JPS6337822A - 磁気記録媒体及びその製造法 - Google Patents

磁気記録媒体及びその製造法

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JPS6337822A
JPS6337822A JP62191495A JP19149587A JPS6337822A JP S6337822 A JPS6337822 A JP S6337822A JP 62191495 A JP62191495 A JP 62191495A JP 19149587 A JP19149587 A JP 19149587A JP S6337822 A JPS6337822 A JP S6337822A
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ノーマン エイラー ラスタッド
デラル トーマス モスビイ
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • Y10T428/31609Particulate metal or metal compound-containing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の分野 本発明は磁気記録媒体に関する。1つの局面では、本発
明は微粉磁性粒子を特定のバインダーに分散して含む磁
気記録媒体に関する。bう1つの局面では、本発明は磁
気記録媒体を製造する際に有用な微粉磁性粒子の反応性
分散液の使用に関りる。 発明の背景 磁気記録媒体用バインダーに要求される性質の故にバイ
ンダー物質の合成は精密になされることが必要とされる
。必要ときれる性質の最先のものは、極めて小さくZ 
la性粉粒子磁化さし、消磁させる固定(37首に保持
し、そして環境応力及び![的応力に対する良い暴露期
間にわたって強い変調磁気ジグプルを付!−5するバイ
ンダーの能力である。 この能力はバインダーが引張強ざ、高モジコラスによる
可撓性及び表面↓ネルギー特性等の物性を持つことを必
要とするもの−Cある。ここで、表面エネルギー特性は
、ある程度は相互に相客れない分散性と湿潤性を高める
bのである。釣り合いの取れた総合的な性能を(りるた
めにモジュラス又は11111慴のようイ1特定の性質
を最適なものにしつつ性能範囲を許容できるものにする
妥協が行われる。 磁気゛テープ″構造においては、可撓性のような性質が
最適化される。磁気゛ディスク″構造においては、硬さ
と耐久性がより容易に最適化することができる、と占う
のは可撓性に対しては余り力点が置かれないからである
。 磁気記録媒体がより−FA複雑になったために、また磁
性粒子(バインダーにはこれら粒子を密接、強固に保持
することが求められる)が磁気強度を^める幾何学的設
計から極めて小さくなったために、バインダーの役割が
なお一層重大になっている。 磁気テープの貯蔵が余りかさ張らないようにするために
その支持体(これは通常高配向ポリニスデルフィルムで
ある)は後に出て来るテープ製品においてますます薄く
なってきているが、このことはバインダー処方を更に複
雑にする。その結果、高分子バインダー(その第一の機
能は磁性粒子を固定位置に保持することである)には支
持体の機能の一部を担う、すなわち磁気記録媒体の機械
的性質、例えば曲げしジュラス及び引張強ざに資するこ
とが求められる。これはよりP、7い支持体を用いるこ
とによって支持体が複合体のモジュラスと引張強さをち
えていたからである。より薄い支持体を持つ現今のテー
プにおいでは、〜合体のこれら性質にバインダーが実Y
1的に寄与している。 現今のバインダーに必要とされる剛性と記録機構の必要
条件に答えるために必要とされる可撓性とを釣り合せる
ために、硬質又は剛質の重合体を軟質又はしなやかな重
合体と組み合Uて最適性能を達成するようにしている。 史に、バインダーのn分子セグメントを賢明に選択する
と、高分子セグメントは流動性が非常に八くなって容易
に塗被でき、かつ所望の状態まで架橋、硬化さけること
ができる。 プルメントリッl〜(Blulentrltt )Wに
イ・1与された米国特許用4,405,684号明細占
には微わ)磁性粒子を熱硬化性樹脂バインダー中に分散
させて有する剛質磁気記録媒体が111示される。ここ
で、熱硬化性樹脂バインダーは連鎖当りの反応性座位が
少なくとも3個である封鎖されたイソシアネ−1−及び
用合体連鎖当りのヒドロキシ反応性部位数が少なくとも
2個で、ヒドロキシ座位当りの分子;dが200〜80
0であるオリゴマーから成る。この米国特許明細書は低
分子量のスチレン−アリルアルコール共重合体のような
高官能価の剛?Ii重合体セグメントを組み込んでヒド
ロキシル末端ポリエステルし含むバインダーの硬さを改
善することを開示している。この米国特許明細書に教示
される発明の目的(よ良いポットライフを有し、記録媒
体に用いられる(アルミニウムディスクのような)剛質
支持体に対して強い接着を達成し得る樹脂バインダー系
を提供することで、その[1的に対し一〇封鎖インシア
ネートがそのバインダーの架橋剤として開示されている
。教示されるバインダー樹脂系は封鎖イソシアネートを
活性化するために必要とされる温麿に!i8露されると
可撓性支持体ベースが熱的にひずみ及び/又は劣化する
ために常用の可撓性媒体には使用することができない。 ミャツカ(Hiyatsuka )等に付与された米国
特許用4,407.901号四則占には強磁性粒子とバ
インダーより主として成る層を持つ非Ml性ベースから
成り、その磁性層は磁性官能基を4丈る重合度が100
以下の共重合体を含有する磁気記録媒体が開示される。 極性官能基の例はカルボキシル基、ヒドロキシル基、フ
ェノール性O)1基及びスルホン酸量である。甲なる特
定実施例に開示される重合体のカルボキシル基とフェノ
ール性01−1基は外囲条件では望ましくないほどの低
速度でしかポリイソシアネートの架橋剤と反応しない。 発明の概要 本発明は 8)2つの反対を向く主表面を右づる非磁性支持体ベー
ス、及び <111  その主表面の少なくとも1つの表面の少な
くとも1部分の上にあるLn化可能の又は滋(ヒ不能の
腎 かう成る磁気記録媒体にして; そのla fL、可能の又は(4化不能の層の少なくと
51Vjは固体微粒子及びその微曽了用の架橋されたバ
インダー混合物から成り: その架橋バインダー混合物は (i)1種又は2種以上のビニル芳香族単量体と脂肪性
ヒドロキシル官能価を有する1種又は2種以上のエチレ
ン性不飽和!1ω体、又は(ii)  ヒドロキシル官
能価を右する1g!又は2種以上のビニル芳香族生吊体 から、誘導された単位から成る重合度が約100より大
きい分散用重合体を少なくとも約5市饋%含み:そして その重合体はその固体微粒子がその層の中に分散覆るの
を助長し、かつ架橋されてその架橋バインダーを形成す
るものである: 前記磁気記録媒体に関する。 本発明の変形(以侵、低分子量変形と称する)は分散用
重合体に重合度の限定がないこと以外は正に上記したと
同様の磁気記録媒体である。しかし、斯る記録媒体は少
なくとも1つの主表面に存在する磁化可能の層を保有す
る媒体、及び分散用・0合体が上記(i)の単量体から
誘導されたものである媒体に限られる。これらの記録媒
