JPS6341665Y2 - - Google Patents

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JPS6341665Y2
JPS6341665Y2 JP1981184005U JP18400581U JPS6341665Y2 JP S6341665 Y2 JPS6341665 Y2 JP S6341665Y2 JP 1981184005 U JP1981184005 U JP 1981184005U JP 18400581 U JP18400581 U JP 18400581U JP S6341665 Y2 JPS6341665 Y2 JP S6341665Y2
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JP
Japan
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pocket
tape
dust cover
main body
opening
Prior art date
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Application number
JP1981184005U
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English (en)
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JPS5887188U (ja
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Priority to JP18400581U priority Critical patent/JPS5887188U/ja
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Publication of JPS6341665Y2 publication Critical patent/JPS6341665Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、添付図面を参照して説明すると、本
体ケース1の内部にテープリール6,6を可回転
に装備し、本体ケース1の前面にローデイングピ
ン挿入用のポケツト4をこれの前面および下面が
開口するよう本体ケース1内に向けて入り込む状
に凹設し、そのポケツト4の開口前面を本体ケー
ス1の前端に開閉自在に装着した前蓋10で閉塞
し、テープ5が一方のテープリール6から前蓋1
0の内側に導出されて他方のテープリール6に巻
き取られるようにしたテープカートリツジに関
し、不使用時に前記ポケツト4の開口下面を閉じ
るダストカバー12の取付け構造に改良を加えた
ものである。
〔従来の技術〕
不使用時に前記ポケツト4の下面が大きく開口
された状態のままにあると、塵埃がポケツト4の
開口下面から内部に侵入して、前蓋10の内側に
導出したテープ部分に付着する。ユーザーが指先
をポケツト4内に入れてテープ5に触れる。とい
つた問題がある。
そこで、本体ケース1にポケツト4の開口下面
を開閉するダストカバー12を装着することが、
例えば実公昭53−4094号公報および実開昭51−
74417号公報に公知である。
そこでは本体ケース1にダストカバー12をこ
れがポケツト4の開口下面を閉じる前方位置と、
該ポケツト4の開口下面を開放する後退位置とに
わたつて水平姿勢で前後摺動自在に装着し、ばね
部材でダストカバー12を前方の閉じ姿勢に摺動
付勢している。
または本体ケース1にポケツト4の開口下面を
閉じるダストカバー12を縦軸まわりに水平回動
自在に装着し、ポケツト4の後方側にダストカバ
ー12を回動操作することにより、ポケツト4の
下面を閉じ状態から開放状態にするものとなつて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前出の従来例はテープカートリツジを
デツキに装填したとき、ダストカバー12がいず
れもケース後方側に大きく後退移動してポケツト
4の開口下面を開放する仕様を採つている。
かかる従来形態では、本体ケース1の底壁にダ
ストカバー12を逃がすための空間(凹み)を大
きな領域で確保しなければならず、ケース底壁の
薄肉化による強度不足を招いたり、ケース側の形
状に無理な設計変更を強いられる不利がある。そ
れでもなお、ダストカバー12が邪魔になり、こ
れの作動が不確実になるなどの問題がある。
本考案は、かかる観点から本体ケース1の底壁
などに無理な設計変更を強いることなくダストカ
バー12が装着でき、しかもダストカバー12の
開閉作動が円滑に図れるテープカートリツジを得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本考案は、本体ケース1にダストカバ
ー12をこれが前記ポケツト4の開口下面を閉じ
る下降位置と、該ポケツト4の開口下面を開放す
る上昇位置とにわたつてほぼ水平姿勢で上下動自
