JPS6341920B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6341920B2
JPS6341920B2 JP54173959A JP17395979A JPS6341920B2 JP S6341920 B2 JPS6341920 B2 JP S6341920B2 JP 54173959 A JP54173959 A JP 54173959A JP 17395979 A JP17395979 A JP 17395979A JP S6341920 B2 JPS6341920 B2 JP S6341920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lecithin
glycerylphosphorylcholine
manufacturing
alkoxide
item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54173959A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5643290A (en
Inventor
Gotsutsuori Miriamu
Sukorasuchiko Karuro
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ERURE PI BI INST PHARM SpA
Original Assignee
ERURE PI BI INST PHARM SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ERURE PI BI INST PHARM SpA filed Critical ERURE PI BI INST PHARM SpA
Publication of JPS5643290A publication Critical patent/JPS5643290A/ja
Publication of JPS6341920B2 publication Critical patent/JPS6341920B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/06Phosphorus compounds without P—C bonds
    • C07F9/08Esters of oxyacids of phosphorus
    • C07F9/09Esters of phosphoric acids
    • C07F9/091Esters of phosphoric acids with hydroxyalkyl compounds with further substituents on alkyl

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、式(): を有する高純度のL−α−グリセリルホスホリル
コリン()の新規な製法に関する。 式()を有するL−α−グリセリルホスホリ
ルコリンを筋肉内投与または経口投与することに
より、過脂肪タンパク質性
(hyperlipoproteinaceous)の食餌を摂取するこ
とにより惹起されるかまたは四塩化炭素中毒を原
因とする脂肪の浸透から肝臓組識を保護しうるこ
とが観察されている。さらにL−α−グリセリル
ホスホリルコリンを投与することにより、胆汁分
泌停止に対する保護効果を有することも見出され
ている。 観察された重要な事実は、グリセリルホスホリ
ルコリンが脂肪タンパク質の組識中へ入り込むと
いうことである。薬理速度(pharmokinetics)
の研究により、グリセリルホスホリルコリンは腸
または腸管に迅速に吸収され、また筋肉中に接種
されたばあいはその場所で迅速に吸収されること
が証明されている。吸収されたグリセリルホスホ
リルコリンは血液中を循環し、とくに肝臓、腎臓
および悩などの臓器へ送り込まれる。それらの中
でも肝臓においては、グリセリルホホスホリルコ
リンは脂肪タンパク質と合体して再度循環系中に
戻る。その働きによつて、グリセリルホスホリル
コリンは抗脂肪血症作用を有する。 L−α−グリセリルホスホリルコリン()は
レシチン、とくに卵からえられたレシチンの加水
分解によつてえられる。L−α−グリセリルホス
ホリルコリン()の製造において遭遇する主な
問題はL−α−グリセリルホスホリルコリンの精
製である。加水分解によつてL−α−グリセリル
ホスホリルコリン()と共にえられる複数の副
生成物は、共にL−α−グリセリルホスホリルコ
リン()の治療学的価値を減ぜしめ、しばしば
望ましくない副作用を惹起する。したがつてとく
に純粋な形のL−α−グリセリルホスホリルコリ
ン()をえようとするいくつかの比較的有効な
試みがなされてきた。 米国特許第2864、848号明細書に、レシチンの
加水分解を、それにより生成する副生成物を水銀
塩の形で沈殿させるための塩化第二水銀を存在さ
せて行なう方法が開示されている。しかしその方
法では、グリセリルホスホリルコリンから過剰に
存在する明らかに有毒な水銀イオンを取除くこと
