JPS6343323Y2 - - Google Patents

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JPS6343323Y2
JPS6343323Y2 JP18973683U JP18973683U JPS6343323Y2 JP S6343323 Y2 JPS6343323 Y2 JP S6343323Y2 JP 18973683 U JP18973683 U JP 18973683U JP 18973683 U JP18973683 U JP 18973683U JP S6343323 Y2 JPS6343323 Y2 JP S6343323Y2
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fence
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JP18973683U
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はコンクリート製防護柵における補助フ
エンス成形用型枠装置にかかり、くわしくは、互
いに平行に延びる複数の柱材と、斜面に対して平
行に延びてこれら柱材を一連に連結する連結部と
によつて形成され、かつ、斜面上に水平面に対し
て垂直に立設される主フエンスに、立て架けて連
結される補助フエンスを成形するための型枠装置
に関するものである。
「従来技術」 第1図および第2図は、本出願人が先に実願昭
58−105798号によつて提案したコンクリート製防
護柵の一構造例を示すものである。これは、水平
面に対して垂直に立設される主フエンス(前面フ
エンス)1と、この主フエンス1に立て架けられ
て連結される補助フエンス(背面フエンス)2と
から構成されている。これら主フエンス1および
補助フエンス2は、互いに平行に上下方向に延び
る複数の柱材3…,4…,と、水平方向に延びて
これら柱材3…,4…,を一連に連結する連結部
5…,6…,とをコンクリートにより一体成形し
て格子状に形成される。そして、このような構造
のコンクリート製防護柵では、外観が優美で、特
に進入したり破壊したりするのが困難である等の
優れた利点を有するものである。
ところで、このようなコンクリート製防護柵に
おいても、たとえば、第3図に示すように、防護
柵を斜面に沿つて据え付けることが要望される。
そして、このような斜面に設置する場合は、斜面
に据え付ける防護柵用ブロツクAの各フエンスの
柱材3,4を、水平面に据え付ける防護柵用ブロ
ツクBの各フエンスの柱材3,4と平行にし、か
つ美観上優れたものにするために、連結部5,6
を斜面G1,G2と平行にすることが望まれる。
ところが、このように連結部5,6を傾斜させ
て斜面G1,G2に対して真直ぐにした防護柵のフ
エンスを型枠でつくる場合、種々の解決すべき問
題点があつた。
第1に、主フエンス(前面フエンス)1と補助
フエンス(背面フエンス)2とのそれぞれの柱材
3,4が軸方向(柱材の長さ方向)に沿つて上が
る量が違うこと。すなわち、主フエンス1は水平
面に対して垂直に立設されているが、補助フエン
ス2は、この主フエンス1に対して第4図に示す
ように角度θをもつて立て架けられるので、主フ
エンス1のひとつの柱材3が上がる量(軸方向に
上がる量)をhとすれば、補助フエンス2のひと
つの柱材4が軸方向に上がる量はh×cosθとな
る。このことは、補助フエンス2の柱材4の上が
る量をcosθの値を計算して設計しなければならな
い。
第2に、補助フエンス2の柱材4が主フエンス
1の柱材3に立て架けられる角度θは一定である
ので、この補助フエンス2の柱材4を斜面に立設
された主フエンス1の柱材3に立て架けていけ
ば、補助フエンス2の各柱材4は、該柱材4の軸
方向に垂直な方向に沿つて第4図に示すようにひ
とつづつずれてゆく。つまり、主フエンス1のひ
とつの柱材3が上がる量をhとすれば、補助フエ
ンス2の柱材4が軸方向に垂直な方向に沿つてず
れる量はh×sinθとなる。
第3には、これら第1、第2で問題とした補助
フエンス2の柱材4が軸方向に沿つて上がる量h
×cosθ、および柱材4がその軸方向に垂直な方向
にずれる量h×sinθは、ともにhの関数であるの
で、第3図に示すような斜面G1,G2のように傾
斜角の違うところでは、その寸法が変わつてしま
うこと。
「考案の目的」 本考案は、このような背景に基づいて提案され
たもので、斜面の地形(斜面の傾斜角)に合わせ
て補助フエンスを容易に成形することができ、コ
スト低下を図れる補助フエンス成形用型枠装置を
提供しようとするものである。
「考案の構成」 本考案は、柱材を成形するための柱材用型枠を
水平に保持して、これらを主フエンスの柱材と補
助フエンスの柱材とのなす角度θに等しい傾斜角
をもつたガイド面の傾斜方向にのみ摺動自在に配
設する如くしたものである。
