JPS5817562Y2 - 空気圧注液式魔法瓶 - Google Patents
空気圧注液式魔法瓶Info
- Publication number
- JPS5817562Y2 JPS5817562Y2 JP1980138917U JP13891780U JPS5817562Y2 JP S5817562 Y2 JPS5817562 Y2 JP S5817562Y2 JP 1980138917 U JP1980138917 U JP 1980138917U JP 13891780 U JP13891780 U JP 13891780U JP S5817562 Y2 JPS5817562 Y2 JP S5817562Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- pipe
- discharge port
- guide pipe
- medium bottle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、外装ケースに内蔵の中瓶に対する栓に、揚液
口を前記中瓶底部近くに位置させる揚液管と、それに連
なる吐出管とを一体連設すると共に、ベローズポンプを
内蔵した蓋本体を前記外装ケースに対し開閉自在に設け
た空気圧注液式魔法瓶に関する。
口を前記中瓶底部近くに位置させる揚液管と、それに連
なる吐出管とを一体連設すると共に、ベローズポンプを
内蔵した蓋本体を前記外装ケースに対し開閉自在に設け
た空気圧注液式魔法瓶に関する。
上記の空気圧注液式魔法瓶において、従来は、前記吐出
管を外装ケースの横側方に突出させると共に、サイホン
作用が働かなように、その液流出口をケース上部に開口
させているが、その為に、コツプ等を湯水を注ぐに際し
て、湯水を跳ね飛ばさないようにする為にはコツプを支
え持った状態でポンプ操作を行なわねばならず、容器を
転倒させてしまう虞れがあった。
管を外装ケースの横側方に突出させると共に、サイホン
作用が働かなように、その液流出口をケース上部に開口
させているが、その為に、コツプ等を湯水を注ぐに際し
て、湯水を跳ね飛ばさないようにする為にはコツプを支
え持った状態でポンプ操作を行なわねばならず、容器を
転倒させてしまう虞れがあった。
本考案は、簡単な改造によって上述の不都合を解消した
ものである。
ものである。
次に、本考案の実施例を図面に基いて説明すると、１は
中瓶２を内蔵した外装ケースで、これら１゜２の上部に
わたって、前記中瓶２に対する湯水の注入時に水切りを
する椀状に凹入した水切り部３が設けられ、かつ、前記
外装ケース１の下部には、前記中瓶２の上縁と水切り部
３の間に介在させた環状パツキン４に向けて中瓶２を押
圧すると共に外装ケース１を回転自在に載置する為の底
蓋５が設けられている。
中瓶２を内蔵した外装ケースで、これら１゜２の上部に
わたって、前記中瓶２に対する湯水の注入時に水切りを
する椀状に凹入した水切り部３が設けられ、かつ、前記
外装ケース１の下部には、前記中瓶２の上縁と水切り部
３の間に介在させた環状パツキン４に向けて中瓶２を押
圧すると共に外装ケース１を回転自在に載置する為の底
蓋５が設けられている。
６は前記中瓶２に対する栓で、揚液ロアａを中瓶底部近
くに位置させる揚液管７と、それに連なると共にその吐
出口８ａを前記水切り部３の内部に位置させる液吐出管
８とが一体連設され、かつ、この栓６の内部には中瓶２
の内外を連通させる通気路（図外）が形成されている。
くに位置させる揚液管７と、それに連なると共にその吐
出口８ａを前記水切り部３の内部に位置させる液吐出管
８とが一体連設され、かつ、この栓６の内部には中瓶２
の内外を連通させる通気路（図外）が形成されている。
１０は傾斜部分１０Ａと略水平部分１０Ｂとの別体から
戊る導液管であって、傾斜導液管部分１０Ａは、前記水
切り部３とそれよりも下方のケース側壁１ａの外面近く
にわたってそれら３，１ａを夫々貫通して斜設され、そ
の上端部が、前記水切り部３の内部において前記液吐出
口８ａの上下方向で抜き差し自在に遊嵌穴する漏斗状の
受液口１０ ａに形成されている。
戊る導液管であって、傾斜導液管部分１０Ａは、前記水
切り部３とそれよりも下方のケース側壁１ａの外面近く
にわたってそれら３，１ａを夫々貫通して斜設され、そ
の上端部が、前記水切り部３の内部において前記液吐出
口８ａの上下方向で抜き差し自在に遊嵌穴する漏斗状の
受液口１０ ａに形成されている。
また略水平導液管部分１０Ｂは、その液流出口１０ ｂ
を前記ケース側壁１ａの外面よりも横側方に突出させる
状態で、かつ、前記底蓋５からの高さを比較的低くする
状態で設けられ、その全体とケース側壁１ａから突出す
る傾斜導液管部分１０Ａが保護カバー１１で覆われてい
る。
を前記ケース側壁１ａの外面よりも横側方に突出させる
状態で、かつ、前記底蓋５からの高さを比較的低くする
状態で設けられ、その全体とケース側壁１ａから突出す
る傾斜導液管部分１０Ａが保護カバー１１で覆われてい
る。
即ち、中瓶２に対する湯水の供給に際しての栓６の抜き
差しが極めて容易で、かつ、導液管１０が分割構造１０
Ａ、ＩＯＢ故にそれの組付けを簡単に行なう事ができ、
その上、サイホン作用を起動させない状態で、湯水を低
位置でしかもケース側壁１ａから離れた個所に吐出でき