が必要となり、その除去はH2SおよびBaCO3
用いて複雑な処理を施すことにより行なわれる。
それでもなおそのような処理ではすべての水銀イ
オンを充分に除去することができず、さらに引続
いて精製処理することが必要であると前記明細書
に指摘されている。とくに最終目的物は塩化カド
ミウムで錯体を形成させて精製されなければなら
ない。全体を通じて操作は非常に複雑であり、ま
た最終目的物は重金属類から解放されることもな
い。 叙上の方法と類以の方法が「ビオケミカル・ブ
リバレーシヨン(Biochemical Preparation)」
第6巻、第16〜19頁に記載されている。その方法
によるとカドミウムの最終的な除去は、反応物質
をイオン交換樹脂の混合物中を通すことによつて
行なわれる。この処理をまた方法を複雑にし、さ
らに目的物質の収率を低下せしめる。 加水分解のほかに、ブロツカーホフ
(Brockerhoff)はリン脂質(Phosphatide)1モ
ルあたりナトリウムメトキシド3モルを用いて行
なうレシチンの希釈溶液(約21g/)のメチル
アルコール分解について述べている〔「ジヤーナ
ル・リビト・リサーチ(Journal Lipid
Research)第4巻(1963年)、第96頁〕。しかし
叙上の条件下で行なうメチルアルコール分解は、
所望のアシルー酸素結合の切断と同時に有害な副
生成物の形成を伴なうp−o結合の切断を惹起す
る。 オクイとその共同研究者らは、アルカリ土類金
属類の水酸化物を用いて卵からえられたレシチン
を加水分解することにより、L−α−グリセリル
ホスホリルコリン()を製造する方法を「薬学
雑誌」第84巻(第12号)(1964年)、第1206〜9頁
に示している。しかしこの方法では、副成分を有
するために非常に低い純度のものしかえられな
い。 ブロツカーホフおよびユルコウスキー
(Yurkowski)は、第四アンモニウム塩基(水酸
化テトラブチルアンモニウム)を用いてレシチン
の加水分解を行なうL−α−グリセリルホスホリ
ルコリンの製法について「キヤナデイアン・ジヤ
ーナル・オブ・ビオケミストリー(Canadian
Journal of Biochemistry)」第43巻(1965年)、
第1777頁に若干述べている。加水分解はチヤドハ
(Chadha)がChem.Phys.Lipids、第4巻(1970
年)、第104〜108頁に示したと同様に充分に進行
する。しかし全体にわたる加水分解をその塩基で
行なうことは経済的に見合わず、さらに水酸化テ
トラブチルアンモニウムを含有しないグリセリル
ホスホリルコリンをうることさえもできない。し
たがつて水酸化テトラブチルアンモニウムをL−
α−グリセリルホスホリルコリン()から結晶
化させることによつて分離しなけばならない。さ
らにこの方法は大規模な操作にはむかない。また
クベロ・ロブレス(Cubero Robles)およびロエ
ルス(Roels)は、細かく砕かれた卵黄からえら
れる脂肪質抽出物のメチルアルコール分解により
L−α−グリセリルホスホリルコリンの製法につ
いてChem.Phys.Lipids、第6巻(1971年)、第31
〜38頁で述べている。その方法は、卵黄粉末をク
ロロホルム−メタノールで抽出する操作、えられ
た混合液の溶煤を蒸発させる操作、えられた残渣
をエーテルに溶解させる操作およびえられたエー
テル溶液をリチウムメトキシドで処理する操作を
含んでいる。 最後の操作に用いられる試薬の量は、リン脂質
1モルあたり1モルである。その試薬で処理する
ことにより、グリセリルホスホリルコリン(以
下、GPCともいう)とグリセリルホスホリルエ
タノールアミン(以下、GPEともいう)との混
合物がえられる。この混合物をHClで中和したの
ち、シリカ上でクロマトグラフイーによりGPC
とGPEとを分離する。実際には、クロマトグラ
フイーによりえられるGPCはコロイド状の珪酸
によつて(溶出剤として水を用いるときに予想さ
れるように)汚染されている。この珪酸汚染物は
目的物を繰り返し結晶化することによつてのみ除
去することができる。そのような結晶化操作は非
常に困難である。 これまで述べてきた満足しうる純度を有する
GPCをうる方法は、一般的に実施するには困難
を伴ない、経済的にも見合わない。 しかるに本発明者らは種々研究を重ねた結果、
精製されたレシチンのアルコール分解を、用いる
レシチンに対して触煤量のアルカリ金属アルコキ
シドの存在下で行なうという経済的にみて困難を
伴なわずに実施できる比較的簡単な操作により純
粋なGPCを高収率でうる方法を見出した。 すなわち本発明は、精製されたレシチンを、該
レシチン1モルに対しアルコール分解に用いるア
ルコールのアルカリ金属アルコキシドを0.01〜
0.1モル用いてその触煤作用によりアルコール分
解せしめることからなる、式(): を有する高純度のL−α−グリセリルホスホリル
コリンの新規な製法に関する。反応系に存在させ
るアルカリ金属アルコキシドの濃度は極めて低濃
度でよく、実施例1〜4に示すように35〜40ミリ
モル濃度である。 本発明の方法でえられる充分に純粋な目的物質
は、前述したようなきわめて困難な再結晶を行な
