JPS6343084B2 - - Google Patents

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JPS6343084B2
JPS6343084B2 JP22352784A JP22352784A JPS6343084B2 JP S6343084 B2 JPS6343084 B2 JP S6343084B2 JP 22352784 A JP22352784 A JP 22352784A JP 22352784 A JP22352784 A JP 22352784A JP S6343084 B2 JPS6343084 B2 JP S6343084B2
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JP
Japan
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container
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pipe
liquid
display pipe
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JP22352784A
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English (en)
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JPS61100210A (ja
Inventor
Yukyoshi Nishiguchi
Katsuro Okada
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、収容液体を加熱保温する金属製の真
空二重容器を備えた電気保温ポットに関するもの
である。
従来例の構成とその問題点 ガラス製真空二重瓶は割れやすいという欠点が
あり、この欠点を改善したものとして、近年、耐
衝撃性が格段に優れている金属製の真空二重容器
を採用した電気保温ポットが種々提案されてい
る。これは、ガラス製真空二重瓶のように構造
上、種々の保護構造を必要とせず、金属製真空二
重容器の機械的強度を最大限効果的に生かしたも
のである。この構造の概要は、内容器と外容器よ
りなる金属製真空二重容器における外容器をその
まま外装体として使用し、そして内外容器の上部
にベローズ式のエアーポンプを内蔵した蓋部を載
置し、かつポンプの下方に位置して、揚液管と導
出管および注液管を備えた中栓部を内外容器の上
部にパツキングを介して密着状態に載置し、さら
に内容器には外容器との間で真空断熱空間を形成
していない一重底部が別体の金属板で形成され、
その外周部にバンド状発熱体が装着結合されてい
る。また収容液体の液量表示装置は、器体の一側
に透明の表示パイプを立設するとともに、表示パ
イプの上端を大気に開放し、かつ下端は内容器の
底部に連通させるとともに、表示パイプの外側よ
り保護カバーを設置していた。
しかしながら、この構成においては、通常表示
パイプは、内容器内の液位と常に同液位を示す必
要があることから、表示パイプは外径8〜10mm
(内径6〜8mm)程度としており、かつ保護カバ
ーや表示パイプの上下部の接続管等の諸部品が外
容器の外側に配設されているため、外容器の外面
より保護カバーの前面までの距離が大きく、かつ
突出した状態、すなわち液量表示装置が器体の前
部に大きく突出した状態になつているため、器体
全体のシンプル化を損つていた。また、収容液体
の液位を外部から観察する場合、保護カバーの前
面と表示パイプとの間に一定の距離があるととも
に、表示パイプの径が細いため、外部からの液位
観察が十分でなかつた。そこで、この欠点をカバ
ーするために別部品を表示パイプの前部に装着し
て、そのレンズ効果で液位部を拡大するようにし
ていたが、この場合は、構造が複雑になるため、
コストアツプとなつていた。なお、表示パイプの
径を太くすれば、外装体より前部へ液量表示装置
が突出するため、それだけ表示パイプ内の液量が
多くなるとともに、外部への熱損失も増加するこ
とになるものである。
さらに表示パイプの上端は大気に開放されてい
るため、内容器内の液位と同液位を示すことにな
る反面、蒸気や熱の逃げ道になるため、エアーポ
ンプの加圧時や内容器の内部圧が上昇する時、こ
の表示パイプが内容液の流出路を形成することに
つながつてしまうものである。これを防止するた
めには、上記のような圧力が作用した場合と器体
転倒時に表示パイプの上端を閉じる弁を表示パイ
プの上端に設ける必要があるとともに、この場
合、弁は、通常表示パイプ内に液体を導入する必
要性から開いておく必要があり、そのため、この
表示パイプが蒸気や熱の逃げ道となることは避け
られないとともに、熱効率の低下に結びついてい
くものである。しかも、この構成においては、エ
アーポンプの加圧時や器体の転倒時には、わずか
の量ながらも液体が漏れ出てしまうものであつ
た。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、
簡単な構造にして、液位の観察が良好に行なえ、
かつ液量表示パイプから蒸気や熱が放出された
り、液体が流出することがなく、器体全体をシン
