JPS6342024Y2 - - Google Patents
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- JPS6342024Y2 JPS6342024Y2 JP1980191014U JP19101480U JPS6342024Y2 JP S6342024 Y2 JPS6342024 Y2 JP S6342024Y2 JP 1980191014 U JP1980191014 U JP 1980191014U JP 19101480 U JP19101480 U JP 19101480U JP S6342024 Y2 JPS6342024 Y2 JP S6342024Y2
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- JP
- Japan
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- safety switch
- operating
- motors
- state
- switch
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 27
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、左右走行装置に各別に付設された流
体圧モータを2個のポンプで駆動すべく構成する
と共に、前記ポンプから各別に前記モータに流体
を供給する低速状態と、前記両ポンプからの合流
流体を前記両モータに直列的に供給する高速状態
とに切換える弁機構を設け、両モータを各別に正
逆転及び停止させるためのバルブ、及び、夫々に
対する人為操作具を設けた作業車に関する。
体圧モータを2個のポンプで駆動すべく構成する
と共に、前記ポンプから各別に前記モータに流体
を供給する低速状態と、前記両ポンプからの合流
流体を前記両モータに直列的に供給する高速状態
とに切換える弁機構を設け、両モータを各別に正
逆転及び停止させるためのバルブ、及び、夫々に
対する人為操作具を設けた作業車に関する。
上記のものは、弁機構を付加するだけの簡単な
改良により、流体供給状態を切換え、低速走行と
高速走行を容易に行えて便利なものであるが、高
速走行状態で不測に旋回操作されると、機体の転
倒を招くなどの危険があつた。
改良により、流体供給状態を切換え、低速走行と
高速走行を容易に行えて便利なものであるが、高
速走行状態で不測に旋回操作されると、機体の転
倒を招くなどの危険があつた。
このような危険を回避する手段として、従来で
は、例えば、実開昭55−161765号公報に示されて
いるように、操向操作用の人為操作具と安全機構
としてのリリーフ弁とをリンク機構などを利用し
た機械的連動機構を介して連係させ、人為操作具
が旋回走行状態に操作されていると、リリーフ流
路を開いて自動的に低速走行されるようにした技
術も知られるが、このような構造のものでは、人
為操作具の操作量に比べてはごく僅かな作動量で
あるバルブを精度良く適正位置に操作するため
に、機械的連動機構の加工精度や、組付け精度を
充分に向上させた製作加工が必要であり、また、
人為操作具と弁機構との位置関係を自由に設定す
ると、きわめて複雑な運動方向変換機構を要する
という、設計上の制約をも受ける不便さもあつ
た。
は、例えば、実開昭55−161765号公報に示されて
いるように、操向操作用の人為操作具と安全機構
としてのリリーフ弁とをリンク機構などを利用し
た機械的連動機構を介して連係させ、人為操作具
が旋回走行状態に操作されていると、リリーフ流
路を開いて自動的に低速走行されるようにした技
術も知られるが、このような構造のものでは、人
為操作具の操作量に比べてはごく僅かな作動量で
あるバルブを精度良く適正位置に操作するため
に、機械的連動機構の加工精度や、組付け精度を
充分に向上させた製作加工が必要であり、また、
人為操作具と弁機構との位置関係を自由に設定す
ると、きわめて複雑な運動方向変換機構を要する
という、設計上の制約をも受ける不便さもあつ
た。
単純に人為操作具の操作位置を検出することだ
けを考えるのなら、各操作具の夫々の操作経路に
望ませて、かつ、モータの正転方向、逆転方向の
両位置で、各々検出スイツチを設ければ、前述し
た複雑な、かつ、精度を要する機械的連動機構を
用いる必要がなくて良いが、これでは、一方の操
