JP3043044B2 - D/a変換回路 - Google Patents

D/a変換回路

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JP3043044B2
JP3043044B2 JP2259197A JP25919790A JP3043044B2 JP 3043044 B2 JP3043044 B2 JP 3043044B2 JP 2259197 A JP2259197 A JP 2259197A JP 25919790 A JP25919790 A JP 25919790A JP 3043044 B2 JP3043044 B2 JP 3043044B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、制御信号に応じて出力電流の値を変えるこ
との出来る可変電流源に関するもので、特に正確な電流
出力を得るD/A変換回路に用いて好適な可変電流源に関
する。
(ロ)従来の技術 第2図は従来の電流加算型のD/A変換回路を示す回路
図で、第1乃至第3定電流トランジスタ(1)乃至
(3)と第1乃至第3差動増幅器(4)乃至(6)とを
備え、第1乃至第3入力端子(7)乃至(9)にデジタ
ル信号が印加される構成である。第2図において、第1
乃至第3抵抗(10)乃至(12)の抵抗比は、1:2:4に設
定され、第1乃至第3定電流トランジスタ(1)乃至
(3)のエミッタ面積は4:2:1に設定される。その為、
第1乃至第3定電流トランジスタ(1)乃至(3)の電
流比は、1:2:4となり、第1入力端子(7)に下位ビッ
トの信号を第3入力端子(9)に上位ビットの信号を印
加すれば良い。そうすることにより、端子(13)にデジ
タル値に応じたアナログの電流を流すことが出来る。
尚、トランジスタ(100)は、初期値電流を設定するも
のである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、第2図の回路では端子(13)に流す電
流の値を電源電圧と抵抗値だけで設定することが出来ず
他の要因が入る為、正確な電流出力が得られない、とい
う問題があった。即ち、第2図において、第1乃至第3
定電流トランジスタ(1)乃至(3)のコレクタ電流
は、ベース電流の分だけそのエミッタ電流と等しくなら
ない。特にその影響は、絶対値で及ぼされるので、第1
定電流トランジスタ(1)に大きな影響が表われ、本来
の電流比から第1乃至第3定電流トランジスタ(1)乃
至(3)の電流比がずれてしまうという問題がある。
又、第2図の第1乃至第3定電流トランジスタ(1)
乃至(3)及びトランジスタ(100)の電流比は、ICの
製造上の理由で整数倍に設定する必要がある。すると、
初期値の電流及び変化する電流の割合をリニアに変化さ
せることが出来ず、離散的な範囲設定しか出来ないとい
う問題があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、一方の入
力端子が電源電圧に応じた第1の基準電圧源に接続さ
れ、出力端子が第1の出力トランジスタのベースに接続
された第1演算増幅器と、一端に前記第1の出力トラン
ジスタの出力電圧が印加されるとともに他端に前記電源
電圧が印加され、前記一端が前記第1演算増幅器の他方
の入力端子に接続された第1の負荷抵抗と、前記第1の
出力トランジスタと電流ミラー関係に接続された第1の
定電流トランジスタを動作電流源とするとともに、一端
に前記電源電圧が印加される抵抗を負荷とする第1差動
増幅器と、一方の入力端子が電源電圧に応じた第2の基
準電圧源に接続され、出力端子が第2の出力トランジス
タのベースに接続された第2演算増幅器と、一端に前記
第2の出力トランジスタの出力電圧が印加されるととも
に他端に前記第1差動増幅器の出力電圧が印加され、前
記一端が前記第2演算増幅器の他方の入力端子に接続さ
れた第2の負荷抵抗と、から成ることを特徴とする。
(ホ)作用 本発明に依れば、演算増幅器を利用して差動増幅器の
動作電流源の値を設定しているので、出力電流の値を電
源電圧と抵抗値に応じて定めることが出来る。更に、本
発明に依れば、第1及び第2の負荷抵抗などの値を変え
ることにより、初期値の電流及び変化する電流の割合を
任意に変えられ、リニアな電流出力範囲が得られる。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(14)
は電源電圧(+Vcc)に応じた2つの基準電圧(Va及びV
c)を発生する基準電圧源、(15)は基準電圧Vaが印加
される第1演算増幅器、(16)は第1の出力トランジス
タ、(17)は前記第1の出力トランジスタ(16)の負荷
となる第1の負荷抵抗、(18)は端子(19)にデジタル
信号が印加される第1差動増幅器、(20)は端子(21)
にデジタル信号が印加され、前記第1差動増幅器(18
