JPS6312468Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312468Y2 JPS6312468Y2 JP6998482U JP6998482U JPS6312468Y2 JP S6312468 Y2 JPS6312468 Y2 JP S6312468Y2 JP 6998482 U JP6998482 U JP 6998482U JP 6998482 U JP6998482 U JP 6998482U JP S6312468 Y2 JPS6312468 Y2 JP S6312468Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cover
- dust cover
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 27
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は本体ケースの前面にダストカバーを
付設したテープ保護用の前蓋がケース前面を閉じ
る姿勢と上向き開放姿勢とにわたつて切換え操作
可能に枢着されたテープカートリツジにおいて、
ダストカバーによるダストシールの向上を図るこ
とを目的とする。
付設したテープ保護用の前蓋がケース前面を閉じ
る姿勢と上向き開放姿勢とにわたつて切換え操作
可能に枢着されたテープカートリツジにおいて、
ダストカバーによるダストシールの向上を図るこ
とを目的とする。
図示する如きビデオ用のテープカートリツジに
おいては、本体ケース1にこれの前面を閉じる前
蓋9を枢着し、不使用時に該前蓋9でケース前面
に導出したテープ2の前面外側をカバーして保護
するようになつているが、本体ケース1の前縁の
左右中央部に磁気記録装置側のテープローデイン
グ部材の挿入を許すポケツト7が左右一連の広幅
で大きく入り込み状に凹設形成されていると、テ
ープ2がポケツト7の開口下面および開口上面か
ら侵入する塵埃に塗れやすいし、指先などがテー
プ2に触れる機会が多い。
おいては、本体ケース1にこれの前面を閉じる前
蓋9を枢着し、不使用時に該前蓋9でケース前面
に導出したテープ2の前面外側をカバーして保護
するようになつているが、本体ケース1の前縁の
左右中央部に磁気記録装置側のテープローデイン
グ部材の挿入を許すポケツト7が左右一連の広幅
で大きく入り込み状に凹設形成されていると、テ
ープ2がポケツト7の開口下面および開口上面か
ら侵入する塵埃に塗れやすいし、指先などがテー
プ2に触れる機会が多い。
そこで、ポケツト7の存在箇所において前蓋9
の内側にダストカバー12を配置し、このダスト
カバー12で不使用時にテープ2の下側方を含む
内側方およびポケツト7の開口上面を閉じて、テ
ープ2に塵埃が付着するのを防止することが提案
されている。
の内側にダストカバー12を配置し、このダスト
カバー12で不使用時にテープ2の下側方を含む
内側方およびポケツト7の開口上面を閉じて、テ
ープ2に塵埃が付着するのを防止することが提案
されている。
しかし、現在提案されているものは、第8図に
示すように、前蓋9の前面板10の垂直内面10
aにダストカバー12の下端を正しく密着接当さ
せることは寸法精度上なかなかに困難であり、両
者の間に隙間gが生じてこの隙間gから塵埃が前
蓋9とダストカバー12との間のテープ挿通空間
Sに侵入しがちであり、ここに改善の余地があつ
た。
示すように、前蓋9の前面板10の垂直内面10
aにダストカバー12の下端を正しく密着接当さ
せることは寸法精度上なかなかに困難であり、両
者の間に隙間gが生じてこの隙間gから塵埃が前
蓋9とダストカバー12との間のテープ挿通空間
Sに侵入しがちであり、ここに改善の余地があつ
た。
この考案は、かかる事実に着目して厳しい寸法
精度が要求されずに、前蓋9の前面板10の下端
部とダストカバー12の下端との間に塵埃の侵入
を許しやすい間隙が生じるのを防止しようとする
ものである。
精度が要求されずに、前蓋9の前面板10の下端
部とダストカバー12の下端との間に塵埃の侵入
を許しやすい間隙が生じるのを防止しようとする
ものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明すると、図
