JP7335769B2 - コーナーカバー取り付け金具及びコーナーカバー取り付け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コーナーカバー取り付け金具及びコーナーカバー取り付け方法に関する。
例えば都市部において鉄骨造の建物を施工するに当たり、施工対象の建物の外壁と隣地境界との間には、足場の組立てに十分なスペースがない場合が往々にしてある。あるいは、仮に足場を組むことができたとしても、足場と外壁設置位置との間に外壁パネルが入り込むスペースや、さらには、外壁パネルを設置するためのスペースがない場合がある。
通常、足場と外壁設置位置との間に十分なスペースがある場合は、クレーン等の重機にて吊り上げられた外壁パネルがこのスペースに落とし込まれ、足場上にいる作業員は、外壁パネルをその下方が外壁設置位置側に向くようにして斜め姿勢とし、外壁パネルの下端に取り付けられている取り付けボルトを、各階の外壁設置位置の下方に取り付けられている下方取り付け金具の有する溝に対してまず設置する。そして、この取り付けボルトと溝との係合部を支点として、外壁パネルの上方を外壁設置位置側に起こし、外壁パネルの上方を屋外側から室内側へ面外方向に回動させることにより、外壁パネルの上端に開設されているボルト孔を、外壁設置位置にある上方取り付け金具の有するボルト孔に位置合わせする。双方のボルト孔が位置合わせされることにより貫通孔が形成され、この貫通孔にボルトを挿通し、ナット締めすることにより、外壁パネルの取り付けが行われる。
すなわち、この施工では、外壁パネルの下端が固定されてここを支点として、外壁パネルの上方が屋外側から室内側へ円弧を描いて面外の動きで回動しながら設置されることから、外壁設置位置と足場との間には、ある程度余裕のあるスペースが必要になる。
そこで、上記するように足場を設置するスペースがない狭小敷地においても、外壁パネルを好適に施工することのできる建築方法が提案されている。具体的には、建物の躯体を構成する下階天井梁及び上階天井梁の長手方向に延びるように、それぞれ案内レールを設ける。一方、下階外壁パネル及び上階外壁パネルの上端部には、案内レールに引っ掛けられるハンガーを取り付ける。そして、それぞれのハンガーを各天井梁の案内レールに引っ掛けることにより、各外壁パネルは各天井梁に吊り下げられた状態となる。この吊り下げ状態においてハンガーを案内レールに沿ってスライドさせることにより、各外壁パネルを所定の取り付け位置に移動させる。この取り付け位置において、各外壁パネルを屋内側からボルト等により固定する建築方法である(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-127927号公報
特許文献1に記載の建築方法によれば、足場を設置するスペースがない狭小敷地においても、外壁パネルを施工することができる。しかしながら、下階天井梁及び上階天井梁の長手方向に延びるようにそれぞれ案内レールを設け、下階外壁パネル及び上階外壁パネルの上端部にそれぞれ案内レールに引っ掛けられるハンガーを取り付け、それぞれのハンガーを各天井梁の案内レールに引っ掛けて各外壁パネルを吊り下げ、ハンガーを案内レールに沿ってスライドさせることから、仮設部材が大掛かりなものとなり、仮設部材の製作コストに関して課題がある。さらに、大掛かりな仮設部材の設置と外壁パネル設置後の仮設部材の取り外しには、多大な手間と時間を要するといった課題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、足場を設置するスペースがない狭小敷地においても、大掛かりな仮設部材の設置や取り外しを不要としながら、効率的に外壁パネルの中でも特にコーナーカバーを出隅柱に取り付けることを可能とした、コーナーカバー取り付け金具と、このコーナーカバー取り付け金具を用いるコーナーカバー取り付け方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成すべく、本発明によるコーナーカバー取り付け金具の一態様は、
長手方向に直交する断面形状が矩形の出隅柱の柱脚のうち、屋外側の二面の周りに取り付けられるコーナーカバー取り付け金具であって、
相互に直交して連続し、前記出隅柱の前記二面にそれぞれ接続される二つの立設片を有し、
それぞれの前記立設片には、下方に向かって徐々に近接する二つのテーパー状の案内部と、該二つの案内部の下端を繋ぐ下方に落ち込んだ係合部とを備えている案内係合溝が、間隔を置いて左右に二つ開設されており、
