JPS6337693A - 多層配線基板の製造方法 - Google Patents

多層配線基板の製造方法

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JPS6337693A
JPS6337693A JP17990086A JP17990086A JPS6337693A JP S6337693 A JPS6337693 A JP S6337693A JP 17990086 A JP17990086 A JP 17990086A JP 17990086 A JP17990086 A JP 17990086A JP S6337693 A JPS6337693 A JP S6337693A
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JP
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film
insulating layer
layer
multilayer
wiring board
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JP17990086A
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Inventor
銅谷 明裕
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、LSIが装着される多層配線基板に係わり、
特にマルチLSIパッケージ用の多層配線基板に関する
〔従来の技術〕
従来、この1重の多層配線基板の多層回路部の3間絶禄
膜には、有機樹脂膜絶縁層もしくは無機絶縁膜が用いら
れている。その製造方法としては、例えば特公昭51−
20699号公報において、多層回路を多層基板上に形
成するにあたり、眉間絶縁部を無機絶縁層であるガラス
層で形成する工程について説明されている。
また、「電子材料1981年7月号」のP22〜P28
においては、この種の多層配線基板の例として、セラミ
ック多層配線基板、有機高分子を用いたマルチチップ基
板およびプリント配線板についての構造ならびに製造方
法について記載されている。
これによれば、通常、有機樹脂絶縁膜はフィルム状とな
っており、この有機樹脂絶縁l上に導体配線部を形成し
、これらのフィルムを熱圧着することにより、多層回路
を形成している。別の手段として、フェス状の有機樹脂
を基板上にコーティングし、そののちキュアする方法が
用いられている。
無機絶縁層は、ガラス粒子をコーティングし、これを焼
成してガラス層とする工法や、RFスパッタリング法ま
たはCVD法により、5in2膜やSi、N4膜を形成
する工法がある。ガラス層を焼成で得る工法は、500
°C以上の温度でガラス粒子を軟化させる工程を要し、
またCVD法で得るには、1000’C以上、比較的低
温のプラズマCVD法においても400°Cの処理温度
を要している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した多層配線基板の層間絶縁膜は、有桟積1脂絶縁
膜もしくは無機絶縁膜の何れかであって、これら2つの
複合膜にはなっていない。
これは、従来の無機絶縁膜の形成方法が、400°C以
上の加熱を必要とする工法が多く採用されていて、有機
樹脂絶縁膜が上記の温度に耐えられないからである。R
Fスパッタリング法によれば、温度上昇を3009C以
下に抑えられるが、膜の形成速度が毎分20〜30Aで
あって非常に遅く、多層配線基板の層間絶縁膜の形成に
は向いていない。
したがって、層間絶縁膜が無機と有機との多層複合膜で
構成されると、強度、柔軟度の幅が広がる事、膜厚、比
誘電率、誘電正接をコントロールして、電気的特性が改
善できる等の種々のメリットがあるにもかかわらず、複
合膜形成工法が確立していなかったので、従来は、多層
複合膜が用いられていなかった。
そこで、本発明は、無機絶縁層を、有機樹脂絶縁l上に
形成して多層複合膜を構成するとともに、これを1間絶
縁層とする多層配線基板を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の多層配線基板の製造方法は、第1の導体層を多
層基板上に形成する第1の工程と、その上に、有機h4
i指膜絶$!−を形成する第2の工程と、この有機樹脂
膜絶縁層の上に無機絶縁層を形成する第3の工程と、こ
の上に第2の導体層を形成する第4の工程とを含むこと