うことやCdCl2で錯体をつくる必要がない。それ
ら再結晶およびCdCl2でによる錯体形成は工業ベ
ースで行なうには適当でないものである。 本発明におけるアルコール分解にはメタノール
を用いることが好ましく、アルコキシド触煤には
ナトリウムアルコキシドが好ましい。したがつて
アルコール分解に用いる系としては、メタノー
ル/ナトリウムメトキシド系が好ましい。 本発明におけるアルコール分解は、好ましくは
レシチン39重量%および触煤量のアルコキシドを
含有する精製されたレシチンのメタノール性溶液
を室温で約60分間放置することによつて行なわれ
るのが好ましい。用いるアルコキシドの量は、前
記のごとくレシチン1モルあたり0.01〜0.1モル
であり、好ましくは0.05モルである。レシチン1
モルに対してアルコキシドの量が0.1よりも多く
なると副生成物が増大し、生成物の精製がきわめ
て困難になる。また0.01モルよりも少なくなると
反応が著しく緩慢になり、反応時間が長くなりす
ぎる。反応の終りに反応中に分離した脂肪酸エス
テルを除去し、残留部分であるアルコール性溶液
からアルカリ金属イオンを除去するために該メタ
ノール溶液をアルコキシド1当量あたり約8当量
の弱酸性カチオン交換樹脂〔たとえばローム・ア
ンド・ハース社製アンバーライトIR−C50(H+)〕
で処理する。 樹脂からの溶離物および洗浄ずみ液を減圧下
(たとえば12mmHg)で蒸発して濃縮し体積を小さ
くし、ついで水で希釈したのち脂肪酸エステルの
残り、脱アセチル化されていないかまたは部分的
に脱アセチル化されているレシチンおよび卵から
えられるレシチン中に通常存在するスフインゴマ
イエリン(sphingomyelin)を取除くためにクロ
ロホルムで抽出する。水相部分を減圧下で蒸発乾
固せしめ、もし必要ならば活性炭(たとえばカー
ボンSL50)で脱色する。 えられる生成物は、加水分解による不純物、無
機塩および脂肪酸エステルを含まず、またCdCl2
で錯体を形成させ、連続して結晶化し、イオン交
換樹脂を通して分解し、ついで結晶化してえられ
るサンプル用のL−α−グリセリルホスホリルコ
リンと明らかな相違はない。 本発明の方法によつてえられるL−α−グリセ
リルホスホリルコリンは通常約15重量%の水分を
含有している。 もし必要ならば、高真空下でP2O5により乾燥
したのちエタノール−ジエチルエーテルまたはエ
タノール−酢酸エチルから繰り返し結晶化せしめ
ることにより水分を除去することができる。その
結果無色の吸湿性の固体がえられ、その融点は
130〜131℃であり、実験式はC8H20NO6Pである。 叙上の水分の除去は、L−α−グリセリルホス
ホリルコリンを水溶液で用いるばあいまたは他の
主要な有効成分と共に注射用の親水性の薬として
用いるばあい(通常そのような形で用いられるこ
とが多いが)には、不要である。脱アセチル化さ
れたリン脂質はあらゆる点からみて充分な純度を
有しているので、繰り返して結晶化せずに無定形
のままの生成物を使用することが可能である。 次に実施例をあげて本発明の方法を説明する。 実施例 1 (a) レシチンの精製 卵からえられたレシチン〔アルカリに不安定
な燐(alkali labile P):2.7〜2.85%、グリセ
リルホスホリルコリンの燐:2.24〜2.52%〕を
原料として用いた。塩化メレチン1中に粗製
レシチン0.5Kgを加えてえられた溶液を6の
アセトン中へ注ぎ込み、5℃で撹拌しつづけ
た。60分後、液体部分をデカンテーシヨンによ
り排除し、残留部分を塩化メチレン1中に溶
解せしめ、えられた溶液をアセトン6中に注
ぎこむことにより精製を行なつた。形成した沈
殿物を過し、室温で減圧(12mmHg)乾燥し
てレシチン320gをえた。 クロロホルム−メタノール(容量比、1:
1)650ml中にレシチン320gを加えてえられた
溶液をAl2O3(1.4Kg)上でクロマトグラフイー
に付し、クロロホルム−メタノール(容量比
1:1)3.5で溶出せしめた。溶出液を40℃
で減圧(12mmHg)乾燥し、ついで塩化メチレ
ン350ml中に再度溶解させ、遠心分離して5℃
で撹権拌下にアセトン2.4中に注ぎ込んだ。 5℃で60分間放置したのち、生成した沈殿物
を過し室温で減圧(12mmHg)乾燥して純粋
なレシチン210gをえた(アルカリに不安定な
燐:3.70〜3.80%、グリセリルホスホリルコリ
ンの燐:3.70〜3.80%)。 (b) L−α−グリセリルホスホリルコリンの製
造。 ナトリウムメトキシドを0.039モル含む無水
メタノール1中に(a)でえられた精製ずみ
のレシチン約500g(0.7モル)を加えてえられ
た溶液を室温で60分間放置した。生成した油状
層を分離して除去し、ついで溶液をイオン交換
樹脂(アンバーライトIR−C50(H+))80gか
らなるベツド(高さ50cm)を通し、吸着した物
質をつづいてメタノールで溶出した。メタノー
ルの使用量は毎回1であつた。溶出液を40℃
で減圧(12mmHg)下に濃縮して体積を約1
とし、ついで水550mlで希釈し、クロロホルム
400mlで4回抽出した。 えられた水相を40℃で減圧(12mmHg)下に
濃縮乾固し、残留物を水410mlに溶解せしめ、