作具だけが正逆転何れかの操向方向に操作されて
いる旋回状態と、両操作具が同じ正転または逆転
方向に操作された直進状態と、一方の操作具が正
転がわに操作され、かつ、他方の操作具が逆転側
に操作された旋回状態とを、全く区別できず、こ
れを判明するための別手段が必要となり、電気的
制御手段の複雑さや、部品点数の面などで、未だ
改善の余地がある。
けを考えるのなら、各操作具の夫々の操作経路に
望ませて、かつ、モータの正転方向、逆転方向の
両位置で、各々検出スイツチを設ければ、前述し
た複雑な、かつ、精度を要する機械的連動機構を
用いる必要がなくて良いが、これでは、一方の操
作具だけが正逆転何れかの操向方向に操作されて
いる旋回状態と、両操作具が同じ正転または逆転
方向に操作された直進状態と、一方の操作具が正
転がわに操作され、かつ、他方の操作具が逆転側
に操作された旋回状態とを、全く区別できず、こ
れを判明するための別手段が必要となり、電気的
制御手段の複雑さや、部品点数の面などで、未だ
改善の余地がある。
本考案は、操向操作用の人為操作具と弁機構と
の相対的な配置構成に制約を受けない電気的な検
出手段を用いて人為操作具の操作状態を検出する
にあたり、部品点数少なく、構造的にはきわめて
簡素な構成によつて直進状態と旋回状態とを確実
に判別して、機体の高速旋回を避けられるところ
の作業車を得ることに、その目的がある。
の相対的な配置構成に制約を受けない電気的な検
出手段を用いて人為操作具の操作状態を検出する
にあたり、部品点数少なく、構造的にはきわめて
簡素な構成によつて直進状態と旋回状態とを確実
に判別して、機体の高速旋回を避けられるところ
の作業車を得ることに、その目的がある。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、左右走行装置に各別に付設された流体圧
モータを2個のポンプで駆動すべく構成すると共
に、前記ポンプから各別に前記モータに流体を供
給する低速状態と、前記両ポンプからの合流流体
を前記両モータに直列的に供給する高速状態とに
切換える弁機構を設け、両モータを各別に正逆転
及び停止させるためのバルブ、及び、夫々に対す
る人為操作具を設けた作業車において、前記弁機
構の操作機構を構成するに、前記弁機構を通電に
より高速状態に操作する電動部の電源回路に、人
為操作自在なスイツチと安全スイツチとを直列に
接続し、かつ、前記安全スイツチを前記両操作具
のうちの一方の操作具の根元部に取付けるととも
に、前記安全スイツチを開閉操作するためのカム
式操作部材を他方の操作具の根元部に取付け、さ
らに、それらの安全スイツチとカム式操作部材と
は、前記両操作具が直進走行状態となる特定相対
姿勢に操作されているときに前記安全スイツチを
閉じ、両操作具が前記特定相対姿勢から外れた旋
回走行状態へ操作されるに伴つて前記安全スイツ
チを開くように相対位置を設定して対向配置され
ていることにあり、かかる構成から次の作用効果
を奏する。
構成は、左右走行装置に各別に付設された流体圧
モータを2個のポンプで駆動すべく構成すると共
に、前記ポンプから各別に前記モータに流体を供
給する低速状態と、前記両ポンプからの合流流体
を前記両モータに直列的に供給する高速状態とに
切換える弁機構を設け、両モータを各別に正逆転
及び停止させるためのバルブ、及び、夫々に対す
る人為操作具を設けた作業車において、前記弁機
構の操作機構を構成するに、前記弁機構を通電に
より高速状態に操作する電動部の電源回路に、人
為操作自在なスイツチと安全スイツチとを直列に
接続し、かつ、前記安全スイツチを前記両操作具
のうちの一方の操作具の根元部に取付けるととも
に、前記安全スイツチを開閉操作するためのカム
式操作部材を他方の操作具の根元部に取付け、さ
らに、それらの安全スイツチとカム式操作部材と
は、前記両操作具が直進走行状態となる特定相対
姿勢に操作されているときに前記安全スイツチを
閉じ、両操作具が前記特定相対姿勢から外れた旋
回走行状態へ操作されるに伴つて前記安全スイツ
チを開くように相対位置を設定して対向配置され
ていることにあり、かかる構成から次の作用効果
を奏する。
すなわち、走行装置に対する流体圧モータを正
逆転および停止させるバルブ操作用の人為操作具
の操作状態を検出するにあたり、その人為操作具
と、前記流体圧モータの速度を高低変速する弁機
構とを、機械的連動手段で連係させることで直接