面はビデオ用のテープカートリツジを例示してお
り、第1図ないし第3図において、1は本体ケー
スである。この本体ケース1の内部左右にはテー
プ2が巻かれる一組のテープリール3,3がケー
ス底壁4に透設の各駆動軸挿入孔5,5上に可回
転に装着され、本体ケース1の前方左右にテープ
ガイド部材6,6を有し、これらガイド部材6,
6に案内されてテープ2が一方のテープリール3
からケース前面に導出されて他方のテープリール
3に巻取られる。
面はビデオ用のテープカートリツジを例示してお
り、第1図ないし第3図において、1は本体ケー
スである。この本体ケース1の内部左右にはテー
プ2が巻かれる一組のテープリール3,3がケー
ス底壁4に透設の各駆動軸挿入孔5,5上に可回
転に装着され、本体ケース1の前方左右にテープ
ガイド部材6,6を有し、これらガイド部材6,
6に案内されてテープ2が一方のテープリール3
からケース前面に導出されて他方のテープリール
3に巻取られる。
7は磁気記録装置側のテープローデイング部材
の挿入を許すポケツトであり、本体ケース1の前
縁の左右中央部位に大きく入り込み状に凹設形成
されている。
の挿入を許すポケツトであり、本体ケース1の前
縁の左右中央部位に大きく入り込み状に凹設形成
されている。
9はテープ保護用の前蓋であり、これは前面板
10と前面板10の左右端から後向きに連設され
た連結片11,11とを有し、本体ケース1の左
右側壁に左右の連結片11,11を介して前面板
10がケース前面を閉じる姿勢と上向き開放姿勢
とにわたつて回動自在に枢支連結されている。こ
の前蓋9はばね部材8で閉じ姿勢に回動付勢さ
れ、かつ閉じ姿勢でロツクされる。テープカート
リツジを磁気記録装置に装填すると、前蓋9が上
向きに開いて前記ポケツト7に下方から挿入され
てくる磁気記録装置側のテープローデイング部材
でテープ2がケース前方に引出し可能な状態にな
る。
10と前面板10の左右端から後向きに連設され
た連結片11,11とを有し、本体ケース1の左
右側壁に左右の連結片11,11を介して前面板
10がケース前面を閉じる姿勢と上向き開放姿勢
とにわたつて回動自在に枢支連結されている。こ
の前蓋9はばね部材8で閉じ姿勢に回動付勢さ
れ、かつ閉じ姿勢でロツクされる。テープカート
リツジを磁気記録装置に装填すると、前蓋9が上
向きに開いて前記ポケツト7に下方から挿入され
てくる磁気記録装置側のテープローデイング部材
でテープ2がケース前方に引出し可能な状態にな
る。
第4図および第5図において、12はポケツト
7の存在箇所において前蓋9の内側に配置したダ
ストカバー12である。このダストカバー12は
上下中間部の左右端に枢軸13,13が突設さ
れ、かつ左右端の内面側に連出した連出片14,
14にカムフオロア15,15がそれぞれ突設さ
れていて、前蓋9の前面板10の上端部から垂設
した左右のブラケツト16,16に前記枢軸1
3,13が回動自在に枢支連結され、ポケツト7
の左右側面に形成した略S字状のカム溝17,1
7に前記カムフオロア15,15がそれぞれ嵌入
している。そして、前蓋9の前面板10が垂直姿
勢の閉じ状態にあるときは、ダストカバー12は
これ自体の自重バランスで枢軸13まわりにダス
トカバー12の下端が該前面板10の内面10a
の下端部に該当して、前面板10の内側を走るテ
ープ2の下側方を含む内側方を閉じるとともに、
ダストカバー12の上面板部12aがポケツト7
の開口上面をも閉じる。前蓋9が開くと、カム溝
17にカムフオロア15が案内されて第5図の仮
想線で示すように、ダストカバー12がテープ2
に一切干渉することなく前蓋9と共に上方に移動
してポケツト7の前面を開放状態にする。
7の存在箇所において前蓋9の内側に配置したダ
ストカバー12である。このダストカバー12は
上下中間部の左右端に枢軸13,13が突設さ
れ、かつ左右端の内面側に連出した連出片14,
14にカムフオロア15,15がそれぞれ突設さ
れていて、前蓋9の前面板10の上端部から垂設
した左右のブラケツト16,16に前記枢軸1
3,13が回動自在に枢支連結され、ポケツト7
の左右側面に形成した略S字状のカム溝17,1
7に前記カムフオロア15,15がそれぞれ嵌入