体におけるそのような分散用重合体は100に等しいが
又は100未満の重合度を持つことができ、そして例え
ばスチレンとアリルアルコールとの共重合体であること
ができる。それらの分子(dはi、oo。 〜2.500の範囲であることができ、そしてそれらは
0.2〜6重愼%のヒドロキシル基を含有していること
ができる。 本発明はまた固体微粒子と前記の架橋可能の分散用重合
体から成る安定な流e性の反応性分散液を形成し、その
反応性分散液を架橋剤と混合して塗被可能の混合物を形
成し、そしてこの塗被可能混合物を非磁性支持体ベース
にtaすることから成る磁性媒体の製造法に関する。本
発明の磁性媒体を製造づる際にこのような架橋性分散用
重合体を使用すると、固体微粒子(例えば、磁性粒子)
及びこれら粒子と合体したその架橋性分j夕用重合体が
バインダーマトリックス内に均一にかつ強固に分散され
てそれら粒子及び分散用重合体のバインダーマトリック
ス内における移動抵抗性が改良されている磁性層及び/
又は裏面層が得られる。 反応性分散液は可撓性の又は剛質の磁気記録媒体のいず
れを作るのにも用いることができる。 高分子バインダーは架橋性分散用重合体に由来する゛硬
質″成分と、適正に合成されると記録媒体としての磁性
被覆の有効性に寄与する(ii2記の多−ヒドロキシル
官能t!I[rAulti−hydroxylfunc
tional ]ポリウレタン)のような゛軟質″成分
との組み合Uであるのが好ましい。 本明細書で用いられている゛架橋されたバインダー混合
物″とは硬質成分樹脂と軟質成分樹脂の両樹脂を含む架
橋可能のバインダー樹脂とこの樹脂用の架橋剤との混合
物を意味する。架橋されたバインダー混合物の成分の重
量百分率を計nすると、固体微粒子、懸濁助剤、減摩剤
男の重nはこの架橋されたバインダー混合物の中量の一
部として含まれていない。 固体微粒子は微粉磁性材料、又は二酸化チタン及び/又
は′4電性形態の炭素のようなぞの他の官11t:fi
粒子であることができる。特に好ましい態様において、
可撓性の非磁性支持体ベースはテープである。このテー
プはその1つの面上に上記バインダー中に磁性粒子を存
在せしめて有する磁化可能の層を担持し、その反対表面
上に上記バインダー中に二酸化チタン粒子と導電性炭素
粒子を存在せしめて有する磁化不能の層分担持している
。フロッピーディスク用には、本発明の磁性層をディス
クの山土表面に存在させる、リ−なわら両面塗布フ
【」
ツピーディスクとして形成することができる。 発明の詳しい記載 本発明は磁気記録媒体、例えば磁気テープ、フロッピー
ディスク及び剛質ディスクを提供する1〕のである。本
発明の磁気記録媒体は本発明の反応性分散液、すなわら
磁性微粒子と架橋性分散用重合体から木質的に成る組成
物から製造するのが好ましいが、分散用・0合体と1n
性粒子を最初に組み合せることなしに製造することもで
さ−る。 本発明の反応性分子1.液は分1夕用重合体を磁性微粒
子と混合することによって調製される。混合物はまた混
合を容易にし、混合物を流tJJ化するために1秤又は
2種以上の溶媒、及び好ましくは湿潤剤及び沈殿防止助
剤も含有する。本発明の滑らかな反応性分散液を調製す
るのに、混合物は次に中程度の混合力、例えばシャーミ
キサー(Sharmixer )に4200 rpmで
2〜4時間イ」することしか必要でない。適当な溶媒と
してケトン類、例えばメチルエチルケトン及び/又はシ
クロヘキサノン、及び芳香族炭化水素類、例えばトルエ
ンがある。適当な湿潤剤にはグリセリンの七ノーホスホ
リル化プロピレンオキシド付加物、例えば10〜11モ
ルのプロピレンオキシドと1モルのグリセリンとの反応
生成物と1モルのオキシ塩化燐との反応生成物のような
燐酸エステル類がある。適当な沈殿防止助剤には、四級
アンモニウムアセテート類又は同ホスフェート類、例え
ばウィック・ケミカフ1社(Witco Chemic
al Co、 )からエムコーH ル (Emcol ”)アセテート又は同ホスフェート
として市販されるものがある。 本発明の磁気記録媒体は磁性微粒子をバインダー中に分
散して含む。可撓性の磁気記録媒体、すなわら磁気テー
プ及びフロッピーディスクには、バインダーは柔軟なも
のであるべきである。磁性微粒子を分散して含まない架
橋されたバインダー混合物自体の伸びは磁性微粒子を分
散して有する硬化バインダーの柔軟性とよく相関するこ
とが児い出されている。従って、本発明の好ましい柔軟
な架橋バインダー混合物はASTM  D−412−8
0及び同r)−638−82で測定して少なくとも約5
%、好ましくは少なくとも約10%の伸度を有し、その
ため磁気記録媒体は剛性ではなく、可撓性である。ある
種の用途にはバインダーの伸度は更に大きく、すなわら
少なくとも約25%、好ましくは100%よりも大きい
。 バインダーはgA&!された重合体を含む。この架橋重
合体は群(i)1種又は2種以上のビニル芳香族単量体
及びこのビニル芳6M単W体と共重合可能な、そのビニ
ル芳香族単3体とのΦ今後にも脂肪性ヒドロキシル官能
価を有する1種又は2種以上のエチレン性不飽和単量休
から、又は群fii)じドロキシル官能価を有する1種
又は2種以−ヒのビニル芳香族単量体に由来する単位か
ら構成される。この重合体はバインダー中で適正な濃度
で用いられると、低ステイクション(5tiction
) 、高モジュラス及び非常に清めらかな表面を有する
可撓性の、しかし硬質の磁気媒体を生成させる。更に、
この分散用重合体中での磁性微粒子の分散性は常用の高
分子バインダーと比較してより短かいミルサイクルでよ
り高固形分の被覆剤を与え得るそのようなものである。 上記群fitの重合体に関して、その分散用重合体を1
″′することができる適当なビニル芳香族単晒体の例に
はスチレン、ビニルトルエン、α−メヂルスチレン、ビ
ニルキシレン及び同様の甲fd体がある。 適当な共単量体の例としてアリルアルコール、ビニルア
ルコール、3−ヒドロキシ−1−ブテン、4−ヒドロキ
シ−1−ブテン、2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシプロピルアクリレート、ビニルグリコレ
ート及び同様のIII吊体が猶げられる。 別の重合体として、分散用−0合体はヒドロキシル官能
価を有づるビニル芳香族ll勿体に由来する単位から成
る乙のである。断る単t■体の例にp−ビニルフェノー
ル等のビニルフェノール類、p−ビニル−m−クレゾー
ル等のビニルクレゾール類及びp−ヒドロキシ−α−メ
チルスチレン、及び同様の単量体がある。群fi)及び
(iilの双方に同時に入る重合体、例えば脂肪性ヒト
[Jキシル官能価を右するエチレン性不飽和単吊又はビ
ニル芳香族単量体とヒドロキシル官能価を有するビニル
芳香族Ql 吊体との共重合体及び両群fi)及び(i
i)の3秤の中8体の三元重合体も本発明の範囲に入る
。 分散用重合体はまたその他のエチレン性不飽和+11f
fi体に由来する単位を含有していることができる。特
に好ましい他の1チレン性不飽和単耐体(以下において
は高極性具申吊体と称する〉には脂肪性ヒドロキシル基
より極性が大きい1個又は2個以上の官能基を有するも
の、例えばカルボン酸、ボスホン酸、スルホン酸、及び
多酸の115、特にナトリウム塩及びカリウム塩のよう
なアルカリ含II!塩がある。これらの高極性共用は体
