JPH052738Y2 - - Google Patents

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JPH052738Y2
JPH052738Y2 JP6709187U JP6709187U JPH052738Y2 JP H052738 Y2 JPH052738 Y2 JP H052738Y2 JP 6709187 U JP6709187 U JP 6709187U JP 6709187 U JP6709187 U JP 6709187U JP H052738 Y2 JPH052738 Y2 JP H052738Y2
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steel
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flange
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、掘削工事において土砂がくずれるの
を押えるため土留壁面にそつて矢板を打ち込み、
腹起しで押え切梁で支承した後、前記腹起し上に
仮設通路を形成するためのH鋼腹起し用足場板枠
に関するものである。
〔従来の技術〕
掘削工事においては、土砂がくずれるのを押え
るため土留壁面にそつて矢板を打ち込み、腹起し
で押え切梁で支承するのが通常であるが、前記腹
起し上は工事の必要上カ作業者等の多くの関係者
が歩行するものである。
そのため、従来から腹起し上に仮の手摺を設け
ている。この手摺は、当初H鋼のフランジを単に
挾圧支承して設けるタイプのものであつたため、
外れるおそれが非常に強いばかりでなく、腹起し
のH鋼のように一方のフランジ面を矢板に当接す
るものには他の手段を介さなければ使用が困難で
あつた。
そこで、この欠点を解決するものとして、実公
昭61−9950号公報記載のH鋼腹起し用安全支柱が
提案されている。
この考案は、第5図及び第6図に示す如く、H
鋼腹起しAの前面に固着される当接固定板22
と、その当接固定板22の頂部から略直角に折曲
された支持板24とを有し、その支持板24の端
部を貫通して前記当接固定板22に一端が固定さ
れ、上方に支持された支柱21を備えるととも
に、前記支持板24上面から延設されたH鋼フラ
ンジ係止体25を備え、かつ前記当接固定板22
にはボルト挿通用の透孔23,23を穿設してな
るもので、その取付けは、第6図に示す如く当接
固定板22をH鋼腹起しAのフランジ前面に当接
し、ボルト締めして固定する。この時、H鋼フラ
ンジ係止体25はフランジの上縁を挾持させる。
その結果、取り付け、取り外しが容易であり、
H鋼腹起しAに強固に固着でき外れるおそれもな
く、手摺を設けることができる等の利点を有して
いるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記従来の考案は、手摺を設けるだけの手段で
あるから、仮設の通路を形成するためにはさらに
部材及び手数を要するものであつた。
すなわち、H鋼腹起し上には、手摺の外に足場
板、物の落下等を防止する幅木といわれる側板等
を設けて仮設の通路を形成するものであるが、前
記従来の考案においては手摺を設けるだけの手段
であるため、足場板を敷設したり幅木といわれる
側板を設けるについては他の部材等を用意しなけ
ればならなかつた。例えば、第6図からも明らか
な通り、H鋼腹起しAの前面のフランジより支柱
21が立設するだけのものであるから、前面のフ
ランジと他方の矢板と当接する側のフランジとの
間は溝があり、そのままの状態では足場板を敷設
することはできないため、別に枕木等を用意し、
それらを適当間隔をおいて外れ落ちないように腹
起し上に固定し、その上面に足場板を敷設しなけ
ればならず、また、幅木といわれる側板を係止す
る手段もなく、側板を設ける場合には他の固着手
段を用いなければ設けることはできなかつた。
本考案は、このような点に鑑み手摺はもちろん
足場板も、更に幅木といわれる側板も支持でき、
完全な仮設の通路を形成できるH鋼腹起し用足場
板枠を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記目的を達成するため、支柱の下
端部に支軸が直角方向に延設され、この支軸に