ついで脱色用の炭素12gを加えてえられた水相
を室温で15分間撹拌せしめた、該水相をミリボ
ア(millipore)で過し、溶煤を40℃で減圧
(12mmHg)下に除去して無定形の純粋なL−α
−グリセリルホスホリルコリン165gをえた。 H2O=15% 全体の燐=84.1% クロマトグラフイーによる分離後の燐:83.94
% ビシナルグリコール:84.59% コリン:85% ブロツカーホフ(J.Lipids Research、第4
巻(1963年)、第96頁)またはドースン
(Dawson)(J.Biochem.、第75巻(1960年)、
第45頁)にしたがつてサンブルの分析を行な
い、P−O結合の切断が生じていなかつたこと
を確認した。真空(0.05mmHg)下にP2O5を通
して乾燥したサンプルを99%エタノール、つい
でエチルエーテルから結晶化して、融点が130
〜131℃の白色の吸湿性の結晶をえた。 比施光度(10%、水中):〔α〕D=−2.84 元素分析値:C8H20NO9P(分子量257)として 実測値:C37.50、H7.70、N5.38、P12.06 計算値:C37.35、H7.84、N5.45、P12.04 コリンエステル 実測値:46.92 計算値:42.12 ビシナルグリコール=99.8% 実施例 2 大豆のレシチン(アルカリに不安定な燐:2
%、GPCの最小限度の燐:0.5%)を原料として
用いた。メタノール600ml中に該レシチン600gを
懸濁させてえられた懸濁液を室温で60分間撹拌し
た。これを5℃で60分間放置し、ついで溶煤をデ
カンテーシヨンにより除去し、残留物をメタノー
ル300mlで洗浄した。えられたメタノール性抽出
物を5℃で18時間放置し、ついで過して40℃で
減圧(12mmHg)下に濃縮して乾燥し、70gの残
渣をえた(アルカリに不安定な燐:3.0〜3.1%、
グリセリルホスホリルコリンの燐:2.0〜2.1%)。
該残渣を再度牲製して純粋なレシチン20gをえ
た。 えられたレシチンに卵のレシチンを用いた実施
例1と同様な処理をして、実施例1と同様な純度
を有するGPCを実質的に同様な収率でえた。 実施例3〜4および比較例1〜3 実施例1(a)でえた精製ずみのレシチン約500
g(0.7モル)を第1表に示す量のナトリウムメ
トキシドを含む無水メタノール1中に加え、イ
オン交換樹脂の量および溶出用のメタノールの1
回分の使用量を第1表に示すように変えたほかは
実施例1(b)と同様にして無定形の純粋なL−
α−グリセリルホスホリルコリンをえた。各実施
例および比較例におけるL−α−グリセリルホス
ホリルコリンの収量を第1表に示す。
【表】 第1表から明らかなごとく、ナトリウムメトキ
シドの量がレシチン1モルに対して0.01〜0.1モ
ルの範囲内にあるときは、その範囲外にあるとき
に比して大幅に収率が高くなつている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 精製されたレシチンを、該レシチン1モルに
    対しアルコール分解に用いるアルコールのアルカ
    リ金属アルコキシドを0.01〜0.1モル用いかつ35
    〜40ミルモル濃度で存在させ、その触媒作用によ
    りアルコール分解せしめることからなる、式
    (): を有する高純度のL−α−グリセリルホスホリル
    コリンの製法。 2 レシチン1モルあたりアルコキシド0.05モル
    を用いる特許請求の範囲第1項記載の製法。 3 アルコールがメタノールである特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の製法。 4 アルコキシドがナトリウムアルコキシドであ
    る特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記
    載の製法。 5 ナトリウムメトキシドの触媒作用によりメチ
    ルアルコール分解する特許請求の範囲第2項記載
    の製法。 6 室温で行なう特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項、第4項または第5項記載の製法。 7 約60分間にわたつて行なう特許請求の範囲第
    6項記載の製法。 8 精製された卵のレシチンを用いる特許請求の
    範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、
    第6項または第7項記載の製法。 9 精製された大豆のレシチンを用いる特許請求
    の範囲第1項、第2項、第3項または第4項記載
    の製法。
JP17395979A 1979-09-17 1979-12-28 Manufacture of llalphaaglycerylphosphorylcholine Granted JPS5643290A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT25761/79A IT1123187B (it) 1979-09-17 1979-09-17 Processo per la preparazione di l-alfa-glicerilfosforilcolina