から、4導される分散用三元重合体は優れた反応性分散
液をもたらす。これらの追加の基を与える高極性共中ω
体の例としてはメタクリル酸、2−アクリルアミド−2
−メチル−プロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−
2−メチル−プロパンホスホン酸、スチレン−スルホン
酸、メタクリロイルプロパンスルホン酸、及び各般のア
ルカリ金fii塩、例えばすトリウム塩又はカリ・クム
塩が挙げられる。これら高極性共単量体の正確な吊は変
わり得るが、−膜内には分散用重合体に対して約2〜約
10重量%の範囲である。約2%よりかなり低いレベル
では、その分散用三元共重合体は分散用共重合体以上に
改良された品″dの分散液を与えない。一方、約10%
よりかなり高いレベルでは、その分散用三元共重合体は
分散液中で固体微粒子を凝集さぼる。 前記低分子量変形を除けば、分散用重合体の重合j夏は
約100より大であるのが好ましい。重合体の重合度は
共重合体の分子量が約10.000〜約300.000
の第四となるようにコントロールするのが好ましい。肝
(1)の重合体のヒドロキシル官能性共単量体の市は共
重合体に対して約10〜約80 ji吊%である。 バインダー初詣の百分率としての架橋性分散用・0合体
の正確な吊は変動可能であるが、公称吊よりはかなり多
く、分散液の品質とバインダーの機械内性″(lの双方
に関して実現される利点を最大限に発揮させる都である
。一般に、分散用重合体は架橋されたバインダー混合物
に対して51吊%以上、好ましくは約10〜約30%の
吊で0右づるのが好ましい。 本発明において有用な3つの好ましい群の分散用共重合
体についで以下において史に詳しく1a明する。 1 スチレンーヒドロニ1ジアルキルアクリレート共小
合体 これらの共重合体は1,1′ −アゾビスシクロヘキサ
ンカルボニトリル(デュポン社[DuPon〔からバゾ
1M[■へ101H]として市販)のような熱的に活性
化された開始剤を用いる′fIIIiラジカル重合で装
>fiするのが好ましい。その条件は乾燥2−ブタノン
中でほぼ定量的な転化(約99%)が達成されるように
最適化することができ、それによつ−にの溶液をその処
方において重接使用することが可能になる。スチレン聞
は大幅に、好ましくは65%から80%まで変えること
が可能で(lfi性単h1体の百分率が高過ぎると被覆
が感水性になル)、モレ1601分(− iiiが5.
000から100、000まで変えられたく後記第1表
を参照されたい。第1表において、記載の分子:dは全
てゲル透過クロマトグラフィーでポリスチレンja準を
用いC1ワたbのである)。選択した試料についての?
P blfiはこれら重合体はポリウレタンとの混和性
が良好で、速い硬化速度及び高い、しばしば匹敵するイ
1(分子量重合体よりも高いモジュラス(後記第3人を
参照されたい)を持つ複合体を形成させることを示して
いる。磁気特性及び表面特性もまた良好であった。 2 スチレン−ビニルアルコール共重合体溶剤、例えば
2−ブタノン中での遊離ラジカル重合法と遊離ラジカル
開始剤、例えばデュポン社から市販されるバゾ■H88
とによりポリ(スブレンー共−酢酸ビニル)をvJ造す
るのが好ましい。 この酢酸ビニル共重合体を次に溶剤、例えばジオキサン
水溶液中で完全に塩基−加水分解させて(例えば赤外ス
ペクトルの1754cm−1にあるカルボニルのピーク
の完全消失及びテトラメブルシランからの1 7 6.
 30DrR 1.:ljける13CNMRスペクトル
の完全消失で検出される)スチレンとビニルアルコール
のランダム共重合体を得る。これらの共重合体を加えて
配合物を形成すると硬化が良好で、高いモジュラスを待
つテープが19られる。 3 スチレン−アリルアルコール具申合体市販のスチレ
ン−アリルアルコール共重合体、例2 +L f− >
 ”j ント社( Nonsant >からR J −
 1 00及びR J − 1 0 1として市販され
るものJ、り高分子量のスチレン−アリルアルコール共
重合体(3Lスチレンとメブールアクリレ−1−を51
11ラジ力ル重合させてポリ(スチレン−共−メデルア
クリレート)を形成することによって合成することがで
さる。ポリ(スチレン−共−メチルアクリレート)は次
に、例えば水素化リヂウムアルミニウムにより化学的に
還元してポリ(スチレンー共−アリルアルコール)を生
成させることかできる。 上記の分散用重合体は硬化したバインダー中で架橋せし
められる。そのヒドロキシル座位は多官能性有機架橋剤
との反応で架橋を可能にする。適当な架橋剤の例にポリ
イソシアネート類、ポリアジリジン類及び同様の化合物
がある。好ましい架橋剤は分散用重合体の脂肪性ヒドロ
キシル基ど反応して硬化バインダー中にウレタン架橋を
形成するポリイソシアネート類である。好ましいXI剤
は約2〜約4の架橋官能価を右するものである。 特に好ましい架橋剤はモーペイ社(Hobay )から
CB−60又は同75として市販されるトリイソシアネ
ートである。 上記の分散用重合体は高分子バインダー配合物の映73
成分寄与剤である、すなわち斯る共重合体だけから調製
したバインダーは硬く、多くの用途には脆過ぎるだろう
。従って、高分子バインダーマトリックスに対して軟質
セグメントを与えてバインダーを強靭なものとなす、好
ましくはヒドロキシ官能性のコバインダー重合体又は同
樹脂を追加、使用するのが好ましい。他の適当なコバイ
ンダー樹脂の例としては米国特許用4.368.238
号及び同第4,400.498号明1Iり書に記載の多
−ヒドロキシ官能性ウレタン類が挙げられる。 これらの樹脂は分子量が約500〜3.000の範囲に
ある長鎖ジオール(ハ)、0機ジイソシアネートゆ及び
分子量が約500より小さい短鎖トリオール(ロ)、並
びに所望によって分子量が約50〜500の範囲にある
短鎖ジオール8)の重合で得ることができる。 更に詳しくは、このタイプの好ましい樹脂は式(1)−
(の、=(へ)及び−(0ニ ー(−11−QC(8)−811−X−Nl+−(8)
CO+  、      (at+2−QC(8)−1
1−X−11−(8)CO± rl(C)で表わされる
単位の組み合せから成る。上記式において、 Wは500〜3.000の範囲の分子量を有する長鎖ジ
オール(ハ)から2個のヒドロキシル基を取り除くこと
によって誘導された残塁であり:×は有機イソシアネー
ト0から2個のイソシアネート基を取り除くことによっ
て誘導された残基であり: Yは約500未満の範囲の分子量を有する短鎖トリオー
ル(ロ)から2個のヒドロキシル基を取り除くことによ
って誘導された残基でありニアは約50〜500の範囲
の分子量を有する短鎖ジオール■から2個のヒドロキシ
ル基を取り除くことによって誘導された残基であり:n
 及びn2はそれぞれ正の整数であり;そして n3はO又は正の整数である。 熱可塑性ポリウレタン樹脂に用いられるべき長鎖ジオー
ル(ハ)は約500〜3,000の範囲内の分子1dを
h“りるもので、これには例えば、ポリニスデルジオー
ル、ポリエーテルジオール、ポリJ−−テルエステルジ
オール及び同様のジオールがある。 ポリエステルジオールには例えば、こはく酎、アジピン
酸、ヒバシン酸、アビラインPa等の脂肪族ジカルボン
酸:テレフタル酸、イソフタル酸等の芳香族ジカルボン
