JPH0621068Y2 - テープレコーダのイジェクト機構 - Google Patents
テープレコーダのイジェクト機構Info
- Publication number
- JPH0621068Y2 JPH0621068Y2 JP1884588U JP1884588U JPH0621068Y2 JP H0621068 Y2 JPH0621068 Y2 JP H0621068Y2 JP 1884588 U JP1884588 U JP 1884588U JP 1884588 U JP1884588 U JP 1884588U JP H0621068 Y2 JPH0621068 Y2 JP H0621068Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- housing
- tape recorder
- eject
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はマイクロエンドレステープ内蔵のカセットを使
用する小型のテープレコーダに係り、特にそのイジェク
ト機構に関する。
用する小型のテープレコーダに係り、特にそのイジェク
ト機構に関する。
[従来の技術] 従来からこの種のテープレコーダにあっては、ハウジン
グ内に挿入されたカセットをハウジング外へ取り出す手
段としてイジェクト機構を設けている。
グ内に挿入されたカセットをハウジング外へ取り出す手
段としてイジェクト機構を設けている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来からこのイジェクト機構としては、イジ
ェクトボタンを押圧したときにカセットがハウジングか
ら自動的に飛び出す機構が提案されているが、該イジェ
クト機構にあっては機構自体が複雑で、コスト的に高く
つくという欠点があった。
ェクトボタンを押圧したときにカセットがハウジングか
ら自動的に飛び出す機構が提案されているが、該イジェ
クト機構にあっては機構自体が複雑で、コスト的に高く
つくという欠点があった。
本考案の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、機
構が簡単で、コスト的に安価なテープレコーダのイジェ
クト機構を提供するにある。
構が簡単で、コスト的に安価なテープレコーダのイジェ
クト機構を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るテープレコーダのイジェクト機構は、マイ
クロエンドレステープ内蔵のカセットを使用したテープ
レコーダにおいて、ハウジングの側面に摺動自在に装着
されかつハウジング内に設置されたカセット保持体の案
内溝内に摺動自在に嵌入されるリブを有するイジェクト
レバーを備え、該イジェクトレバーのリブによってカセ
ット保持体内のカセットを外部へ押し出すよう構成した
ものである。
クロエンドレステープ内蔵のカセットを使用したテープ
レコーダにおいて、ハウジングの側面に摺動自在に装着
されかつハウジング内に設置されたカセット保持体の案
内溝内に摺動自在に嵌入されるリブを有するイジェクト
レバーを備え、該イジェクトレバーのリブによってカセ
ット保持体内のカセットを外部へ押し出すよう構成した
ものである。
[作用] このように本考案にあっては、イジェクトレバーのリブ
によって、カセット保持体内に挿入配置されたカセット
の先端面を押圧してハウジング外へ取り出す手動式の機
構であるため、機構が簡単で、コスト的にも安価に製作
できる。
によって、カセット保持体内に挿入配置されたカセット
の先端面を押圧してハウジング外へ取り出す手動式の機
構であるため、機構が簡単で、コスト的にも安価に製作
できる。
[実施例] 以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明す
る。
る。
第1図は本考案に係るイジェクト機構を採用したテープ
レコーダの斜視図、第2図は同テープレコーダの要部側
断面図、第3図は同テープレコーダの要部斜視図であ
る。
レコーダの斜視図、第2図は同テープレコーダの要部側
断面図、第3図は同テープレコーダの要部斜視図であ
る。
ハウジング1は2分割された構造となっており、一方の
ハウジング1aと他方のハウジング1bとを重ね合わせ
ることによって箱状のハウジング1が構成されている。
一方のハウジング1aにはカセット挿入口2から若干離
れた位置に金属製のカセット保持体3が固定されてい
る。該カセット保持体3は底壁3aと該底壁3aの両側
に立設された側壁3bとからなり、略横「コ」字状を呈
するよう構成されている。該底壁3aの両側に立設され
た側壁3bの間隔寸法は第4図に示す、マイクロエンド
レステープ4を内蔵したカセット5の幅方向寸法Wと略
等しく形成されており、該側壁3bによってカセット5
の側面を保持し得るようになっている。また、該側壁3
bの上端部には互いに内方へ直角に折り曲げられた折曲
部3cが設けられており、該折曲部3cと底壁3aとの
間隔寸法はカセット5の高さ寸法Hと略等しく形成され
ており、該折曲部3cと底壁3aとでカセット5の上面
と底面とを保持し得るようになっている。
ハウジング1aと他方のハウジング1bとを重ね合わせ
ることによって箱状のハウジング1が構成されている。
一方のハウジング1aにはカセット挿入口2から若干離