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5643290A JPS5643290A (en) 1981-04-21
JPS6341920B2 true JPS6341920B2 (ja) 1988-08-19

Family

ID=11217655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17395979A Granted JPS5643290A (en) 1979-09-17 1979-12-28 Manufacture of llalphaaglycerylphosphorylcholine

Country Status (9)

Country Link
JP (1) JPS5643290A (ja)
AR (1) AR225159A1 (ja)
CH (1) CH642083A5 (ja)
DE (1) DE3000246C2 (ja)
ES (1) ES487473A0 (ja)
FR (1) FR2464961A1 (ja)
GB (1) GB2058792A (ja)
IT (1) IT1123187B (ja)
MX (1) MX6294E (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT383130B (de) * 1984-05-15 1987-05-25 Chemie Linz Ag Verfahren zur herstellung von an c1 und c2 verschieden substituierten phosphatidylcholinen und phosphatidylethanolaminen ueber die neuen verbindungen 1-0-tritylglycerophosphocholin beziehungsweise (1-0,n-ditrityl)-glycerophosphoethanolamin
IT1201477B (it) * 1985-10-04 1989-02-02 Istituto Chemioterapico Procedimento per la preparazione di l-alfa-glicerilfosforilcolina,l-alfa-glicerilfosforiletanolommina e l-alfa-glicerilfosforilinositolo da lecitine grezze e/o deoleate
JPH066744B2 (ja) * 1986-05-15 1994-01-26 住友金属工業株式会社 高Ni−Fe合金熱延鋼板の製造方法
JP2572757B2 (ja) * 1986-11-27 1997-01-16 川崎製鉄株式会社 熱間圧延設備における鋼片の処理方法および鋼片の処理装置
FR2614621B1 (fr) * 1987-04-29 1989-08-11 Ire Celltarg Sa Procede de purification des phosphatidylcholines et produits obtenus
CN103193821A (zh) * 2013-03-29 2013-07-10 山东罗欣药业股份有限公司 L-α-甘油磷酰胆碱的合成方法
CN109134532A (zh) * 2018-07-19 2019-01-04 芜湖福民生物药业股份有限公司 采用大豆粉末磷脂制备甘油磷脂酰胆碱的方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2864848A (en) * 1954-07-19 1958-12-16 Ca Nat Research Council Method of producing l-alpha-glycerylphosphorylcholine

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JOURNAL OF LIPID RESECVCH=1963 *

Also Published As

Publication number Publication date
DE3000246C2 (de) 1989-02-02
FR2464961B1 (ja) 1985-05-17
MX6294E (es) 1985-03-18
FR2464961A1 (fr) 1981-03-20
ES8100307A1 (es) 1980-11-01
IT7925761A0 (it) 1979-09-17
DE3000246A1 (de) 1981-04-02
GB2058792A (en) 1981-04-15
ES487473A0 (es) 1980-11-01
AR225159A1 (es) 1982-02-26
CH642083A5 (it) 1984-03-30
JPS5643290A (en) 1981-04-21