酸;又はこのカルボン酸の低級アルコールエステル、例
えばメチルエステル又はエチルエステルと、エチレング
リコール、1゜3−プロピレングリコール、1.4−エ
チレングリコール、1.6−へに11ングリコール、ジ
エ升レンゲリコール、1,4−シクLlヘキサンジメタ
ツール、ネオペンチルグリ」−ル等のグリZ1−ル:又
はごスフエノールA等のエブレンオキシドイ・1加物又
はそれらのdi合物との反応で19にとができるポリエ
ステルジA−ル、及びε〜カブ〔lラクトン簀のような
ラクトンの聞窟・0合で得られるラクトンタイプのポリ
ニスデルジオール エーテルジオールには例えば、ポリエチレングリコール
、ポリプロピレンエーテルグリコール、ポリテトラメチ
レンニーデルグリコール等のポリアル4−レンエーテル
グリコール及びこれらグリコールの共重合で得ることが
できるポリエーテルグリコールがある。ポリエーテルエ
ステルグリコールには例えば、上記ポリアルキレンエー
テルグリコールとポリA−ル成分として上記した脂肪族
又は芳香族ジカルボン酸との反応で得ることができるポ
リエステルエーテルグリコールがある。 磁気テープとしての用途において、裏面用の被覆を作る
際に用いられる多−ヒドロキシ官能性ポリウレタン樹脂
は分子量が約500より大ぎく、約1000より小さい
長鎖ジオールを用いて製造するのが好ましい。これらの
低分子ωの長鎖ジオールは、長鎖ジオールが1000g
1モル以上の分子量を持つ裏面用バインダー被覆剤より
もF】れた同被覆剤を生成させることが見い出されlこ
 。 熱可塑性ポリウレタン樹脂用に任意成分とじて用いられ
る短鎖ジオール■は分子量が約50〜500の範囲にあ
るしのであって、これには例えば、エチレングリコール
、プロピレングリコール、1゜4−ブチレングリコール
、1.6−へ4:サングリコール、1,4−シクロヘキ
サンジメタツール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族
グリコール又はビスフェノールAのエチレンオキシド付
加物若しくは同ブ[1ピレンオキシド付加物、ハイドロ
キノンのエチレンオキシド付加物等の芳香族ジオールが
ある。短鎖ジオール(四は単独で又は相互に程合して用
いることができる。 熱可塑性ポリウレタン樹脂用に用いられるべき有機ジイ
ソシアネート0には例えば、ベキ4ツメブレンジイソシ
アネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキ
シルメタンジイソシアネート、メチルシクロへ1サンジ
イソシアネート、トルエンジインシアネート、4.4’
 −ジフェニルメタンジイソシアネート、ジトル上ンジ
イソシアネート、パラキシレンジイソシアネート、ナフ
タレンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネー
ト、Vシリレンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシア
ネート、芳香族ジイソシアネート又は脂環式ジイソシア
ネートがある。ジイソシアネート(Qは単独で、又は互
いに涙金して用いることができる。 熱可塑性ポリウレタン樹脂用に用いられるべき短鎖[・
ジオール(D)は分子量が約500未満の範囲にあるも
のである。具体的例を挙げると次の化合物がある:グリ
セリン、グリセリンの1チレンオキシド付加物、グリセ
リンのプロピレンオキシド付加物、2−メチル−プロパ
ン−1,2,3−トリオール、4−[ヒス(2−ヒドロ
キシエチル>1−2−ヒドロキシペンタン、3−メチル
ペンタン−1,3,5−トリオール、1.2.6−へ−
1−サントリオール、1−ビス(2−ヒドロキシエチル
)−アミノ−2−プロパツール(N−イソプロパツール
ジェタノールアミン)、ジェタノールアミンのプロピレ
ンオキシド付加物及びN−イソプロパツールジェタノー
ルアミンのエチレンオキシド付加物。 熱可塑性ポリウレタン樹脂は長鎖ジオール(ハ)、短鎖
トリオール(ロ)及び有機ジイソシアネート(0、並び
に任意成分の短鎖ジオール(13)を重合反応に付すこ
とによって製造することができる。重合は公知の方法、
例えば全成分を溶液としてhいに同時に反応させるワン
ショット法で行うことができる。また、イソシアネート
(Qの一部を残して置くことを除いて全反応剤(ハ)、
■、(Q及び(ロ)を−諸に仕込む改良1ノンシヨツト
法を使用Jるのも都合がよい。この残した部分を次に、
前に仕込んだイソシアネート(Qの消費量が好ましくは
増大して行った後反応混合物に添加する。 軟質成分として働くコバインダー樹脂対)α′4成分と
して働く樹脂の重搦比は約4=1〜1:4の範囲である
のが好ましい。分散用共・ト合体によってバンイダーに
与えられる剛性の釣り合いを取るためにビニル樹脂及び
ニトロセルロースのような他の硬質成分樹脂を分散用共
重合体と1:4〜4:1・0吊比でブレンドしてそれが
軟質セグメントの架橋性樹脂とブレンドされるとき硬質
セグメントを変性するようにすることができる。 バインダーu合物に配合することができるビニル樹脂の
適当な例は塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、塩化ビニ
ル/塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル/アクリロニ
トリル共重合体、塩化ビニリデン/アクリロニトリル共
重合体及びポリビニルブチラールである。これらの重合
体は磁性材料上へのバインダーの吸着を増強する官能基
を有しているのが好ましい。断る官能基の好ましい例と
してヒドロキシル基及びカルボキシル基が挙げられる。 特に好ましい重合体の例には塩化ビニル/ビニルアルコ
ール共重合体、塩化ビニル/マレイン酸共重合体、塩化
ビニル/酢酸ビニル/ビニルアル]−ル共重合体、塩化
ビニル/酢酸ビニル/マレイン酸共重合体、塩化ビニル
/ビニルアルコール/マレイン酸共重合体及び塩化ビニ
ル/酢酸ビニル/ビニルアルコール/マレイン酸共重合
体がある。 本発明において用いられる微粉磁性粒子にはT−Fe 
 OSFe  O1’r−Fe203とFe3o4との
混合物、CrO2、バリウムフェライト又はベルトライ
ド化合物等の磁性酸化物の粒子及びFe、Fe−Co、
Co−N 1SCo−Cr、Fe−Co−N i、Fe
−Co−B、l:e−Co−Cr−B、Fe−Co−V
又は窒化鉄等の強磁性金属又は同合金の粒子がある。 バインダーを磁気テープ用実面被覆剤として使用すべき
場合、静電気の蓄積を少なくするために微yI導電態炭
素を含めることができる。別に、又は1ffi性炭素に
加えて、二酸化チタン又はその他の無機充てん剤を裏面
層に含めることができる。 兄13」11覧】 本発明の磁気記録媒体は、まずヒドロキシル官能価を有
する分散用重合体を含む組成物に固体微粒子を分散させ
て成る安定な、流動性の反応性分散液を調整することに
よって造るのが好ましい。 安定な分散液は溶媒、湿潤剤及び沈殿防止剤から成るa
合物に粗固体微粒子を混・入させることによって調整す
るのが好ましい。次に、架橋性の分散用重合体の少なく
とも一部を添加して1IIl潤したスラリーを形成づる
。この湿潤スラリーを次に、組繊性粒子の平均粒子寸法
が十分に小さくなって分散液が所望の滑らかさを示すよ
