JP2830412B2 - クランプ回路 - Google Patents

クランプ回路

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クランプ回路に関し、特にA/Dコンバータ
の入力に使われるクランプ回路に関する。
〔従来の技術〕
従来A/Dコンバータのアナログ入力信号にある一定電
圧のオフセットをもたせ、入力させるようなクランプ回
路は第3図の様な構成になっていた。すなわち第3図の
クランプ時において、スイッチ34をオンさせVCC、GND間
の抵抗分割して作る基準電圧をコンデンサー36にチャー
ジさせる。アナログ信号を入力させる時は、スイッチ34
をオフさせコンデンサー36の端子35に接続されていない
方よりアナログ信号を入力するとA/Dコンバータには基
準電圧のオフセットをもつアナログ信号が入力される。
図中番号1〜6は抵抗、12,13はトランジスタ、22は
定電流源、34はスイッチ、35,37は端子、36はコンデン
サー、38はアンプである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来のクランプ回路において、コンデンサー
36に基準電圧をチャージさせる為にスイッチ34を設ける
必要があった。また、このスイッチを任意の時間に外部
よりオン,オフさせる為にはスイッチを制御させる信号
を入力させる端子が必要であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は従来のクランプ回路に必要であったスイッチ
及びスイッチ制御用信号及びそれらを入力する為の端子
なしで従来と同等の機能をもつクランプ回路を提供する
ものであり、その特徴は、ベースに共通のバイアス電位
が印加され、コレクタが共にVCCにつながれている第1
及び第2のトランジスタを有し、該第1のトランジスタ
のエミッタは、第3のトランジスタのベース及び外部に
コンデンサーが接続された外部端子に接続され、該第2
のトランジスタのエミッタは第4のトランジスタのベー
スに接続され、前記第3のトランジスタのコレクタは、
第5のトランジスタのベースと一端がVCCに接続されて
いる抵抗に接続され、第3のトランジスタのエミッタ
は、第6のトランジスタのコレクタに接続され、前記第
4のトランジスタのコレクタはVCCに接続され、エミッ
タは第7のトランジスタのコレクタと、一端が第3のト
ランジスタのエミッタに接続されている抵抗に接続さ
れ、前記第5のトランジスタのコレクタはVCCに接続さ
れ、エミッタはA/Dコンバータの入力と、第8のトラン
ジスタのコレクタに接続され、前記第6,第7,第8のトラ
ンジスタのエミッタはそれぞれGND間に抵抗が接続され
さらに共通に接続されたベースには、A/Dの入力をクラ
ンプさせたい電圧とVCC間との電位差と同電位をGNDに対
してもつ電圧を該共通ベースに入力することにある。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例である。第1図において、番
号1〜11は抵抗、番号12〜21はNPNトランジスタ、番号2
2は定電流源、番号23は端子、番号24はトランジスタ、
番号25は電源である。
本発明は、ベースが共に共通の電源にコレクタが共に
VCCにつながれている第1及び第2のトランジスタを有
し、該第1のトランジスタのエミッタは第3のトランジ
スタのベース及び外部にコンデンサーが接続された外部
端子に接続され該第2のトランジスタは第4のトランジ
スタのベースに接続され前記第3のトランジスタのコレ
クタは第5のトランジスタのベースと一端がVCCに接続
されている抵抗に接続され、第3のトランジスタのエミ
ッタは第6のトランジスタのコレクタに接続され、前記
第4のトランジスタのコレクタはVCCに接続され、エミ
ッタは第7のトランジスタのコレクタと一端が第3のト
ランジスタのエミッタに接続されている抵抗に接続さ
れ、前記第5のトランジスタのコレクタはVCCに接続さ
れエミッタはA/Dコンバータの入力と第8のトランジス
タのコレクタに接続され、前記第6,第7,第8のトランジ
スタのエミッタはそれぞれGND間に抵抗が接続され、共
通に接続されたベースにはGND,VCC間を抵抗分割させて
作ったA/Dの入力をクランプさせたい基準電圧とVCC間と
の電位差と同電位差をGNDに対してもつ電圧を該共通ベ
ースに入力することを特徴としている。
以下に本発明の一実施例による動作を説明する。
本発明の説明にあたり、A/Dコンバータの基準電圧をV
CC,GND間を抵抗1/4で分割した電圧V1とし、A/Dコンバー
タの入力を前記電圧V1でクランプさせたい場合について
説明する。アナログ入力信号がコンデンサー24に入力さ
れていない時は該コンデンサー24にはバイアス電源25の
電圧よりトランジスタ21のVBE分低い電圧がチャージさ
れる。この時、抵抗1,4を同一抵抗値R1に、抵抗7,8,9,1
0,11を同一抵抗値R2とすると、トランジスタ16と21、ト
ランジスタ17と19のベースはそれぞれ同電位の為トラン
ジスタ17と19には共に定電流源18,20で決まる電流が流
れ、抵抗11には電流が流れない。
従って、A/Dコンバーターの入力であるトランジスタ1
3のベースにかかる電圧V2は次式で表わされる。
(1)式でトランジスタ20とトランジスタ14は、同電
流が流れている為、VBE20=VBE14を(1)式に代入する
とV1=V2となりすなわち外部よりアナログ信号が入力さ
れない場合、A/Dコンバータの入力には基準電圧V1と同
電位が印加されている。
次にコンデンサー24の一端よりアナログ信号の無入力
時より100mv高い電圧が印加された場合トランジスタ19
のベースには、コンデンサー24にチャージされた電圧よ
り100mv高い電圧すなわちトランジスタ17のベースより1
00mv高い電圧が印加され、抵抗11の両端には100mvの電
位差を生じる。この時抵抗11には100mv/R2の電流が流
れ、抵抗10には、トランジスタ20の定電流+100mv/R2の
