JPS6341839Y2 - - Google Patents

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JPS6341839Y2
JPS6341839Y2 JP1981096400U JP9640081U JPS6341839Y2 JP S6341839 Y2 JPS6341839 Y2 JP S6341839Y2 JP 1981096400 U JP1981096400 U JP 1981096400U JP 9640081 U JP9640081 U JP 9640081U JP S6341839 Y2 JPS6341839 Y2 JP S6341839Y2
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motor
transistor
operational amplifier
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JPS583795U (ja
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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は直流モータの速度制御回路に係り、モ
ータの逆起電圧と速度制御回路の基準電圧とを比
較する演算増巾器の入力の一端とモータドライブ
用トランジスタの出力との間に、前記基準電圧を
接続する事により、電源電圧及び温度が変動して
も速度変動のない安定な速度制御回路を提供する
事を目的とする。
従来のモータの速度制御回路の一例を第1図に
示す。同図中破線で囲んだ部分はモノリシツク
IC化された部分であり、1〜4はその外部導出
端子である。端子1、2の間には抵抗R1が接続
され、端子2、3の間には速度調整用の可変抵抗
VR1が接続され、端子1、3の間に直流モータ5
が接続されている。又端子4はアースされてお
り、端子1、4間に直流電源6が接続されてい
る。
一方、モノリシツクIC内には、コレクタを端
子2に接続されエミツタが抵抗R2を介して端子
4に接続されたトランジスタQ1と、このトラン
ジスタQ1とベースを共通接続され、かつコレク
タを端子3に接続され、エミツタが抵抗R3を介
して端子4に接続されたトランジスタQ2が設け
られている。又端子7aを端子1に接続され、端
子7bを端子4に接続された演算増巾器7が設け
られ、この非反転入力端子は端子3に接続され、
反転入力端子は基準電圧源8を介して端子2に接
続されると共に、定電流源9を介して端子4に接
続されて差動増巾器とを構成しており、出力端子
はトランジスタQ1、Q2のベースと接続されてい
る。
この回路において、演算増巾器7は基準電圧源
8により発生された基準電圧と、直流モータ5の
逆起電圧及びモータの内部抵抗による電圧降下と
を差動増巾し、この出力となる差電圧によつてト
ランジスタQ1を含む直流モータを駆動する為の
トランジスタQ2を駆動し、直流モータ5に流れ
る電流を制御する事により、直流モータ5の回転
が一定となる様に制御される。
この様な従来の回路では基準電圧源8が、端子
2に接続されている為、基準電圧源を流れる数
mAの電流Izは、モータ5の回転数を決定する抵
抗R1を流れる事になる。例えば電源電圧6又は
周囲温度が変動した場合、基準電圧源8を流れる
電流Izも変動し、この事は即モータ6の回転変動
として表われる事となる。
又この従来の回路では、定電流源9が演算増巾
器7の一入力とアース間に接続されている。演算
増巾器7の−入力と+入力とは同電位と認められ
るので、この定電流源9は、ドライブ用トランジ
スタQ2のコレクタとアース間に接続されている
のと等価となる。ここで例えばモータ5の回転が
上昇した場合のドライブ用トランジスタQ2の飽
和時について考えると、そのコレクタとアース間
の電圧は0.2〜0.3vとなる。すると、定電流源9
の両端電圧は、この電圧に規制される事になる。
ところがこの定電流源9に印加される電圧は最低
でも0.3v程度必要とする。従つて上記の如くドラ
イブ用トランジスタQ2の飽和時には、定電流源
9に印加される電圧は0.2〜0.3vとなる為、定電
流源の動作が不安定となるか又は不動作となり、
その場合速度制御回路の動作が機能しなくなると
いう問題があつた。
本考案は係る従来の問題点に鑑みなされたもの
で、以下その一実施例について第2図に示す具体
的回路と共に説明する。尚第1図と同一部分には
同一符号を付し、その説明は省略する。破線で囲
れた部分は、モノリシツクIC化された部分であ
り、3、4、10、12及び13はその外部導出
端子である。端子10、11間には抵抗R4が接
続され、この抵抗は電源6を逆接続した場合にお
けるモノリシツクICの破壊防止の為のものであ
る。端子11、12間には抵抗R5、端子12、
13間には速度調整用のボリユームVR2、そして
端子13,3間には抵抗R6が夫々接続されてい
る。
基準電圧源8′は演算増巾回路(差動増巾回路)
7の非反転入力+とモータドライブ用トランジス
タQ2のコレクタ出力との間に接続され、定電流
源9′は部記非反転入力と端子10との間に接続
される。演算増巾器7の反転入力−は端子13に
接続されている。
上記の構成の回路において、トランジスタQ1
Q2のエミツタの面積の比は、1:K(Kは正整