前記出隅柱の屋外側に配設されるコーナーカバーを構成する、二枚の面材から張り出す二本の取り付けボルトがそれぞれ、一方の前記立設片の有する一方の前記案内係合溝に落とし込まれて係合し、かつ、他方の前記立設片の有する一方の前記案内係合溝に落とし込まれて係合するようになっていることを特徴とする。
本態様によれば、出隅柱にコーナーカバーを取り付けるに当たり、例えば重機にて垂下されたコーナーカバーを外壁設置ラインに沿って面内方向(外壁の幅方向)に移動(スライド、横引き)させながら、コーナーカバーの有する二枚の面材から張り出す二本の取り付けボルトのうち、一方の取り付けボルトを一方の立設片の有する一方の案内係合溝に落とし込んで係合すると、この係合と同時に、他方の取り付けボルトが、他方の立設片の有する一方の案内係合溝に落とし込まれて係合する。そのため、狭いスペースにおいても、コーナーカバーの下端を、コーナーカバー取り付け金具を介して出隅柱に効率的に取り付けることができる。
このコーナーカバー取り付け金具の出隅柱への取り付けは、現場にて行われてもよいし、工場等において出隅柱に予め取り付けておいてもよい。一方、コーナーカバーは、相互に直交する二枚の面材がその長手方向に亘って直交する態様で圧着されることにより一体とされており(コーナー面材)、例えば建物の一階の階高程度の高さを有している。そして、このコーナー面材の背面側(建物に取り付けられた際の室内側)の例えば上下端には、それぞれコーナーフレームが取り付けられている。下方のコーナーフレームからは、相互に直交する方向に張り出す取り付けボルトが取り付けられている。一方、上方のコーナーフレームの側面にはボルト孔が開設されており、出隅柱における一階と二階の間の階間梁に対応する位置に取り付けられる別途のコーナーカバー取り付け金具の備えるボルト孔と位置合わせされ、ボルトが挿通されるようになっている。
本態様のコーナーカバー取り付け金具は、特許文献1に記載されるように大掛かりな仮設部材ではなく、比較的シンプルな構成で寸法も小さな取り付け金具となり得る。さらに、外壁の幅方向である面内方向にコーナーカバーがスライドされる過程で、コーナーカバーの有する取り付けボルトが自動的に落とし込まれて係合される案内係合溝を有している。これらのことにより、製作コストを抑制でき、足場を不要としながら効率的にコーナーカバーを取り付けることが可能になる。
また、本発明によるコーナーカバー取り付け金具の他の態様において、前記二つの立設片の端部には前記出隅柱側に湾曲した湾曲部が形成されており、該湾曲部が該出隅柱に溶接接合されるようになっていることを特徴とする。
本態様によれば、立設片の端部の湾曲部が出隅柱に溶接接合されるようになっていることにより、立設片の案内係合溝に落し込まれるボルトの頭部と出隅柱の側面とを干渉させることなく、コーナーカバー取り付け金具を出隅柱の側面に取り付けることができる。
また、本発明によるコーナーカバー取り付け方法の一態様は、
長手方向に直交する断面形状が矩形の出隅柱の柱脚のうち、屋外側の二面に対して、前記コーナーカバー取り付け金具の一部が溶接接合されており、該出隅柱における一階と二階の間の階間梁に対応する位置に、ボルト孔が開設されている別途のコーナーカバー取り付け金具が溶接接合されており、
重機にて垂下された前記コーナーカバーを、建物躯体に沿ってスライドしながら設置位置に配設し、
前記コーナーカバーの有する前記二枚の面材から張り出す前記二本の取り付けボルトうち、一方の該取り付けボルトを一方の前記立設片の有する一方の前記案内係合溝に落とし込んで係合し、かつ、他方の該取り付けボルトを他方の前記立設片の有する一方の前記案内係合溝に落とし込んで係合し、
前記別途のコーナーカバー取り付け金具の備えるボルト孔に対して、前記コーナーカバーの備えるボルト孔を位置合わせし、双方の該ボルト孔にボルトを挿通してボルト固定することを特徴とする。
本態様によれば、出隅柱に対して本発明によるコーナーカバー取り付け金具が取り付けられていることにより、建物躯体に沿って外壁の幅方向にコーナーカバーをスライドさせながら、このコーナーカバー取り付け金具を介して出隅柱に対してコーナーカバーをスムーズに設置することができる。
以上の説明から理解できるように、本発明のコーナーカバー取り付け金具及びコーナーカバー取り付け方法によれば、足場を設置するスペースがない狭小敷地においても、大掛かりな仮設部材の設置や取り外しを不要としながら、効率的にコーナーカバーを出隅柱に取り付けることができる。