るようにしである。
差しが極めて容易で、かつ、導液管１０が分割構造１０
Ａ、ＩＯＢ故にそれの組付けを簡単に行なう事ができ、
その上、サイホン作用を起動させない状態で、湯水を低
位置でしかもケース側壁１ａから離れた個所に吐出でき
るようにしである。
前記外装ケース１の上部には取外し自在に螺着又は揺動
自在に枢着された蓋体１３が設けられ、この蓋本体１３
内部には、前記中瓶２内を加圧して中瓶２内の液体を吐
出させるベローズポンプ（図外）が内装されている。
自在に枢着された蓋体１３が設けられ、この蓋本体１３
内部には、前記中瓶２内を加圧して中瓶２内の液体を吐
出させるベローズポンプ（図外）が内装されている。
第２図は本考案の別実施例を示し、前述の実施構造にお
いて、中瓶２に収納の液体を加熱あるいは保温する為の
発熱体１５を前記枠６に付設したものである。
いて、中瓶２に収納の液体を加熱あるいは保温する為の
発熱体１５を前記枠６に付設したものである。
前記発熱体１５は、ステンレスやアルミ等の熱伝導性の
良好な材質から戊る防水ケース１６に内蔵された正特性
サーミスタ（図外）と、前記防水ケース１６に内蔵され
た、例えば収容液温か８０℃でＯＮしかつ沸点でＯＦＦ
する等の温度範囲を選択できるサーマルリードスイッチ
等の自動温度調節部材（図外）を備え、その自動温度調
節部材で収容液体の温度を検知して前記正特性サーミス
タへの通電制御を行なわせるように構成しである。
良好な材質から戊る防水ケース１６に内蔵された正特性
サーミスタ（図外）と、前記防水ケース１６に内蔵され
た、例えば収容液温か８０℃でＯＮしかつ沸点でＯＦＦ
する等の温度範囲を選択できるサーマルリードスイッチ
等の自動温度調節部材（図外）を備え、その自動温度調
節部材で収容液体の温度を検知して前記正特性サーミス
タへの通電制御を行なわせるように構成しである。
尚、第２図中、２０は防水チューブ、２２はリード線、
２３はコンセントである。
２３はコンセントである。
尚、第１図、第２図に示した実施例では、導液管１０を
傾斜導液管部分１０Ａと略水平導液管部分１０Ｂとの分
割構造にしであるが、これに限らず一本のパイプを折曲
して傾斜導液管部分１０Ａと略水平導液管部分１０Ｂと
を有する導液管１０を形成してもよい。
傾斜導液管部分１０Ａと略水平導液管部分１０Ｂとの分
割構造にしであるが、これに限らず一本のパイプを折曲
して傾斜導液管部分１０Ａと略水平導液管部分１０Ｂと
を有する導液管１０を形成してもよい。
このような場合、パイプとしては湾曲が容易で且つ折曲
げ状態が良好な、たとえば市販のアフロンパイブ（商品
名）を用いるとよい。
げ状態が良好な、たとえば市販のアフロンパイブ（商品
名）を用いるとよい。
以上要するに本考案は、冒頭に記した空気圧注液式魔法
瓶において、液吐出口８ａを遊嵌穴する導液管１０を水
切り部３からケース側壁１ａの下方に貫通させ、かつ、
その液流出口１０ ｂをケース側壁１ａの横外側に突出
させて、湯水等の注液を容器の下部位置において行なわ
せるようにしたので、コツプ等をテーブルなどに載置し
た液の跳ねこぼしを生じさせない状態で、片手で容器を
持った安定姿勢にてポンプ操作を安全に行なえるように
なり、しかも、単に液流出口１０ｂをケース下部に位置
させるだけでなく、前述したように、液吐出口８ａを導
入管１０に遊嵌穴させたので、サイホンを起動させるよ
うな不都合が無く、全体として簡単な改造により、空気
圧注液式容器を安全に使用できるようになった。
瓶において、液吐出口８ａを遊嵌穴する導液管１０を水
切り部３からケース側壁１ａの下方に貫通させ、かつ、
その液流出口１０ ｂをケース側壁１ａの横外側に突出
させて、湯水等の注液を容器の下部位置において行なわ
せるようにしたので、コツプ等をテーブルなどに載置し
た液の跳ねこぼしを生じさせない状態で、片手で容器を
持った安定姿勢にてポンプ操作を安全に行なえるように
なり、しかも、単に液流出口１０ｂをケース下部に位置
させるだけでなく、前述したように、液吐出口８ａを導
入管１０に遊嵌穴させたので、サイホンを起動させるよ
うな不都合が無く、全体として簡単な改造により、空気
圧注液式容器を安全に使用できるようになった。
液吐出口に近い部分に傾斜導液管部分を設け、その先端
に略水平導液管部分を設け、この両部会を別体に形成し
ているので、吐出管より吐出した液は傾斜導液管部分、
水平導液管部分に沿ってスムーズに流れ、液吐出口近辺
で吐出管より吐出した液が逆流したり、又は飛散するこ
とが全くなく、シかも、傾斜導液管部分を通過した液が
水平導液管部分を通るために、液流出口で乱流となった
り、飛散することなく均一に流れて液滴の飛散りによる
危険性もなく使い心地の良いものとなる。
に略水平導液管部分を設け、この両部会を別体に形成し
ているので、吐出管より吐出した液は傾斜導液管部分、
水平導液管部分に沿ってスムーズに流れ、液吐出口近辺
で吐出管より吐出した液が逆流したり、又は飛散するこ
とが全くなく、シかも、傾斜導液管部分を通過した液が
水平導液管部分を通るために、液流出口で乱流となった
り、飛散することなく均一に流れて液滴の飛散りによる
危険性もなく使い心地の良いものとなる。
又、傾斜導液管部分と水平導液管部分とを別体に形成し
ているので、保護カバー内に水平導液管部分を取付けた