在に装着し、該ダストカバー12を常に前記閉じ
姿勢に押圧付勢するばね手段を備えていることを
特徴とするものである。
〔作用〕
不使用時にダストカバー12は常に押し下げ付
勢されてポケツト4の開口下面を水平姿勢で閉じ
ており、該開口下面を介してポケツト4の内部上
方に塵埃が侵入するのを防止する。
テープカートリツジをデツキに装填すると、デ
ツキ側の解除操作部材Aがダストカバー12の下
面に接当して該カバー12を水平姿勢で押し上げ
これでポケツト4の下面がデツキ側のローデイン
グピンの挿入を許すよう開放状態になる。
〔考案の効果〕
本考案のダストカバー12は、ポケツト4内に
おいてほぼ水平姿勢で上下動してポケツト4の開
口下面を開閉するものとした。つまり、ポケツト
4の下面を開放するときは、ダストカバー12を
そのまま突き上げ操作するだけでよい。従つて、
ダストカバー12を本体ケース1の底壁3aに沿
つてケース後方側に退避させる従来形態と異な
り、ケース底壁3a側を薄肉化する等の無理な設
計を強いられず、容易に実施できる。しかも、ダ
ストカバー12は水平姿勢で上下動させるだけで
あるから、その案内手段を含めて取付け構造の簡
略化が図れ、作動の確実性を期すことができる。
そして、ダストカバー12が下降位置にある不使
用時には、ポケツト4の開口下面を確実に密閉状
態にし、とくにダストカバー12をそのまま上方
に押し開き操作するだけでポケツト4の下面を全
面的に開放状態にできる。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案に係るテープカート
リツジの実施例を説明する。
第1図ないし第3図はこの考案に係るテープカ
ートリツジの一例であるビデオカセツトを示して
おり、これの本体ケース1はプラスチツク製の上
下ケース2,3を蓋合わせ状にねじ等で一体結合
してなる。この本体ケース1の前面にはローデイ
ングピン挿入用のポケツト4をケース1の内部方
向に向けて入り込み状に凹設し、そのポケツト4
の上面は上ケース2の上壁2aで閉塞し、前面お
よび下面は開口している。
また本体ケース1の内部左右にはテープ5が巻
かれるテープリール6,6を下ケース3の底壁3
aに開口した駆動軸挿入孔7,7上に位置せしめ
て可回転に装備し、同ケース1の内部の前方の左
右隅部に固定式あるいは回転式によるテープガイ
ド部材8,8を配置していて、これらテープガイ
ド部材8,8を介してテープ5が図上右側の供給
側テープリール6から繰出されて本体ケース1の
前面に導き出され、左側の巻取側テープリール6
に巻取られる。
また本体ケース1の内部の後方の左右隅部には
不使用時にテープリール6,6が回転しないよう
にリールブレーキ9,9を装備し、また同ケース
1の前面に、不使用時にテープ5の前面外側を覆
い保護すべくポケツト4の開口前面を閉塞する前
蓋10を支軸11,11回りに開閉自在に装着し
ている。これらリールブレーキ9,9および前蓋
10は、ビデオデツキに装填すると、デツキ側の
解除ピンによりロツクが外されてスタンバイされ
るようになつている。
かかる構造のテープカートリツジにおいて、こ
の考案は、不使用時はポケツト4の開口下面をダ
ストカバー12で閉じ、使用時にはデツキ側の解
除操作部材でそのカバー12を押し開けるように
することに特徴を有する。
第2図および第3図において、そのダストカバ
ー12は、ポケツト4の下面開口部に合つた形状
を有する固い平板によるカバー本体12aと、こ
の本体12aの後縁の左右方向中央部に後向きに
突設され、孔13を有する基部12bとからな
り、そのカバー本体12aをポケツト4の内部に
水平姿勢に嵌め込み、かつ基部12bを、本体ケ
ース1のテープリール収納室とポケツト4とを仕
切る壁14の左右方向中央部に形成された縦ガイ
ド溝15内に嵌め込むとともに、その基部12b
の孔13を仕切壁14の内側で下ケース3の底壁
3aから上向きに突設された支軸16に挿通する
ことによりポケツト4内にダストカバー12を水
平姿勢で上下動するように装着している。カバー
本体1の左右側縁の一部には小さい断面半円形の
スライド突起17,17を設け、これを仕切壁1
4に摺動自在に接触させて前記支軸16に挿通さ
れた基部12bとでダストカバー12の位置規制
を講じている。またカバー本体12aは後縁とこ
れに対向する仕切壁14間には僅かな〓間を形成
し、また前縁は前蓋10の内側に沿うべく導出さ
れたテープ5の後面と触れることのないようその
後面から僅かに後方に離している。そしてダスト
カバー12とこれに対向する上ケース2の上壁2
aとの間には左右1対の弱い圧縮コイルばね1
8,18を介在させ、このばね力でダストカバー
12を常に下方向に付勢してポケツト4の開口下
面を閉口するようにしてある。なお、第4図に示
すように前記ばね18は支軸16上の上壁2aと
基部12bとの間に介装してもよい。
しかるときは、圧縮コイルばね18でダストカ
バー12は常に下方向に押圧付勢されてポケツト
4の開口下面の閉じ姿勢を維持し、その開口下面
からの塵埃侵入を防止する。そしてこのテープカ
ートリツジをビデオデツキに装填すると、デツキ
側の解除操作部材Aが第3図に示すように、底壁