れた位置に金属製のカセット保持体3が固定されてい
る。該カセット保持体3は底壁3aと該底壁3aの両側
に立設された側壁3bとからなり、略横「コ」字状を呈
するよう構成されている。該底壁3aの両側に立設され
た側壁3bの間隔寸法は第4図に示す、マイクロエンド
レステープ4を内蔵したカセット5の幅方向寸法Wと略
等しく形成されており、該側壁3bによってカセット5
の側面を保持し得るようになっている。また、該側壁3
bの上端部には互いに内方へ直角に折り曲げられた折曲
部3cが設けられており、該折曲部3cと底壁3aとの
間隔寸法はカセット5の高さ寸法Hと略等しく形成され
ており、該折曲部3cと底壁3aとでカセット5の上面
と底面とを保持し得るようになっている。
前記カセット保持体3の一方の側壁3bには、第2図、
第3図ち示すごとく、案内溝3dが設けられており、該
案内溝3dは側壁3bの先端から後端側に向かって所定
寸法切り欠かれた長溝形状となっている。また、該案内
溝3dが設けられている側壁3bを対応するハウジング
1bの側面には、イジェクトレバー6が摺動自在に装着
された構造となっている。すなわち、該イジェクトレバ
ー6は2枚の板6a、6bとから構成されており、前記
ハウジング1bの側面を挟んだ状態で摺動し得るように
なっている。また、該イジェクトレバー6の一方の板6
aの内面の先端側には、前記案内溝3d内に摺動自在に
嵌入されかつその先端部が案内溝3dを通ってカセット
保持体3内に位置してなるリブ6cが設けられており、
該リブ6cによってカセット保持体3内のカセット5は
ハウジング1外へ押し出されるようになっている。すな
わち、該カセット5がカセット保持体3内に挿入された
状態において、該リブ6cがカセット5の先端面5aに
当接した状態となっており、イジェクトレバー6の押し
出し動作に追従してリブ6cがカセット5の先端面5a
をカセット挿入口2側へ押圧するようになっており、該
押圧力によってカセット5はハウジング1外へ押し出さ
れるようになっている。一方、イジェクトレバー6の他
方の板6bの外面側には該イジェクトレバー6を摺動さ
せるためのつまみ6dが設けられている。尚、符号7は
マイクロエンドレステープ4のトラック上の記録信号を
読み取るためのヘッドで、カセット保持体3の先端部近
傍に位置するよう一方のハウジング1a側に固定されて
いる。
第3図ち示すごとく、案内溝3dが設けられており、該
案内溝3dは側壁3bの先端から後端側に向かって所定
寸法切り欠かれた長溝形状となっている。また、該案内
溝3dが設けられている側壁3bを対応するハウジング
1bの側面には、イジェクトレバー6が摺動自在に装着
された構造となっている。すなわち、該イジェクトレバ
ー6は2枚の板6a、6bとから構成されており、前記
ハウジング1bの側面を挟んだ状態で摺動し得るように
なっている。また、該イジェクトレバー6の一方の板6
aの内面の先端側には、前記案内溝3d内に摺動自在に
嵌入されかつその先端部が案内溝3dを通ってカセット
保持体3内に位置してなるリブ6cが設けられており、
該リブ6cによってカセット保持体3内のカセット5は
ハウジング1外へ押し出されるようになっている。すな
わち、該カセット5がカセット保持体3内に挿入された
状態において、該リブ6cがカセット5の先端面5aに
当接した状態となっており、イジェクトレバー6の押し
出し動作に追従してリブ6cがカセット5の先端面5a
をカセット挿入口2側へ押圧するようになっており、該
押圧力によってカセット5はハウジング1外へ押し出さ
れるようになっている。一方、イジェクトレバー6の他
方の板6bの外面側には該イジェクトレバー6を摺動さ
せるためのつまみ6dが設けられている。尚、符号7は
マイクロエンドレステープ4のトラック上の記録信号を
読み取るためのヘッドで、カセット保持体3の先端部近
傍に位置するよう一方のハウジング1a側に固定されて
いる。
以上のように構成されたイジェクト機構にあっては、上
述したようにイジェクトレバー6の摺動によってカセッ
ト5をハウジング1外へ押し出すようにしているが、該
カセット5を挿入する前にあってはイジェクトレバー6
のリブ6cが案内溝3dの後端面に当接した状態となっ
ている。したがってこの状態において、カセット5をカ
セット挿入口2からカセット保持体3内に挿入していく
と、カセット5の先端面5aがイジェクトレバー6のリ
ブ6cに当接し、該カセット5の挿入動作に追従してイ
ジェクトレバー6が前進する。そして、カセット5のカ
セント保持体3内への挿入が完了した状態において、イ
ジェクトレバー6のリブ6cはカセット5の先端面5a
に当接した状態で停止している。
述したようにイジェクトレバー6の摺動によってカセッ
ト5をハウジング1外へ押し出すようにしているが、該
カセット5を挿入する前にあってはイジェクトレバー6
のリブ6cが案内溝3dの後端面に当接した状態となっ
ている。したがってこの状態において、カセット5をカ
セット挿入口2からカセット保持体3内に挿入していく
と、カセット5の先端面5aがイジェクトレバー6のリ
ブ6cに当接し、該カセット5の挿入動作に追従してイ
ジェクトレバー6が前進する。そして、カセット5のカ
セント保持体3内への挿入が完了した状態において、イ
ジェクトレバー6のリブ6cはカセット5の先端面5a
に当接した状態で停止している。
