JPS6241864Y2 - - Google Patents

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JPS6241864Y2
JPS6241864Y2 JP2421080U JP2421080U JPS6241864Y2 JP S6241864 Y2 JPS6241864 Y2 JP S6241864Y2 JP 2421080 U JP2421080 U JP 2421080U JP 2421080 U JP2421080 U JP 2421080U JP S6241864 Y2 JPS6241864 Y2 JP S6241864Y2
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JP
Japan
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stopper
frame
seat
seat back
levers
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JP2421080U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両、船舶等において使用されるシ
ートバツク可動式座席構造の改良に関する。
従来この種のシートバツク可動式座席構造とし
ては、例えば、実公昭52−27450号公報に示すよ
うに、車両等のフロアに固定されるフレームと、
このフレーム上に載置されるシートと、転換機構
によつてフレームの前側あるいは後側に位置転換
されるシートバツクとで形成したものがあり、操
作者がシートバツクを所定の方向に押しつけるこ
とによりシートバツクの位置を転換し得るように
なつていた。
然しながら、このような従来のシートバツク可
動式座席構造にあつては、シートバツクが前後方
向に移動可能であるにも拘らず、所定の位置に転
換されたシートバツクをフレームに固定するとい
うストツパー機構が設けられていなかつたので、
例えば、車両急停車時においてその慣性力によつ
てシートバツクが浮き上がつたり、車両自体の振
動によつて空席時にシートバツクががたついたり
するという不具合のおそれがあつた。
本考案は以上の観点に立つて為されたものであ
つて、その目的とするところは、極めて簡単な構
造のストツパー機構を設けることにより、シート
バツクの転換移動操作を損うことなく、かつシー
トバツクを確実にフレームに固持するようにした
シートバツク可動式座席構造を提供することにあ
る。
第1図および第2図は本考案の一実施例に係る
説明図である。この実施例に係るシートバツク可
動式座席は、フレーム1と、該フレーム1の上に
固定して載置されたシートクツシヨン2と、フレ
ーム1の左右両側に回動自在に支持された転換機
構4と、該転換機構4に支持されて、フレーム1
の前側又は後側に位置転換されるシートバツク3
とよりなる。
前記フレーム1は左右および前後に対になつて
立設された脚5,5と、該脚5,5間に架設され
た梁6,6との組合わせにより構成される。
前記転換機構4は、前記梁6,6の左右両側に
架橋され、回動自在に軸支されたロツド10,1
0と、該ロツド10,10に下端が固設されシー
トバツク3に上端が固設された転換部材9と、前
記ロツド10,10に下端が固設されたアーム1
5,16と、該アーム15,16の自由端の貫通
孔15a,16aに一端が掛止され、前記フレー
ム1の前後の梁6,6のブラケツト13に他端が
掛止され、ロツド10,10に回転力を付勢する
ように引張されたスプリング11,12とよりな
る。
前記転換部材9は、ロツド10,10の左右端
部に下端が固設され、ロツド10,10と共に回
転可能なリンク部材17,17,…と、該リンク
部材17,17,…の上端にピン22で回転可能
に軸支され且つフレーム1の左右側方の梁6,6
に固設された断面コ字状のストツパープレート3
5,36の上面35a,36aに載置される断面
逆L字状のストツパーブラケツト23,24と、
該ストツパーブラケツト23,24に夫々ボルト
25で固設され且つシートバツク3を回動方向が
前後逆向きになるよう支持したリクライニング装
置18,19と、リンク部材17,17,…をフ
レーム1のストツパープレート35,36に固
持・離脱自在なストツパー機構29,30とより
なる。
前記リクライニング装置18,19は、前記ス
トツパーブラケツト23,24に固設されたベー
ス7a,7bと、操作レバー20,21により一
方向に回動自在で、他方向に段階的係止および回
動が自在に構成されたリクライニングデバイス
(図示省略)を有するシートバツクアーム8a,
8bとよりなる。
前記ストツパー機構29,30はフレーム1の