的な機械的牽制による安全機構を構成するのでは
なく、操作具の操作状態を電気的に検出して、そ
の結果で機体が操向操作されているか否かを検出
するものであるが、このとき、単に、機体固定部
に対する人為操作具の操作位置を検出するのでは
なく、人為操作具どうしの相対位置の変化で検出
するようにしたので、検出のための部品点数の削
減ならびに構造の簡素化の面できわめて有用な機
構を得たものである。
逆転および停止させるバルブ操作用の人為操作具
の操作状態を検出するにあたり、その人為操作具
と、前記流体圧モータの速度を高低変速する弁機
構とを、機械的連動手段で連係させることで直接
的な機械的牽制による安全機構を構成するのでは
なく、操作具の操作状態を電気的に検出して、そ
の結果で機体が操向操作されているか否かを検出
するものであるが、このとき、単に、機体固定部
に対する人為操作具の操作位置を検出するのでは
なく、人為操作具どうしの相対位置の変化で検出
するようにしたので、検出のための部品点数の削
減ならびに構造の簡素化の面できわめて有用な機
構を得たものである。
つまり、両人為操作具の機械固定部に対する位
置を検出しようとすれば、各操作経路の夫々で、
しかも、正転操作位置ならびに逆転操作位置の
各々で操作具の有無を検出しなければならず、そ
の上、両操作具が同じ状態に操作されているか否
かも判別しなければならず、従つて検出用スイツ
チの部品点数が多く、また、それらの各スイツチ
に対する配線、ならびに、各スイツチからの信号
に基いて操作具の操作状態が、機体を旋回させる
状態か直進させる状態であるかを判別する手段な
ど、複雑な機構を必要とするが、本考案では、人
為操作具のうちの一方のものに安全スイツチを設
け、他方の人為操作具にカム式操作部材を設け
て、両人為操作具どうしの相対姿勢の変化を検出
するように構成したので、人為操作具の夫々の操
作状態、および、各操作位置での存否を検出する
必要なく、検出用スイツチとしては、僅か1個の
安全スイツチを用いるだけで機体が旋回状態にあ
るか直進状態にあるかを判別でき、部品点数の削
減ならびに構造の簡素化の面できわめて有用な構
成を得たものである。
置を検出しようとすれば、各操作経路の夫々で、
しかも、正転操作位置ならびに逆転操作位置の
各々で操作具の有無を検出しなければならず、そ
の上、両操作具が同じ状態に操作されているか否
かも判別しなければならず、従つて検出用スイツ
チの部品点数が多く、また、それらの各スイツチ
に対する配線、ならびに、各スイツチからの信号
に基いて操作具の操作状態が、機体を旋回させる
状態か直進させる状態であるかを判別する手段な
ど、複雑な機構を必要とするが、本考案では、人
為操作具のうちの一方のものに安全スイツチを設
け、他方の人為操作具にカム式操作部材を設け
て、両人為操作具どうしの相対姿勢の変化を検出
するように構成したので、人為操作具の夫々の操
作状態、および、各操作位置での存否を検出する
必要なく、検出用スイツチとしては、僅か1個の
安全スイツチを用いるだけで機体が旋回状態にあ
るか直進状態にあるかを判別でき、部品点数の削
減ならびに構造の簡素化の面できわめて有用な構
成を得たものである。
また、前記安全スイツチならびにカム式操作部
材は、各操作具の根元部に取付けてあるので、操
作具の有端部に取付けられる場合に比べて、スイ
ツチとカム式操作部材のずれ動きが少なく、精度
良い検出を行う上で有効である。
材は、各操作具の根元部に取付けてあるので、操
作具の有端部に取付けられる場合に比べて、スイ
ツチとカム式操作部材のずれ動きが少なく、精度
良い検出を行う上で有効である。
以下に、本考案の実施例を図面の記載に基づい
て詳述する。
て詳述する。
左右一対のクローラ走行装置1,1を装備する
走行車体に縦軸芯P周りで旋回自在に旋回台2を
設け、前記旋回台2に操縦部3を設けると共に、
その前部に縦軸芯Q周りで駆動回動自在にバツク
ホウ装置4を設け、他方、走行車体側に上下駆動
揺動自在にドーザ装置5を設け、もつて、1台で
ありながら、両軸芯P,Q周りでの旋回並びに回
動により側溝掘りをも可能な掘削作業と排土作業
の両方を行えるように作業車を構成してある。
走行車体に縦軸芯P周りで旋回自在に旋回台2を
設け、前記旋回台2に操縦部3を設けると共に、
その前部に縦軸芯Q周りで駆動回動自在にバツク
ホウ装置4を設け、他方、走行車体側に上下駆動
揺動自在にドーザ装置5を設け、もつて、1台で