を特徴としている。
本発明では、有機樹脂膜が、ポリイミド膜もしくはテフ
ロン膜であり、無機絶縁膜が、ECRプラズマCVD法
により形成した5iChもしくはSzN、膜であること
を特徴としている。
ECRプラズ7CVD法ニヨれば、Sin、膜や5is
N<膜を、200°C以下の温度で、かつ1000〜2
000人/分の膜付着速度で形成することができ、この
手法を有機樹脂絶縁膜上に無機絶縁膜がある複合絶縁膜
の形成に適用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例の第4の工程図であって、
かつ同工程を経て形成された多層配線基板1の縦断面図
である。
多層配線基板1の製造工程は、まず第2図Aに示すよう
に、内部に導電層2およびスルーホール3をそれぞれ有
する多層基板4の表面に第1の導体層5が形成される。
導体層5は、エツチング法もしくは選択メツキ法により
形成される金または銅からなり、同その膜厚は5〜IO
μm程度である。
次に、第2図已に示すように、第1の導体層5を含む多
層基板4上に、有機樹脂膜絶縁層6が形成される。本実
施例では、有機樹脂膜絶縁@6としてポリイミド膜が用
いられている。
このポリイミド膜を得るには、まずセミコファインやバ
イラリン(何れも商品名)のようなポリイミド前駆体フ
ェスを、基板表面にコーティングする。ポリイミド前躯
体フェスの粘度が40ポアズの場合、11000rpの
回転数でスピンコードすると、乾燥後には膜厚で25程
度が得られる。
次に、180°C(30分)、250°C(30分)、
400°C(30分)のキュアを行ってポリイミド膜が
得られる。キュア後のポリイミド膜厚は、12〜13μ
mである。
次に第2図Cに示すように、有機樹脂膜絶縁層6aの上
に無機絶縁層6bが形成される。本実施例では、無機@
r層7として用いられているS+02もしくはS I 
3 N4が、ECRプラズマCVD法によりポリイミド
膜からなる有機樹脂膜絶縁層6上に形成されている。
ECRは、Electron Cyclotron R
e5onanceの略であって、電子サイクロトロン共
鳴と言う。
プラズマの発生に、従来のフィラメントを用いずに電子
サイクロトロンを利用し、プラズマ流のエネルギが有効
に作用することにより、加熱なしで高品位の8102膜
もしくはSi3N、膜を作製することができる。これら
の膜厚は、5〜10μmである。このようにして、有機
樹脂膜絶縁層6aおよび無機絶縁層6bの2層からなる
第1の絶縁層6が形成される。
次に、図示しないフォトレジストを用いて、第1の′@
糧層6の所望の部分に穴7をあけて、第1の導体層5の
一部分を露出させる。
この次に、第1図に示すように第1の絶縁層6の上に第
2の導体層8を形成する。第2の導体層8の一部は、第
1の絶縁層6の穴7を通って第1の導体層5に接してい
る。第2の導体層8の形成方法は、第1の導体層5の形
成方法と同様のものである。このような各工程を経るこ
とにより、第1図の多層配線基板1が形成される。
本実施例では、2層の導体層5.8および1層の絶縁層
6について述べたが、上記の各工程を繰り返すことによ
り、任意の層数の多層回路を形成できることは勿論であ
る。
第3図は、本発明の別の実施例の最終工程およびこれに
より形成された多層配線基板11を示している。
第4図A以下に示す多層配線基板11の製造工程におい
て、多層基板12の内部には、導電層13およびスルー
ホール14が設けられていている。本実施例では、多層
基板12としてはアルミナセラミック多層基板からなっ
ている。導電層13およびスルーホール14の金属は、
MO,W。
Au、Ag/Pd、Cu等が用いられている。
次に、第4図Bに示すように、第1の導体層15が多層
基板12上に形成される。
この第1の導体層15の上には、第4図Cに示すように
無機絶縁層16aが形成される。この無機絶縁層16a
の形成には、ECRプラズマCVD法が用いられる。無
機絶縁層16aの所望する部分には、エツチング法やリ
フトオフ法によりピアホール17が形成される。本実施
例では、無機絶縁層16aは3μmの厚さの3102膜
により形成されている。ピアホール17のサイズは、1
0μmφに形成されている。
次に第4図りに示すように、無機絶1t!116a上に
、有機樹脂膜絶縁層16bおよび無機絶縁層16Cが順
次形成される。有機樹脂膜絶縁層16bは、ポリイミド
前躯体フェスによるコーティング・キュアで作製され、
無@絶縁層16cは、ECRプラズマCVDで作製され
ている。有(幾樹脂膜絶縁、916bと無機絶縁層16
