する
動力分岐部の前伝動部材6を収容する前輪用伝動収容部
2と、車体後部に配置され左右の後輪52,52に動力を分
岐する動力分岐部の後伝動部材48を収容する後輪用伝動
収容部3とを、車体前部側から左右後輪52,52への動力
分岐部に伝動する前後方向伝動部材20を収容し前後方向
で前輪の車軸42付近から後輪の車軸46付近へ前後に延び
る一本の伝動収容部1で一体的に連結して、伝動収容部
1の前後に前輪用伝動収容部2と後輪用伝動収容部3と
を固定して車体4が構成されている農用走行車体とした
ものである。
【0005】
【発明の作用及び効果】
この発明の農用走行車体は、前輪用伝動収容部2と後
輪用伝動収容部3とを、車体前部側から左右後輪への動
力分岐部に伝動する前後方向伝動部材20を収容し前後方
向で前輪の車軸42付近から後輪の車軸46付近へ前後に延
びる一本の伝動収容部1で一体的に連結して、伝動収容
部1の前後に前輪用伝動収容部2と後輪用伝動収容部3
とを固定して車体4が構成されているので、前輪の操舵
時回動範囲の拡大が容易に行えて車体の小回り性能の向
上が図れ、しかも、車体の軽量化を図るうえでも有利な
構成のものとなった。
【0006】
【実施例】
つぎに、この発明の実施例を説明する。 図のように、伝動収容部1の前後に前輪用伝動収容部
2,後輪用伝動収容部3が固定されて車体4となってい
る。差動歯車箱5が前輪用伝動収容部2の先端に固定さ
れて左右前輪41,41へ動力を分岐する動力分岐部の前伝
動部材としての差動装置6が収納されている。エンジン
7が車体4の中央部に取付けられ、ボンネット8で被わ
れ、その上に座席9が設けられている。
【0007】 エンジン7の出力軸10と前輪用伝動収容部2の入力軸
11とに調車12,13が固定され、これらの調車12,13に調帯
14が巻き掛けられている。大歯車15と小歯車16が一体に
作られて入力軸11に摺動自在に取付けられ、変速軸17の
小歯車18および大歯車19に選択的に噛み合うように構成
されている。
【0008】 車体前部側から左右後輪52,52への動力分岐部に伝動
する前後方向伝動部材としての主軸20が伝動収容部1,前
輪用伝動収容部2および後輪用伝動収容部3にわたって
設けられ、変速軸17に固定された歯車21とこの主軸20に
固定された歯車22とが噛み合っている。主軸20の先端に
固定された傘歯車23が差動装置6のリングギヤ24に噛み
合い、差動装置6から一対の差動軸25が左右に伸びてい
る。
【0009】 支杆26が伝動収容部1の回りに揺動するように取付け
られ、その両横に前輪ケース27が固定されている。一対
の操舵ケース28がそれぞれの前輪ケース27の下に縦軸の
回りに回動するように取付けられ、ステアリングホイル
29の作動でロッド30を経て操舵されるように出来てい
る。
【0010】 一対の伝動軸31が差動歯車箱5の両端から斜後にハ字
形に伸びている。それぞれの前輪ケース27から一対の伝
動軸32が前に突出し、伝動軸31と伝動軸32が自在継手33
と伸縮継手34を備えた伝動軸35で連結されている。それ
ぞれの差動軸25の外端と伝動軸31の先端の傘歯車36,37
が噛み合っている。
【0011】 それぞれの前輪ケース27と操舵ケース28にわたるよう
に一対の縦軸38が設けられ、その上端の傘歯車39が伝動
軸32の傘歯車40に噛み合っている。前輪41を固定した前
車軸42がそれぞれの操舵ケース28に横向に支えられ、そ
の内端の傘歯車43が縦軸38の下端の傘歯車44に噛み合っ
ている。
【0012】 分配軸45が後輪用伝動収容部3に横向に支えられ、左
右一対の後車軸46が後輪用伝動収容部3の下端部から左
右に突出されている。主軸20の後端の傘歯車47が左右後
輪52,52に動力を分岐する動力分岐部の後伝動部材とし
ての分配軸45の傘歯車48に噛み合っている。分配軸45の
両端には一対のクラッチギヤ49が左右に移動するように
設けられ、それぞれの後車軸46の歯車50に噛んだり離れ
たりするように出来ている。なお、分配軸45の両側に制
動装置51を設け、クラッチギヤ49からの動力が断たれた
のちに歯車50に制動が与えられるように構成しても良
い。また、クラッチギヤ49に代えて差動装置を設けるこ
ともできる。それぞれの後車軸46の外端には後輪52が設
けられている。
【0013】 苗植装置53が車体4の後方にリンク54で連結されてい
る。この苗植装置53は、歯車箱55と、その上に前倒れに
設けられて左右に移動する苗載台56と、歯車箱55の後端
に設けられて旋回して苗載台56上の苗を欠ぎ取って移植
する苗植杆57と、歯車箱55の下に設けられて泥面を滑走
するフロート58で構成されている。
【0014】 入力軸11の歯車59がPTO軸60の回転歯車61に噛み合
い、クラッチ62が移動して回転歯車61の回転をPTO軸60
に伝えたり、断ったりするように出来ている。このPTO
軸60の回転は、伝動軸63,64で前記の歯車箱55内の歯車
に導入されるように出来ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を施した苗植機の側面図である。
【図2】 この発明を施した苗植機の展開した伝動機構図である。
【符号の説明】 1……伝動収容部 2……前輪用伝動収容部 3……後輪用伝動収容部 4……車体 6……前伝動部材(差動装置) 7……エンジン 20……前後方向伝動部材 35……伝動軸 41……前輪 42……前輪の車軸 46……後輪の車軸 48……後伝動部材(傘歯車) 52……後輪 53……苗植装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後部に苗植装置53を装着する四輪駆動型の
    農用走行車体において、車体前部に配置され左右の前輪
    41,41へ動力を分岐する動力分岐部の前伝動部材6を収
    容する前輪用伝動収容部2と、車体後部に配置され左右
    の後輪52,52に動力を分岐する動力分岐部の後伝動部材4
    8を収容する後輪用伝動収容部3とを、車体前部側から
    左右後輪52,52への動力分岐部に伝動する前後方向伝動
    部材20を収容し前後方向で前輪の車軸42付近から後輪の
    車軸46付近へ前後に延びる一本の伝動収容部1で一体的
    に連結して、伝動収容部1の前後に前輪用伝動収容部2
    と後輪用伝動収容部3とを固定して車体4が構成されて
    いることを特徴とする農用走行車体。
JP18479190A 1990-07-11 1990-07-11 農用走行車体 Expired - Lifetime JP3294606B2 (ja)

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JPH0471406A JPH0471406A (ja) 1992-03-06
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