「実施例」 以下、本考案に係る補助フエンス成形用型枠装
置の一実施例を第5図ないし第12図に基づいて
説明する。
図において、符号10は補助フエンス2の柱材
4を成形するための柱材用型枠、11はこの柱材
用型枠10を水平に支持するための脚部、12は
この脚部11を支持しかつ主フエンス1の柱材3
と補助フエンス2の柱材4とのなす角度θに等し
い傾斜角をもつたガイド面で、前記柱材用型枠1
0を傾斜方向にのみ案内するようになつている。
前記柱材用型枠10は、本実施例では、第6図
および第7図から明らかなように、ガイド面12
の幅方向に8個それぞれ平行にならべられてお
り、またこの各柱材用型枠10は、上面が開口し
た中空の細長い箱形に形成され、第6図に示すよ
うに、横断面が底板10aにゆくにしたがつて先
細りにされる。そして、この底板10aには主フ
エンス1の柱材3との連結部を形成するための中
空凸部13,14が設けられ、また柱材用型枠1
0の上面には、中空部15の両側に該中空部15
に沿つて延びるフランジ部16,16がそれぞれ
形成されている。このフランジ部16,16の周
縁には第6図に示すように、周縁に沿つて下方に
延びる型合わせ用のフランジ板17が垂設されて
おり、隣り合う柱材用型枠10のフランジ板17
が互いに面接触するようになつている。
また、前記柱材用型枠10には、第8図に示す
ように、補助フエンス2の連結部4を成形するた
めの連結部用型枠20を嵌め込むための切欠部2
1が設けられる。
一方、前記脚部11は柱材用型枠10を水平に
保持するもので、この脚部11の下端には、第9
図および第10図に示すように、ガイド面12上
で脚部11を固定するための取付け機構30が設
けられる。この取付け機構30は、ガイド面12
上に傾斜方向に沿つて延びるガイドレール31の
蟻溝32に脚部11を固定するようになつてお
り、前記蟻溝32内に摺動自在に嵌め込まれた横
断面台形状の取付け片33と、この取付け片33
のめねじ33aに螺合され取付け片33を締め付
けるボルト34とを主体として構成されている。
なお、このボルト34は、軸の途中におねじ34
aの径よりも大径の膨出部35が形成され、この
膨出部35が脚部11の底板11aに取り付けら
れた抜け止め板36によつて係止されてボルト3
4が抜け止めされる。
また、前記ガイド面12は、三角柱状のガイド
台40の一面に形成されており、このガイド台4
0は一実施例では基台41の上に2個それぞれ平
行に取り付けられている(第5図参照)。そして
この2つのガイド台40のガイド面12上に脚部
11を介して柱材用型枠10が水平に保持され
る。なお、このガイド面12上には傾斜方向に沿
つて延び脚部11を傾斜方向にのみ案内するガイ
ドレール31が設けられることは勿論である。
また、補助フエンス2の連結部4を成形するた
めの連結部用型枠20について、第8図、第11
図および第12図により説明する。
この連結部用型枠20は、柱材用型枠10の切
欠き部21に設けられた嵌合部22に着脱自在に
嵌め込まれるようになつており、連結部4を成形
するための連通部23と、柱材用型枠10の側壁
部10bの一部をなす壁部24とから構成されて
いる。なお、前記嵌合部22は、切欠き部21を
囲むフランジ部25によつて形成される。また、
前記壁部24の両側および下端には、連結部用型
枠20の型合わせが容易に行なえるようにフラン
ジ部26が形成されている。
なお、この連結部用型枠20は、据え付け面の
傾斜によつてその連通部23の柱材用型枠10に
対する角度を変えていかなくてはならないことは
勿論であるが、連通部23と壁部24との接合部
分に可撓性をもたせておけば、ひとつの連結部用
型枠20によつて数段階の傾斜面に適用でき、連
通部23の傾斜角を変えた連結部用型枠20を幾
つも用意しておく必要はない。
なお、第5図において、符号50は柱材用型枠
10の補強部材である。
以下、このように構成された型枠装置の作用に
ついて第5図により説明する。
柱材用型枠10を、第5図に示すようにガイド
面12上に組み立てた状態としておいて、ひとつ
の柱材用型枠10を、ガイド面12の傾斜方向に
たとえば長さh摺動させると、この柱材用型枠
は、水平方向すなわち柱材用型枠10の軸方向に
対してh×cosθだけ移動するとともに高さ方向
(垂直方向)にh×sinθだけ移動することになる。
したがつて、柱材用型枠10を傾斜方向に、主フ
エンス(前面フエンス)1のひとつの柱材3が斜
面の勾配によつて上がる量だけ移動させれば、こ
の主フエンス1に立て架けて連結される補助フエ
ンスの柱材の位置が容易に位置決めされることに
なる。
たとえば、第5図手前の柱材用型枠10を基点
として、その隣りの柱材用型枠10から順にガイ
ド面12の傾斜方向にひとつづつ主フエンス1の
柱材3が上がる量だけ上げていけば、この主フエ
ンス1の柱材3に立てかけ連結される補助フエン
スの各柱材の位置が設定されるのである。
また連結部用型枠20は、前述したように柱材