うになるまでミリングする。ミリングの前か後に軟質成
分として勧(コバインダー樹脂を残っている全分散用重
合体及び追加の流動化用溶媒と共に加えることができる
。このミリングプロセスで磁性微粒子が流動化用溶媒に
分散した安定な分散液ができる。ここで、分散用重合体
は分散液の品質に寄与する。この分散用重合体を使用す
ると、これを使用しないで非常に多くのミリングサイク
ルを用いて[Jした粒子/バインダー組成物の品質と同
等の分散液の品質を持つ塗被可能の粒子/バインダー組
成物がより一層効率的に、すなわちより少ないミリング
サイクルで製造可能となる。この安定な分散液を次に架
橋剤と混合して優先性の組成物を形成する。 この硬化性組成物は非磁性支持体ベースに対して塗被、
硬化可能である。被覆は硬化に先ぎ立って、又は硬化轡
に周知のカレンダリング、艶出仕上及び/又は磨き仕上
法で表面処理するのが好ましい。 好ましい可撓性支持体ベースは所望の程度の可撓性と引
張強さを有する合成重合体のフィルムから成る。好まし
い可撓性支持体ベースの例は、厚さが約8〜約80μm
のポリエチレンテレフタレートチーブパッキング材であ
る。 好ましい可撓性支持体ベース、例えばポリエヂレンテレ
フタレートテーブはこれを約100℃以上の温度に長期
間rA露すべきでないので、可撓性支持体ベース上で使
用すべくJ!IA製された硬化性組成物は約100℃よ
り低いW度で所望の程度に襖化可能なものでなければな
らない。従って、可撓性の磁性媒体を遣る場合は、硬化
性組成物の成分として選択される架橋剤は分散用重合体
及びその他の架橋性バインダー重合体とは、その系を約
100℃より低い温度で、更に好ましくは外囲′fA度
で所望の程度まで架橋させるよう十分に反応性でなt)
ればならない。この点で可撓性の磁性媒体を製造する際
に用いられる架橋剤は、バインダー樹脂系を硬化させる
のに約100℃より高い温度を必要とする封鎖されたイ
ソシアネートではなく、遊離のポリイソシアネートであ
るべきである。封鎖ポリイソシアネートは、この技術分
野では、封鎖反応が昇温下では可逆的に起こるように封
鎖用化合物、例えばケトキシムと反応せしめられている
複数のイソシアネート基を有する化合物として知られる
ものである。 本発明の磁性媒体は各種の磁気信号発生装四と共に用い
るとき、例えばビデオテープ、コンピューター用テープ
及びディスケット(diskettes )等として用
いるとき磁気信号を記録するのに有用である。 実施例 出発物質 スチレン共U体の−的 1 反対は11の重合びんで行う。重合びんに計算された聞
のスチレンと共単撮体(例えば、ヒドロキシエチルアク
リレート若しくは酢酸ビニル又はメチルアクリレート等
)を仕込む。単量体類の仕込みに先き立って計量された
容量の予め乾燥させた溶剤(例えば、2−ブタノン若し
くは酢酸エチル又はテトラヒドロフランあるいはトルエ
ン等)を重合びんに仕込んだ。単量体の仕込みに続いて
直ちに遊離ラジカル開始剤、好ましくは1.1′−アゾ
−ビス−シクロヘキサンカルボニトリル(デュポン社か
らバゾTHssとして市販)、連鎖移動剤(例えば、t
−ドデシルメルカプタン)を加え、得られた均質な溶液
を窒素でパージして存在する酸素を排除する。密閉した
反応びんを次にローンダロメーター( laundcr
ometer )回転攪拌為に75℃で3〜5日間入れ
る。得られる共重合体は本質的に完全に転化されており
、更に精製しなくても使用できるもので、そのままで磁
性バインダーの高分子分散剤になる。 スチレン−ヒドロキシエチルアクリート共重合体の製造 反応は110重合びんで行う。重合びんには70mの乾
燥2−ブタノン、23gの精製済みスチレン単吊体、7
gの精製済みヒドロキシエチルアクリレート単量体を順
々に仕込んだ。この仕込みに続いて0.18!Pのバブ
1H88開始剤、4滴のt−ドデシルメルカプタン3g
!鎖移動剤を加えた。 この時点でその均質な溶液を窒素の流れで激しくパージ
して痕跡の酸素も全て除去し、次いで速やかに密mし、
テープを付tノ、そして75℃に保持された回転してい
るローンダロメーター攪拌器の中に3日間入れる。得ら
れる共重合体は本質的に完全に転化されており、高分子
分散剤としてそのまま使用できる状態のものである。 スチレン−アリルアルコール共重合体の製造反応は凝縮
器、窒素導入管、機械的攪拌器、加熱マントル及び湿度
コントロールを備えた3つロフラスコで行う。最初に仕
込んだスチンーメチルアクリレート共重合体129の蒸
留したN−メチルモルホリン100d中溶液を窒素でパ
ージし、次いで窒素で覆われたこの重合体溶液に精製さ
れたN−メチルモルホリン100d中の水素化リチウム
アルミニウム(LAH)1.3gを滴下した。 攪拌を2時間維持し、次いで混合物を1/2時間IJ口
熱、還流し、続いて冷却し、そのとき水50d中の酒石
酸ナトリウムカリウム1(lを加えた。 反応混合物を1/2時間加熱、還流した。この時点で攪
拌を止め、反応混合物を冷却し、そしてスチレン−アリ
ルアルコール共重合体を含有する上層有eitllを硬
い無機沈殿物からデカンテーションで分離した。生成物
の構造は分光分析で確認した。 スチレン−ビニルアルコール 重合 の、112ffの
スチレンー酢酸ビニル共重合体(前記−膜内製造法で製
造)を前記の通り諸装置を備え゛だ反応フラスコに入れ
た150mのジオキサンに溶解した。この溶液に水15
d中の水酸化ナトリウム1.059を加えた。反応混合
物を一夜加熱、還流した。生成スチレン−ビニルアルコ
ール共重合体をメタノール中で沈殿させて回収し、水と
過剰のメタノールで連続洗浄し、次いで真空オーブン中
で一夜乾燥した。生成物は分光分析で同定した。 次の反応性分散剤(以下の第1表に示す)を前記操作に
より必要な変更を加えて製造した。第1表に示される次
の略号は次の息味を有する。 5TY=スチレン )(E八−2−ヒドキシエチルアクリレートトIPA−
2−ヒドロキシプロピルアクリレートAOH=アリルア
ルコール VOH−ビニルアルコール M△−メタクリル酸 PM=2−メチルアミド−2−メチルプロパン燐酸 SM=2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸 5SS=スチレンスルボン酸ナトリウム5PK−スルホ
プロピルメタクリレートカリウム塩 V P−ビニルフェノール 第1表 分散用重合体の特性 5TY−11A     64     99,256
  330,224   3.3STY−11rA  
   77     65,156   +62.02
7   2.5STY−11E八        77
         69,410    164,96
0      2.4STY−11F八       
 77         71,538     18
0,982      2.5STY−11fA   
  77     64,674  171,632 
  2.7STY−11EA       77   
    5g、232   190,081     
3.3STY−11LA     77     51
,568  192,279   3.7SI’Y−1
1[A     74     43,076   +
07,759   2.5SIY−HE^    74
     45,252  11?、832   2.