している。そして、前蓋9の前面板10が垂直姿
勢の閉じ状態にあるときは、ダストカバー12は
これ自体の自重バランスで枢軸13まわりにダス
トカバー12の下端が該前面板10の内面10a
の下端部に該当して、前面板10の内側を走るテ
ープ2の下側方を含む内側方を閉じるとともに、
ダストカバー12の上面板部12aがポケツト7
の開口上面をも閉じる。前蓋9が開くと、カム溝
17にカムフオロア15が案内されて第5図の仮
想線で示すように、ダストカバー12がテープ2
に一切干渉することなく前蓋9と共に上方に移動
してポケツト7の前面を開放状態にする。
この考案は、かかるダストカバー12を備えた
前蓋9において第6図に示すように、閉じ姿勢に
ある前蓋9の前面板10の内面下端部とダストカ
バー12の下端との間に比較的大きな隙間gが生
じるように予め設定し、ダストカバー12の下端
に弾性を有する、プラスチツクシートなどからな
る薄板状の弾性片19を片持ち状に連出固定し、
該弾性片19の連出端部が弾性変形して前面板1
0の内面10aの下端部に密着状に接当して、前
記隙間gを左右間にわたつて全面的に密閉するよ
うにしたものである。
前蓋9において第6図に示すように、閉じ姿勢に
ある前蓋9の前面板10の内面下端部とダストカ
バー12の下端との間に比較的大きな隙間gが生
じるように予め設定し、ダストカバー12の下端
に弾性を有する、プラスチツクシートなどからな
る薄板状の弾性片19を片持ち状に連出固定し、
該弾性片19の連出端部が弾性変形して前面板1
0の内面10aの下端部に密着状に接当して、前
記隙間gを左右間にわたつて全面的に密閉するよ
うにしたものである。
なお、この弾性片19は第7図に示すように、
ダストカバー12をプラスチツク成形する際に、
該カバー12の下端から薄肉状にして一体連出し
たものであつてもよい。
ダストカバー12をプラスチツク成形する際に、
該カバー12の下端から薄肉状にして一体連出し
たものであつてもよい。
また、弾性片19の連出端は前面板10の内面
下端部に弾性接当させることが好ましいが、隙間
gの密閉効果を上げるうえで、弾性片19の連出
端が前面板10の下端面10bに接当する形態、
又は該下端面10bと前記内面10aとの角隅部
に面取り形成した傾斜当り面に接当する形態など
に設計変更してもよいだろう。
下端部に弾性接当させることが好ましいが、隙間
gの密閉効果を上げるうえで、弾性片19の連出
端が前面板10の下端面10bに接当する形態、
又は該下端面10bと前記内面10aとの角隅部
に面取り形成した傾斜当り面に接当する形態など
に設計変更してもよいだろう。
その他、ダストカバー12を前蓋9の開閉動作
に連動させて上下動させる機構も前述のカム溝1
7とカムフオロア15によるに代えて、リンク機
構を使用することもできる。更にダストカバー1
2の上面板部12aはポケツト7の開口上面を前
蓋9の閉蓋時に完全に密閉するものでなくてもよ
い。
に連動させて上下動させる機構も前述のカム溝1
7とカムフオロア15によるに代えて、リンク機
構を使用することもできる。更にダストカバー1
2の上面板部12aはポケツト7の開口上面を前
蓋9の閉蓋時に完全に密閉するものでなくてもよ
い。
以上説明したように、この考案によれば、前蓋
9が閉じた状態において前蓋9の前面板10の下
端部とダストカバー12の下端との間に生じる隙
間gは、ダストカバー12の下端から片持ち状に
連出した弾性片19を弾性変形させて前蓋9の前
面板10に接当させることにより塞ぐ形態にした
ので、隙間gを確実に密閉できる。そして、構成
部材の寸法精度に多少のバラつきがあつても弾性
片19の弾性量で該バラつきを吸収できるので、
構造の簡略化が図れ、かつ設計上余裕を持たせて
作動の確実性を期し得る。
9が閉じた状態において前蓋9の前面板10の下
端部とダストカバー12の下端との間に生じる隙
間gは、ダストカバー12の下端から片持ち状に
連出した弾性片19を弾性変形させて前蓋9の前
面板10に接当させることにより塞ぐ形態にした
ので、隙間gを確実に密閉できる。そして、構成
部材の寸法精度に多少のバラつきがあつても弾性
片19の弾性量で該バラつきを吸収できるので、
構造の簡略化が図れ、かつ設計上余裕を持たせて
作動の確実性を期し得る。
