JP2524830B2 - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路

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JP2524830B2 JP63335662A JP33566288A JP2524830B2 JP 2524830 B2 JP2524830 B2 JP 2524830B2 JP 63335662 A JP63335662 A JP 63335662A JP 33566288 A JP33566288 A JP 33566288A JP 2524830 B2 JP2524830 B2 JP 2524830B2
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修寿 渋谷
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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一定電流を出力する定電流回路に関するも
のである。
〔従来の技術〕
第2図は従来の定電流回路の一例を示しており、この
図に示される回路は、非反転入力端子を有する第1のオ
ペレーションアンプ(15)の出力端子と接地間に第1、
第2の抵抗(17)(18)を接続すると共に、これらの抵
抗(17)(18)間を第2のオペレーションアンプ(16)
の非反転入力端子に接続する一方、第1のオペレーショ
ンアンプ(15)の出力端子と第2のオペレーションアン
プ(16)の反転入力端子間に定電流設定用抵抗(21)と
第3の抵抗(19)とを接続して、これらの抵抗(21)
(19)の中間点を出力端子とし、更に、第2のオペレー
ションアンプ(16)の出力端子を第1のオペレーション
アンプ(15)の反転入力端子と直接接続すると共に、第
2のオペレーションアンプ(16)の反転入力端子を第1
のオペレーションアンプ(15)の反転入力端子と第4の
抵抗(20)を介して接続した構成を有していた。
このような回路構成によると、定電流設定用抵抗(2
1)を通して出力される定電流Ioutは第1、第2の抵抗
(17)(18)の抵抗値(R17)(R18)の比と、第3、第
4の抵抗(19)(20)の抵抗値(R19)(R20)の比が等
しく、(この抵抗比、すなわち、R17/R18/=R19/R20=
αとする。)また、第1〜第4の抵抗(17)〜(20)が
定電流設定用抵抗(21)に比べて十分に大きく、しか
も、出力電流に比べて第3、第4の抵抗(19)(20)を
通して第2のオペレーションアンプ(16)の出力端子に
流れる電流が無視できるとすると、第1のオペレーショ
ンアンプ(15)の非反転入力端子に印加される定電圧V3
を用いて次式で表される。
Iout=α・V3/R21 但し、R21:定電流設定用抵抗(21)の抵抗値。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の回路では、出力定電
流Ioutは前記定電圧V3によって一意的に決定され、他の
変動電圧に依存して出力定電流を微少変化させようとす
る場合、第1のオペレーションアンプ(15)の非反転入
力端子に変動電圧の効果を含んだ入力電圧を印加する必
要が生じるため、回路が複雑になるという問題点があっ
た。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、比較的
簡単な構成で、定電圧と、変動する入力電圧から、入力
電圧に依存して微少変化する定電流を出力する定電流回
路を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の定電流回路は、非
反転入力端子に定電圧を印加した第1のオペレーション
アンプの反転入力端子に、入力電圧と第2のオペレーシ
ョンアンプの出力電圧を第1の抵抗と、第2の抵抗によ
り分割した電圧を印加し、第2のオペレーションアンプ
の非反転入力端子に第1のオペレーションアンプの出力
電圧を第3の抵抗と第4の抵抗により分割した電圧を印
加すると共に、第2のオペレーションアンプの反転入力
端子に第1のオペレーションアンプ出力端子から定電流
設定用抵抗を通した電圧と、第2のオペレーションアン
プの出力電圧を第5の抵抗と第6の抵抗により分割した
電圧とを印加して、前記定電流設定用抵抗の両端に前記
定電圧と前記入力電圧により決定される第2のオペレー
ションアンプの出力電圧に比例した電圧差を発生させる
と共に、前記定電流設定用抵抗を通して外部に定電流を
出力するように構成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明によると、定電流設定用抵抗の両端の電圧差を
検出する第2のオペレーションアンプの出力に、変動す
る入力電圧に比例して微少変化する定電圧を発生させ、
更に、定電流設定用抵抗の両端に前記第2のオペレーシ
ョンアンプの出力に比例した電圧差を発生させ、前記定