第一外壁パネル取り付け金具の一例を背面斜め方向から見た斜視図である。 第一外壁パネル取り付け金具の一例が土台梁の上方フランジに取り付けられている状態を示す斜視図である。 第二外壁パネル取り付け金具の一例を正面斜め方向から見た斜視図である。 第一外壁パネル取り付け金具の一例と第二外壁パネル取り付け金具の一例がそれぞれ、階間梁の上方フランジと下方フランジに取り付けられている状態を示す斜視図である。 外壁パネルの一例を背面斜め方向から見た斜視図である。 コーナーカバー以外の一般部の外壁パネルの取り付け方法の一例を説明する図であって、土台梁の上方フランジに複数の第一外壁パネル取り付け金具が取り付けられ、一階と二階の間の階間梁の下方フランジと上方フランジにそれぞれ、複数の第二外壁パネル取り付け金具と複数の第一外壁パネル取り付け金具が取り付けられ、一部の外壁パネルが取り付けられている状態を示す正面図である。 図6に続いて、コーナーカバー以外の一般部の外壁パネルの取り付け方法の一例を説明する図である。 第一外壁パネル取り付け金具の案内係合溝に、外壁パネルの取り付けボルトが係合している状態を示す斜視図である。 第二外壁パネル取り付け金具の案内係合溝に、外壁パネルの取り付けボルトが係合し、かつ、ボルト孔に外壁パネルのボルト孔が位置決めされ、ボルト接合されている状態を示す斜視図である。 実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具の一例が出隅柱の柱脚に取り付けられている状態を示す斜視図である。 実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具の一例を上方から見た平面図である。 図11AのB方向矢視図であって、実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具の一例を構成する一方の立設片の側方から見た側面図である。 図11AのC方向矢視図であって、実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具の一例を構成する他方の立設片の側方から見た側面図である。 実施形態に係るコーナーカバー取り付け方法の一例を説明する工程図であって、コーナーカバーの上方から見た横断面図である。 図12AのB-B矢視図である。 図12Aを90度反転させた図である。 図13AのB-B矢視図である。 図12Aに続いて実施形態に係るコーナーカバー取り付け方法の一例を説明する工程図であって、コーナーカバーの上方から見た横断面図である。 図14AのB-B矢視図である。 図14Aを90度反転させた図である。 図15AのB-B矢視図である。
以下、実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具の一例とコーナーカバー取り付け方法の一例について、添付の図面を参照しながら説明する。尚、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く場合がある。
[第一外壁パネル取り付け金具]
はじめに、図1及び図2を参照して、コーナーカバー以外の一般部の外壁パネルの取り付け方法において用いられる第一外壁パネル取り付け金具の一例と、この第一外壁パネル取り付け金具が土台梁に取り付けられている構成について説明する。ここで、図1は、第一外壁パネル取り付け金具の一例を背面斜め方向から見た斜視図であり、図2は、第一外壁パネル取り付け金具の一例が土台梁の上方フランジに取り付けられている状態を示す斜視図である。
図1に示すように、第一外壁パネル取り付け金具10は、土台梁30をはじめとする梁(図2参照)に接合される固定片11と、固定片11に対して直交して外壁パネルフレーム54(図5参照)に当接する当接片12と、二つの対向するフランジ13とを有し、これらが一体に成形されている。図1に示す当接片12においては、外壁パネルフレーム54と当接する面と反対側の背面が示されている。
当接片12には、下方に向かって徐々に近接する二つのテーパー状の案内部14と、二つの案内部14の下端を繋ぐ円弧状もしくは半トラック状の係合部15とを備えている案内係合溝16が、間隔を置いて左右に二つ開設されている。
また、固定片11には、梁30等に開設されているボルト孔に位置決めされ、ボルトが挿通される複数の固定片ボルト孔17が開設されている。
第一外壁パネル取り付け金具10は、例えば鋳造や鍛造により一体に成形され、案内係合溝16や固定片ボルト孔17も、第一外壁パネル取り付け金具10の成形と同時に成形されてもよいし、後加工として切断加工されることにより形成されてもよい。