用型枠10を移動させたのち、柱材用型枠10の
切欠部21に嵌め込めば良い。
なお、各柱材用型枠10は、取付け機構30の
ボルト34を締め付けることによつて、脚部11
をガイド面12上に固定して位置合わせがされる
ものであるが、この位置合わせは、ボルト34の
締付け以外に、たとえばガイドレール31上に等
ピツチに孔を形成し、この孔にストツパを差し込
んで脚部を係止するようにすれば、一層柱材用型
枠10の位置合わせ作業が容易になる上、脚部1
1の固定も確実なものになる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案の補助フエンス成
形用型枠装置は、柱材用型枠を主フエンス(前面
フエンス)と補助フエンス(背面フエンス)との
なす角度に等しい傾斜角をもつたガイド面上をそ
の傾斜方向に沿つて移動させる構造としたので、
柱材用型枠を斜面上に立て架ける主フエンスのひ
とつの柱材の上がる量だけガイド面上を移動させ
るだけで、補助フエンスの柱材の位置決めを行な
うことができ、斜面上に垂直に立設された主フエ
ンスに立てかけて連結される補助フエンスを容易
に成形することができる。また装置の組み立ても
簡単にできるのでコストの低下も図れる等の優れ
た効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、コンクリート製防護柵
の一構造例を示すもので、第1図は斜視図、第2
図は側面図、第3図は斜面上に設置した状態を示
す正面図、第4図は側面図、第5図ないし第12
図は本考案の一実施例を示すもので、第5図は側
面図、第6図は正面図、第7図は平面図、第8図
は連結部用型枠と柱材用型枠との斜視図、第9図
および第10図は脚部下端の取付け機構の構造例
を示す断面図、第11図は連結部用型枠の平面
図、第12図はその正面図である。 1……主フエンス、2……補助フエンス、3…
…柱材、4……連結部、G1,G2……斜面、10
……柱材用型枠、11……脚部、12……ガイド
面、20……連結部用型枠、40……ガイド台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに平行に延びる複数の柱材と、斜面に対し
    て平行に延びてこれら柱材を一連に連結する連結
    部とによつて形成され、かつ、斜面上に水平面に
    対して垂直に立設される主フエンスに、立と架け
    て連結される補助フエンスを成形するための型枠
    装置において、該型枠装置は、柱材を成形するた
    めの柱材用型枠と、連結部を成形するための連結
    部用型枠と、前記柱材用型枠を水平に支持するた
    めの脚部と、この脚部を支持しかつフエンスの柱
    材と補助フエンスの柱材とのなす角度θに等しい
    傾斜角をもつたガイド面とを具備し、前記柱材用
    型枠はガイド面の傾斜方向に沿つてのみ摺動自在
    であることを特徴とするコンクリート製防護柵に
    おける補助フエンス成形用型枠装置。
JP18973683U 1983-12-08 1983-12-08 コンクリ−ト製防護柵における補助フエンス成形用型枠装置 Granted JPS6097845U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18973683U JPS6097845U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 コンクリ−ト製防護柵における補助フエンス成形用型枠装置

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JP18973683U JPS6097845U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 コンクリ−ト製防護柵における補助フエンス成形用型枠装置

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Publication Number Publication Date
JPS6097845U JPS6097845U (ja) 1985-07-03
JPS6343323Y2 true JPS6343323Y2 (ja) 1988-11-11

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ID=30409001

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JP18973683U Granted JPS6097845U (ja) 1983-12-08 1983-12-08 コンクリ−ト製防護柵における補助フエンス成形用型枠装置

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