JPH0621067Y2 - テープレコーダのカセット保持構造 - Google Patents
テープレコーダのカセット保持構造Info
- Publication number
- JPH0621067Y2 JPH0621067Y2 JP1884488U JP1884488U JPH0621067Y2 JP H0621067 Y2 JPH0621067 Y2 JP H0621067Y2 JP 1884488 U JP1884488 U JP 1884488U JP 1884488 U JP1884488 U JP 1884488U JP H0621067 Y2 JPH0621067 Y2 JP H0621067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- tape recorder
- housing
- cassette holding
- dust cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案はマイクロエンドレステープ内蔵のカセットを使
用する小型のテープレコーダに係り、特にそのカセット
保持構造に関する。
用する小型のテープレコーダに係り、特にそのカセット
保持構造に関する。
［従来の技術］ 従来から、既にマイクロエンドレステープ内蔵のカセッ
トを使用したテープレコーダが提案されている。すなわ
ち、この種のテープレコーダにおいては、カセット挿入
時、該カセットをその後端面がダストカバーの開放端部
近傍に達する位置までハウジング内部に深く差し込み、
該ハウジング内に設置されたカセット保持体内に保持固
定させるように構成している。
トを使用したテープレコーダが提案されている。すなわ
ち、この種のテープレコーダにおいては、カセット挿入
時、該カセットをその後端面がダストカバーの開放端部
近傍に達する位置までハウジング内部に深く差し込み、
該ハウジング内に設置されたカセット保持体内に保持固
定させるように構成している。
［考案が解決しようとする問題点］ しかしながら、このような従来のカセット保持構造にあ
っては、カセットがハウジング内部に深く差し込まれる
ため、該カセットがハウジング内のカセット保持体内に
保持された状態において、カセット挿入口からカセット
後端面までの間に余分な空間が存在することとなり、そ
の結果テープレコーダの幅方向の寸法が大きくなってし
まうという欠点があった。
っては、カセットがハウジング内部に深く差し込まれる
ため、該カセットがハウジング内のカセット保持体内に
保持された状態において、カセット挿入口からカセット
後端面までの間に余分な空間が存在することとなり、そ
の結果テープレコーダの幅方向の寸法が大きくなってし
まうという欠点があった。
本考案の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、テ
ープレコーダの幅方向の寸法を小さくできるようにした
テープレコーダのカセット保持構造を提供するにある。
ープレコーダの幅方向の寸法を小さくできるようにした
テープレコーダのカセット保持構造を提供するにある。
［問題点を解決するための手段］ 本考案に係るテープレコーダのカセット保持構造は、マ
イクロエンドレステープ内蔵のカセットを使用しかつカ
セット挿入口にダストカバーが開閉自在に取り付けられ
たテープレコーダにおいて、一方のハウジング側に、カ
セットの側面および底面を保持する略横「コ」字状のカ
セット保持部材を固定すると共に、他方のハウジング側
に、ガイド挿入口に連設されたカセット保持側壁を設
け、該カセット保持側壁は前記カセット保持部材の側壁
と面一となるよう形成されかつ前記ダストカバーは、カ
セット挿入時、その面がカセット保持部材の底壁面と面
一となるよう形成した構成としたものである。
イクロエンドレステープ内蔵のカセットを使用しかつカ
セット挿入口にダストカバーが開閉自在に取り付けられ
たテープレコーダにおいて、一方のハウジング側に、カ
セットの側面および底面を保持する略横「コ」字状のカ
セット保持部材を固定すると共に、他方のハウジング側
に、ガイド挿入口に連設されたカセット保持側壁を設
け、該カセット保持側壁は前記カセット保持部材の側壁
と面一となるよう形成されかつ前記ダストカバーは、カ
セット挿入時、その面がカセット保持部材の底壁面と面
一となるよう形成した構成としたものである。
［作用］ このように本考案にあって、カセットは、カセット保持
部材と、該カセット保持部材よりカセット挿入口側に設
けられたカセント保持側壁およびダストカバーによっ
て、その側面および底面が保持されるようになってお