したがって、カセット5がハウジング1内にセットされ
た状態からハウジング1外へ取り出す場合には、イジェ
クトレバー6を後退方向に摺動させ、該イジェクトレバ
ー6のリブ6cによってカセット5の先端面5aをカセ
ット挿入口2側へ押圧すれば、これによって該カセット
5の取り出しが簡単に行われる。
た状態からハウジング1外へ取り出す場合には、イジェ
クトレバー6を後退方向に摺動させ、該イジェクトレバ
ー6のリブ6cによってカセット5の先端面5aをカセ
ット挿入口2側へ押圧すれば、これによって該カセット
5の取り出しが簡単に行われる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係るテープレコーダのイジ
ェクト機構によれば、ハウジングの側面にイジェクトレ
バーを摺動自在に装着し、該イジェクトレバーのリブに
よって、カセット保持体内に挿入配置されたカセットの
先端面を押圧してカセットをハウジング外へ取り出す構
成としているため、従来のイジェクト機構に比べて機構
が非常に簡単であり、コスト的にも安価に製作できると
いう効果を有する。
ェクト機構によれば、ハウジングの側面にイジェクトレ
バーを摺動自在に装着し、該イジェクトレバーのリブに
よって、カセット保持体内に挿入配置されたカセットの
先端面を押圧してカセットをハウジング外へ取り出す構
成としているため、従来のイジェクト機構に比べて機構
が非常に簡単であり、コスト的にも安価に製作できると
いう効果を有する。
第1図は本考案に係るイジェクト機構を採用したテープ
レコーダの斜視図、第2図は同テープレコーダの要部側
の断面図、第3図は同テープレコーダの要部斜視図、第
4図はカセットの斜視図である。 1……ハウジング,3……カセット保持体, 3d……案内溝,4……マイクロエンドレステープ, 5……カセット,6……イジェクトレバー, 6c……リブ。
レコーダの斜視図、第2図は同テープレコーダの要部側
の断面図、第3図は同テープレコーダの要部斜視図、第
4図はカセットの斜視図である。 1……ハウジング,3……カセット保持体, 3d……案内溝,4……マイクロエンドレステープ, 5……カセット,6……イジェクトレバー, 6c……リブ。
Claims (1)
- 【請求項1】マイクロエンドレステープ内蔵のカセット
を使用したテープレコーダにおいて、ハウジングの側面
に摺動自在に装着されかつハウジング内に設置されたカ
セット保持体の案内溝内に摺動自在に嵌入されるリブを
有するイジェクトレバーを備え、該イジェクトレバーの
リブによってカセット保持体内のカセットを外部へ押し
出すよう構成したことを特徴とするテープレコーダのイ
ジェクト機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1884588U JPH0621068Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | テープレコーダのイジェクト機構 |
US07/258,716 US5075806A (en) | 1988-02-16 | 1988-10-17 | Tape recorder with compact cassette retainer and manually operable cassette ejector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1884588U JPH0621068Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | テープレコーダのイジェクト機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01124954U JPH01124954U (ja) | 1989-08-25 |
JPH0621068Y2 true JPH0621068Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31233849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1884588U Expired - Lifetime JPH0621068Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | テープレコーダのイジェクト機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621068Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8701743B2 (en) | 2004-01-02 | 2014-04-22 | Water Gremlin Company | Battery parts and associated systems and methods |
-
1988
- 1988-02-16 JP JP1884588U patent/JPH0621068Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01124954U (ja) | 1989-08-25 |
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