第1図は本考案に係るテープカートリツジの外
観斜視図、第2図は一部切欠き縦断側面図、第3
図は平面図である。第4図は本考案の構成部材で
ある前蓋とダストカバーとの関係を示す要部の平
面図、第5図はその縦断側面図、第6図は要部の
拡大縦断側面図である。第7図は本考案の別実施
例を示す要部の縦断側面図である。第8図は従来
例の要部の縦断側面図である。 1……本体ケース、2……テープ、3……テー
プリール、6……テープガイド部材、7……ポケ
ツト、9……前蓋、10……前蓋の前面板、10
a……前面板の内面、11……前蓋の連結片、1
2……ダストカバー、13……枢軸、15……カ
ムフオロア、16……ブラケツト、17……カム
溝、19……弾性片。
観斜視図、第2図は一部切欠き縦断側面図、第3
図は平面図である。第4図は本考案の構成部材で
ある前蓋とダストカバーとの関係を示す要部の平
面図、第5図はその縦断側面図、第6図は要部の
拡大縦断側面図である。第7図は本考案の別実施
例を示す要部の縦断側面図である。第8図は従来
例の要部の縦断側面図である。 1……本体ケース、2……テープ、3……テー
プリール、6……テープガイド部材、7……ポケ
ツト、9……前蓋、10……前蓋の前面板、10
a……前面板の内面、11……前蓋の連結片、1
2……ダストカバー、13……枢軸、15……カ
ムフオロア、16……ブラケツト、17……カム
溝、19……弾性片。
Claims (1)
- テープ2が巻かれるテープリール3を内蔵する
本体ケース1と、本体ケース1の前縁の左右中央
部に入り込み状に凹設形成され、磁気記録装置側
のテープローデイング部材の挿入を許すポケツト
7と、前面板10の左右端に連結片11,11が
後向きに連設され、本体ケース1の左右側壁に左
右の連結片11,11を介して前面板10がケー
ス前面を閉じる姿勢と上向き開放姿勢とにわたつ
て切換え操作可能に枢支連結される前蓋9と、前
記ポケツト7の存在箇所に配置され、閉じ姿勢に
ある前蓋9の前面板10の内側を走るテープ2の
下側方を含む内側方を閉じるダストカバー12
と、ダストカバー12の下端から片持ち状に連出
され、その連出端部が閉じ姿勢ある前蓋9の前面
板10の下端部に弾性接当する薄板状の弾性片1
9とを備えているテープカートリツジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6998482U JPS58173085U (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | テ−プカ−トリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6998482U JPS58173085U (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | テ−プカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58173085U JPS58173085U (ja) | 1983-11-18 |
JPS6312468Y2 true JPS6312468Y2 (ja) | 1988-04-09 |
Family
ID=30079682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6998482U Granted JPS58173085U (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | テ−プカ−トリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58173085U (ja) |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP6998482U patent/JPS58173085U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58173085U (ja) | 1983-11-18 |
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