数)とされている。ここでモータ5の逆起電圧を
Eg,内部抵抗をRgモータを流れる電流をIM、ト
ランジスタQ1のコレクタ電流をIK、抵抗R6に流
れる電流をISその両端に発生する電圧をVSとす
る。又演算増巾器7の各々の入力インピーダンス
は非常に高く、流入する電流を無視すると、次式
の関係が成立する。
Eg+RgIM =(R5+VR2+R6)IS+R5IK ……(1) ここで、 IS=VS/R6 ……(2) IK=1/K・IMつまりK=IM/IK ……(3) この(2)、(3)式を(1)式に代入して次式を得る。
Eg+RgIM =(R5+VR2+R6)VS/R6+R5IM/K ……(4) ブリツジのバランスの条件より、4式の左辺第
1項と右辺の第1、又左辺第2項と右辺第2項よ
り次式が成立する。
Eg=(R5+VR2+R6)VS/R6 ……(5) RgIM=R5IM/K ……(6) 6式よりR5=KRgが導びかれる。
この回路において演算増巾器7は基準電圧源
8′の電圧と、直流モータ5の逆起電圧Eg及びモ
ータ5の内部抵抗Rgによる電圧降下(IMRg)と
を差動増巾し、この差電圧によつてトランジスタ
Q1を含む直流モータを駆動するトランジスタQ2
を駆動し、モータ5に流れる電流を制御する。
例えば、モータ5の回転数が増す様に変動が起
るとモータ5の逆起電圧Egが高くなり、端子3
の電圧が低下する。この為、演算増巾器7の出力
電流は減少し、これによりトランジスタQ1、Q2
のコレクタ電流が減少し、モータ5のモータ電流
が減少してその回転数が低下する方向に速度制御
が行なわれる。又、回転数が減る様な変動の場合
は上記と逆の動作により速度制御が行われる。
基準電圧源8′は演算増巾器7の−入力とドラ
イブ用トランジスタの出力との間に接続されてい
る為、この基準電圧源8′を流れる電流は回転速
度を決定する抵抗を流れない構成となつている。
以上、上記した様に本考案では温度及び電源電
圧の変動によつて変化する基準電圧源の電流をモ
ータの回転速度を決定する素子に流さない様にし
た為、モータの回転が温度及び電源電圧等の変動
の影響を受けない安定な速度制御回路を実現した
ものである。
定電流源9′は、演算増巾器7の+入力と10番
端子(電源)との間に接続されている為、その両
端の電圧が、前記従来例の如く、0.2〜0.3vの小
さな電圧に低下する事はなく、従つて常に安定な
速度制御が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のモータの速度制御回路、第2
図は本考案の一実施例になるモータの速度制御回
路を示す。 Q1,Q2……トランジスタ、1〜4,10〜1
3……端子、5……モータ、7……演算増巾器、
8,8′……基準電圧源、9,9′……定電流源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源の一端に接続されたモータと、該直流
    電源の他端に夫々エミツタが抵抗を介して接続さ
    れた第1及び第2のトランジスタと、 該第2のトランジスタには該第1のトランジス
    タに対して所定比の電流が流れ、 該モータと並列関係に直列接続された第1、第
    2及び第3の抵抗と、 該第1及び第2の抵抗の接続点に該第2のトラ
    ンジスタのコレクタが接続され、 該第1のトランジスタのコレクタは該モータ及
    び第3の抵抗の接続点に接続され、 基準電圧源と、 該基準電圧源の電圧と該モータの逆電圧及び内
    部抵抗による電圧降下とを差動増巾する演算増巾
    器とからなり、 該第2及び第3の抵抗の接続点が該演算増巾器
    の一入端に接続され、 該基準電圧源が該演算増巾器の他入力端と該第
    3の抵抗及び該モータの接続点との間に接続さ
    れ、 該基準電圧源用の定電流源が該直流電源の一端
    と該演算増巾器の他入力端との間に接続され、 該演算増巾器の出力端が該第1及び第2のトラ
    ンジスタのベースへ夫々接続されてなる構成の直
    流モータの速度制御回路。
JP1981096400U 1981-06-29 1981-06-29 直流モ−タの速度制御回路 Granted JPS583795U (ja)

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JP1981096400U JPS583795U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 直流モ−タの速度制御回路

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Publication Number Publication Date
JPS583795U JPS583795U (ja) 1983-01-11
JPS6341839Y2 true JPS6341839Y2 (ja) 1988-11-02

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JP1981096400U Granted JPS583795U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 直流モ−タの速度制御回路

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