JPH0122400Y2 - - Google Patents

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JPH0122400Y2
JPH0122400Y2 JP1983012562U JP1256283U JPH0122400Y2 JP H0122400 Y2 JPH0122400 Y2 JP H0122400Y2 JP 1983012562 U JP1983012562 U JP 1983012562U JP 1256283 U JP1256283 U JP 1256283U JP H0122400 Y2 JPH0122400 Y2 JP H0122400Y2
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JP
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motor
transistor
current
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resistors
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JPS59119795U (ja
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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は分流比方式の直流モータの速度制御回
路に係り、基準電圧源に直列に演算増巾器を接続
する事により、電源電圧及び周囲温度の影響を受
けない直流モータの速度制御回路を提供する事を
目的とする。
第1図は従来の速度制御回路を示す。Vc.c.は電
源端子、Mは直流モータ、Q1は駆動トランジス
タ、Q2は分流トランジスタ、RTは帰還抵抗RA
抵抗、RBは可変抵抗、1は誤差検出器、2は定
電流源、ZDは基準電圧源を夫々示す。Egはモー
タの逆起電圧、Rgはモータの内部抵抗を夫々示
す。又、Iaはモータの負荷電流、Izは基準電源ZD
に流れる電流を示し、IKは分流トランジスタQ2
流れる電流を示す。この分流トランジスタQ2
流れる電流IKは負荷電流Iaの1/Kである。これ
はQ1とQ2のエミツタ面積がK:1に選定されて
いる事に因る。
界磁を有する直流モータは、内部抵抗Rgとモ
ータの回転によつて誘起される逆起電力Egとを
直列に結線した等価回路で表わされるので、直流
モータの回転速度をNとし、nを電機子に巻かれ
た線材の巻線数、φを直流モータに生ずる磁束、
K2を比例定数とすると、逆起電力Egと回転速度
Nとの間には、 E0=N・K2o〓 …(1) の関係がある。又直流モータMを流れる電流Iaと
モータMの負荷トルクTLとの間には、 TL=K1o〓・Ia …(2) の関係がある。
電流IKと電流Iaとの間には、 Ia=K・IK …(3) の関係がある。
次にこの速度制御回路のバランス条件を算出す
る。
Eg+IaRg=Es(1+RB/RA) +RT(IZ+IK) …(4) 但し、Esは基準電圧源ZDの電圧とする。抵抗
RA,RBに流れる電流Isは、Iz≫Is及びIK≫Isであ
るので無視するものとする。
4式のバランス式より、 RT=KRg …(5) Eg=Es(1+RB/RA)+IzRT …(6) となる様に各定数が設定される。
上記1〜4式より回転数Nは、 N=Es(1+RB/RA)+IzRT/K2o〓 −TL(Rg−RT/K)/K1o〓・K2o〓 …(7) で求められる事になる。
基準電圧源ZDの電流Izは、定電流回路2により
変動は軽減されるものの電源電圧Vc.c.の変動及び
周囲温度の変動による影響を受けて変化する。こ
の事は7式の右辺第1項に含まれている電流Iz
が、それらの変動の影響を受ける事になり、その
結果回転数Nが変動する事になる。
この従来例では上述の如く、回転数が電源電圧
及び周囲温度の変動の影響を受けるという欠点を
有している。
本考案はかかる従来の欠点を解決したもので、
その要部は、バランス条件の式に電流Izが含まれ
ない様に基準電圧源ZDに直列に演算増巾器を接続
した事にある。
以下本考案になる実施例について図面と共に説
明する。尚第1図と同一部分には同一符号を付し
その説明は省略する。
第1図との相違点は、基準電圧源ZDと帰還抵抗
RTとの間に演算増巾器3を接続した点にある。
演算増巾器3のa入力端はその出力及び基準電圧
源ZDに接続され、b入力端は帰還抵抗RT、抵抗
RAの接続点及び分流トランジスタQ2のコレクタ
に接続される。この演算増巾器3はa入力端とそ
の出力がシヨートされており、従つてこの増巾度