ありながら、両軸芯P,Q周りでの旋回並びに回
動により側溝掘りをも可能な掘削作業と排土作業
の両方を行えるように作業車を構成してある。
前記走行装置1,1、旋回台2及び両作業装置
4,5を駆動するに、流体圧形式の一例としての
油圧によつて駆動するように構成してあり、第2
図に示すように、旋回台2に2個の第1及び第2
ポンプP1,P2を搭載し、第1ポンプP1からの圧
油を、第1コントロールバルブV1を介してブー
ムシリンダ6に、第2コントロールバルブV2及
びロータリージヨイント7を介して走行用第1モ
ータM1に、夫々供給するように構成し、他方、
第2ポンプP2からの圧油を、第3コントロール
バルブV3及び切換弁8を介して択一的に旋回モ
ータMあるいは掘削装置回動用シリンダ9に、第
4コントロールバルブV4及びロータリージヨイ
ント7を介して走行用第2モータM2に、第5及
び第6コントロールバルブV5,V6夫々を介して
アームシリンダ10及びバケツトシリンダ11
に、夫々供給するように構成し、かつ、第7コン
トロールバルブV7及びロータリージヨイント7
を介して両ポンプP1,P2からの圧油を一対のド
ーザシリンダ12,12に合流供給するように、
又、ブームの増速作動のために、第8コントロー
ルバルブV8を介して第2ポンプP2からの圧油を
ブームシリンダ6に供給するように構成してあ
る。
4,5を駆動するに、流体圧形式の一例としての
油圧によつて駆動するように構成してあり、第2
図に示すように、旋回台2に2個の第1及び第2
ポンプP1,P2を搭載し、第1ポンプP1からの圧
油を、第1コントロールバルブV1を介してブー
ムシリンダ6に、第2コントロールバルブV2及
びロータリージヨイント7を介して走行用第1モ
ータM1に、夫々供給するように構成し、他方、
第2ポンプP2からの圧油を、第3コントロール
バルブV3及び切換弁8を介して択一的に旋回モ
ータMあるいは掘削装置回動用シリンダ9に、第
4コントロールバルブV4及びロータリージヨイ
ント7を介して走行用第2モータM2に、第5及
び第6コントロールバルブV5,V6夫々を介して
アームシリンダ10及びバケツトシリンダ11
に、夫々供給するように構成し、かつ、第7コン
トロールバルブV7及びロータリージヨイント7
を介して両ポンプP1,P2からの圧油を一対のド
ーザシリンダ12,12に合流供給するように、
又、ブームの増速作動のために、第8コントロー
ルバルブV8を介して第2ポンプP2からの圧油を
ブームシリンダ6に供給するように構成してあ
る。
前記ロータリジヨイント7よりも下流側に、前
記第1及び第2モータM1,M2に対する合流弁1
3を設け、そして、前記合流弁13の操作のため
に第1及び第2ポンプP1,P2からロータリジヨ
イント7を介して圧油を供給するための流路Rを
設けると共に、旋回台2側において、前記流路R
にそれを開閉する電磁式の二位置切換弁14を介
装し、もつて、前記第1及び第2油圧モータM1,
M2に対して第1及び第2油圧ポンプP1,P2から
の圧油を合流して直列供給する高速走行状態と、
各別に供給する低速走行状態に切換えるための弁
機構を構成してある。
記第1及び第2モータM1,M2に対する合流弁1
3を設け、そして、前記合流弁13の操作のため
に第1及び第2ポンプP1,P2からロータリジヨ
イント7を介して圧油を供給するための流路Rを
設けると共に、旋回台2側において、前記流路R
にそれを開閉する電磁式の二位置切換弁14を介
装し、もつて、前記第1及び第2油圧モータM1,
M2に対して第1及び第2油圧ポンプP1,P2から
の圧油を合流して直列供給する高速走行状態と、
各別に供給する低速走行状態に切換えるための弁
機構を構成してある。
前記弁機構に対する操作機構15を構成する
に、前記二位置切換弁14に対する電動部として
のソレノイド16の電源回路Cに、高低速切換用
ペダルに連動の人為操作用スイツチS1と、左右走
行用コントロールバルブV2,V4夫々を操作する
走行操作具17,17に連動して操作される安全
スイツチS2とを直列接続してある。即ち、左右操
作具17,17が同芯周りに揺動操作自在に近接
配置され、一方の操作具17の根元部に前記安全
スイツチS2を取付けると共に、そのスイツチS2を
開閉操作するための従動部材18を付設し、他方
の操作具17の根元部に前記従動部材18に対す
るカム式操作部材19を取付け、左右操作具1