3aの下方側からダストカバー12の下面に接当
作用し、このカバー12全体をばね18に抗して
テープ5の上端縁より更に上方の位置に達するま
で平行に押し上げ、これでポケツト4の下面が完
全に開けられ、ポケツト4の下方からのローデイ
ングピンの挿入を待機することになる。
因みに、テープカートリツジを前述のようにビ
デオデツキに装填すると、デツキ側の解除ピンが
前蓋10の下端を押し、この前蓋10も支軸11
回りに開けられる。前蓋10が開くと、デツキ側
のローデイングピンがポケツト4の下方からテー
プ5の内側に入つて来て前方に移動し、テープ5
を本体ケース1前方に位置するデツキ側の回転ヘ
ツドに巻付ける。
テープカートリツジをビデオデツキから取出す
ときは、解除操作部材Aがポケツト4から下方に
抜出され、ダストカバー12はばね付勢で押下げ
られてポケツト4の開口下面を元通り閉じる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るテープカートリツジの
一例を、前蓋を開けた状態で示す斜視図、第2図
はその一部切欠き平面図、第3図は第2図におけ
る−線拡大断面図、第4図はその付勢ばねの
他の装着例を示す断面図である。 1……本体ケース、4……ローデイングピン挿
入用ポケツト、5……テープ、6……テープリー
ル、10……前蓋、12……ダストカバー、18
……圧縮コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケース1の内部にテープリール6,6を可
    回転に装備し、本体ケース1の前面にローデイン
    グピン挿入用のポケツト4をこの前面および下面
    が開口するよう本体ケース1内に向けて入り込み
    状に凹設し、そのポケツト4の開口前面は本体ケ
    ース1の前端に開閉自在に装着された前蓋10で
    閉塞し、テープ5が一方のテープリール6から前
    蓋10の内側に導出されて他方のテープリール6
    に巻き取られるようにしたテープカートリツジに
    おいて、 本体ケース1にダストカバー12をこれが前記
    ポケツト4の開口下面を閉じる下降位置と、該ポ
    ケツト4の開口下面を開放する上昇位置とにわた
    つてほぼ水平姿勢で上下動自在に装着し、 該ダストカバー12を常に前記閉じ姿勢に押圧
    付勢するばね手段を備えていることを特徴とする
    テープカートリツジ。
JP18400581U 1981-12-09 1981-12-09 テ−プカ−トリツジ Granted JPS5887188U (ja)

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JP18400581U JPS5887188U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 テ−プカ−トリツジ

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JP18400581U JPS5887188U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 テ−プカ−トリツジ

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Publication Number Publication Date
JPS5887188U JPS5887188U (ja) 1983-06-13
JPS6341665Y2 true JPS6341665Y2 (ja) 1988-11-01

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ID=29983776

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JP18400581U Granted JPS5887188U (ja) 1981-12-09 1981-12-09 テ−プカ−トリツジ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587278B2 (ja) * 1975-04-29 1983-02-09 財団法人相模中央化学研究所 ジペプチドの製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020211Y2 (ja) * 1981-07-01 1985-06-17 ソニー株式会社 テ−プカセツト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587278B2 (ja) * 1975-04-29 1983-02-09 財団法人相模中央化学研究所 ジペプチドの製造方法

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JPS5887188U (ja) 1983-06-13

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