aの膜厚は、それぞれ10μm、5μmである。このよ
うにして、無機−有機−@機の3層複合膜からなる第1
の絶縁層16が形成される。
次に、第3図に示すように、第1の絶縁層16の上に第
2の導体層18が形成される。
第2の導体層18の一部は、第1の絶縁116のピアホ
ール17を貫通して第1の導体層15と電気的に接続し
ている。上述したような各工程を経て、第3図に示す多
層配線基板11が形成される。なお、第2の導体層18
の上に、上記の第1の導体層15、第1の絶縁層16お
よび第2の導体118にト目当する各層を順次積層する
ことにより、任、依の多層回路が形成できることは勿論
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、SiC2膜やSi
3N、膜等の無ki絶禄層を、ECRプラズマCVD法
により有機樹脂膜絶縁層上に形成することよって、従来
作製が困難であった有機絶縁膜と無機絶籾膜との複合地
、味膜を、容易に形成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の第4の工程図であって、
かつ同工程を経て形成された多層配線基板の縦断面図、
第2図は同じく各工程を示す多層配線基板の縦断面図、
第3図は本発明の別の実施例の第4の工程図であって、
かつ同工程を経て形成された多層配線基板の縦断面図、
第4図は同じく各工程を示す多層配線基板の縦断面図で
ある。 1・・・・・・多1配線基板、2・・・・・・導電層、
3・・・・・・スルーホール、4・・・・・・多層基板
、5・・・・・第1の導体層、6・・・・・・第1の絶
縁層、6a・・・・・・有機樹脂膜絶縁層、 6b・・・・・・無機絶縁層、7・・・・・・穴、8・
・・・・・第2の導体層、 11・・・・・・多層配線基板、12・・・・・・多層
基板、13・・・・・・導N層、14・・・・・・スル
ーホール、15・・・・・・第1の導体−1 16・・・・・・第1の絶縁層、 16a・・・・・・無機絶縁層、 16b・・・・・・有機樹脂膜絶縁層、16c・・・・
・・無機絶縁層、 17・・・・・・ピアホール、 18・・・・・・第2の導体層。 出  願  人 日本電気株式会社 代  理  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、誘電層を内部に有する多層基板上に、多層回路を形
    成する方法において、第1の導体層を、前記多層基板上
    に形成する第1の工程と、有機樹脂膜絶縁層を、第1の
    導体層を含む多層基板上に形成する第2の工程と、無機
    絶縁層を、前記有機樹脂膜絶縁層上に形成する第3の工
    程と、第2の導体層を、前記無機絶縁層上に形成する第
    4の工程を含むことを特徴とする多層配線基板の製造方
    法。 2、前記第1の工程と第2の工程との間に、無機絶縁層
    を形成する工程を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の多層配線基板の製造方法。 3、有機樹脂膜が、ポリイミド膜もしくはテフロン膜で
    あって、かつ無機絶縁層が、SiO_2もしくはSi_
    3N_4であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項の記載の多層配線基板の製造方法。 4、無機絶縁層のSiO_2膜もしくは Si_3N_4膜が、ECRプラズマCVD法で形成さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の多層
    配線基板の製造方法。
JP17990086A 1986-08-01 1986-08-01 多層配線基板の製造方法 Pending JPS6337693A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0472680U (ja) * 1990-11-06 1992-06-26
JPH05198690A (ja) * 1992-01-20 1993-08-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体装置の製造方法

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JPH0472680U (ja) * 1990-11-06 1992-06-26
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