図2に示すように、H形鋼により形成される梁30の上方フランジ31の所定位置には、二つのボルト孔(図示せず)が一組として複数組開設されており、上方フランジ31の上面に固定片11が載置され、一組のボルト孔に対して一組の固定片ボルト孔17が位置決めされ、ボルトが挿通されてボルトナット60により接合される。図2に示すように、梁30の上方フランジ31の上面に第一外壁パネル取り付け金具10が固定された状態において、当接片12は上方フランジ31に直交する鉛直方向に延設した姿勢となる。ここで、図示する梁30は土台梁であるが、第一外壁パネル取り付け金具10は、その他、一階と二階の間や、二階と三階の間等における上階の階間梁にも図示例と同様の態様で接合される。
図2に示すように、重機(図示せず)にて垂下された外壁パネル(図示せず)を、上下の梁(例えば、下方にある土台梁と、上方にあって一階と二階の間にある階間梁)に沿って、外壁の幅方向(面内方向)であるX1方向にスライドさせることにより、正面視矩形の外壁パネルの有する四つの隅角部のうち、下方の隅角部にある取り付けボルトは、一方の案内係合溝16の案内部14にX2方向に案内される。案内部14にX2方向に案内された取り付けボルトが、さらに係合部15にX3方向に落とし込まれることにより、外壁パネルの下方の隅角部は、第一外壁パネル取り付け金具10を介して下方の土台梁30に固定される。
[第二外壁パネル取り付け金具]
次に、図3を参照して、コーナーカバー以外の一般部の外壁パネルの取り付け方法において用いられる第二外壁パネル取り付け金具の一例について説明するとともに、図4を参照して、既に説明した第一外壁パネル取り付け金具とこの第二外壁パネル取り付け金具が階間梁に取り付けられている構成について説明する。ここで、図3は、第二外壁パネル取り付け金具の一例を正面斜め方向から見た斜視図であり、図4は、第一外壁パネル取り付け金具の一例と第二外壁パネル取り付け金具の一例がそれぞれ、階間梁の上方フランジと下方フランジに取り付けられている状態を示す斜視図である。
図3に示すように、第二外壁パネル取り付け金具20は、一枚の鋼板が階段状に曲げ加工されることにより形成される、最上段にあって水平方向に延設する固定片21と、最下段にあって鉛直方向に延設する当接片22Bと、途中段にあって、略コの字状に曲げ加工された当接片22Aと、を有する。そして、当接片22Aが階段状の途中位置にて溶接接合されることにより、固定片21と当接片22A,22Bが一体とされ、さらに、これらの側方において一対のフランジ23が溶接接合されることにより、第二外壁パネル取り付け金具20が形成される。
上方にある当接片22Aには、下方に向かって徐々に近接する二つのテーパー状の案内部24と、二つの案内部24の下端を繋ぐ円弧状もしくは半トラック状の係合部25とを備えている案内係合溝26が、間隔を置いて左右に二つ開設されている。一方、下方にある当接片22Bのうち、二つの案内係合溝26の直下にはそれぞれ、ボルト孔28が開設されている。
図4に示すように、H形鋼により形成される階間梁40の上方フランジ41の所定位置には、図2を参照して既に説明したように、二つの第一外壁パネル取り付け金具10が接合されている。一方、階間梁40の下方フランジ42の所定位置(第一外壁パネル取り付け金具10に対応する位置)には、二つのボルト孔(図示せず)が一組として複数組開設されており、下方フランジ42に固定片21が当接され、一組のボルト孔に対して一組の固定片ボルト孔27が位置決めされ、ボルトが挿通されてボルトナット60により接合される。ここで、第二外壁パネル取り付け金具20が固定される梁40には、一階と二階の間や、二階と三階の間等における上階の階間梁が含まれる。
図2に示すように、重機(図示せず)にて垂下された外壁パネル(図示せず)を、上下の梁に沿ってX1方向にスライドさせ、第一外壁パネル取り付け金具10の有する一方の案内係合溝16に対して、外壁パネルの下方の隅角部にある取り付けボルトが係合された際には、外壁パネルの有するボルト58(図5参照)が、図3に示す第二外壁パネル取り付け金具20の有する当接片22Bに開設されている一方のボルト孔28に位置合わせされる。そして、相互に位置合わせされたボルト孔28とボルト孔58により形成される連通孔に対し、第二外壁パネル取り付け金具20の背面側から固定ボルト59(図5参照)を螺合することにより、外壁パネルの上方の隅角部が第二外壁パネル取り付け金具20を介して階間梁40に固定される。
尚、図4に示す階間梁40が、一階と二階の間の階間梁40であるとした場合、二階の外壁パネルの下方の隅角部は、階間梁40の上方フランジ41に固定されている第一外壁パネル取り付け金具10の有する案内係合溝16に対して、上方取り付けボルト56が係合され、さらに、階間梁40の下方フランジ42に固定されている第二外壁パネル取り付け金具20の有する案内係合溝26に対して、下方取り付けボルト57が係合されることになる。
