JPS637153Y2 - - Google Patents

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JPS637153Y2
JPS637153Y2 JP16276883U JP16276883U JPS637153Y2 JP S637153 Y2 JPS637153 Y2 JP S637153Y2 JP 16276883 U JP16276883 U JP 16276883U JP 16276883 U JP16276883 U JP 16276883U JP S637153 Y2 JPS637153 Y2 JP S637153Y2
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JP
Japan
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lid
container
water
center
lid surface
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JP16276883U
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JPS6070239U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は容器の蓋、特に、熱湯その他の高温の
液体等を収容するのに使用される容器の蓋に関す
る。 電気ポツト、鍋その他液体を加熱したり保温し
たり、あるいは食物等を煮る容器においては、蒸
発した水分が蓋の表面にふれて結露し、微小な水
滴となり、これらの微小な水滴が互いにくつつい
て大きな水滴に成長し、その重さが水滴の表面張
力よりも大きくなる蓋から落下する。従つて、高
温状態で蓋をあけると、蓋に付着している結露水
が蓋と共に容器外へ運ばれ、その周囲に落下して
汚れの原因となつたり、場合によつては足元に落
ちて火傷する恐れがあるなどの問題があつた。 本考案は、容器の液体収容空間に面する蓋の表
面に付着する結露水をできる限り少なくすること
を目的とする。 本考案は、前記目的達成のため、容器の液体収
容空間に面する蓋の表面に、その周縁部から内側
に向つて傾斜をつけて、蓋表面に付着する結露水
が蓋表面を伝つて流れ易くする一方、単に蓋表面
に傾斜を付けただけでは平坦な表面よりも結露水
量は少なくなるものの、かなり大きな水滴になら
ないと落下しないため、前記蓋表面にサンドブラ
スト等により微細な凹凸を形成し、これにより蓋
表面全体を濡れた状態にし、結露水が表面張力に
より水滴化せず、常に蓋の中心あるいは周縁部に
向つて流れ落ちるようにしたものである。特に、
容器に蓋をした状態の時、蓋表面の傾斜が周縁部
から中央に向つて、かつ、下向きになるように形
成するのが好ましい。このようにすると、蓋表面
で結露した水がぬれた蓋表面を伝つて中心部に集
中するため落し易く、平坦な蓋表面の場合に比べ
蓋表面に付着している結露水量を約3分の1に減
少させることができる。なお、蓋表面の傾斜を中
央部から周縁部に向つて、かつ、下向きになるよ
うに形成しても同程度の効果を期待することも可
能である。 以下、図面を参照して本考案を具体的に説明す
る。 図は本考案を電気エアーポツトの中蓋に適用し
た例を示し、金属製外装体1の内部には断熱材2
を巻装した金属製容器3が収容されている。この
容器3の底部外周には伝熱ヒータの一例であるバ
ンドヒータ4が巻装されており、容器3の底面に
は1個の開口孔5が穿設されている。この開口孔
5には接続管6の一端が溶接されており、接続管
6の他端には分岐管7を介して給水管8と水位管
11とが接続されている。給水管8の上端は安全
弁9を介して注ぎ口10に接続され、一方、水位
管11の上端は容器3の上部に連通している。水
位管11はガラスなどの透明材料にて構成され、
図示しない表示窓から水位管11内の水位を目視
可能にしてある。 12は外装体1の上端部に載置固定された肩体
で、この肩体12の後端支軸13によつて蓋体1
4が開閉自在となつており、蓋体14の内部には
押体15の押圧動作により伸縮自在なエアーポン
プ16が収容されている。このエアーポンプ16
は、その下端爪部16aを蓋体14の中央貫通孔
14aに嵌着することにより蓋体14に取り付け
られており、エアーポンプ16の送気口16bは
蓋体14の下面中央に臨んでいる。この送気口1
6bの内側には環状のシールゴム17が装着され
ており、シールゴム17の下部に一体に設けた円
筒状突出部17aの外周部が蓋体14の下面に垂
設した環状壁14bで保持されている。シールゴ
ム17の下端側からシールゴム17に中蓋18の
中央部に設けた円筒状突出部18aを嵌入するこ
とにより中蓋18が蓋体14に一体的に取り付け
られている。 中蓋18は、本考案に従い、容器3の液体収容
空間3aに面する表面18bがその周縁部18c
から中央に向つて、かつ、第1図において下向き
に、ある角度θをもたせて傾斜させてあり、該中
蓋表面18bには第3図に示すように微細な凹凸
18dが全面にわたつて形成されている。中蓋1
8はステンレス鋼、アルミニウムその他の金属材
料で形成され、その周縁部には容器3の上端面に
密着するシールパツキン19が取り付けられてい
る。 なお、21は注ぎ口10を下方へ延長する導水
管、22は導水管カバー、23は容器3の底面の
温度を検知する温度調節器、24は給電用プラグ
である。 前記構成の電気エアーポツトにおいて、容器3
の液体収容空間3a内に熱湯が入つているものと
すると、その水面から蒸発した水蒸気は中蓋18
の傾斜表面18bにふれて結露し、該表面に付着
【表】 以上説明したように、本考案によれば、容器の
液体収容空間に面する蓋の表面に傾斜をつけると
ともに、微細な凹凸を設けて、蓋表面に付着する
結露水量を少なくしたので、ヒンジ式電気エアー
ポツトの蓋をあけた場合のように蓋に付着してい
る結露水が蓋表面を伝つてヒンジ部から容器外に
流出したり、鍋の蓋をあけた場合のように結露水
があちこちに落ちたりするのを防止できる効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蓋を電気エアーポツトに
適用した一実施例を示す断面図、第2図は本考案
に係る蓋の断面図、第3図は第2図のA部拡大断
面図である。 3……容器、4……バンドヒータ、14……蓋
体、18……中蓋、18b……傾斜表面、18c
……周縁部、18d……凹凸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器の液体収容空間に面する蓋表面を中心方
    向に向つて傾斜させると共に、該蓋表面に微細
    な凹凸を形成してなることを特徴とする容器の
    蓋。 (2) 前記蓋表面が逆円錐状又は逆角錐状である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の蓋。 (3) 前記蓋表面が円錐状又は角錐状である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の蓋。
JP16276883U 1983-10-20 1983-10-20 容器の蓋 Granted JPS6070239U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16276883U JPS6070239U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 容器の蓋

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JP16276883U JPS6070239U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 容器の蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6070239U JPS6070239U (ja) 1985-05-18
JPS637153Y2 true JPS637153Y2 (ja) 1988-03-01

Family

ID=30357336

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JP16276883U Granted JPS6070239U (ja) 1983-10-20 1983-10-20 容器の蓋

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JPS6070239U (ja) 1985-05-18

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