り、ハウジング内にセットされた状態において、カセッ
ト後端面がカセット挿入口付近に位置している。したが
って、カセット後端面後方に余分な空間がなくなり、そ
の分テープレコーダの幅方向の寸法を小さくできる。
部材と、該カセット保持部材よりカセット挿入口側に設
けられたカセント保持側壁およびダストカバーによっ
て、その側面および底面が保持されるようになってお
り、ハウジング内にセットされた状態において、カセッ
ト後端面がカセット挿入口付近に位置している。したが
って、カセット後端面後方に余分な空間がなくなり、そ
の分テープレコーダの幅方向の寸法を小さくできる。
［実施例］ 以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明す
る。
る。
第１図は本考案に係るカセット保持構造を採用したテー
プレコーダの斜視図、第２図は同テープレコーダの要部
側断面図、第３図は同テープレコーダの一方のハウジン
グの平面図である。
プレコーダの斜視図、第２図は同テープレコーダの要部
側断面図、第３図は同テープレコーダの一方のハウジン
グの平面図である。
ハウジング１は２分割された構造となっており、一方の
ハウジング１ａと他方のハウジング１ｂとを重ね合わせ
ることによって箱状のハウジング１が構成されている。
一方のハウジング１ａにはカセット挿入口２から若干離
れた位置に金属製のカセット保持体３が固定されてい
る。該カセット保持体３は底壁３ａと該底壁３ａの両側
に立設された側壁３ｂとからなり、略横「コ」字状を呈
するよう構成されている。該底壁３ａの両側に立設され
た側壁３ｂの間隔寸法は、第４図に示す、マイクロエン
ドレステープ４を内蔵したカセット５の幅方向寸法Ｗと
略等しく形成されており、該側壁３ｂによってカセット
５の側面を保持し得るようになっている。また、該側壁
３ｂの上端部には内方へ直角に折り曲げられた折曲部３
ｃ（第３図参照）が設けられていると共に、該折曲部３
ｃと底壁３ａとの間隔寸法はカセット５の高さ寸法Ｈと
略等しく形成されており、該折曲部３ｃと底壁３ａとで
カセット５の上面と底面を保持し得るようになってい
る。尚、符号６はマイクロエンドレステープ４のトラッ
ク上の記録信号を読み取るためのヘッドで、前記カセッ
ト保持体３の先端部近傍に位置するよう一方のハウジン
グ１ａ側に固定されている。また、符号７はマイクロエ
ンドレステープ４を巻き取るためのキャプスタン、８は
スイッチで、カセット５がカッセト保持体３内に挿入保
持されることによって自動的にＯＮとなるよう設定され
ている。
ハウジング１ａと他方のハウジング１ｂとを重ね合わせ
ることによって箱状のハウジング１が構成されている。
一方のハウジング１ａにはカセット挿入口２から若干離
れた位置に金属製のカセット保持体３が固定されてい
る。該カセット保持体３は底壁３ａと該底壁３ａの両側
に立設された側壁３ｂとからなり、略横「コ」字状を呈
するよう構成されている。該底壁３ａの両側に立設され
た側壁３ｂの間隔寸法は、第４図に示す、マイクロエン
ドレステープ４を内蔵したカセット５の幅方向寸法Ｗと
略等しく形成されており、該側壁３ｂによってカセット
５の側面を保持し得るようになっている。また、該側壁
３ｂの上端部には内方へ直角に折り曲げられた折曲部３
ｃ（第３図参照）が設けられていると共に、該折曲部３
ｃと底壁３ａとの間隔寸法はカセット５の高さ寸法Ｈと
略等しく形成されており、該折曲部３ｃと底壁３ａとで
カセット５の上面と底面を保持し得るようになってい
る。尚、符号６はマイクロエンドレステープ４のトラッ
ク上の記録信号を読み取るためのヘッドで、前記カセッ
ト保持体３の先端部近傍に位置するよう一方のハウジン
グ１ａ側に固定されている。また、符号７はマイクロエ
ンドレステープ４を巻き取るためのキャプスタン、８は
スイッチで、カセット５がカッセト保持体３内に挿入保
持されることによって自動的にＯＮとなるよう設定され
ている。
また、前記カセット挿入口２は、一方のハウジング１ａ
側に回動自在に枢支されたダストカバー９によって開閉
されるようになっており、該ダストカバー９はばね１０
の弾性力によって常時カセット挿入口２を閉じる方向に
付勢されている。該ダストカバー９はカセット挿入口２
からカセット５が挿入され、カセット保持体３内に保持
された状態において、第２図に二点鎖線９′および第３
図に実線で示すように、カセット保持体３の底壁３ａに
一体に設けられたストッパ１１に当接し、その面がカセ
ット保持体３の底壁３ａの面と面一となるよう構成され
ている。そして、該カセット５がハウジング１内に挿入
装着された状態において、該ダストカバー９はカセット