は1である。a入力端及びb入力端は同電位であ
り、且つ誤差検出器1の反転入力及び非反転入力
は速度制御回路の正常動作時は、同電位である
為、抵抗RAに基準電圧源ZDの電圧Esがそのまま
印加される事になる。又演算増巾器3の各入力の
入力インピーダンスは極めて高い為、それら入力
に流れ込む電流は極めて小さい値であり、電流IK
に対して無視できるものである。
基準電圧源ZDの電流Izは演算増巾器3から供給
される事になり、従つてこの電流Izは、前述した
従来例の如く帰還抵抗RTを流れない事になる。
次にこの実施例回路におけるバランス式及び回
転数を表わす式を算出する。
Eg+IaRg=Es(1+RB/RA) +IKRT …(8) RT=KRg …(9) Eg=Es(1+RB/RA) …(10) N=Es(1+RB/RA)/K2o〓 −TL(Rg−RT/K)/K1o〓・K2o〓 …(11) 上記バランス式(8〜10)及び回転数を表わす
式(11)には基準電圧源ZDを流れる電流Izが含まれて
いない事が分る。従つてこの実施例においては、
電源電圧及び周囲温度が変動しても回転数への影
響はない。
第3図は、本考案の他の実施例を示す。第2図
と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。第2図との相違点は、誤差検出器1の非反
転入力と基準電圧源ZD及び演算増巾器3を介した
反転入力とを抵抗RBの両端に接続した点が相違
する。この実施例においても基準電圧源ZDの電流
Izは演算増巾器3から供給されており、従つてモ
ータに並列に接続された各抵抗RT,RA,RBのい
ずれの抵抗をも流れておらず、従つてこの電流Iz
がこの速度制御回路のバランス条件に入る事はな
く、第2図の実施例と同一の作用効果を有してい
るものである。バランス式及び回転数を表わす式
は前記実施例と同一であるのでその算出は省略す
る。尚この実施例では回転数の調整は抵抗RA
行われる。
上述の如く本考案になる直流モータの速度制御
回路では、基準電圧源ZDに直列に演算増巾器3を
接続する事により、電流Izをモータに並列接続さ
れたいずれの抵抗へも流さない様にした為、電源
電圧及び周囲温度の変動によつて変化する電流Iz
がバランス式及び回転数を表わす式に含まれてお
らず、それらの変動要因の影響を受けない減電圧
特性及び温度特性の良好な直流モータの速度制御
回路を得る事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の速度制御回路、第2図は本考案
の一実施例になる速度制御回路、第3図は本考案
の他の実施例になる速度制御回路を夫々示す。 M……直流モータ、Q1……駆動トランジスタ、
Q2……分流トランジスタ、RT……帰還抵抗、RA
RB……抵抗、Eg……モータの逆起電力、Rg……
モータの内部抵抗、ZD……基準電圧源、1……誤
差検出器、2……定電流源、3……演算増巾器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源の一端にモータの一端が接続され、該
    モータに、直列接続された第1、第2及び第3の
    抵抗が並列に接続され、 該直流電源の他端に第1のトランジスタのエミ
    ツタが接続され、コレクタが該モータの他端と該
    第3の抵抗との接続点に接続され、 該第1のトランジスタに対し所定比の電流が流
    れる第2のトランジスタのベースが該第1のトラ
    ンジスタのベースへ接続され、該第2のトランジ
    スタのコレクタが該第1及び第2の抵抗の接続点
    に接続され、 二入力端を有する誤差検出器の出力が該第1及
    び第2のトランジスタのベースへ接続され、その
    一入力端が該第2及び第3の抵抗の接続点(又は
    該第3の抵抗とモータの他端との接続点)に接続
    され、他入力端が基準電圧源を介して演算増巾器
    の出力に接続され、 該演算増巾器の入力端が該第1及び第2の抵抗
    の接続点(又は該第2及び第3の抵抗の接続点)
    に接続されてなる構成の直流モータの速度制御回
    路。
JP1983012562U 1983-01-31 1983-01-31 直流モ−タの速度制御回路 Granted JPS59119795U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS59119795U JPS59119795U (ja) 1984-08-13
JPH0122400Y2 true JPH0122400Y2 (ja) 1989-06-30

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