JPH0682309B2 - 基準電圧発生回路 - Google Patents

基準電圧発生回路

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JPH0682309B2
JPH0682309B2 JP1470487A JP1470487A JPH0682309B2 JP H0682309 B2 JPH0682309 B2 JP H0682309B2 JP 1470487 A JP1470487 A JP 1470487A JP 1470487 A JP1470487 A JP 1470487A JP H0682309 B2 JPH0682309 B2 JP H0682309B2
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JP
Japan
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collector
base
transistor
npn transistor
transistors
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JP1470487A
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浩 斉藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、温度補償が施された基準電圧発生回路に関す
るものである。
従来の技術 従来の基準電圧発生回路では、バンドギャップ・リファ
レンス回路を用いた温度依存性の極めて少ない回路がよ
く使用されている。
この回路の例を第2図に示し、これを参照して説明す
る。この回路はNPNトランジスタ1と、エミッタ,ベー
スおよびコレクタをそれぞれ共通接続した4個のトラン
ジスタで形成されたNPNトランジスタ2および抵抗R1とR
2で形成された基準電圧発生部と、PNPトランジスタ3と
4で形成されたカレントミラー回路による定電流源部お
よびNPNトランジスタ5と抵抗R3で形成された起動部で
構成されている。
NPNトランジスタ1のエミッタ・ベース間電圧をVBEI
コレクタ電流をI1とすると出力電圧(VOUT)は VOUT=VBEI+R2I1 で表わされる。この式を温度(T)で微分してVOUTの変
化の最小条件を求めて解くと VOUTVGO となる。
なお、VGOはシリコンのバンドギャップ電圧で1,205Vで
ある。
以上により出力端子より温度依存性の極めて少ない1.2V
の電圧を取り出すことができる。
発明が解決しようとする問題点 従来の回路では、シリコンを基板を用いた場合、その出
力電圧が約1.2[V]と決まっているため、高い基準電
圧を得ることができなかった。また、抵抗R2に流れる電
流は一部NPNトランジスタ1と2のベース電流として供
給されるためNPNトランジスタ1と2のエミッタ電流は
等しくない。このため温度補償を充分におこなえない不
都合があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、簡易な構成
で出力電圧として高い電圧の約2.4[V]を得るととも
にNPNトランジスタ1と2のエミッタ電流を等しくして
温度補償をさらに良くした回路を提供することを目的と
したものである。
問題点を解決するための手段 本発明の基準電圧発生回路は、第1のNPNトランジスタ
のエミッタを接地点に、ベースとコレクタを共通接続
し、エミッタ,ベースおよびコレクタがそれぞれ共通に
接続された複数個のトランジスタにより形成された第2
のNPNトランジスタのエミッタを第1の抵抗を介して接
地点に、ベースを前記第1のNPNトランジスタのベース
に接続し、ベースを共通接続した第3,第4のNPNトラン
ジスタの各エミッタをそれぞれ前記第1と第2のNPNト
ランジスタのコレクタに接続し、かつ前記第4のNPNト
ランジスタのベースとコレクタを共通に接続し、ベース
を共通接続した第1,第2のPNPトランジスタの内、同第
1のPNPトランジスタのコレクタとベースを共通接続
し、これをさらに第3のNPNトランジスタのコレクタに
接続し、前記第2のPNPトランジスタのコレクタを第2
の抵抗を介して前記第4のNPNトランジスタのコレクタ
に接続し、ベースを共通に接続した第3と第4のPNPト
ランジスタのエミッタをそれぞれ第3と第4の抵抗を介
して電源端子に、それぞれのコレクタを第1と第2のPN
Pトランジスタの各コレクタに接続し、かつ前記第4のP
NPトランジスタのベースとコレクタを接続し、さらに第
5のNPNトランジスタのエミッタを第5の抵抗を介して
接地点に、コレクタを電源端子に、ベースを前記第3の
NPNトランジスタのコレクタに接続し、前記第2のPNPト
ランジスタのコレクタを出力端子に接続した構成のもの
である。
作用 本発明の基準電圧発生回路によれば、基電圧発生部にト
ランジスタを1段縦列に接続して、出力電圧を2倍にす
るととともに、ベース電流によって減少した分の電流を
補償することができる。さらに、カレントミラー回路を
2段縦列に接続してそれぞれのコレクタから均一の電流
を供給することができる。
実施例 本発明の基準電圧発生回路の実施例を第1図の回路図を
参照して説明する。
この回路は、まずNPNトランジスタ1のエミッタを接地
点に、ベースとコレクタを共通に接続する。また、エミ
ッタ,ベースおよびコレクタがそれぞれ共通に接続され
た4個のトランジスタにより形成されたNPNトランジス
タ2のエミッタを抵抗R1を介して接地点に、ベースをNP
Nトランジスタ1のベースに接続する。次にベースを共
通接続したNPNトランジスタ6と7の各エミッタをそれ
ぞれNPNトランジスタ1と2のコレクタに接続し、かつN
PNトランジスタ7のベースとコレクタを共通に接続す
る。次にベースを共通接続したPNPトランジスタ8と9
の内、PNPトランジスタ8のコレクタとベースを共通接
続し、これをさらにNPNトランジスタ6のコレクタに接
続し、PNPトランジスタ9のコレクタを抵抗R2を介してN
PNトランジスタ7のコレクタに接続する。そしてベース
