JPS633980B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS633980B2
JPS633980B2 JP18957082A JP18957082A JPS633980B2 JP S633980 B2 JPS633980 B2 JP S633980B2 JP 18957082 A JP18957082 A JP 18957082A JP 18957082 A JP18957082 A JP 18957082A JP S633980 B2 JPS633980 B2 JP S633980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loom
injection
control valve
fluid
rotation speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP18957082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5982442A (ja
Inventor
Katsuhiko Sugita
Tsutomu Sainen
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Industrial Co Ltd
Priority to JP18957082A priority Critical patent/JPS5982442A/ja
Priority to US06/545,404 priority patent/US4590972A/en
Priority to DE8383110746T priority patent/DE3378771D1/de
Priority to EP83110746A priority patent/EP0122962B1/en
Priority to KR1019830005099A priority patent/KR860001412B1/ko
Publication of JPS5982442A publication Critical patent/JPS5982442A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、流体噴射式織機のよこ入れ装置に関
し、特に過渡的な運転状態のときのよこ入れ用流
体の流量を定常時における流量と等しくなるよう
に制御するための装置に係る。
よこ入れ噴射ノズルの噴射タイミングは、一般
に機械的なカムによつて制御されている。このカ
ムの回転は、織機の運動と同期させるために、織
機の主軸によつて駆動するようにしてある。
ところで、織機の過渡的な運転時例えば起動時
には、織機の回転数は、定常回転数に達していな
い。この結果、起動時の噴射期間は、定常運転時
の噴射期間よりも長くなり、極端の場合には、よ
こ糸の吹切れ事故が発生し、よこ入れの不安定さ
は避けられない。
例えば特公昭57−38699号「ジエツト織機」の
発明は、織機の回転数との関連で、よこ入れ用の
流体流量を制御するようにしている。しかしその
発明では、織機の起動時のよこ糸飛走状態が定常
回転時と異なるため、よこ入れの不安定さは、依
然として解決されていない。
ここに本発明の目的は、織機の過渡的な回転状
態主として起動時の流体の噴射時間すなわち流量
を定常回転時における流量と同じとなるように制
御し、よこ入れの安定化を図ることである。
上記の目的のもとに、本発明は、織機の起動時
などの過渡的な回転数から遅れ時間を算定し、そ
の遅れ時間の後に流体の噴射を開始させることに
より、過渡的な回転数のもとでの流体の噴射時間
すなわち流体流量を一定に保つようにしている。
以下、本発明の構成を図に示す一実施例にもと
づいて具体的に説明する。
まず第1図は、本発明の流体噴射式織機のよこ
入れ装置1を示している。よこ糸2は、給糸体3
から測長装置4によつてよこ入れに必要な長さだ
け繰り出され、貯留装置5に貯えられてから、ク
ランパ6,7を経てよこ入れ用のノズル8に導か
れている。上記クランパ6は、織機の回転と同期
するカム9によつて操作される。一方、空気また
は水などの流体10は、供給路15によつて例え
ば機械式の噴射制御弁11および電磁式通電時開
放型の制御弁12を経てノズル8に達している。
噴射制御弁11は、カム13により操作される
が、このカム13は、織機の運動と同期して回転
し、噴射の開始タイミングtSから終了タイミング
tEに到る間で、カムフオロア14を操作し、噴射
制御弁11を開放する。したがつて流体10は、
この噴射制御弁11および制御弁12を通過でき
るとき、供給路15を経てノズル8に至る。また
制御弁12は、制御装置16に制御される関係に
ある。この制御装置16は、織機の過渡状態のと
きに、織機の過渡的な回転数を入力情報とし、流
体噴射の開始タイミングtSから必要な遅れ時間△
Tを算出し、この遅れ時間△Tに対応する遅れタ
イミングtDと終了タイミングtEとの期間にわたつ
て、上記制御弁12を開放し、また織機の定常回
転状態のときには、上記制御弁12を常時開放
し、噴射制御弁11によつてのみ流体10を制御