7,17が前進状態、中立状態あるいは後進状態
のいずれかの同じ状態にあつて互いに側面視で重
複する平行状態になる特定相対姿勢にある時にの
み、前記カム式操作部材19の従動部材18に対
する操作に伴つて安全スイツチS2を閉じ、ペダル
操作に伴つて合流弁13を切換え、高速走行状態
に切換え可能に、他方、左右操作具17,17が
上述の特定相対姿勢から外れた時、換言すれば、
一方のみを前進あるいは後進状態に、そして他方
を中立状態にして一方のクローラ走行装置1を中
心として旋回するピボツト旋回状態、あるいは、
一方を前進状態に、他方を後進状態にして車体中
心周りに旋回するスピン旋回状態のいずれかの時
には前記安全スイツチS2を自動的に開き、たと
え、ペダル操作により高速走行状態にあつたとし
ても、前記ソレノイド16を消磁して低速走行状
態に切換えるように構成してある。
に、前記二位置切換弁14に対する電動部として
のソレノイド16の電源回路Cに、高低速切換用
ペダルに連動の人為操作用スイツチS1と、左右走
行用コントロールバルブV2,V4夫々を操作する
走行操作具17,17に連動して操作される安全
スイツチS2とを直列接続してある。即ち、左右操
作具17,17が同芯周りに揺動操作自在に近接
配置され、一方の操作具17の根元部に前記安全
スイツチS2を取付けると共に、そのスイツチS2を
開閉操作するための従動部材18を付設し、他方
の操作具17の根元部に前記従動部材18に対す
るカム式操作部材19を取付け、左右操作具1
7,17が前進状態、中立状態あるいは後進状態
のいずれかの同じ状態にあつて互いに側面視で重
複する平行状態になる特定相対姿勢にある時にの
み、前記カム式操作部材19の従動部材18に対
する操作に伴つて安全スイツチS2を閉じ、ペダル
操作に伴つて合流弁13を切換え、高速走行状態
に切換え可能に、他方、左右操作具17,17が
上述の特定相対姿勢から外れた時、換言すれば、
一方のみを前進あるいは後進状態に、そして他方
を中立状態にして一方のクローラ走行装置1を中
心として旋回するピボツト旋回状態、あるいは、
一方を前進状態に、他方を後進状態にして車体中
心周りに旋回するスピン旋回状態のいずれかの時
には前記安全スイツチS2を自動的に開き、たと
え、ペダル操作により高速走行状態にあつたとし
ても、前記ソレノイド16を消磁して低速走行状
態に切換えるように構成してある。
第5図は別実施例を示し、操作具17,17の
一方に常閉型の安全スイツチS2を設けると共に、
従動部材18を揺動軸芯を中心とする径方向に変
位自在に設け、そして、他方の操作具17を一体
連設した回転軸17aに、扇状板部材20の周方
向所定箇所に凹入部21を設けて構成したカム式
操作部材19を設け、両操作具17,17が高速
走行可能な特定相対姿勢にある時にのみ、前記従
動部材18が凹入部21に入り込み、安全スイツ
チS2が閉じられるように構成してある。
一方に常閉型の安全スイツチS2を設けると共に、
従動部材18を揺動軸芯を中心とする径方向に変
位自在に設け、そして、他方の操作具17を一体
連設した回転軸17aに、扇状板部材20の周方
向所定箇所に凹入部21を設けて構成したカム式
操作部材19を設け、両操作具17,17が高速
走行可能な特定相対姿勢にある時にのみ、前記従
動部材18が凹入部21に入り込み、安全スイツ
チS2が閉じられるように構成してある。
第6図も別実施例を示し、前記合流弁13を電
磁式に構成し、前述電源回路Cを、ロータリージ
ヨイント7を介しての電気配線により、合流弁1
3の電動部としてのソレノイド16aに接続した
ものであり、合流弁13を電気的に切換操作し、
前述実施例のような、合流弁13を切換え操作す
るための圧油供給路Rを不要にしたものである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照
を便利にする為に符号を記すが、該記入により本
考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
磁式に構成し、前述電源回路Cを、ロータリージ
ヨイント7を介しての電気配線により、合流弁1
3の電動部としてのソレノイド16aに接続した
ものであり、合流弁13を電気的に切換操作し、
前述実施例のような、合流弁13を切換え操作す
るための圧油供給路Rを不要にしたものである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照
