JPS6341461Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6341461Y2 JPS6341461Y2 JP12322783U JP12322783U JPS6341461Y2 JP S6341461 Y2 JPS6341461 Y2 JP S6341461Y2 JP 12322783 U JP12322783 U JP 12322783U JP 12322783 U JP12322783 U JP 12322783U JP S6341461 Y2 JPS6341461 Y2 JP S6341461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peaks
- roofing material
- valleys
- existing
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 31
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 10
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 14
- 239000010454 slate Substances 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は既存のスレート屋根その他一定ピツ
チで山と谷を有する鋼板屋根上に補修などのため
に葺く鋼板製成形屋根材に関する。
チで山と谷を有する鋼板屋根上に補修などのため
に葺く鋼板製成形屋根材に関する。
スレート屋根の補修用金属製屋根材として、ス
レートの谷部と同径の谷部と、スレートの山部よ
りも径が極めて小さく且つ高い山部とをスレート
のピツチと同ピツチで有するものは公知である
が、既存のスレートのピツチは必ずしも正確に一
定ではないのでスレートの谷部の一つに金属屋根
材の谷部の一つを嵌合しても他のすべてのスレー
トの谷部に金属屋根材の谷部は嵌合しないと共
に、山部の径は極めて小さいので葺く場合にその
上に載つて作業する作業員は足裏を痛め作業性が
悪い。
レートの谷部と同径の谷部と、スレートの山部よ
りも径が極めて小さく且つ高い山部とをスレート
のピツチと同ピツチで有するものは公知である
が、既存のスレートのピツチは必ずしも正確に一
定ではないのでスレートの谷部の一つに金属屋根
材の谷部の一つを嵌合しても他のすべてのスレー
トの谷部に金属屋根材の谷部は嵌合しないと共
に、山部の径は極めて小さいので葺く場合にその
上に載つて作業する作業員は足裏を痛め作業性が
悪い。
そこで本考案は山部ないし谷部のピツチを既存
屋根材のピツチの整数倍で有し、谷部はほゞV
形、山部は既存屋根材の山部よりも高く且つほゞ
台形で平らな上面を有する様に金属板で成形し、
上述の従来の問題点を解消したのであつて、以
下、図面を参照して説明する。
屋根材のピツチの整数倍で有し、谷部はほゞV
形、山部は既存屋根材の山部よりも高く且つほゞ
台形で平らな上面を有する様に金属板で成形し、
上述の従来の問題点を解消したのであつて、以
下、図面を参照して説明する。
1は既存の屋根材で、山部1aと谷部1bを
ほゞ一定のピツチA,Bで有する。2は本考案の
鋼板屋根材で、山部2aと谷部2bを上記ピツチ
A,Bの整数倍で有する。
ほゞ一定のピツチA,Bで有する。2は本考案の
鋼板屋根材で、山部2aと谷部2bを上記ピツチ
A,Bの整数倍で有する。
既存屋根材のピツチA,Bに対して本考案の鋼
板屋根材のピツチが整数倍と言うのは、1倍のと
きは第1図に示す様に山部2aが既存屋根材の各
山部1a、谷部2bが既存屋根材の各谷部1b上
に重なり、2倍のときは第2図に示す様に谷部2
bが既存屋根材の一つ置きの谷部1b上に乗り、
従つて、一つの山部2aは隣接する二つの山部1
a,1aと、その間の谷部1bを跨ぐことを意味
する。
板屋根材のピツチが整数倍と言うのは、1倍のと
きは第1図に示す様に山部2aが既存屋根材の各
山部1a、谷部2bが既存屋根材の各谷部1b上
に重なり、2倍のときは第2図に示す様に谷部2
bが既存屋根材の一つ置きの谷部1b上に乗り、
従つて、一つの山部2aは隣接する二つの山部1
a,1aと、その間の谷部1bを跨ぐことを意味
する。
勿論、整数倍は1倍と2倍に限定されず、3倍
或いはそれ以上でもよい。
或いはそれ以上でもよい。
そして、本考案の鋼板屋根材の谷部2bはほゞ
V字形であり、山部2aは既存の山部1aより高
く、且つ上面3は平らなほゞ台形である。尚、必
要に応じ内面には断熱材4を接着などで取付けて
もよい。
V字形であり、山部2aは既存の山部1aより高
く、且つ上面3は平らなほゞ台形である。尚、必
要に応じ内面には断熱材4を接着などで取付けて
もよい。
既存屋根材1上に本案の鋼板屋根材2を葺くに
は山部の平らな上面3の所々に孔をあけ、既存の
屋根材1を固定しているC型鋼などの母屋材5に
フツクボルト6のフツクを引掛け、ボルト6を上
記孔から上に突出し、座金を嵌めナツトで締付け
るなど適当に行えばよい。
は山部の平らな上面3の所々に孔をあけ、既存の