前側及び後側に一対に設けられ、前記ストツパー
プレート35,36に左右架橋され且つ回動自在
に軸支された連結ロツド27,28と、該連結ロ
ツド27,28の両端に固設されたストツパーレ
バー33,34と、一端が該ストツパーレバー3
3,34に係止され、他端がストツパープレート
35,36より突設したピース37,38に係止
されて操作アーム31,32をシート上方へ付勢
するコイル状のスプリング39,40と、前記ス
トツパーレバー33,34の回動範囲を規制する
ようストツパープレート35,36より外側に突
設したストツパーピン41,42とよりなる。前
記ストツパーレバー33,34は、一端にアーム
31,32が設けられ、他端に前記ストツパーブ
ラケツト23,24より内側に突設されたストラ
イカー43,44に係脱自在なフツク部45,4
6と、前記ストツパーピン41,42に摺接又は
近接され、ストツパーレバー33,34自体の回
動角の両端に前記ストツパーピン41,42に衝
接される段部47,48を有する陥凹部49,5
0とよりなる。
尚、前記シートバツク3はバツクフレーム51
と、該バツクフレーム51の両側に固設され、前
記シートバツクアーム8a,8bがボルト52で
固設されるサイドプレート53と、パツド54と
表覆材55とより構成され、前記シートバツクア
ーム8a,8bはパツド54と表覆材55とによ
り覆われる構造である。
次に本考案の作動について説明する。
第1図に示すように、シートバツク3がフレー
ム1の後側に位置された状態Aから、前側に位置
される状態Bに転換された場合、シートバツク3
は、転換機構4によつてフレーム1の前側へと転
動していき、このシートバツク3がフレーム1の
前側に位置設定される寸前にはストツパーブラケ
ツト23,24より内側に突設したストライカー
43,44がストツパーレバー33,34のフツ
ク部45,46に係合することになる。ストライ
カー43,44はフツク部45,46の先端の曲
線部56に沿つて係止溝57内へと案内されるこ
ととなり、このとき、ストツパーレバー33,3
4はスプリング39,40の付勢方向に抗して作
動した後、ストライカー43,44がフツク部4
5,46先端の曲線部56を乗り越えたときには
上記スプリング39,40の付勢力によつてスト
ライカー43,44を上記係止溝57内へ確実に
係止できるようになつており、この状態におい
て、シートバツク3はフレーム1の前側に位置設
定されることになる。尚、シートバツク3がフレ
ーム1の前側に位置設定されていた状態から後側
に位置設定される場合にも上記と同様な作用とな
る。一方、シートバツク3の位置転換する際の操
作については、先ず、操作者がストツパーレバー
33,34の操作アーム31,32を足などでス
プリング39,40に抗して押しつけることによ
り、ストライカー43,44とフツク部45,4
6との係合状態を解除し、この状態において、シ
ートバツク3をフレーム1の前後所定方向に向か
つて押しつければよい。このとき、第1図に示す
ようにストツパーレバー33,34はフレーム1
の前側及び後側に夫々一対設けられているが、い
ずれか一方のストツパーレバー33,34を操作
すれば、夫々のストツパーレバー33,34は連
結ロツド27,28によつて連結されているの
で、他方のストツパーレバーも作動し夫々のスト
ライカー43,44とフツク部45,46との係
合状態が解除される。
尚、上記実施例においては、フレーム1の前側
および後側両端に夫々一対のストツパーレバー3
3,34を設けているが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、少なくともフレーム1の前側
および後側に各一つ設ければ良い。
第3図および第4図は本考案の他の実施例で、
前記実施例と主に異なる点はストツパー機構29
a,30aにある。第1図乃至第2図と同一又は
均等の部位・部品については同一番号を用い且つ
重複する説明を省略する。
ストツパー機構30a,30bはフレーム1の
前側及び後側に一対に設けられ、ストツパーブラ
ケツト23,24に回動自在に軸支されたストツ
パーレバー33,34と、一端が該ストツパーレ
バー33,34に係止され、他端がストツパーブ
ラケツト23,24より突設されたピース37
a,38aに係止されて、操作アーム31,32
をシート上方へ付勢するコイル状のスプリング3
9a,40aと、前記ストツパーレバー33,3
4の回動範囲を規制するようストツパーブラケツ
ト23,24より内側に突設したストツパーピン
41a,42aとよりなる。43a,44aはス
トツパープレート35b,36bより外側に突設
されたストライカーで、フツク部45,46に係
脱自在である。
以上説明してきたように、本考案に係るシート
バツク可動式座席構造によれば、フレームの左右