[外壁パネル]
次に、図5を参照して、コーナーカバー以外の一般部の外壁パネルの取り付け方法において用いられる外壁パネルの一例について説明する。ここで、図5は、外壁パネルの一例を背面方向から見た斜視図である。
外壁パネル50は、井桁状の外壁パネルフレーム54(フレームの一例)と、外壁パネルフレーム54に対して縦下地材54aを介して固定されている外壁面材55とを有する。
外壁パネルフレーム54は、左右一対の縦桟51と、上下一対の横桟52と、一対の縦桟51の間に配設されている中間縦桟53とを有し、各部材が相互に溶接や釘留め、ビス留め等されることにより形成されている。
外壁面材55は、サイディング材から形成されており、複数の縦柄目地55aと横柄目地55bをその表面に備えている。このサイディング材としては、窯業系サイディング、アルミや鋼板からなる金属系サイディング、天然木を加工してなる木質系サイディング、塩化ビニル樹脂等からなる樹脂系サイディングなどが挙げられる。
縦桟51の上端近傍にはボルト孔58が開設され、上記するように、このボルト孔58に対して第二外壁パネル取り付け金具20の有するボルト孔28(図3又は図4参照)が位置決めされて連通孔を形成した後、固定ボルト59が連通孔に螺合されるようになっている。
一方、縦桟51の下端近傍には、上下に二つの取り付けボルト56,57(上方取り付けボルトと下方取り付けボルト)が取り付けられている。図示するように、取り付けボルト56,57には、一対の円形フランジの間にボルトが配設されており、一方の円形フランジにおいてはこのボルトが貫通して、ボルトの先端が縦桟51に螺合されるようになっている。一対の円形フランジの間のボルトが、第一外壁パネル取り付け金具10や第二外壁パネル取り付け金具20の有する案内係合溝16、26に係合され、その際に、一対の円形フランジは当接片12,22Aを挟むことにより、外壁パネルががたつくことなく、第一外壁パネル取り付け金具10等に固定される。
尚、図5に示す外壁パネル50はそれぞれ、以下で詳説するように、二階以上の上階に取り付けられる外壁パネルである。一方、一階にて使用される外壁パネルは50A(図9参照)は、以下で詳説するように、図5に示す外壁パネル50から、上方取り付けボルト56を取り除いた外壁パネルである。
[コーナーカバー以外の外壁パネルの取り付け方法]
次に、図6乃至図9を参照して、コーナーカバー以外の一般部の外壁パネルの取り付け方法の一例について説明する。ここで、図6は、コーナーカバー以外の一般部の外壁パネルの取り付け方法の一例を説明する図であって、土台梁の上方フランジに複数の第一外壁パネル取り付け金具が取り付けられ、一階と二階の間の階間梁の下方フランジと上方フランジにそれぞれ、複数の第二外壁パネル取り付け金具と複数の第一外壁パネル取り付け金具が取り付けられ、一部の外壁パネルが取り付けられている状態を示す正面図である。また、図7は、図6に続いて、コーナーカバー以外の一般部の外壁パネルの取り付け方法の一例を説明する図である。また、図8は、第一外壁パネル取り付け金具の案内係合溝に、外壁パネルの取り付けボルトが係合している状態を示す斜視図である。さらに、図9は、第二外壁パネル取り付け金具の案内係合溝に、外壁パネルの取り付けボルトが係合し、かつ、ボルト孔に外壁パネルのボルト孔が位置決めされ、ボルト接合されている状態を示す斜視図である。
図6に示すように、鉄筋コンクリート製の基礎35の上に土台梁30が固定され、土台梁30の上方フランジ31の所定位置には、複数の第一外壁パネル取り付け金具10が外壁パネルの幅の離間を有して固定されている。図6には、一階の外壁パネル50Aと二階の外壁パネル50が、第一外壁パネル取り付け金具10及び第二外壁パネル取り付け金具20を介して既に途中まで取り付けられている状態を示している。尚、一階の外壁パネル50Aは、図5を参照して説明した二階の外壁パネル50から、既述するように上方取り付けボルト56を取り除いた外壁パネルである。
一階の外壁パネル50Aは、土台梁30に固定されている第一外壁パネル取り付け金具10の有する案内係合溝16に取り付けボルト57が係合し、階間梁40に固定されている第二外壁パネル取り付け金具20の有するボルト孔28にボルト孔58が位置決めされて連通孔が形成され、固定ボルト59が連通孔に螺合することにより固定されている。図8には、案内係合溝16に取り付けボルト57が係合している状態を明りょうに示している。