させるように働く。
第2図は、上記制御装置16の具体例を示して
いる。すなわちこの制御装置16は、例えばカム
13の軸17にエンコーダ18を結合し、このエ
ンコーダ18を開始タイミング検出回路19、回
転数検出回路20および一致回路21にそれぞれ
接続し、また上記回転数検出回路20を比較回路
22および優先回路23に順次接続するととも
に、噴射タイミング算出回路24および上記の一
致回路21に順次接続し、さらに一致回路21の
出力端を上記優先回路23および増幅回路を25
を経て制御弁12の操作器26およびクランパ7
の操作器27にそれぞれ接続してある。また上記
比較回路22および噴射タイミング算出回路24
には、定常回転数設定器28が接続してあり、ま
た噴射タイミング算出回路24に開始タイミング
接定器29および終了タイミング設定器30がそ
れぞれ接続してある。また開始タイミング設定器
29は、開始タイミング検出回路19に、またこ
の開始タイミング検出回路19は、回転数検出回
路20にそれぞれ接続してある。
次に第3図を参照しながら上記よこ入れ装置1
の動作を説明する。第3図A,B,Cは、織機の
起動から定常運転状態での時間tまたは回転角θ
に対する織機の回転数N、噴射制御弁11および
制御弁12の開閉状態をそれぞれ示している。織
機の回転数Nは、既に述べたように、起動時点t0
から過渡時間τを経た後に、定常回転数N0に達
する。第3図は、この過渡時間τの間によこ入れ
が2度行なわれることを想定して描かれている。
回転数Nが低いときには、カム13の回転数も低
いため、噴射制御弁11は、その過渡的な低い回
転数Nに逆比例して定常時の噴射期間Tよりも長
い期間T1,T2で解放状態となる。すなわち定常
状態での噴射期間Tは、噴射の開始タイミングtS
から終了タイミングtEの間で一定であるが、過渡
時間τでの噴射期間T1,T2は、過渡的な回転数
Nの関数であり、不定である。この噴射期間T1
T2は、遅れ時間△T1,△T2を用いて下記のよう
に表わされる。
T1=T+△T1 T2=T+△T2 そして定常時の噴射期間Tは、開始タイミング
tSおよび終了タイミングtEに織機の回転角θS,θE
をそれぞれ対応させると、下記式で表わせる。
θE−θS/360=T/60/N0 ∴T=θE−θS/6N0〔sec〕 また過渡運転すなわち起動時の遅れ時間△Ti
(i=1,2)および回転角θi(i=1,2)は、
その時点での過渡的な回転数をNiとして、上記
式の関係から下記のように求められる。
T+△Ti=θE−θS/6Ni ∴Ti=θE−θS/6(1/Ni−1/N0) θi=6Ni・△Ti+θS =(θE−θS)(1−Ni/N0)+θS ところで上記開始タイミングtS、終了タイミン
グtEつまり回転角θS,θEおよび定常回転数N0は、
予め設定されているから、遅れ時間△Tiは、過渡
状態での過渡的な回転数Niを求めることにより
算出できることになる。
さて、噴射制御弁11およびクランパ6は、織
機の回転と同期して過渡的な2回の噴射期間T1
T2の後に、定常な噴射期間Tを順次繰り返して、
その期間毎によこ糸2の把持を解除し、同時に流
体10をノズル8から噴射し、よこ糸2をたて糸
のひ道間に挿入する。一方、エンコーダ18は、
織機の1回転毎にその回転角θを検出し、回転角
θに対応する信号を発生している。そこで開始タ
イミング検出回路19は、回転角θの信号と開始
タイミング設定器29からの回転角θSとの一致を
検出し、それらの一致時に回転数検出回路20を
作動させる。ここで回転数検出回路20は、エン
コーダ18の回転角θの醜号から過渡状態でのそ
の時点の回転数Niの信号を発生する。次に、噴
射タイミング算出回路24は、前記式に基づい
て、開始タイミングtS、終了タイミングtEに対応
する回転角θS,θE、過渡的な回転数Niの信号およ
び定常回転数N0の信号を入力し、遅れ時間△Ti
に対応する回転角θiの信号を一致回路21に送り
込む。そこで一致回路21は、織機の回転角θの
信号と回転角θiの信号とを比較し、両者の一致時
に優先回路23および増幅回路25を経て操作器
26,27に駆動出力を送り込む。この駆動出力
を送り込む。この駆動出力が送り込まれるまで、
制御弁12は閉じた状態にあるため、流体10は
噴射制御弁11の開放にもかかわらず、遅れ時間
△T1,△T2の間にノズル8に供給されないこと
になる。そして遅れ時間△Tiに対応する回転角θi
の時点で制御弁12が操作器26の通電により開
放状態となるため、流体10は実質的に制御弁1
2によつてノズル8からの噴射を開始し、また噴
射制御弁11によつて制御される終了タイミング
tEの時点で、その噴射を完了することになる。し
たがつて過渡状態の期間でも噴射期間(T1−△
T1),(T2−△T2)は、実質的に定常時と同じ期
間となり、その流量は定常時と変わらない。この
関係は、クランパ7についても同様である。この
よこ入れでは、終了タイミングtEでの回転角θi
常に一定であるから、よこ糸2の反給糸側での到
達時点は、定常状態ではもちろん、過渡状態でも
常時一定となつている。
さて、織機の過渡的な回転数Niが定常回転数
N0になつたとき、比較回路22は、それを検出
