JPS6316364Y2 - - Google Patents

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JPS6316364Y2
JPS6316364Y2 JP1983087565U JP8756583U JPS6316364Y2 JP S6316364 Y2 JPS6316364 Y2 JP S6316364Y2 JP 1983087565 U JP1983087565 U JP 1983087565U JP 8756583 U JP8756583 U JP 8756583U JP S6316364 Y2 JPS6316364 Y2 JP S6316364Y2
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JP
Japan
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container
water
supply pipe
water supply
air
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JP1983087565U
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JPS59190129U (ja
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Publication of JPS6316364Y2 publication Critical patent/JPS6316364Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は電気エアーポツト、詳しくは電熱ヒー
タを設けた容器内にエアーポンプにて加圧空気を
送り込むことにより、給水管を介して外部に給水
するようにした電気エアーポツトに関する。
(ロ) 従来技術とその問題点 従来、この種のエアーポツトとしては、容器の
上部に中栓を配置し、エアーポンプからこの中栓
を介して容器内に加圧空気を送り込むとともに、
中栓に設けた給水管を介して外部へ給水するよう
にしたものが提供されている。
ところが、この場合には中栓という部品が必要
となり、部品点数の増加をきたすばかりでなく、
容器内に水を補給するときいちいち中栓を取外さ
なければならず、かつ中栓のためにエアーポツト
の全高が高くなるという種々の欠点があつた。
そこで、容器の底面に給水管の一端を接続する
とともに、給水管の他端を容器の外面に沿つて上
方へ延設して外部への注口とし、同時にこの給水
管を透明体で形成することにより、水位を表示で
きるようにしたものが知られている(実公昭57−
42344号公報)。
しかしながら、この場合にはエアーポンプを繰
作し過ぎると、容器内の水が給水管を介してすべ
て排出されてしまうため、電熱ヒータを設けた容
器は空炊き状態となり、非常に危険であつた。
(ハ) 考案の目的 本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、容器内の水がすべて排出さ
れないように残水位置を容易に設定でき、空炊き
を未然に防止できる電気エアーポツトを提供する
ことにある。
(ニ) 考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、電熱ヒ
ータを設けた容器の底面に接続管を介して給水管
の一端部を接続し、給水管の他端部を容器の外面
に沿つて上方へ延設して外部への注口とするとと
もに、この給水管を透明体で構成することにより
水位を表示し得るようにし、上記容器内エアーポ
ンプにて加圧空気を送り込むことにより、給水管
を介して外部に給水するようにした電気エアーポ
ツトにおいて、上記容器底面の一部を、周囲に空
炊き防止に必要な水量を確保できる位置まで突出
させ、その頂部で上記接続管の一端部を接続固定
したことを特徴とする電気エアーポツト。
(ホ) 実施例の説明 図面は本考案にかかる電気エアーポツトの一例
を示し、金属製外装体1の内部には断熱材2を巻
装した金属製容器3が収納されている。この容器
3の底部外周には電熱ヒータの一例であるバンド
ヒータ4が巻装されており、容器3の底面には所
定長さLだけ上方へ突入した円錐台形状の段部5
が設けられ、この段部の中央に形成された開口孔
6に接続管7の一端が溶接されている。接続管7
の他端には給水管8の下端が接続されており、給
水管8の上端は安全弁9を介して注口10に接続
されている。給水管8はガラスなどの透明材料に
て構成され、表示窓11から給水管8内の水位を
目視可能である。
12は外装体1の上端部に載置固定された肩体
で、この肩体12の後端支軸13によつて蓋体1
4は開閉自在となつている。蓋体14の内部には
押体15の押圧動作により伸縮自在なエアーポン
プ16が収納されており、このエアーポンプ16
を収縮させることにより、容器3を密閉する栓蓋
17の連通管18を介して加圧空気を容器3内に
送り込み、その空気圧によつて接続管7および給
水管8を介して外部に給水するようになつてい
る。
なお、19は注口10を下方へ延長する導水
管、20は導水管カバー、21は容器3の底面の
温度を検知する温度調節器、22は給電用プラグ
である。
上記構成の電気エアーポツトにおいて、エアー
ポンプ16を操作し続けると、容器3内の湯は減
少し、湯面が段部5上の開口孔6と同一レベルに
なると、エアーポンプ16を操作しても湯が排出
されなくなる。このレベルすなわち残水位置は開
口孔6の設置位置と同レベルであり、バンドヒー
タ4の上端面と下端面との中間位置にある。した
がつて、エアーポンプ16を操作しても必ず一定
量の湯が残るため、温度調節器21が故障した場
合にただちに容器3の温度が急上昇する心配がな
く、樹脂部品が熱損傷を受ける前に容器3外面に
取付けた温度ヒユーズ(図示せず)が働いて給電
を停止させることができる。
なお、電熱ヒータとしては上記実施例のような
容器3の底部外周に巻装したバンドヒータ4に限
らず、容器3の底面に取付けたサーミスタ等でも
よい。
(ヘ) 考案の効果 以上のように、本考案によれば、接続管の一端
を容器の底部最下面より一定長さだけ上方へ突入
させた突出部で固定してあるので、残水位置が突
出部の突入量で決定され、エアーポンプを操作し
過ぎても、容器内には必ず一定量の湯が残され
る。したがつて、温度調節器が故障しても、ただ
ちに容器の温度が急上昇することなく、空炊きを
防止することができ、火災や樹脂部品の熱損傷な
どを未然に防止でき安全である。また、接続管と
突出部との溶接も容易であり、かつ、接続管と突
出部との端面が溶接されているので、容器内部を
手入れする場合、手などを損傷させることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる電気エアーポツトの縦
断面図である。 3……容器、4……バンドヒータ、7……接続
管、8……給水管、16……エアーポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電熱ヒータを設けた容器の底面に接続管を介し
    て給水管の一端部を接続し、給水管の他端部を容
    器の外面に沿つて上方へ延設して外部への注口と
    するとともに、この給水管を透明体で構成するこ
    とにより水位を表示し得るようにし、上記容器内
    エアーポンプにて加圧空気を送り込むことによ
    り、給水管を介して外部に給水するようにした電
    気エアーポツトにおいて、上記容器底面の一部
    を、周囲に空炊き防止に必要な水量を確保できる
    位置まで突出させ、その頂部で上記接続管の一端
    部を接続固定したことを特徴とする電気エアーポ
    ツト。
JP8756583U 1983-06-07 1983-06-07 電気エア−ポツト Granted JPS59190129U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8756583U JPS59190129U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 電気エア−ポツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP8756583U JPS59190129U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 電気エア−ポツト

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Publication Number Publication Date
JPS59190129U JPS59190129U (ja) 1984-12-17
JPS6316364Y2 true JPS6316364Y2 (ja) 1988-05-10

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ID=30217478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8756583U Granted JPS59190129U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 電気エア−ポツト

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0415142Y2 (ja) * 1985-09-20 1992-04-06

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749948U (ja) * 1980-09-09 1982-03-20
JPS585642B2 (ja) * 1976-02-02 1983-02-01 株式会社クボタ コンバイン

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941777Y2 (ja) * 1981-07-01 1984-12-04 タイガー魔法瓶株式会社 液体の保温器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585642B2 (ja) * 1976-02-02 1983-02-01 株式会社クボタ コンバイン
JPS5749948U (ja) * 1980-09-09 1982-03-20

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JPS59190129U (ja) 1984-12-17

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