は、その先端部分に短い筒状の第1摺動体が、残
りの部分には前記第1摺動体と少間隔をあけて長
い筒状の第2摺動体がそれぞれ摺動及び固定自在
に嵌合され、上記第1摺動体の下面には下方にH
鋼のフランジのボルト孔に嵌入される突起を水平
方向に設けた少なくとも一枚の第1当接板が垂直
方向に固着され、上記第2摺動体の下面にはその
固着上端が鉤状に折曲され少くとも一対のボルト
挿通用の透孔を設けた第2当接板が垂直方向に固
着された構成としたものである。
〔作用〕
前記の本考案に係るH鋼腹起し用足場板枠は、
H鋼腹起しの矢板側のフランジに第1当接板がそ
の突起をボルト孔に嵌入して当接され、前側のフ
ランジに第2当接板が当接されフランジとの間に
ボルト締めされて取付けられ、これが一定間隔毎
に複数取付けられるものである。このとき、第1
当接板と第2当接板は、第1摺動体及び第2摺動
体を移動してフランジ面に当接する適位置にして
螺子で固定されている。しかる後、支柱の上端部
には任意の固着手段で手摺用パイプを固定し手摺
とし、支軸及びそれを包囲する筒状の第1及び第
2摺動体の上には足場板を敷設し、その一側端に
は幅木といわれる側板を支柱に立て掛けた後、側
板係止金具を摺動させて側板の上端に係止させる
ことによつて、手摺はもちろん足場板も幅木とい
われる側板も設けられた完全な仮設の通路が形成
されるものである。
この時、支軸とそれを包囲する筒状の第1及び
第2摺動体は、H鋼腹起しのフランジの全幅間に
わたつて架設され、その上面は同一平面であるた
め、足場板は、この上に他の手段を用いることな
く敷設できるし、幅木といわれる側板も係止金具
で係止して立設できるものである。なお。上記側
板の固定は針金により支柱部に結束しても行うこ
とができる。
(実施例 1) 以下、第1図乃至第4図に示す実施例について
本考案を詳細に説明する。
まず、第1図について第1実施例を説明する
と、1はパイプ状の支柱であり、その下端部に
は、支軸2が略直角方向に延設されている。
前記支軸2には、その先端部に短い筒状の第1
摺動体3が摺動自在に嵌合され、また、残りの部
分に前記第1摺動体3と少間隔Hをとつて長い筒
状の第2摺動体4が摺動自在に嵌合されている。
前記第1摺動体3の下面にはH鋼Aの矢板側フ
ランジBと当接する第1当接板5が垂直方向に固
着され、その先端部にはH鋼のフランジのボルト
孔に嵌入される突起6が水平方向に突設されてい
る。
前記第2摺動体4の下面には、その固着上端が
H鋼のフランジの上縁に嵌合するよう鉤状に折曲
げ8られたH鋼Aの前側フランジCと当接する第
2当接板7が垂直方向に固着されている。この第
2当接板7には前記第2摺動体4との間に補強板
9が設けられている。
また、この第2当接板7には、H鋼のフランジ
に穿設されたボルト孔Dと合致する位置にボルト
挿通用の透孔10,10が穿設されている。
また、前記第1及び第2摺動体3,4には、そ
れぞれ位置固定用のハンドル付き螺子11,12
が螺入され、第1及び第2摺動体を摺動させ第1
及び第2当接板5,7がH鋼のフランジに当接す
る適位置になるよう調節できるもので、適位置で
螺子11,12を締め付けると支軸2に固定され
るものである。
さらに、前記支柱1には側板係止用の側板係止
金具13が摺動自在に設けられている。この側板
係止金具13は支柱1に摺動自在に嵌合された摺
動環14に鉤状の係止体15を設けて形成されて
いる。
(実施例 2) 次に、第2図について第2実施例を説明する
と、第1摺動体3の下面には長短2枚の第1当接
板5a,5bが垂直方向に設けられ、それぞれの
当接板5a,5bの下端部には互に直角方向外方
に向つてH鋼のフランジのボルト孔に嵌入される
突起6a,6bが突設され、また、第2摺動体4
の下面に固着された第2当接板には、1つのH鋼
だけでなく大小のH鋼のフランジのボルト孔に合
致する位置にボルト挿通用の透孔10a,10b
が複数対穿設されているもので、他は第1図と同
一符号は同一物を示すものである。
すなわち、第2実施例の場合は、H鋼腹起しの
サイズが大小異なつても取付け使用できるものの
場合で、5aの第1当接板を当接使用する場合
は、第1実施例と同じサイズのH鋼で、5bの第
1当接板を当接使用する場合はサイズの小さいH
鋼の場合で、5aの第1当接板は第3図に示す如
くH鋼のフランジの内側より当接し、5bの第1