５の後部側の底面を保持するようになっている。また、
他方のハウジング１ｂには、上述のごとくダストカバー
９が開かれた状態において、その両側に位置するごとく
一対の側壁１２（第２図、第３図参照）が一体に設けら
れており、該側壁１２は前記カセット保持体３の側壁３
ｂと面一となるよう構成されている。該側壁１２はハウ
ジング１内にカセット５が挿入装着された状態において
カセット５の後部側面を保持するようになっている。
側に回動自在に枢支されたダストカバー９によって開閉
されるようになっており、該ダストカバー９はばね１０
の弾性力によって常時カセット挿入口２を閉じる方向に
付勢されている。該ダストカバー９はカセット挿入口２
からカセット５が挿入され、カセット保持体３内に保持
された状態において、第２図に二点鎖線９′および第３
図に実線で示すように、カセット保持体３の底壁３ａに
一体に設けられたストッパ１１に当接し、その面がカセ
ット保持体３の底壁３ａの面と面一となるよう構成され
ている。そして、該カセット５がハウジング１内に挿入
装着された状態において、該ダストカバー９はカセット
５の後部側の底面を保持するようになっている。また、
他方のハウジング１ｂには、上述のごとくダストカバー
９が開かれた状態において、その両側に位置するごとく
一対の側壁１２（第２図、第３図参照）が一体に設けら
れており、該側壁１２は前記カセット保持体３の側壁３
ｂと面一となるよう構成されている。該側壁１２はハウ
ジング１内にカセット５が挿入装着された状態において
カセット５の後部側面を保持するようになっている。
以上のような構造において、カセット５をカセット挿入
口２から差し込むと、まずダストカバー９がハウジング
１の内側へ倒れて開き、カセット保持体３の底壁３ａと
面一となる。そして、このままダストカバー９、底壁３
ａ上を摺動させてカセット５の挿入を続けていくと、該
カセット５の先端側がヘッド６、キャプスタン７に当接
することによってその前進が阻止され、該カセット５の
セットが完了する。この状態において、カセット５は、
その側面をカセット保持体３の側壁３ｂと、他方のハウ
ジング１ｂ側に一体に設けられた側壁１２によって保持
され、かつ底面をカセット保持体３の底壁３ａとダスト
カバー９によって保持される。尚、このときダストカバ
ー９はばね１０の弾性力によって反時計方向側へ付勢さ
れた状態となっているので、カセット５の底面に圧接し
た状態となっている。また、カセット５がハウジング１
内に完全に挿入された状態において、該カセット５の後
端面５ａは第２図に示すごとく、カセット挿入口２の近
傍に位置しており、該カセット挿入口２とカセット５の
後端面５ａとの間には余分な空間が存在しないようにな
っている。したがって、テープレコーダはその幅方向の
寸法を極力小さくすることができる。
口２から差し込むと、まずダストカバー９がハウジング
１の内側へ倒れて開き、カセット保持体３の底壁３ａと
面一となる。そして、このままダストカバー９、底壁３
ａ上を摺動させてカセット５の挿入を続けていくと、該
カセット５の先端側がヘッド６、キャプスタン７に当接
することによってその前進が阻止され、該カセット５の
セットが完了する。この状態において、カセット５は、
その側面をカセット保持体３の側壁３ｂと、他方のハウ
ジング１ｂ側に一体に設けられた側壁１２によって保持
され、かつ底面をカセット保持体３の底壁３ａとダスト
カバー９によって保持される。尚、このときダストカバ
ー９はばね１０の弾性力によって反時計方向側へ付勢さ
れた状態となっているので、カセット５の底面に圧接し
た状態となっている。また、カセット５がハウジング１
内に完全に挿入された状態において、該カセット５の後
端面５ａは第２図に示すごとく、カセット挿入口２の近
傍に位置しており、該カセット挿入口２とカセット５の
後端面５ａとの間には余分な空間が存在しないようにな
っている。したがって、テープレコーダはその幅方向の
寸法を極力小さくすることができる。
［考案の効果］ 以上説明したように本考案に係るテープレコーダのカセ
ット保持構造によれば、マイクロエンドレステープ内蔵
のカセットは、カセット保持部材と、該カセット保持部
材よりカセット挿入口側に設けられたカセット保持側壁
およびダストカバーによって、その側面および底面が強
固に保持されるようになっており、ハウジング内にセッ
トされた状態においてカセット後端面がカセット挿入口
近傍に位置するように構成されている。したがって、従
来、カセット後端面後方に設けられていた余分な空間を
なくすことができるようになり、その分テープレコーダ
の幅方向の寸法を極力小さくでき、テープレコーダの小
