JPS6339135Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6339135Y2
JPS6339135Y2 JP1983064637U JP6463783U JPS6339135Y2 JP S6339135 Y2 JPS6339135 Y2 JP S6339135Y2 JP 1983064637 U JP1983064637 U JP 1983064637U JP 6463783 U JP6463783 U JP 6463783U JP S6339135 Y2 JPS6339135 Y2 JP S6339135Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cable
bracket
pin
operating lever
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983064637U
Other languages
English (en)
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JPS59169234U (ja
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Publication date
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Publication of JPS59169234U publication Critical patent/JPS59169234U/ja
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Publication of JPS6339135Y2 publication Critical patent/JPS6339135Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はシートの回転に際してシートバツク
レストの前倒し操作を前提とするようにした車両
用シート構造に関するものである。
シートを回転して、後方シートに対し対面対座
を可能にするようにした構造については、たとえ
ば実開昭57−69721号公報に示すように、いろい
ろなものが案出されている。
しかしこの回転を行わせる操作レバーが常時使
用できるようになつていると、走行中に安易に操
作したり、子供がいたずらにより操作するように
なり、はなはだ危険である。
そこで本考案は、シートバツクレストを前倒し
にしないと、シートを回転させる操作レバーが空
振りして、シート回転装置のロツク機構が解除で
きないように構成したものである。
次に本考案の構造を図面に示す実施例によつて
説明する。
第1図、第2図に示すように、シート1はシー
トクツシヨン2とシートバツクレスト3からな
り、シートクツシヨン2は車体フロア(あるいは
スライドレール)に固設した基台4の上方に位置
している。シートクツシヨン2と基台4との間に
はシート回転装置(ここでは図示および説明しな
い。)が設けてあり、このシートを回転させて後
方のシートに対し対面対座できるようにしてあ
る。
シートクツシヨン2の後部下面にピン5が植設
してあり、ピン5にシート回転の操作レバー6が
回動自由に取付けてある。そして2本のケーブル
8,9が設けてある。
第1のケーブル8はシートバツクレスト3の前
倒し操作に連動して外索12の内を摺動移動する
ものである。シートバツクレスト3は下方に突設
してあるステー14によつてシートクツシヨン2
に植設してあるピン15に回動自由に取付けてあ
る。またピン15には連動片17が回動自由に取
付けてあり、その下方の端部17aにケーブル8
が連結してある。
シートバツクレスト3をピン15のまわりにF
方向に前倒し操作すると、ステー14の前縁部1
4aが連動片17に設けた爪部17bに係合し、
連動片17の端部17aがピン15のまわりにG
方向に回動する。従つてケーブル8はH方向に引
つぱられて移動する。
第2のケーブル9は外索21の内を摺動移動す
るものであつて、K方向に引寄せられて移動する
と、シート回転装置のロツク機構(ここでは図示
および説明しない。)が解除されるようになつて
いる。
第3図〜第5図は第1のケーブル8と第2のケ
ーブル9との連結部の構造および作動を示すもの
である。
操作レバー6は前記のようにピン5に回動自由
に取付けてあり、シートクツシヨン2との間にバ
ネ22を掛け渡してM方向に回動付勢するように
してある。
また操作レバー6に重ねるようにしてブラケツ
ト24が設けてあり、ブラケツト24の中央部に
設けた長孔24aが、ピン5に対して遊嵌するよ
うにして取付けてある。
ブラケツト24は長孔24aの両側に、ケーブ
ル8を止着する連結ピン25と、ケーブル9を止
着する連結ピン26とを装着して、それぞれのケ
ーブルを連結するようにしてあり、連結ピン25
を取付けた方の端部24bとシートクツシヨン2
との間にバネ28を掛け渡して、ブラケツト24
をN方向に引つぱり付勢するようにしてある。
さらに操作レバー6の先端部に係合爪6aを設
け、またブラケツト24に係合片24dを設け、
後述するように第1のケーブル8の引つぱりによ
りブラケツト24を変位させた状態で操作レバー
6を回動するとき、係合爪6aが係合片24dに
係止するようになつている。
第3図はシートが通常の状態になつている場合
を示し、シートバツクレストを前倒し操作しない
から、ケーブル8がH方向(第1図、第2図のH
方向と同じ)に引つぱられることがなく、バネ2