6     86S丁Y−11FA       74
       43.717   116,425  
   2.7STY−11EA     64    
 31,354   87,781   2.8S1’
Y−11[八        74         
 6,831      17,247      2
.5STY−11EA     74     5.8
03   13.906   2.451STY−11
E八      74        7.0g9  
  17,397     2.5       54
STY−11[A     74     5,957
   14,045   2.4SIY−AOII  
   80     11.804   55.957
   4.7    101STY−AOII    
 68                      
  89STY−八〇++       130   
                         
      94S’rY−VOll     87 
    21.218   45,684   2.2
    104Sn’−VOll          
87          23.402      4
8.644       2.1          
1043TY−VOll     87     17
.729   38,479   2.2    10
3S丁Y−11PΔ−8H−−−−−−−−−−3TY
−11P八−PH−−−−−−−−−−3rY−11P
八−H八−−−一一−−−〜−3TYIIP八−−−−
−−m−−− VP        −−30,000−−−−159
多−ヒドロキシル官能性ウレタン(Ml−IFU)軟質
成分として働くコーバインダー樹脂として実施例で用い
た多−ヒドロキシル官能性ウレタンを以下において説明
する。 多−ヒドロキシル官能性ウレタン−1(MHFUこの多
−ヒドロキシポリウレタンは温度計、機械的攪拌器、及
び反応フラスコ内に不活性ふん囲気を維持する窒素導入
手段付きの凝縮機を備え、バリアツク制御(Varia
C−Controlled )加熱マントルで加熱した
221の三ツロフラスコで反応を行うことによって製造
した。最初に窒素でフラッシュしておいたこの221の
反応フラスコに初めの(]込みとして1.0339の4
.4′−メチレン−ビス−(シクロヘキシル)ジイソシ
アネート(H−MDI)、191.7gの1.4−シク
ロヘキサンジメタツール、1,902.7gの分子量が
約65091モルのポリテトラメチレンオキシドジオー
ル(デュポン社からテラコールTH[TERACOL”
] 650として市販)、110.2gのグリセロール
、5,244びのメチルエチルタトン及び1.79のジ
ブチルすずジラウレートを導入した。窒素ふん囲気は反
応中ずつと維持した。混合物をイソシアネートが赤外分
光試験で検出されなくなるまで還流温度で加熱した。こ
れは還流1時間後に起こった。この時点でメヂルエチル
ケトン中内部粘度が約0.15に達した。H−MD I
の残り259びを追加、増量して仕込み、続いて所望の
内部粘度0.23に達するまで還流した。多−ヒドロキ
シ官能性ポリウレタン(MHFIJ−1)の試料はガラ
ス転移温度(lo)−32℃、重量平均分子量43,6
52、数平均分子Mi12,366及びヒドロキシル当
量1.601を示した。 多−ヒドロキシル1イ能性ウレタン−n(MHFU二エ
エ この多−ヒドロキシ官能性ウレタンの製)告は温度計、
機械的攪拌器、及び反応混合物の上に窒素を導入し、不
活性窒素ふん囲気を維持する手段付きの凝縮器を備え、
バリアツク制御加熱マン1ヘルで加熱した221の三ツ
ロ反応フラスコで行った・仕込みとして673.69の
イソホロンジイソシアネート、1,300gの分子量が
約1.00091モルのポリテトラメチレンオキシドジ
オール(デュポン社からテラコール”1000として市
販)、305.69の1.4−シクロヘキサンジメタツ
ール、28.089のグリセロール、3.4609のメ
チルエチルケトン及び0.469のジブチル寸ずジラウ
レートを初めに窒素でフラッシュし、その窒素ふん囲気
が維持された221の前記反応フラスコに導入した。そ
の混合物を窒素ふん囲気下、還′a温度でイソシアネー
トが赤外分光試験で検出されなくなるまで加熱した。こ
れに約1時間の加熱還流時間を要した。その時点でメチ
ルエチルケトン溶液で測定した内部粘度は0.15であ
った。75.01gのイソホロンジイソシアネートを追
加、仕込み、還流温度での加熱を1時間続けた。この時
点でイソシアネートは赤外分光試験で検出できなくなっ
た。内部粘度はそのとき0.21であった。イソホロン
ジイソシアネートの増量仕込みを0.23〜0.33の
内部粘度が達成されるまで続けた。得られたポリウレタ
ンの試料はガラス転移温度−32℃、重量平均分子ff
145,092及びヒドロキシル当ff13680を示
した。 標準配A 律 本発明の可撓性磁気記録媒体を製造するための代表的な
配合物を次の本発明の反応性分散液から調製した。 まず、次の成分からスラリーを調製した。 量  固形分 一社−I−±l上 −」L  ■ コバル1〜をドープ した磁性γ−酸化鉄  25  84.7   磁性顔
料溶媒ブレンド(メチル ■デルケトン70%、 シクロへキサノン20%、 トルエン10%)17       溶媒燐酸ニスデル
     2.0 6.8   湿潤剤四級アンモニウ
ムホス フェート(ウイツコ・ ケミカル社からエム  0.5 1.7   沈殿防止
コール1Hkシて市販)        助剤上記のU
合物を水ジャケット付きシャーミキサー−中で420 
Orpmにおいて約3時間混合した。 11られたスラリーの滑らかさを256倍の頂微鏡で透
過光を黙視検査してヂエツクした。次いで、この混合物
に後記第2表に記載の共重合体を1.10g(3,59
mm%1)ffilX]、t、カッ2.2びのMHFU
−n (41,39%)を加えlζ。11られた混合物
を4800 ramで更に 1/2時間混合した。次い
で、この混合物をイーガーミル(1’:iger 11
1)に移し、混合物が滑らかになるまで、例えば通過毎
に約1時間半の時間をかけて7〜10回通過させてミリ
ングした。 塗被可能のバインダー組成物 上記で調製した反応性分散液に次の成分を添加した。 量  固形分 一礼一旦−工l上 −因−1 ミリスチン酸ブチル 0.13   0.44  減摩
剤ミリスチン酸     0.875  3.0   
減摩剤△10 分散液  0.2        ヘッ
ド清浄剤 本インデックス130に十分なfi、三官能性イソシア
ネートの仕込岳は“インデックス当りの当市数(追加の
被試験樹脂についてのものを含む)4a(百分率による
)(この’12合1 、3 ) 、TナワチCB  6