型化という要請に応えることができる。
ット保持構造によれば、マイクロエンドレステープ内蔵
のカセットは、カセット保持部材と、該カセット保持部
材よりカセット挿入口側に設けられたカセット保持側壁
およびダストカバーによって、その側面および底面が強
固に保持されるようになっており、ハウジング内にセッ
トされた状態においてカセット後端面がカセット挿入口
近傍に位置するように構成されている。したがって、従
来、カセット後端面後方に設けられていた余分な空間を
なくすことができるようになり、その分テープレコーダ
の幅方向の寸法を極力小さくでき、テープレコーダの小
型化という要請に応えることができる。
第１図は本考案に係るカセット保持構造を採用したテー
プレコーダの斜視図、第２図は同テープレコーダの要部
側断面図、第３図は同テープレコーダの一方のハウジン
グの平面図、第４図はカセットの斜視図である。 １……ハウジング，１ａ……一方のハウジング， １ｂ……他方のハウジング，２……カセット挿入口， ３……カセット保持体，３ａ……底壁，３ｂ……側壁， ４……マイクロエンドレステープ，５……カセット， ９……ダストカバー，１２……側壁。
プレコーダの斜視図、第２図は同テープレコーダの要部
側断面図、第３図は同テープレコーダの一方のハウジン
グの平面図、第４図はカセットの斜視図である。 １……ハウジング，１ａ……一方のハウジング， １ｂ……他方のハウジング，２……カセット挿入口， ３……カセット保持体，３ａ……底壁，３ｂ……側壁， ４……マイクロエンドレステープ，５……カセット， ９……ダストカバー，１２……側壁。
Claims (1)
- 【請求項１】マイクロエンドレステープ内蔵のカセット
を使用しかつカセット挿入口にダストカバーが開閉自在
に取り付けられたテープレコーダにおいて、一方のハウ
ジング側に、カセットの側面および底面を保持する略横
「コ」字状のカセット保持部材を固定すると共に、他方
のハウジング側に、ガイド挿入口に連設されたカセット
保持側壁を設け、該カセット保持側壁は前記カセット保
持部材の側壁と面一となるよう形成されかつ前記ダスト
カバーは、カセット挿入時、その面がカセット保持部材
の底壁面と面一となるよう形成されたことを特徴とする
テープレコーダのカセット保持構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1884488U JPH0621067Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | テープレコーダのカセット保持構造 |
| US07/258,716 US5075806A (en) | 1988-02-16 | 1988-10-17 | Tape recorder with compact cassette retainer and manually operable cassette ejector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1884488U JPH0621067Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | テープレコーダのカセット保持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01124953U JPH01124953U (ja) | 1989-08-25 |
| JPH0621067Y2 true JPH0621067Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31233847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1884488U Expired - Lifetime JPH0621067Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | テープレコーダのカセット保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621067Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-16 JP JP1884488U patent/JPH0621067Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01124953U (ja) | 1989-08-25 |
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