当接板は第2図に示す如くH鋼のフランジの外側
より当接し使用されるものである。
しかして、第1実施例においては、第1図に示
す如く、H鋼Aの矢板側のフランジBに第1当接
板5が、その突起6をフランジBのボルト孔に嵌
入してフランジBの内側より当接され、前側のフ
ランジCに第2当接板7がフランジCの外側より
当接され、そのボルト挿通用の透孔10とフラン
ジCのボルト孔Dとの間にボルトが螺入され締め
付けられて取付けられるものである。
第2実施例においては、第1図に示す第1実施
例と同サイズのH鋼には、第3図に示す如く第1
実施例と同様に取付けられるが、H鋼のサイズが
小さくなつた場合には第2図に示す如く5bの短
い方の第1当接板がH鋼のフランジBのボルト孔
に突起6bを嵌入してフランジBの外側より当接
され、第2当接板7の透孔も小サイズに合致する
透孔10b,10bが使用され、ボルト締めされ
て取付けられるものである。
そして、その使用はいずれの実施例の場合にお
いても第3図及び第4図に示す如くH鋼Aの片側
に一定間隔毎に複数取付けられて、その支軸2及
びそれに嵌合された筒状の第1及び第2摺動体
3,4の上には、足場板Fが敷設され、その端側
には幅木といわれる側板Sが側板係止金具13で
係止されて立設され、支柱1の上端部には任意の
固着手段Kで手摺用パイプTが固定されて使用さ
れるもので、足場板F、側板S及び手摺用パイプ
Tを備えた完全な仮設の通路が形成されるものと
なつている。
すなわち、第1及び第2摺動体3,4の上面は
平面であり、支軸2及び第1、第2摺動体3,4
の上面は平面であり、支軸2及び第1、第2摺動
体3,4が、H鋼腹起しの上面全幅にわたつて架
設されるので、足場板Fをその上にそのまま敷設
できるものであり、側板係止金具13を備えてい
るので、幅木といわれる側板Sを立設できるもの
である。
〔考案の効果〕
上記の通り本考案に係るH鋼腹起し用足場板枠
によれば、手摺ばかりでなく、他の手段を用いる
ことなく足場板も簡単に敷設でき幅木といわれる
側板も簡単に立設できるもので、完全な仮設の通
路が極めて容易に形成できるもので、その効果は
絶大である。しかも、取付け取り外しも容易であ
るし、取付けも強固にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の正面図、第2図は他の実施
例の正面図、第3図は使用状態を示す正面図、第
4図は使用状態を示す斜視図である。第5図及び
第6図は従来例を示す斜視図及び正面図である。 1……支柱、2……角型支軸、3……第1摺動
体、4……第2摺動体、5,5a,5b……第1
当接板、6,6a′,6b……突起、7……第2当
接板、10,10a,10b……透孔、11,1
2……螺子、13……側板係止金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱の下端部に支軸が直角方向に延設され、こ
    の支軸には、先端部分に短い筒状の第1摺動体
    が、残り部分には前記第1摺動体と少間隔をあけ
    て長い筒状の第2摺動体がそれぞれ摺動及び固定
    自在に嵌合され、上記第1の摺動体の下面には下
    方にH鋼のフランジのボルト孔に嵌入される突起
    を水平方向に設けた少なくとも一枚の第1当接板
    が垂直方向に固着され、上記第2摺動体の下面に
    はその固着上端が鉤状に折曲げられ少なくとも一
    対のボルト挿通用の透孔を設けた第2当接板が垂
    直方向に固着されてなることを特徴とするH鋼腹
    起し用足場板枠。
JP6709187U 1987-05-02 1987-05-02 Expired - Lifetime JPH052738Y2 (ja)

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JP6709187U JPH052738Y2 (ja) 1987-05-02 1987-05-02

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JPH0736995Y2 (ja) * 1989-09-13 1995-08-23 ナショナル住宅産業株式会社 足場装置

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