電流が流れることによりA/Dコンバータの入力であるト
ランジスタ13のベース電位V2は次式で表わされる。
(2)式よりV2=V1−100mvとなりアナログ入力電圧
の変化電圧である100mvが基準電圧に対して変化した電
圧がA/Dコンバータに入力することが出来る。
また、コンデンサー24の一端よりアナログ信号の無入
力時より低い電圧が印加された場合トランジスタ19のベ
ースにはバイアス電源25の電圧よりトランジスタ21のV
BE分低い電圧がそのまま印加される為A/Dコンバータの
入力には、基準電圧V1と同電位がかかるので基準電圧V1
にクランプされたことになる。
以上より本実施例によりアナログ入力信号にある一定
電圧のオフセットをもたせるクランプ回路も実現するこ
とが出来る。
第2図は本発明の第二の実施例である。第2図におい
て、番号26はアンプ、番号27,28,29,30はトランジス
タ、番号31,32,33は抵抗である。
第2図では第1図の構成に加え、ベースに電源25の電
圧が入力されているトランジスタ29設けそのエミッタに
定電流源を構成するトランジスタ30のコレクタを接続
し、トランジスタ29のコレクタには一端がVCCに接続さ
れ、抵抗10と同じ抵抗値を持つ抵抗31と,コレクタがV
CCに接続されているトランジスタ27のベースに接続し、
トランジスタ27のエミッタには定電流源を構成するトラ
ンジスタ28のコレクタとアンプ26の正転入力に接続さ
れ、アンプ26の反転入力には、基準電圧が接続され、そ
のアンプの出力を定電流源を構成するトランジスタ28,3
0,15,18,20のベースに接続し、トランジスタ28,30のエ
ミッタには、抵抗7と同一抵抗値の抵抗32,33をGNDとの
間に接続する構成となっている。
この実施例でクランプ動作,及びアナログ信号入力時
の動作は第一の実施例と同じであるが、定電流源を構成
するトランジスタ28,30,15,18,20のベース電位を,基準
電圧を作る基準抵抗の分割電圧からではなく、一側入力
を基準電圧に+側入力を常に基準電圧と同電位を出力す
るトランジスタ27のエミッタに接続されているアンプ26
の出力に接続することにより、トランジスタ27のエミッ
タ電位が基準電圧より高くなった場合アンプ26の出力は
同じ割合だけ高くなりトランジスタ27のエミッタ電位を
基準電圧と同じ電圧に保つ働きをする。すなわち周囲温
度及びVCCの電圧変動によるA/Dコンバータの基準電圧V1
の変動に追従して常に基準電圧V1と同電圧にA/Dコンバ
ータの入力をクランプすることが出来、クランプオフセ
ットを低減することが出来る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、アナログ入力信号が一
定レベル以下にさがると自動的に一定電圧になるまでコ
ンデンサーに電荷をチャージさせA/Dコンバータの入力
に基準電圧を出力させる構成にしたことで従来のクラン
プ回路に必要であったコンデンサーチャージ用のスイッ
チ回路及びそのスイッチをコントロールさせる制御信号
が必要であり、従来と同機能をもつクランプ回路を提供
することができ素子低減を計ることができる又、周囲温
度や電源電圧の変動によるA/Dコンバータの基準電圧と
に追従したクランプ電圧を得るクランプ回路を提供する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本発明の実施例を示すブロック
図、第3図は従来例のブロック図である。 1〜11,31〜33……抵抗、12〜21,27〜30……トランジス
タ、22……定電流源、23,35,37……端子、24,36……コ
ンデンサー、25……電源、26,38……アンプ、34……ス
イッチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに共通のバイアス電位を接続しコレ
    クタが電源に接続された第1及び第2のトランジスタを
    有し、前記第1のトランジスタのエミッタは、第3のト
    ランジスタのベース及び外部にコンデンサーが接続され
    た外部端子に接続され前記第2のトランジスタのエミッ
    タは第4のトランジスタのベースに接続され前記第3の
    トランジスタのコレクタは第5のトランジスタのベース
    と一端が前記電源に接続されている第1の抵抗に接続さ
    れ、前記第3のトランジスタのエミッタは第6のトラン
    ジスタのコレクタに接続され、前記第4のトランジスタ
    のコレクタは前記電源に接続されエミッタは第7のトラ
    ンジスタのコレクタと一端が前記第3のトランジスタの
    エミッタに接続されている第2の抵抗に接続され、前記
    第5のトランジスタのコレクタは前記電源に接続されエ
    ミッタは出力端子と第8のトランジスタのコレクタに接
    続され前記第6、第7、第8のトランジスタのエミッタ
    はそれぞれ抵抗を介してグランドに接続され、さらに、
    ベースは共通に接続しこれをもってバイアス端子とした
    ことを特徴とするクランプ回路。
  2. 【請求項2】ベースに前記バイアス電位を接続した第9
    のトランジスタを有し、前記第9のトランジスタのエミ
    ッタは第11のトランジスタのコレクタに接続され、前記
    第9のトランジスタのコレクタは第10のトランジスタの
    ベースと一端が前記電源に接続されている第3の抵抗に
    接続され、前記第10のトランジスタのコレクタは前記電
    源に接続されエミッタは第12のトランジスタのコレクタ
    とアンプの正転入力に接続され、前記アンプの反転入力
    には基準電圧が入力され前記アンプの出力を前記第6、
    第7、第8、第11、第12のベースに共通に接続し、前記
    第11、第12のトランジスタのエミッタはそれぞれ抵抗を
    介してグランドに接続することを特徴とする請求項1に
    記載のクランプ回路。
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