を便利にする為に符号を記すが、該記入により本
考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
図面は本考案に係る作業車の実施例を示し、第
1図は全体側面図、第2図は油圧回路図、第3図
は要部の正面図、第4図は第3図の−線矢視
図、第5図は別実施例を示す操作具部分の側面
図、第6図は別実施例を示す要部の回路図であ
る。 1……走行装置、15……操作機構、16,1
6a……電動部、17……走行操作具、19……
カム式操作部材、P1,P2……ポンプ、M1,M2…
…モータ、C……電源回路、S1……スイツチ、S2
……安全スイツチ、V2,V4……走行用バルブ。
1図は全体側面図、第2図は油圧回路図、第3図
は要部の正面図、第4図は第3図の−線矢視
図、第5図は別実施例を示す操作具部分の側面
図、第6図は別実施例を示す要部の回路図であ
る。 1……走行装置、15……操作機構、16,1
6a……電動部、17……走行操作具、19……
カム式操作部材、P1,P2……ポンプ、M1,M2…
…モータ、C……電源回路、S1……スイツチ、S2
……安全スイツチ、V2,V4……走行用バルブ。
Claims (1)
- 左右走行装置1,1に各別に付設された流体圧
モータM1,M2を2個のポンプP1,P2で駆動すべ
く構成すると共に、前記ポンプP1,P2から各別
に前記モータM1,M2に流体を供給する低速状態
と、前記両ポンプP1,P2からの合流流体を前記
両モータM1,M2に直列的に供給する高速状態と
に切換える弁機構を設け、両モータM1,M2を各
別に正逆転及び停止させるためのバルブV2,V4、
及び、夫々に対する人為操作具17を設けた作業
車であつて、前記弁機構の操作機構15を構成す
るに、前記弁機構を通電により高速状態に操作す
る電動部16,16aの電源回路Cに、人為操作
自在なスイツチS1と安全スイツチS2とを直列に接
続し、かつ、前記安全スイツチS2を前記両操作具
17,17のうちの一方の操作具17の根元部に
取付けるとともに、前記安全スイツチS2を開閉操
作するためのカム式操作部材19を他方の操作具
17の根元部に取付け、さらに、それらの安全ス
イツチS2とカム式操作部材19とは、前記両操作
具17,17が直進走行状態となる特定相対姿勢
に操作されているときに前記安全スイツチS2を閉
じ、両操作具17,17が前記特定相対姿勢から
外れた旋回走行状態へ操作されるに伴つて前記安
全スイツチS2を開くように相対位置を設定して対
向配置されていることを特徴とする作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980191014U JPS6342024Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980191014U JPS6342024Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57109929U JPS57109929U (ja) | 1982-07-07 |
JPS6342024Y2 true JPS6342024Y2 (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=29995449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980191014U Expired JPS6342024Y2 (ja) | 1980-12-26 | 1980-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6342024Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55161765U (ja) * | 1979-05-10 | 1980-11-20 |
-
1980
- 1980-12-26 JP JP1980191014U patent/JPS6342024Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57109929U (ja) | 1982-07-07 |
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