端部の前側及び後側又はシートバツクの左右端部
に夫々一端がフツク部として形成されたストツパ
ーレバーを回動自在に軸支すると共に、シートバ
ツク側又はフレーム側に上記フツク部に係合する
ストライカーを設けて成るストツパー機構を形成
したので、シートバツクがフレームの前側あるい
は後側に位置転換された際にはフツク部とストラ
イカーとが確実に係合してシートバツクが固定さ
れ、このシートバツクのがたつきが完全に防止さ
れる。又、ストツパーレバーにはフツク部を形成
したので、シートバツクの転換操作をする際には
ストツパーレバーを所定方向に回転させればフツ
ク部とストライカーとの係合状態を簡単に解除で
き、このためストツパーレバーの操作が極めて容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシートバツク可動式座席
構造の一実施例を示す側面説明図、第2図は第1
図の−線断面説明図、第3図は本考案の他の
実施例に係る側面説明図、第4図は第3図の−
線断面説明図である。 1……フレーム、2……シート、3……シート
バツク、4……転換機構、33,34,33a,
34a……ストツパーレバー、43,44……ス
トライカー、45,46……フツク部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム1と、このフレーム1上に載置された
    シートクツシヨン2と、フレーム1の前側又は後
    側に位置転換されるシートバツク3とから成るシ
    ートバツク可動式座席構造において、上記フレー
    ム1又はシートバツク3に回動自在に軸支されフ
    ツク部45,46を有するストツパーレバー3
    3,34と、一端が該ストツパーレバー33,3
    4の操作アーム31,32に係止されると共に他
    端がストツパープレート35,36,35b,3
    6b又はストツパーブラケツト23,24から突
    設されたピース37,38,37a,38aに係
    止され、該ストツパーレバー33,34の操作ア
    ーム31,32をシート上方へ付勢するスプリン
    グ39,40,39a,40aと、上記ストツパ
    ーレバー33,34の回動範囲を規制するようス
    トツパープレート35,36,35b,36b又
    はストツパーブラケツト23,24よりも外側へ
    突出して設けられたストツパーピン41,42,
    41a,42aとを備えたストツパー機構29,
    30,30a,30bをフレーム1の前側及び後
    側に一対に設けると共に、上記ストツパーブラケ
    ツト23,24には上記ストツパーレバー33,
    34のフツク部45,46が係脱自在なストライ
    カー43,44,43a,44aを設け、該スト
    ライカー43,44,43a,44aを上記スト
    ツパーレバー33,34のフツク部45,46に
    係合させることにより、フレーム1の前後いずれ
    にシートバツク3を位置転換してもシートバツク
    3をフレーム1に固持できるようにしたことを特
    徴とするシートバツク可動式座席構造。
JP2421080U 1980-02-28 1980-02-28 Expired JPS6241864Y2 (ja)

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JP2421080U JPS6241864Y2 (ja) 1980-02-28 1980-02-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2421080U JPS6241864Y2 (ja) 1980-02-28 1980-02-28

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JPS56128068U JPS56128068U (ja) 1981-09-29
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JP2421080U Expired JPS6241864Y2 (ja) 1980-02-28 1980-02-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59116226U (ja) * 1983-01-27 1984-08-06 三菱自動車工業株式会社 反転式座席の反転力軽減機構

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JPS56128068U (ja) 1981-09-29

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