し、優先回路23および増幅回路25を経て操作
器26,27により出力信号を送り込む。このた
め織機が定常状態になつた後、制御弁12および
クランパ7は、常時開放状態となり、実質的に作
用しなくなる。このため定常状態でのよこ入れ
は、クランパ6と噴射制御弁11とによつてのみ
行なわれることになる。
本発明では、織機が定常回転数よりも低い過渡
的な回転状態でも、流体の噴射期間すなわち流体
流量が定常時の流量と同じに制御されるから、よ
こ糸の吹切れや不安定なよこ入れがなくなり、ま
た織機の回転数に関係なくよこ糸の飛走時間が一
定となり、しかもよこ糸の反ノズル側への到達時
点も安定化するため、高品質の織物が製織でき、
さらに制御弁および制御装置が定常運転時には実
質的に機能しないため、これらによつて定常運転
時の製織が不安定な状態になることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る流体噴射式織機のよこ入
れ装置の線図、第2図は制御装置のブロツク線
図、第3図は動作時にタイムチヤート図である。 1…流体噴射式織機のよこ入れ装置、2…よこ
糸、6,7…クランパ、8…ノズル、10…流
体、11…噴射制御弁、12…制御弁、15…供
給路、16…制御装置、18…エンコーダ、19
…開始タイミング検出回路、20…回転数検出回
路、21…一致回路、22…比較回路、23…優
先回路、24…噴射タイミング算出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体を噴射してよこ糸を飛走させるよこ入れ
    用のノズルと、上記流体の供給路中にあつて織機
    の回転と同期して流体の噴射を制御する噴射制御
    弁と、上記供給路中に介在し流体の通過を制御す
    る制御弁と、織機の過渡状態のときにはその過渡
    的な回転数より流体噴射の開始タイミングからの
    遅れ時間を算出し、その遅れ時間後のタイミング
    と流体噴射の終了タイミングとの期間にわたつて
    上記制御弁を開放し、織機の定常回転状態のとき
    には上記制御弁を常時開放させる制御装置とを具
    備することを特徴とする流体噴射式織機のよこ入
    れ装置。 2 織機の回転角を検出し回転角に対応する信号
    を発生するエンコーダと、上記回転角の信号から
    織機の回転数を算出して回転数の信号を発生する
    回転数検出回路と、織機の回転数、定常回転数の
    信号、流体噴射の開始タイミングおよび終了タイ
    ミングから遅れタイミングを算出する噴射タイミ
    ング算出回路と、上記エンコーダからの回転角信
    号と遅れタイミングとを比較して一致時に制御弁
    を開放させる一致回路と、織機の回転数が定常回
    転数に達したときそれ以後上記制御弁を常時開放
    させる比較回路とで制御装置を構成することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の流体噴射式
    織機のよこ入れ装置。
JP18957082A 1982-10-28 1982-10-28 流体噴射式織機のよこ入れ装置 Granted JPS5982442A (ja)

Priority Applications (5)

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JP18957082A JPS5982442A (ja) 1982-10-28 1982-10-28 流体噴射式織機のよこ入れ装置
US06/545,404 US4590972A (en) 1982-10-28 1983-10-25 Weft inserting apparatus for jet looms
DE8383110746T DE3378771D1 (en) 1982-10-28 1983-10-27 Weft inserting apparatus for jet looms
EP83110746A EP0122962B1 (en) 1982-10-28 1983-10-27 Weft inserting apparatus for jet looms
KR1019830005099A KR860001412B1 (ko) 1982-10-28 1983-10-28 유체분사식 직기의 위입(緯入)장치

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Publication Number Publication Date
JPS5982442A JPS5982442A (ja) 1984-05-12
JPS633980B2 true JPS633980B2 (ja) 1988-01-27

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ID=16243540

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JPS5982442A (ja) 1984-05-12

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