一方、二階の外壁パネルの下方の隅角部は、階間梁40の上方フランジ41に固定されている第一外壁パネル取り付け金具10の有する案内係合溝16に対して、上方取り付けボルト56が係合されている。さらに、階間梁40の下方フランジ42に固定されている第二外壁パネル取り付け金具20の有する案内係合溝26に対して、下方取り付けボルト57が係合されている。図9には、これらの固定態様を明りょうに示している。
尚、図6では、二階の外壁パネル50の上端の固定態様の図示が省略されているが、図示する階間梁40の上方には、例えばさらに別途の階間梁があり、この階間梁の下方フランジには、図示する階間梁40と同様に第二外壁パネル取り付け金具20が取り付けられており、この第二外壁パネル取り付け金具20の有するボルト孔28にボルト孔58が位置決めされて連通孔が形成され、固定ボルト59が連通孔に螺合することにより固定されている。
このように、二階の外壁パネル50の下方の隅角部が、階間梁40の上下にある第一外壁パネル取り付け金具10と第二外壁パネル取り付け金具20を介して二箇所で係合することにより、外壁パネル50の下方が面外方向(図6の紙面に直交する方向)に傾動(偏心)することが解消され、かつ外壁パネル50の下方を梁40に強固に固定することができる。
次に、図7に示すように、重機(図示せず)にて垂下された外壁パネル50Aを、上下の土台梁30と階間梁40等に沿って、外壁の幅方向(面内方向)であるX1方向に横引きすることにより、正面視矩形の外壁パネル50Aの有する四つの隅角部のうち、下方の隅角部にある取り付けボルト57が、左右にある二つの第一外壁パネル取り付け金具10の有するそれぞれの案内係合溝16に係合される。そして、この係合の際に、上方の隅角部にあるボルト孔58は、第二外壁パネル取り付け金具20の有するボルト孔28に位置決めされる。そして、対応するボルト孔28とボルト孔58により形成される連通孔に固定ボルト59を螺合することにより、外壁パネル50Aの上端が第二外壁パネル取り付け金具20を介して階間梁40に固定される。
二階の外壁パネル50も、同様に外壁の幅方向にX1方向に横引きすることにより、外壁パネル50の下方にある上下二つの取り付けボルト56,57は、対応する案内係合溝16,26に係合され、上方にあるボルト孔58は、第二外壁パネル取り付け金具20の有するボルト孔28に位置決めされ、固定ボルト59にて固定される。
このように、第一外壁パネル取り付け金具10と第二外壁パネル取り付け金具20を用いた外壁パネルの取り付け方法によれば、上下の梁30,40に対して外壁の幅方向から外壁パネル50,50Aをスライドさせながら設置することができる。そのため、足場を設置するスペースがない狭小敷地においても、効率的に外壁パネルを取り付けることができる。
また、各図からも明らかなように、第一外壁パネル取り付け金具10と第二外壁パネル取り付け金具20は、比較的シンプルな構成であり、かつその寸法も大きなものとはならないことから、製作コストも安価になる。
さらに、第一外壁パネル取り付け金具10と第二外壁パネル取り付け金具20は、仮設部材であると同時に本設部材でもあることから、外壁パネル設置後にその取り外しは不要である。
[実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具]
次に、図10及び図11を参照して、実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具の一例について説明する。ここで、図10は、実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具の一例が出隅柱の柱脚に取り付けられている状態を示す斜視図である。また、図11Aは、実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具の一例を上方から見た平面図であり、図11B及び図11Cはそれぞれ、図11AのB方向矢視図とC方向矢視図であって、実施形態に係るコーナーカバー取り付け金具の一例を構成する一方の立設片の側方から見た側面図である。
図10に示すように、出隅柱45の柱脚の周りにはコーナーカバー取り付け金具90が取り付けられており、出隅柱45における一階と二階の間の階間梁40の下面に対応する位置には、第三外壁パネル取り付け金具(図示せず、別途のコーナーカバー取り付け金具の一例)が取り付けられている。尚、図示を省略するが、第三外壁パネル取り付け金具は、第二外壁パネル取り付け金具20と同様の構成、もしくは、第二外壁パネル取り付け金具20において案内係合溝26が無く、ボルト孔28のみが設けられている金具である。
出隅柱45は、長手方向に直交する断面形状が矩形を呈し、例えば角形鋼管等により形成される。