IT1123187B (it) 1986-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0127471B1 (en) Phosporic acid diesters, their salts, compositions containing them and a process for producing said diesters and salts
Dittmer et al. The isolation of a new lipid, triphosphoinositide, and monophosphoinositide from ox brain
EP0248062B1 (de) Arzeimittel
JP3715645B2 (ja) アルカリ金属8,9‐デヒドロエストロン硫酸エステル
EP0145209B1 (en) A kit or device and method for administering gangliosides and derivatives thereof of inhalation and pharmaceutical compositions suitable therefor
CA2055503C (en) Process for the preparation of l-.alpha.-glycerylphosphorylcholine and of l-.alpha.-glycerylphosphorylethanolamine
JPS59501785A (ja) 燐脂質合成用出発物質としての新規d−マンニツト誘導体
JPS6341920B2 (ja)
DD210687A5 (de) Verfahren zur herstellung von (+)-cyanidan-3-ol-derivaten
JPH041759B2 (ja)
US5319116A (en) Lecithin fractions and dilutions, methods for their preparation and pharmacological uses thereof
EP0413700A1 (de) Neue alkylphosphono- und phosphoserine, verfahren zu deren herstellung und diese enthaltende pharmazeutische mittel
US3176029A (en) Preparation of vitamin d3
EP0092073B1 (en) Magnesium salt of chenodeoxycholic acid and ursodeoxycholic acid, the process for its preparation, and therapeutic compositions which contain it as active principle
NO155842B (no) Analogifremgangsmaate ved fremstilling av terapeutiske aktive 2-beta-d-ribofuranosylselenazol-4-carboxamider.
EP0523582A1 (de) Verbessertes Verfahren zur Herstellung des Mononatriumsalzes von Riboflavin 5'-phosphat
JP3688304B2 (ja) 燐脂質誘導体、該誘導体の製造法、該誘導体の精製法、該誘導体を含有する医薬品および該医薬品の製造法
EP0021391A1 (de) Phosphonoameisensäurehydrazide, Verfahren zu ihrer Herstellung sowie ihre Verwendung als Arzneimittel
EP0015652B1 (en) 6-chloro-6-deoxy-d-hexitols, their esters, their preparation, fertility control compositions containing them and their use in a contraceptive method
DE2713745A1 (de) Doxorubicinthioester und verfahren zu deren herstellung
US5958906A (en) Phospholipid derivatives containing higher elements of the fifth main group
Copp et al. The Phosphorylation of Anti-Adrenergic Quaternary Ammonium Salts Related to Choline
IL37224A (en) Pharmaceutical preparations containing 3 - acyloxypropyl - 2 - trimethyl ammonium (noble phosphates
DE19735776A1 (de) Phospholipidanaloge Verbindungen
JPS634557B2 (ja)