 oノ当m(405)の倍数を加えて計口する。これは
その特定インデックスについて活性化剤のグラム数を与
える。 19られた混合物をシャーミキサーで均質化して塗被可
能のバインダー組成物を得た。 テープの製造 上2で33製した塗被可能のバインダー組成物を厚さ3
5μ鴎のポリ(エチレンテレフタレート)のバッキング
材にグラビアロールコータ−を用いて厚さ5μ鵠で塗被
した。得られた被覆を次に表面処理した。 実施例1〜6 @記の1a準配合物を用いて次の分散用重合体を評価し
た。前記配合物に関して1.10g(3,59重量%)
の重合体を用いた。 第2表 ′LL!lA       l念1   −5−1  
 スチレン−ヒドロキシ   65.156エヂルアク
リレート 2   スチレン−ヒドロキシ   69.410エヂ
ルアクリレート 3   スチレン−ヒドロキシ   71,538エチ
ルアクリレート 4   スチレン−ヒドロキシ   58,232エチ
ルアクリレート 5   スチレン−ヒドロキシ   5,803エチル
アクリレート 6   スチレン−ビニルアル   21,218コー
ル テープを造り、それらの性質を測定した。厚さはキャリ
バーを用いて求めた。第3表に磁性被覆及びバッキング
材の厚さくμll1)を示1゜モジュラスはキ1コバス
カル(kPa)で示−ケ。ランク(Ranta )はイ
ソシアネートの硬化の尺度で、低うンタはど硬化度は高
くなる。モジュラスとランクは共に24時間後、4日後
、そして再び7日後に測定した。光沢は平滑性と反射能
の尺度で、100+は望ましい光沢であることを意味す
る。耐溶剤性はジメチルホルムアミド(DMF)による
溶剤!II faによって測定した。6+は許容できる
耐溶剤性であることを意味する。 第3表のデーター、特に光沢のデーターは、本発明の高
分子吊分散用重合体は優れた分散液を産生させることを
示している。 実施例7 重合体7、すなわら数平均分子量が約11.804のス
チレン−アリルアルコール共重合体を以下の第4表に配
り代表的な配合物において評価した。共重合体は固形分
1.109の呈で配合物に加えた。配合操作及び塗被操
作は実施例1〜6と同じであった。 ■8滴駄ミ1”−、、> Q= a (Ill≦大−2
4時間硬化試料及び6日硬化試料の被覆モジュラスはテ
ープが優れた機械的性質を有することを示している。光
沢の等級は粒子がよく分散していることを示している。 この技術分野により薄いバッキング材を使用しないとい
う望みがあることからみて、曲げモジュラスが優れてい
ることは重要なことである、と言うのはバッキング材が
薄くなればそれはテープの硬さに寄与しなくなるが、優
れた曲げモジュラスはテープにある程度の硬さを与える
からである。 合体 以下の第6表に示す重合体を同表に示す量で用いて第4
表の配合物において評価した。 上記の配合物を用いて造ったテープは以下の第7表に示
す性質を有していた。 前記のごとくしてテープを作製し、それらの性質を測定
した。モジュラスはキロパスカル(kPa)で与えら机
る。ランクはイソシアネートの硬化の尺度で、ランクが
低いほど硬化度は高い。モジュラスとランクは24時間
後、3日後及び7日後に測定した。耐溶剤性はジメチル
ホルムアミド(DMF)による溶剤膨潤によって測定し
た。膨潤度6は許容できる耐溶剤性であることを示づ゛
。 本発明の記録媒体について低分子量変形の若干の例も作
製、テストした。 実施例13 初めに次の成分からスラリーを[Jした。 FIL   固形分 材  料         (g )        
    fiJコバルトをドープ した磁性γ−酸化鉄  2152 2152   m性
ff1Fl(30〜357712/g> 溶媒ブレンド(メチル エチルケトン70%、 シクロヘキサノン 20%、トルエン10%)  1445  −  溶媒
燐酸エステル(トルエン 中固形分75%)      107  80   湿
潤〜l四級アンモニウムアセ テート(ウイツコ・ ケミカフ1社からエム コールアセテ−、TH として市販)      40  40   沈殿防止
剤上記の混合物を1)を記のようにして混合し、滑らか
さについてチエツクした。次いで、この混合物にモンサ
ント社からRJ−100として市販されるスチレン/ア
リルアルコール共重合体を、この共重合体47gをメチ
ルエチルケトン(MEK)110gに溶解した溶液とし
て加えた。スチレン/アリルアルコール共重合体はヒド
ロキシル基含吊5,7%、当@300、数平均分子量1
600及びuffl平均分子fi2300であった。得
られた混合物を4800 ruで更に1/2時間浪合し
た。 この混合物を次にイーガーミルに移し、混合物が滑らか
になるまで、例えば1回通過当り約1時間半の時間で7
〜10回通過させてミリングした。 この混合物に次に5090MEKに溶解したスチレン/
アリルアルコール共重合体229をMEK242gに溶
解したMHFU−I  1609と共に加えた。得られ
た混合物を更に5時間ミリングして本発明の安定な流動
性の反応性分散液を得た。 この塗被回部のバインダーの”軟質″樹脂バインダーC
M)−IFtJ−I>対゛硬質”樹脂バインダー(スチ
レン/アリルアルコール共重合体)の重量比は70/3
0である。 塗被可能の組成物 上記でSgl製した反応性分散液に次の成分を加えた。 吊  固形分 材  料         (g )        
    曙能ミリスチン酸ブチル 32.3   32
.3   減摩剤ミリスチン酸    21.5   
21.5   減摩剤清浄剤 三官能性イソシア ネート(モーベー  367  220.2   架橋
剤社から03−60とし て市販) 1nられた混合物を剪断ミキサーで均質化して塗被可能
のバインダー組成物を得た。 上記で″[4した塗被可能のバインダー組成物を厚さ1
4μmのポリ(エチレンテレフタレート)バッキング材
にグラビアロールコータ−を用いて厚さ5μmで塗被し
た。得られた被覆フィルムをカレンダー掛は処理した。 磁気記録媒体の性質 上記で製造した磁気記録媒体は次の性質を具備していた
。 曲げモジュラス(室温で7日問硬化後にASTM−D−
890の操作で測定): 6、7X 106kPa 重合体硬化率:97.5%(23℃、R850%で7日
問硬化後にTHEで抽 出された重合体2.5%) 実施例14 もう1つの代表的な磁気記録媒体を次の例外、変更及び
/又は除外を行って実施例13の通り作製した。本実施
例14の反応性分散液はMEK110g中スチレン/ア
リルアルコールJt ff1合体47gの初11仕込岱
をMEK969中スチレン/アリルアルコール共重合体
41gと少なくした点以外は実施例13の分散液と同じ
であった。また、スチレン/アリルアルコール共用合体
の第二仕込量はMEK509中共重合体22gからME
K89g中共重合体3Elに増徴した。M)−IFU−