を共通接続したPNPトランジスタ3と4のエミッタをそ
れぞれ抵抗R4とR5を介して電源端子に、それぞれのコレ
クタをPNPトランジスタ8と9の各コレクタに接続し、
かつPNPトランジスタ4のベースとコレクタを接続す
る。さらに、NPNトランジスタ5のエミッタを抵抗R3
介して接地点に、コレクタを電源端子に、ベースをNPN
トランジスタ6のコレクタに接続する。そして、PNPト
ランジスタ9のコレクタより出力端子10を取り出す。以
上により本発明の回路が構成される。
この回路に於て、NPNトランジスタ1,2,6および7と抵抗
R1とR2で基準電圧発生回路部を構成する。NPNトランジ
スタ2はNPNトランジスタ1と同じサイズのトランジス
タを4個接続したもので、抵抗R1とともにNPNトランジ
スタ1の温度特性を補償するための電流を作る。また、
NPNトランジスタ1と7は基準電圧を発生する基となる
ベース・エミッタ間電圧(VBE)を発生させる。NPNトラ
ンジスタ6と7はNPNトランジスタ1と2のベース電流
を補償してNPNトランジスタ1と2のエミッタ電流を等
しくする。PNPトランジスタ3,4,8および9はカレントミ
ラー回路は2段に縦属接続した構成で基準電圧発生回路
部に等しい電流を流すための定電流源回路部を構成す
る。また、NPNトランジスタ5と抵抗R3は起動回路部を
構成する。
なお、電源端子には5Vの電源電圧(VCC)を接続する。
本発明は上記した構成により、出力端子10より取り出さ
れる出力電圧(VOUT)は VOUT=2VBE+KVT ……(1) で表わされる。ここで VBE=VGO−VT[(γ−α)lnT−lnEG] ……(2) と表わされる。但し、VT=kT/q,VGOは絶対零度でのバン
ドギャップ電圧、E,γはデバイスパラメータ、G,α,Kは
回路パラメータ、Tは温度である。
(2)式を(1)式に代入して、温度Tに関して微分し
て、その値がT=T0の時0になったとすると、 (3)式を整理すると (K+2lnEG)=2(γ−α)lnT0+2(γ−α) ……
(4) 式(1),(2),(4)より、温度T=T0における出
力電圧VOUTとなる。
(5)式より、広い温度範囲で出力電圧 VOUT2VGOになることが一般的に知られている。とこ
ろでシリコンのバンドギャップ電圧(VGO)は1.205Vで
あるので本発明の場合、温度依存性の低い状態で約2.4V
という従来の2倍の出力電圧が得られる。またベース電
流を補償する回路形式により、ベース電流の温度特性に
よる出力電圧の温度依存性への影響も取り除かれる。
発明の効果 本発明の基準電圧発生回路によれば、簡易な回路構成
で、温度依存性の極めて低い状態で約2.4[V]の高い
定電圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基準電圧発生回路の実施例を示す回路
図、第2図は従来の基準電圧発生回路を示す回路図であ
る。 1,2,5,6,7……NPNトランジスタ、3,4,8,9……PNPトラン
ジスタ、10……出力端子、R1,R2,R3,R4,R5……抵
抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のNPNトランジスタのエミッタを接地
    点に、ベースとコレクタを共通接続し、エミッタ,ベー
    スおよびコレクタがそれぞれ共通に接続された複数個の
    トランジスタにより形成された第2のNPNトランジスタ
    のエミッタを第1の抵抗を介して接地点に、ベースを前
    記第1のNPNトランジスタのベースに接続し、ベースを
    共通接続した第3と第4のNPNトランジスタの各エミッ
    タをそれぞれ前記第1と第2のNPNトランジスタのコレ
    クタに接続し、かつ前記第4のNPNトランジスタのベー
    スとコレクタを共通に接続し、ベースを共通接続した第
    1と第2のPNPトランジスタの内、同第1のPNPトランジ
    スタのコレクタとベースを共通接続し、これをさらに第
    3のNPNトランジスタのコレクタに接続し、前記第2のP
    NPトランジスタのコレクタを第2の抵抗を介して前記第
    4のNPNトランジスタのコレクタに接続し、ベースを共
    通接続した第3と第4のPNPトランジスタのエミッタを
    それぞれ第3と第4の抵抗を介して電源端子に、それぞ
    れのコレクタを前記第1と第2のPNPトランジスタの各
    コレクタに接続し、かつ前記第4のPNPトランジスタの
    ベースとコレクタを接続し、さらに第5のNPNトランジ
    スタのエミッタを第5の抵抗を介して接地点に、コレク
    タを電源端子に、ベースを前記第3のNPNトランジスタ
    のコレクタに接続し、前記第2のPNPトランジスタのコ
    レクタを出力端子に接続したことを特徴とする基準電圧
    発生回路。
JP1470487A 1987-01-23 1987-01-23 基準電圧発生回路 Expired - Lifetime JPH0682309B2 (ja)

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JPS63182723A JPS63182723A (ja) 1988-07-28
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FR2641626B1 (fr) * 1989-01-11 1991-06-14 Sgs Thomson Microelectronics Generateur de tension de reference stable
GB9223338D0 (en) * 1992-11-06 1992-12-23 Sgs Thomson Microelectronics Low voltage reference current generating circuit
JP4513209B2 (ja) * 2000-12-28 2010-07-28 富士電機システムズ株式会社 半導体集積回路

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