と共にラダー型D/A変換回路を構成する第2差動増幅
器、(22)は基準電圧Vcが印加される第2演算増幅器、
(23)は第2の出力トランジスタ、(24)は第2の負荷
抵抗及び(25)は第3の出力トランジスタである。
第1図において、基準電圧源(14)の抵抗(26)乃至
(28)の値をR1,R2及びR3、第1の負荷抵抗(17)の値
をR4、第1の負荷抵抗(17)に流れる電流の値をI1、第
1演算増幅器(15)の正入力端子(+)の電圧をVbとす
ると、 Vcc−Vb=I1R4 ……(2) となり、第1演算増幅器(15)の働きで、電圧Va及び電
圧Vbが等しくなるので、第(1)及び第(2)式より となる。一方、基準電圧Vcは となり、トランジスタ(29)及び(30)のコレクタ電流
をI2及びI3、第2の出力トランジスタ(23)のコレクタ
電流をI4、抵抗(31)乃至(33)の抵抗値をR1,2R,R、
第2の負荷抵抗(24)の抵抗値をR5、第2演算増幅器
(22)の正入力端子(+)の電圧をVDとすると、 となる。第2演算増幅器(22)の働きで電圧Vc及びVD
等しくなるので、第(4)式及び第(5)式より となる。第1及び第2差動増幅器(18)及び(20)の動
作電流源として動作するトランジスタ(34)及び(35)
は、第1の出力トランジスタ(16)と電流ミラー関係に
接続されているので、電流I2及びI3は電流I1に等しくな
る。その為、電流I2及びI3は次の様に示される。
I2=aI1,I3=bI1 ……(7) 但し、a=b=0又は1 第(7)式を第(6)式に代入すると、第(6)式は となり、第(4)式を第(8)式に代入すると、第
(8)式は となり、第(9)式を整理すると電流I4は、 となる。第2の出力トランジスタ(23)と電流ミラー関
係に接続されている第3の出力トランジスタ(25)の出
力電流IOUTは、第(10)式より となる。第(11)式から明らかなように出力電流I
OUTは、抵抗値と電源電圧にのみ依存した値となり、a
及びbを、0又は1にすることにより、その値を変化さ
せることが出来る。
又、第(11)式の抵抗R4の値を変えることにより、電
流IOUTの制御範囲を変えられる。
従って、第1図の回路に依れば、トランジスタのベー
ス電流の影響などを受けない正確な電流出力が得られ
る。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依れば、帰還型の演算増幅
器の働きにより、D/A変換器を構成する差動増幅器の動
作電流源を定めるとともに、合成後の出力電流を発生さ
せているので、正確な電流出力が得られる可変電流源を
提供することが出来る。又、本発明に依れば出力電流の
初期値及び変化範囲を任意に設定することが出来る、と
いう利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、及び第2図
は従来の電流加算型のD/A変換回路を示す回路図であ
る。 (15)……第1演算増幅器、(16)……第1の出力トラ
ンジスタ、(17)……第1の負荷抵抗、(18)……第1
差動増幅器、(20)……第2差動増幅器、(22)……第
2演算増幅器、(23)……第2の出力トランジスタ、
(24)……第2の負荷抵抗。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の入力端子が電源電圧に応じた第1の
    基準電圧源に接続され、出力端子が第1の出力トランジ
    スタのベースに接続された第1の演算増幅器と、 一端に前記第1の出力トランジスタの出力電圧が印加さ
    れるとともに他端に前記電源電圧が印加され、前記一端
    が前記第1の演算増幅器の他方の入力端子に接続された
    第1の負荷抵抗と、 前記第1の出力トランジスタと電流ミラー関係に接続さ
    れた第1の定電流トランジスタを動作電流源とするとと
    もに、一端に前記電源電圧が印加される抵抗を負荷と
    し、一方の入力端子にデジタル信号が印加された第1差
    動増幅器と、 一方の入力端子が電源電圧に応じた第2の基準電圧源に
    接続され、出力端子が第2の出力トランジスタのベース
    に接続された第2演算増幅器と、 前記第1の出力トランジスタと電流ミラー関係に接続さ
    れた第2の定電流トランジスタを動作電流源とするとと
    もに、前記第1差動増幅器の負荷とともにラダー型抵抗
    網を構成する負荷を備え、一方の入力端子にデジタル信
    号が印加された第2差動増幅器と、 一端に前記第2の出力トランジスタの出力電圧が印加さ
    れるとともに前記第2差動増幅器の出力電圧が印加さ
    れ、前記一端が前記第2演算増幅器の他方の入力端子に
    接続された第2の負荷抵抗と、 を備えることを特徴とするD/A変換回路。
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