Iの仕込旦はMEK242g中161gからMEK78
9中529に中量29゜この塗被可能のバインダーの゛
°軟質″バインダー樹脂(MHFU−I)対“硬質”樹
脂バインダー(スチレン/アリルアルコール共重合体)
の虫m比は40/60である。 塗被可能のバインダー組成物の唯一の変更点は三官能性
イソシアネート架橋剤量が溶媒146.8ff中固形分
220.2gから溶媒127.2iIJ中固形分190
.8gに減量されたことであった。得られた磁気記録媒
体の性質を以下に示す。 曲げモジュラス(7日間硬化)ニ ア、 5x 106kPa 重合体硬化率:はぼ100%(23℃/R1−150%
で7日問硬化後のT HF抽 出弁は無視できる程度の示) 実施例15 帯電防止性層として使用する裏面被覆剤を以下の点以外
は前記の操作を用いて調製し、塗被した。 バインダーは゛硬質″樹脂(RJ−100/VAGH7
0/38)と“軟質” all!l (MHFU−I)
とのブレンドである。 材  料                役(g)ア
セチレンカーボン         100メチルエチ
ルケトン         163トルエン     
          68シクロヘキサノン     
      30樹脂、MEK中          
 233 モーベー社からCB−60としC市販。 固形分      機  能 100    帯電防止剤 溶媒 溶媒 溶媒 2    湿潤剤 17.7  バインダー樹脂 7.4  バインダー樹脂 25    バインダー樹脂 28.5  架橋剤 からVAGH”Sl脂として市販。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)2つの反対を向く主表面を有する非磁性支
    持体ベース、及び (ロ)該主表面の少なくとも1つの表面の少なくとも1
    部分の上にある磁化可能の又は磁化不能の層 から成る磁気記録媒体にして; 該磁化可能の又は磁化不能の層の少なくとも1層は固体
    微粒子及び該微粒子用の架橋されたバインダー混合物か
    ら成り; 該架橋バインダー混合物は (i)1種又は2種以上のビニル芳香族単量体と脂肪性
    ヒドロキシル官能価を有する1種又は2種以上のエチレ
    ン性不飽和単量体、又は (ii)ヒドロキシル官能価を有する1種又は2種以上
    のビニル芳香族単量体 から誘導された単位から成る重合度が約100より大き
    い分散用重合体を少なくとも約5重量%含み;そして 該重合体は該固体微粒子が該層の中に分散するのを助長
    し、かつ架橋されて該架橋バインダーを形成するもので
    ある; ことを特徴とする前記磁気記録媒体。
  2. (2)(イ)2つの反対を向く主表面を有する磁化不能
    の可撓性支持体ベース、及び (ロ)該主表面の少なくとも1つの表面の少なくとも1
    部分の上にある層 から成る磁気記録媒体にして; 該層は、該主表面の一方に磁化不能の層が存在するとき
    他方の該主表面に磁化可能の層が存在するという条件で
    、そして更に該磁化可能の又は磁化不能の層のいずれか
    一方は固体微粒子及び該微粒子用の架橋されたバインダ
    ー混合物から成るという条件で、磁化可能の層か磁化不
    能の層のどちらかであり; 該架橋バインダー混合物は (i)1種又は2種以上のビニル芳香族単量体、及び (ii)脂肪性ヒドロキシル官能価を有する1種又は2
    種以上のエチレン性不飽和単量体 から誘導された単位から成る重合度が100以下の分散
    用重合体を少なくとも5重量%含み;そして 該重合体は該固体微粒子が該層の中に分散するのを助長
    し、かつ架橋されて該架橋バインダー混合物を形成する
    ものである; ことを特徴とする前記磁気記録媒体。
  3. (3)分散用重合体がスチレンと、アリルアルコール、
    2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプ
    ロピルアクリレート及びビニルアルコールより成る群か
    ら選ばれる単量体との共重合体である特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の磁気記録媒体。
  4. (4)分散用重合体が(i)に記載のタイプのものであ
    つて、かつカルボン酸基、ホスホン酸基、スルホン酸基
    及び該各酸基の塩より成る群から選ばれる、極性が脂肪
    性ヒドロキシル基より大きい1個又は2個以上の官能基
    を有する単量体から更に構成されているものである特許
    請求の範囲第1項に記載の磁気記録媒体。
  5. (5)分散用重合体がビニルフェノールから誘導された
    単位から成る単独重合体である特許請求の範囲第1項に
    記載の磁気記録媒体。
  6. (6)バインダーが軟質成分として資する、多−ヒドロ
    キシル−官能性ポリウレタンであるコバインダーを含み
    、このコバインダーに比較して分散用重合体は硬質であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の磁気記録媒
    体。
  7. (7)多−ヒドロキシル−官能性ポリウレタンが分子量
    約500〜3000の長鎖ジオール、有機ジイソシアネ
    ート及び分子量約500未満の短鎖トリオールから成る
    混合物の重合反応生成物である特許請求の範囲第6項記
    載の磁気記録媒体。
  8. (8)バインダーが少なくとも分散用重合体とビニル樹
    脂及びニトロセルロース樹脂から選ばれる多分硬質成分
    として働く他の樹脂とを含む硬質成分及び多−ヒドロキ
    シ−官能性ポリウレタン類から選ばれる軟質成分樹脂と
    の組み合せであり、そして該架橋バインダー混合物の硬
    質成分樹脂対軟質成分樹脂の比が約1:4〜約4:1の
    範囲である特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の磁
    気記録媒体。
  9. (9)(イ)固体微粒子及び (i)1種又は2種以上のビニル芳香族単量体及び脂肪
    性ヒドロキシル官能価を有する1種又は2種以上のエチ
    レン性不飽和単量体、又は (ii)ヒドロキシル官能性を有する1種又は2種以上
    のビニル芳香族単量体 から誘導された単位から構成される分散性重合体から成
    る安定な流動性の反応性分散液を形成し; (ロ)該分散液を架橋剤と混合し;そして (ハ)該混合物を磁化不能な支持体ベースの1つの主表
    面の少なくとも1部分に塗被する: ことを特徴とする磁気記録媒体の製造法。
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