プル化することができる電気保温ポツトを提供す
ることを目的とする。
発明の構成 上記目的を達成するために本発明は、外装体を
兼用した金属製の外容器と液体を収容する内容器
で真空二重容器を形成し、前記外容器の一側部
に、器体の外部から液位を観察可能な液量表示パ
イプを立設し、この液量表示パイプは上部を内容
器の上部に接続し、かつ下部を内容器の下部に接
続して内容器内と連通させるとともに、この液量
表示パイプを覆う表示窓付きの保護カバーを液量
表示パイプに近接ないしは接触させて取付けたも
ので、この構成によれば、液量表示パイプの上部
が内容器の上部に接続され、かつ下部が内容器の
下部に接続されて内容器と連通しているため、液
量表示パイプから蒸気や熱が放出されたり、器体
の転倒時等において液体が流出するということは
なくなり、しかも従来のような開閉弁を必要とし
ないため、簡単な構造にして、液位の観察も良好
に行なえ、さらには前記液量表示パイプを覆う表
示窓付きの保護カバーを液量表示パイプに近接な
いしは接触させて取付けているため、器体前方へ
の突出量も少なくすることができ、その結果、器
体全体をシンプル化することができるものであ
る。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第1図〜第4図において、1は中央
部が上方へ突出した良熱伝導性の伝熱板で、この
伝熱板1はステンレス製の内容器2の下部に、そ
の外周部を液密となるように母材溶接等で固着さ
れている。3は外装体を兼用するステンレス製の
外容器で、この外容器3と前記内容器2の上端部
間には別体のステンレス製肩板4が溶接やろう接
合で固着され、さらに外容器3と内容器2の下部
も上部と同様に固着されている。また前記内容器
2は上方へ延長されて一重容器の口部として器体
の上端開口を形成し、さらに内容器2と外容器3
との間は真空断熱空間5としている。6は前記
内、外容器2,3の上部に載置結合された注口部
で、この注口部6の上部には押し体7を保有する
蓋部8が開閉自在に載置されている。また前記注
口部6および蓋部8は器体の前方へ部分的に延長
させて嘴状突出部を形成し、それぞれを重合させ
ている。
また前記蓋部8内にはベローズ式のエアーポン
プ9が内蔵され、このエアーポンプ9の下方に位
置して、揚液管10と導出管11を備えた中栓部
12が内容器2の上部に密着状態に載置されてい
る。13は前記導出管11の端部に結合された注
液管で、この注液管13の先端部は下方に折曲さ
れて注口部6の嘴状突出部に設けた開口部7aに
臨ませて吐出部13aを形成している。
前記伝熱板1には、電熱線を巻装した発熱盤1
4の上下を絶縁板15,16で積層状態にしたも
のを下方より挿入しており、かつこれらの部材の
中央部にはそれぞれ透孔部を有し、これらの部材
全体に、中央部に透孔部を有した良熱伝導性の金
属熱拡散板17と背面材18を圧着して発熱体1
aを構成している。この発熱体1aの下方には遮
熱板19が設けてあり、かつ前記伝熱板1の中央
下方には温度制御器20が取付バネ(図示せず)
により設置されている。また前記内外容器2,3
の下部には、袴部22が裏板23とともに取付け
られている。
前記注口部6の嘴状突出部側に対応する外容器
3の一側には、透明の樹脂よりなる液量表示装置
の主要部を構成する平板状曲率管よりなる液量表
示パイプ24が立設されている。この表示パイプ
24は2個の平板状曲率板材24a,24bを内
部が空洞になるように全周を封着しており、その
上下部に液体の案内パイプ部24c,24dを設
けている。
また前記表示パイプ24の曲率は、外容器3の
外径と略同曲率であり、この表示パイプ24は下
部を第3図に示すように袴部22に設けた凹部2
2aの内側に嵌合させているもので、さらにこの
表示パイプ24は、表示窓25aを設けた金属製
の保護カバー25で覆われて保護されている。そ
してこの保護カバー25は表示パイプ24に近接
ないしは接触させて設けているものである。な
お、この表示パイプ24の上部は注口部6の嘴状
突出部の下部に嵌合させて結合しているものであ
り、したがつてこの表示パイプ24は外容器3の
側面部の上下にわたつて密着固定されることにな
る。また表示パイプ24の上下部に設けた案内パ
イプ部24c,24dにはゴム製の連結パイプ2
6とエルボ27が装着され、そしてこれらの連結
パイプ26とエルボ27は、一重容器口部の側壁
と伝熱板1の外周部に設けた金属管28,29に
連結されて表示パイプ24と内容器2内とを連通
させ、液量表示装置を構成している。なお、表示
パイプ24を構成する2個の平板状曲率板材24
a,24bで形成される空洞部は、許容される限
り、器体の突出部側寸法を小にしているものであ
る。
上記構成において動作を説明する。まず内容器
2内に液体を収容し、通電を開始すると、発熱盤
14を通じて発熱体1aが加熱され、伝熱板1を
通じて収容液体に熱が直接伝達されると同時に、
熱伝導が良好な金属よりなる熱拡散板17および
背面材18を通じて伝熱板1の外周側部方向へ熱
がスムーズに拡散されて液体の加熱に供される。
そして液体の温度が加熱によつて一定温度に達
すると、伝熱板1の中央凸部の下方に設置された
温度制御器20が動作して、真空断熱された高効
率の保温段階へと移行する。そして内容器2内に
収容された液体は金属管29、エルボ27および