電流設定用抵抗を通して入力電圧に比例して微少変動す
る定電流を出力させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき、詳細に説明す
る。
第1図に本発明の定電流出力回路の一実施例としての
ブロック図を示す。第1図において、V1は電流値を決定
する定電圧、V2は微少変動する入力電圧、(1)は非反
転入力端子に前記定電圧V1を印加する定電流供給用の第
1のオペレーションアンプである。(2)は定電流設定
用抵抗(3)の両端の電圧差を検出する第2のオペレー
ションアンプである。前記第1のオペレーションアンプ
(1)の反転入力端子には、入力電圧V2と第2のオペレ
ーションアンプ(2)の出力端子電圧を第1の抵抗
(4)と第2の抵抗(5)で分割した電圧を印加する。
また第2のオペレーションアンプ(2)の非反転入力端
子には、定電流設定用抵抗(3)の一端に接続された第
1のオペレーションアンプ(1)の出力端子電圧を第3
の抵抗(6)と第4の抵抗(7)で分割した電圧を印加
する。第2のオペレーションアンプ(2)の反転入力端
子には、定電流設定用抵抗(3)のもう一方の端子電圧
と第2のオペレーションアンプ(2)の出力電圧を第5
の抵抗(8)と第6の抵抗(9)で分割した電圧を印加
する。
このように構成された回路において、第2のオペレー
ションアンプ(2)の出力端子電圧Vop2は次式で表され
る。
但し、V1:定電圧、 V2:入力電圧、 R4:第1の抵抗(4)の抵抗値、 R5:第2の抵抗(5)の抵抗値。
(以下同様にして抵抗値を表す) またR6/R7=R8/R9=βとし、かつ定電流設定用抵抗
(3)に比べて第3〜第6の抵抗(6)〜(9)の抵抗
値R6〜R9が十分大きく、定電流設定用抵抗(3)を通し
て出力される定電流に比べて第5、第6の抵抗(8)
(9)を通して第2のオペレーションアンプ(2)の出
力端子に流れる電流が無視できるとすると、定電流設定
用抵抗(3)を通して出力される定電流Ioutは次式で表
される。
Iout=β・Vop2/R3 前記Ioutの式から明らかなように、第1、第2の抵抗
(4)(5)の抵抗値R4、R5の値を適当に選ぶことによ
って、任意に変動する入力電圧に比例して微少変化する
定電流出力が得られる。
この定電流を、トランジスタ(10)(11)で構成され
るカレントミラー回路の基準側に入力し、出力側トラン
ジスタ(11)のコレクタ端子電圧に等しい電圧をV2とす
ると、第1、第2の抵抗(4)(5)の抵抗値R4、R5を
適当に選ぶことによって、出力側トランジスタ(11)の
アーソ効果(出力電圧の変動にともなうミラー比変動効
果)を打ち消し、カレントミラー回路も含んだ系全体と
して真の定電流回路が実現できる。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によれば、簡易な回路
構成で、変動する入力電圧に比例して微少変化する定電
流が得られ、実用的にきわめて有用なものとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における定電流出力回路を示
すブロック図である。第2図は従来の定電流出力回路の
ブロック図である。 (1)…第1のオペレーションアンプ、(2)…第2の
オペレーションアンプ、(3)……定電流設定用抵抗、
(4)〜(9)…第1〜第6の抵抗。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非反転入力端子に定電圧を印加した第1の
    オペレーションアンプの反転入力端子に、入力電圧と第
    2のオペレーションアンプの出力電圧を第1の抵抗と、
    第2の抵抗により分割した電圧を印加し、第2のオペレ
    ーションアンプの非反転入力端子に、第1のオペレーシ
    ョンアンプの出力電圧を第3の抵抗と第4の抵抗により
    分割した電圧を印加すると共に、第2のオペレーション
    アンプの反転入力端子に第1のオペレーションアンプの
    出力端子から定電流設定用抵抗を通した電圧と、第2の
    オペレーションアンプの出力電圧を第5の抵抗と第6の
    抵抗により分割した電圧とを印加して、前記定電流設定
    用抵抗の両端に前記定電圧と前記入力電圧により決定さ
    れる第2のオペレーションアンプの出力電圧に比例した
    電圧差を発生させると共に、前記定電流設定用抵抗を通
    して外部に定電流を出力するように構成したことを特徴
    とする定電流回路。
JP63335662A 1988-12-30 1988-12-30 定電流回路 Expired - Lifetime JP2524830B2 (ja)

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JPH02181207A JPH02181207A (ja) 1990-07-16
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