後、水切り部の穴より傾斜導液管部分をケース側壁に貫
通させ水平導液管部分の後端に内嵌めするだけでよく、
外装ケースを貫通させる導液管に対し簡単に取付けるこ
とができて作業性の良好なものとなる。
ているので、保護カバー内に水平導液管部分を取付けた
後、水切り部の穴より傾斜導液管部分をケース側壁に貫
通させ水平導液管部分の後端に内嵌めするだけでよく、
外装ケースを貫通させる導液管に対し簡単に取付けるこ
とができて作業性の良好なものとなる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は全体縦断側面図
、第２図は変形構造の全体縦断側面図である。 １・・・・・・外装ケース、１ａ・・・・・・ケース側
壁、２・・・・・・中瓶、３・・・・・・水切れ部、６
・・・・・・栓、７・・・・・・揚液管、７ａ・・・・
・・揚液口、８・・・・・・吐出管、８ａ・・・・・・
液吐出口、１０・・・・・・導液管、ＩＯＡ・・・・・
・傾斜導液管部分、ＩＯＢ・・・・・・略水平導液管部
分、１０ ａ・・・・・・受液口、１０ｂ・・・・・・
液流出口、１３・・・・・・蓋本体。
、第２図は変形構造の全体縦断側面図である。 １・・・・・・外装ケース、１ａ・・・・・・ケース側
壁、２・・・・・・中瓶、３・・・・・・水切れ部、６
・・・・・・栓、７・・・・・・揚液管、７ａ・・・・
・・揚液口、８・・・・・・吐出管、８ａ・・・・・・
液吐出口、１０・・・・・・導液管、ＩＯＡ・・・・・
・傾斜導液管部分、ＩＯＢ・・・・・・略水平導液管部
分、１０ ａ・・・・・・受液口、１０ｂ・・・・・・
液流出口、１３・・・・・・蓋本体。
Claims (1)
- 外装ケース１に内蔵の中瓶２に対する栓６に、揚液ロア
ａを前記中瓶底部近くに位置させる揚液管７と、それに
連なる吐出管８とを一体連設すると共に、ベローズポン
プを内蔵した蓋本体１３を前記外装ケース１に対し開閉
自在に設けた空気圧注液式魔法瓶において、前記吐出管
８の液吐出口８ａを水切り部３の内部に位置させると共
に、前記液吐出口８ａを上下方向で抜き差し自在に遊嵌
穴し、かつ水切り部よりも下方のケース側壁１ａに貫通
させた導液管を設け、この導液管を液吐出口８ａに近い
傾斜導液管部分１０Ａとそれを内嵌する液吐出口８ａに
遠い略水平導液管部分１０Ｂとの別体に形成し、傾斜導
液管部分１０Ａの受液口１０ ａを漏斗状に一体戊形し
たことを特徴とする空気圧注液式魔法瓶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980138917U JPS5817562Y2 (ja) | 1980-09-27 | 1980-09-27 | 空気圧注液式魔法瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980138917U JPS5817562Y2 (ja) | 1980-09-27 | 1980-09-27 | 空気圧注液式魔法瓶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5763537U JPS5763537U (ja) | 1982-04-15 |
| JPS5817562Y2 true JPS5817562Y2 (ja) | 1983-04-09 |
Family
ID=29498906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980138917U Expired JPS5817562Y2 (ja) | 1980-09-27 | 1980-09-27 | 空気圧注液式魔法瓶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817562Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58179065U (ja) * | 1982-04-24 | 1983-11-30 | タイガー魔法瓶株式会社 | ポンプ注液式液体容器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239532B2 (ja) * | 1974-01-24 | 1977-10-05 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5611322Y2 (ja) * | 1975-09-12 | 1981-03-13 | ||
| JPS588197Y2 (ja) * | 1980-01-26 | 1983-02-14 | タイガー魔法瓶株式会社 | ポンプ注液式液体容器 |
-
1980
- 1980-09-27 JP JP1980138917U patent/JPS5817562Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5239532B2 (ja) * | 1974-01-24 | 1977-10-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5763537U (ja) | 1982-04-15 |
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