コーナーカバー取り付け金具90は、出隅柱45の柱脚のうち、屋外側の二面の周りに取り付けられる取り付け金具である。コーナーカバー取り付け金具90は、相互に直交して連続し、出隅柱45の二面にそれぞれ溶接にて接続される二つの立設片91を有する。それぞれの立設片91には、下方に向かって徐々に近接する二つのテーパー状の案内部92と、二つの案内部92の下端を繋ぐ下方に落ち込んだ係合部93とを備えている案内係合溝94が、間隔を置いて左右に二つ開設されている。二つの立設片91の端部には出隅柱側に湾曲した湾曲部95が形成されており、湾曲部95が出隅柱45に溶接接合されている。
立設片91の端部の湾曲部95が出隅柱45に溶接接合されることにより、立設片91の案内係合溝94に落し込まれる取り付けボルト76A,76B(図12A等参照)の頭部と出隅柱45の側面とを干渉させることなく、コーナーカバー取り付け金具90を出隅柱45の側面に取り付けることができる。
[実施形態に係るコーナーカバー取り付け方法]
次に、図12乃至図15を参照して、実施形態に係るコーナーカバー取り付け方法の一例について説明する。ここで、図13Aは図12Aを90度反転させた図であり、図15Aは図14Aを90度反転させた図であり、図12A、図14A(もしくは図13A、図15A)は順に、実施形態に係るコーナーカバー取り付け方法の一例を説明する工程図であって、コーナーカバーの上方から見た横断面図である。また、図12B、図13B、図14B,図15Bはそれぞれ、図12A、図13A、図14A,図15AのB-B矢視図である。
まず、コーナーカバー70の一例について説明する。図示するコーナーカバー70は、断面形状がL型をなすコーナー面材72と、コーナー面材72の背面側(建物に取り付けられた際の室内側)において、縦桟73を介し、グラスウールボード74を介して取り付けられている断面形状がL型をなすコーナーフレーム75と、コーナーフレーム75に取り付けられて、直交する立設片91のそれぞれの案内係合溝94に係合される取り付けボルト76A,76Bとを有する。
コーナー面材72は、窯業系サイディングボード等により形成される二枚の面材71のそれぞれの端部同士が、その長手方向に亘って直交する態様で圧着されることにより一体とされている。コーナー面材72は、例えば建物の階高程度の高さを有している。
コーナーフレーム75は、溝形鋼や平鋼などにより形成され、断面形状がL型をなすフレーム部材である。尚、コーナー面材72の背面側に下地鉄板が取り付けられ、下地鉄板の背面側にコーナーフレーム75が取り付けられる形態であってもよい。
断面形状がL型をなすコーナーフレーム75から張り出す二本の取り付けボルト76A,76Bは、相互に直交している。各取り付けボルト76A,76Bはいずれも、ボルトの先端に円形フランジが取り付けられており、ボルトが案内係合溝94に落とし込まれ、その際に円形フランジが案内係合溝94の背面に係合するようになっている。
図12A(もしくは図13A)に示すように、出隅柱45に取り付けられているコーナーカバー取り付け金具90の一方の立設片91の一方の案内係合溝94には、外壁パネル50Aの下方取り付けボルト57が係合しており、既に出隅柱45横の外壁パネル50Aが取り付けられている。
そして、図12A(もしくは図13A)に示すように、出隅柱45に対して、外壁パネル50Aが取り付けられていない側から、重機にて垂下されたコーナーカバー70をZ1方向に横引きする。
そして、図12B(もしくは図13B)に示すように、コーナーカバー70の有する二本の取り付けボルト76A,76Bうち、一方の取り付けボルト76Bを一方の立設片91の上に係止する。
次に、図14A(もしくは図15A)に示すように、重機にて垂下されたコーナーカバー70をさらに横引きすることにより、図14B(もしくは図15B)に示すように、一方の取り付けボルト76Bは、一方の立設片91の一方の案内係合溝94の案内部92をZ3方向に案内され、さらに案内部92から係合部93にZ5方向に落とし込まれることにより、一方の取り付けボルト76Bが一方の立設片91の一方の案内係合溝94に係合される。
一方の取り付けボルト76Bが案内部92に案内された際には、図14B及び図15Bに示すように、他方の取り付けボルト76Aは他方の立設片91の一方の案内係合溝94の直上にZ2方向に近接される。そして、取り付けボルト76Bが係合部93にZ5方向に落とし込まれた際には、取り付けボルト76Aも同時に係合部93にZ4方向に落とし込まれる。
このように、相互に直交する取り付けボルト76A,76Bが、コーナーカバー取り付け金具90の有する相互に直交する立設片91の案内係合溝94にそれぞれ係合されることにより、コーナーカバー取り付け金具90に対してコーナーカバー70の下端が係合される。