屋根材1を固定しているC型鋼などの母屋材5に
フツクボルト6のフツクを引掛け、ボルト6を上
記孔から上に突出し、座金を嵌めナツトで締付け
るなど適当に行えばよい。
本案の屋根材は前述の様に谷部2bがV字形、
山部2aは平らな上面を有する台形であるためく
つきりと折れ曲つた直線状の稜2b′,2a′,2
a′を有し、断面係数が高く、強度が大であると共
に、平らな鋼板からの成形時にスプリングバツク
が小さく高精度に折曲形成できる。特に、各稜2
a′,2a′,2b′は押えロールで押えて折曲するの
で、断熱材4を予じめ取付けて置いても加工精度
が良い。
山部2aは平らな上面を有する台形であるためく
つきりと折れ曲つた直線状の稜2b′,2a′,2
a′を有し、断面係数が高く、強度が大であると共
に、平らな鋼板からの成形時にスプリングバツク
が小さく高精度に折曲形成できる。特に、各稜2
a′,2a′,2b′は押えロールで押えて折曲するの
で、断熱材4を予じめ取付けて置いても加工精度
が良い。
又、谷部2bはV字形であつて従来の様に既存
屋根材の谷部に正確に嵌合する必要がないので谷
部のピツチが少々ずれても施工には影響しないと
共に、山部2aは上面が平らなため施工時に作業
員が上に乗つても足裏を痛めることがない。更
に、谷部のV字形と山部の台形が相俟つて既存屋
根1の上面ほゞ全体に空間が保たれ、断熱効果が
頗る大きい。
屋根材の谷部に正確に嵌合する必要がないので谷
部のピツチが少々ずれても施工には影響しないと
共に、山部2aは上面が平らなため施工時に作業
員が上に乗つても足裏を痛めることがない。更
に、谷部のV字形と山部の台形が相俟つて既存屋
根1の上面ほゞ全体に空間が保たれ、断熱効果が
頗る大きい。
以上の様に本考案によれば従来の補修用金属屋
根材の欠点を解消し、精度よく成形できると共に
断熱効果の大きな屋根材を提供することができ
る。
根材の欠点を解消し、精度よく成形できると共に
断熱効果の大きな屋根材を提供することができ
る。
尚、本案の屋根材は既存の屋根がスレートでは
なく金属板を折曲した山部と谷部を有するものに
もそのまゝ適用できる。
なく金属板を折曲した山部と谷部を有するものに
もそのまゝ適用できる。
第1図は本考案の屋根材と既存の屋根の関係を
示す一実施例の正面図、第2図は同じく他の一実
施例の正面図、第3図は施工状態を示す第1図の
−線の断面図で、図中、1は既存の屋根、1
aと1bはその山部と谷部、AとBは山部と谷部
のピツチ、2は本屋根材、2aと2bはその山部
と谷部、3は山部の上面を示す。
示す一実施例の正面図、第2図は同じく他の一実
施例の正面図、第3図は施工状態を示す第1図の
−線の断面図で、図中、1は既存の屋根、1
aと1bはその山部と谷部、AとBは山部と谷部
のピツチ、2は本屋根材、2aと2bはその山部
と谷部、3は山部の上面を示す。
Claims (1)
- 山部と谷部をほゞ一定のピツチで有する既存屋
根上に葺く鋼板製成形屋根材において、既存屋根
の山部と谷部のピツチの整数倍のピツチで山部と
谷部を有し、その山部は既存屋根の山部よりも高
く且つ上面が平らな台形、その谷部はV字形であ
ることを特徴とする既存屋根上に葺く鋼板製成形
屋根材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12322783U JPS6031428U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 既存屋根上に葺く鋼板製成形屋根材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12322783U JPS6031428U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 既存屋根上に葺く鋼板製成形屋根材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6031428U JPS6031428U (ja) | 1985-03-04 |
JPS6341461Y2 true JPS6341461Y2 (ja) | 1988-10-31 |
Family
ID=30281375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12322783U Granted JPS6031428U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 既存屋根上に葺く鋼板製成形屋根材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031428U (ja) |
-
1983
- 1983-08-10 JP JP12322783U patent/JPS6031428U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6031428U (ja) | 1985-03-04 |
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