案内パイプ24dを通じて表示パイプ24内の空
洞部に導入され、内容器2内の液位と同液位を示
す。前記表示パイプ24は上下とも内容器2内と
連通しているため、加熱時や保温時において、こ
の表示パイプ24が蒸気や熱の放出通路となるこ
とはなく、また内容器2内が発熱体1aへの通電
時やベローズ式のエアーポンプ9の操作時におい
て、加圧状態になつたとしても、表示パイプ24
から内容器2内の液体が流出したり、漏出したり
するということはなくなる。また表示パイプ24
内の水位線は、液体の表面張力により、中央部が
くぼんで外周部が盛り上がるという状態を示す
が、この水位線の水平部の範囲内に保護カバー2
5の表示窓25aを設ければ、外部より水位を観
察した場合、水平部のみ視覚範囲となるものであ
る。なお、実験的には、透明のポリカーボネート
樹脂で構成された表示パイプ24の空洞部の器体
突出側寸法を2mmに設定し、かつ円弧部の寸法を
40mmにした場合において、約25mmの水位線部を得
ることができ、外部からの液位の観察は極めて良
好なる結果を得ている。その結果、液量表示装置
全体の器体前方への突出量を極めて小さくするこ
とができるため、器体全体のシンプル化を図るこ
とができるとともに、液量表示装置全体は注口部
6と袴部22だけで係合固定しているため、その
組立を容易に行なうことができ、さらに液量表示
装置全体の大きさの割に表示パイプ24の空洞部
の容積は小さいため、空洞部内に導入される液量
を少なくすることができ、その結果、この部分か
らの熱損失防止も高めることができるものであ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、液量表示パイプ
の上部を内容器の上部に接続し、かつ下部を内容
器の下部に接続して内容器内と連通させているた
め、液量表示パイプから蒸気や熱が放出された
り、器体の転倒時等において液体が流出するとい
うことはなくなり、しかも従来のような開閉弁を
必要としないため、簡単な構造にして液位の観察
が良好に行なえ、さらには前記液量表示パイプを
覆う表示窓付きの保護カバーを液量表示パイプに
近接ないしは接触させて取付けているため、器体
前方への突出量も少なくすることができ、その結
果、器体全体をシンプル化することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気保温ポツ
トの側面図、第2図は同ポツトの側断面図、第3
図は同ポツトの要部の分解斜視図、第4図は同ポ
ツトにおける発熱体部の断面図である。 2……内容器、3……外容器、24……液量表
示パイプ、25……保護カバー、25a……表示
窓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外装体を兼用した金属製の外容器と液体を収
    容する内容器で真空二重容器を形成し、前記外容
    器の一側部に、器体の外部から液位を観察可能な
    液量表示パイプを立設し、この液量表示パイプは
    上部を内容器の上部に接続し、かつ下部を内容器
    の下部に接続して内容器内と連通させるととも
    に、この液量表示パイプを覆う表示窓付きの保護
    カバーを液量表示パイプに近接ないしは接触させ
    て取付けてなる電気保温ポツト。
JP22352784A 1984-10-24 1984-10-24 電気保温ポツト Granted JPS61100210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22352784A JPS61100210A (ja) 1984-10-24 1984-10-24 電気保温ポツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP22352784A JPS61100210A (ja) 1984-10-24 1984-10-24 電気保温ポツト

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JPS61100210A JPS61100210A (ja) 1986-05-19
JPS6343084B2 true JPS6343084B2 (ja) 1988-08-29

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JP22352784A Granted JPS61100210A (ja) 1984-10-24 1984-10-24 電気保温ポツト

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JPH0536834Y2 (ja) * 1986-07-03 1993-09-17
JP2008142414A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 液体容器
JP5130745B2 (ja) * 2007-03-02 2013-01-30 タイガー魔法瓶株式会社 水加熱容器

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JPS61100210A (ja) 1986-05-19

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