次に、出隅柱45における一階と二階の間の階間梁に対応する位置に取り付けられる別途のコーナーカバー取り付け金具(図示せず)の備えるボルト孔に対して、コーナーカバー70の備えるボルト孔(図示せず)を位置合わせし、双方のボルト孔にボルトを挿通してボルト固定することにより、出隅柱45に対してコーナーカバー70が取り付けられる。
出隅柱45に対しては、その脚部においてコーナーカバー取り付け金具90を適用することにより、コーナーカバー70を横引きしながら設置することができるため、既に説明する一般部の外壁パネルの取り付け方法と同様に、足場を設置するスペースがない狭小敷地においても、効率的に外壁パネルを取り付けることができる。
尚、上記実施形態に挙げた構成等に対し、その他の構成要素が組み合わされるなどした他の実施形態であってもよく、ここで示した構成に本発明が何等限定されるものではない。この点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10:第一外壁パネル取り付け金具
11:固定片
12:当接片
13:フランジ
14:案内部
15:係合部
16:案内係合溝
17:固定片ボルト孔
20:第二外壁パネル取り付け金具
21:固定片
22A,22B:当接片
23:フランジ
24:案内部
25:係合部
26:案内係合溝
27:固定片ボルト孔
28:ボルト孔
30:土台梁(梁)
31:上方フランジ
35:基礎
40:階間梁(梁)
41:上方フランジ
42:下方フランジ
45:出隅柱
50,50A:外壁パネル
51:縦桟
52:横桟
53:中間縦桟
54:外壁パネルフレーム(フレーム)
54a:縦下地材
55:外壁面材
55a:縦柄目地
55b:横柄目地
56:上方取り付けボルト(取り付けボルト)
57:下方取り付けボルト(取り付けボルト)
58:ボルト孔
59:固定ボルト
60:ボルトナット
70:コーナーカバー
71:面材
72:コーナー面材
73:縦桟
74:グラスウールボード
75:コーナーフレーム
76A,76B:取り付けボルト
90:コーナーカバー取り付け金具
91:立設片
92:案内部
93:係合部
94:案内係合溝
95:湾曲部

Claims (3)

  1. 長手方向に直交する断面形状が矩形の出隅柱の柱脚のうち、屋外側の二面の周りに取り付けられるコーナーカバー取り付け金具であって、
    相互に直交して連続し、前記出隅柱の前記二面にそれぞれ接続される二つの立設片を有し、
    それぞれの前記立設片には、下方に向かって徐々に近接する二つのテーパー状の案内部と、該二つの案内部の下端を繋ぐ下方に落ち込んだ係合部とを備えている案内係合溝が、間隔を置いて左右に二つ開設されており、
    前記出隅柱の屋外側に配設されるコーナーカバーを構成する、二枚の面材から張り出す二本の取り付けボルトがそれぞれ、一方の前記立設片の有する一方の前記案内係合溝に落とし込まれて係合し、かつ、他方の前記立設片の有する一方の前記案内係合溝に落とし込まれて係合するようになっていることを特徴とする、コーナーカバー取り付け金具。
  2. 前記二つの立設片の端部には前記出隅柱側に湾曲した湾曲部が形成されており、該湾曲部が該出隅柱に溶接接合されるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載のコーナーカバー取り付け金具。
  3. コーナーカバー取り付け方法であって、
    長手方向に直交する断面形状が矩形の出隅柱の柱脚のうち、屋外側の二面に対して、請求項1又は2に記載のコーナーカバー取り付け金具の一部が溶接接合されており、該出隅柱における一階と二階の間の階間梁に対応する位置に、ボルト孔が開設されている別途のコーナーカバー取り付け金具が溶接接合されており、
    重機にて垂下された前記コーナーカバーを、建物躯体に沿ってスライドしながら設置位置に配設し、
    前記コーナーカバーの有する前記二枚の面材から張り出す前記二本の取り付けボルトうち、一方の該取り付けボルトを一方の前記立設片の有する一方の前記案内係合溝に落とし込んで係合し、かつ、他方の該取り付けボルトを他方の前記立設片の有する一方の前記案内係合溝に落とし込んで係合し、
    前記別途のコーナーカバー取り付け金具の備えるボルト孔に対して、前記コーナーカバーの備えるボルト孔を位置合わせし、双方の該ボルト孔にボルトを挿通してボルト固定することを特徴とする、コーナーカバー取り付け方法。
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