8の引つぱり付勢によつて長孔24aのケーブル
に近い方の端部24eがピン5に当接し、ブラケ
ツト24はこの状態に保持される。そしてこの状
態で操作レバー6をP方向に回動操作しても、係
合爪6aはブラケツト24の係合片24dに係止
しないようになつているから、空振りに終るよう
になる。従つてケーブル9がK方向(第1図、第
2図のK方向と同じ)に引寄せられることがな
く、シート回転装置のロツク機構は解除されな
い。
第4図はシートバツクレストを前倒し操作した
状態を示し、ケーブル8はH方向に引つぱられ
る。このときバネ28の付勢に抗して連結ピン2
5が移動し、ブラケツト24がQ方向に変位して
長孔24aのケーブルに遠い方の端部24fがピ
ン5に当接するようになる。こうして操作レバー
6をP方向に回動操作しロツク機構を解除させる
準備段階になる。
第5図はロツク機構を解除させた状態を示し、
ブラケツト24を第4図の状態にしてからバネ2
2の付勢に抗して操作レバー6をR方向に回動操
作すると、係止爪6aがブラケツト24の係合片
24dに係止し、ブラケツト24をQ方向に回動
変位させるようになる。従つて連結ピン26が移
動してケーブル9をK方向に引寄せるから、ロツ
ク機構が解除されてシートは回転できるようにな
る。
本考案は前述のようになつているから、単に操
作レバーのみを回動しても空振りに終りシート回
転を行うことができない。そしてシートバツクレ
ストを前倒し操作することによつて、はじめてロ
ツク機構が解除されるようになつているから、走
行中や子供のいたずらなどによつて回転させるこ
とができず、きわめて安全な状態で回転操作が行
われる。なおシートバツクレストを前倒しできな
い状態たとえば乗員が着座しているときあるいは
シートクツシヨンに大きな物が置いてあるとき、
操作レバーに大きな力が作用するようなことがあ
つてもレバーは空振りするだけであるから、レバ
ーは構造が簡単になり損傷することがないという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
シート側方から見た説明図、第2図はシート下方
から見た説明図、第3図〜第5図は両ケーブルの
連結部の構造および作動を示す拡大説明図であ
る。 2……シートクツシヨン、3……シートバツク
レスト、5……ピン、6……操作レバー、6a…
…係合爪、8……ケーブル、9……ケーブル、2
4……ブラケツト、24a……長孔、24d……
係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートクツシヨンに植設したピン5のまわりを
    回動する操作レバー6を設けるとともに、該ピン
    5に遊嵌する長孔24aを備えたブラケツト24
    を設けて、該長孔24aの両側に、シートバツク
    レストの前倒し操作に連動して引つぱられる第1
    のケーブル8の連結部と、引寄せることによりシ
    ート回転装置のロツク機構を解除する第2のケー
    ブル9の連結部とを形成し、第1のケーブル8の
    引つぱりにより長孔24aに沿つて該ブラケツト
    24を変位させた状態で該操作レバー6を回動す
    るとき、該ブラケツト24に設けた係合片24d
    に係止し第2のケーブル9が引寄せられるように
    なる係合爪6aを該操作レバー6に設けたことを
    特徴とする車両用シート構造。
JP1983064637U 1983-04-28 1983-04-28 車両用シ−ト構造 Granted JPS59169234U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983064637U JPS59169234U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 車両用シ−ト構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983064637U JPS59169234U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 車両用シ−ト構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59169234U JPS59169234U (ja) 1984-11-13
JPS6339135Y2 true JPS6339135Y2 (ja) 1988-10-14

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ID=30194822

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983064637U Granted JPS59169234U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 車両用シ−ト構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629102Y2 (ja) * 1988-08-17 1994-08-10 株式会社東洋シート 自動車のシート装置

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Publication number Publication date
JPS59169234U (ja) 1984-11-13

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