JPS6336225Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6336225Y2
JPS6336225Y2 JP15519080U JP15519080U JPS6336225Y2 JP S6336225 Y2 JPS6336225 Y2 JP S6336225Y2 JP 15519080 U JP15519080 U JP 15519080U JP 15519080 U JP15519080 U JP 15519080U JP S6336225 Y2 JPS6336225 Y2 JP S6336225Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
double pipe
pipe
sleeve
mounting flange
double
Prior art date
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Expired
Application number
JP15519080U
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English (en)
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JPS5777788U (ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属製の内筒と外筒との間に制振効果
を有するグラスクロス等の制振材を挟んだ2重管
の端部を取付フランジに固定する構造の改良に関
するものである。
従来、自動車の排気管等の管類はその管の外周
に直接フランジが全周溶接されていた。
ところで、金属製の内筒と外筒との間にグラス
クロスを挟んだ2重管は制振性が良いことから排
気管等の配管として使用されつつある。
そこで、この2重管をフランジに取り付け、例
えば排気管としてエンジンのエキゾーストマニホ
ルドに装着すると、エンジンの振動によりフラン
ジを介して2重管が振動され、この2重管はフラ
ンジに外筒だけが溶接され、しかも内筒と外筒と
は筒の円周上の1個所でシーム溶接されているだ
けであるのでフランジへの2重管の固着力が弱
く、フランジから2重管が剥離するという不具合
があつた。
本考案は上記不具合を解消するために創案され
たものであつて、エンジンの排気管等に使用され
る金属製の内筒と外筒との間に制振材を挟んだ2
重管を取付フランジに固定する2重管固定構造に
おいて、上記2重管と、同2重管の内径と略同径
の孔を有した上記取付フランジと、上記2重管に
略当接するように外嵌し、かつ上記取付フランジ
の上記孔の軸心に上記2重管の軸心が略一致する
よう上記取付フランジに一端を溶接し、同一端か
ら他端にかけて肉厚を漸減させて、他端の肉厚を
上記2重管の上記外筒の肉厚に近づけた略テーパ
状のスリーブとから構成され、上記スリーブに嵌
入した上記2重管の端部が上記取付フランジに近
接又は当接した位置で上記スリーブの上記他端と
上記2重管の外筒とを溶接したことを特徴とする
2重管固定構造を要旨とするものである。
上記構成によれば、取付フランジと2重管とは
スリーブを介して溶接されかつスリーブ内周面と
2重管外周面とが当接しており2重管とスリーブ
との接触面積が広くとれるため2重管がスリーブ
から剥離することが防止されるものである。
また、スリーブを略テーパ状に形成し、テーパ
状の大径部である一端側をフランジに溶接させ、
小径部である他端側が2重管と溶接されているの
で、2重管に曲げ力が作用しても、2重管とスリ
ーブとが漸時変形して、2重管及びスリーブに曲
げ応力の集中が発生するのを防止して、2重管取
付部の強度を向上させる効果を奏している。
また、スリーブ他端の肉厚を2重管外筒の肉厚
に近ずけたので、スリーブ他端と2重管外筒との
溶接時、スリーブ他端及び2重管外筒夫々の溶接
溶込み量の差が少なくなるため、溶接による外筒
の孔明き及び制振材の溶融・変質等を防止するた
めの温度管理が容易になると共に溶接品質が向上
する効果を奏している。
以下、本考案の一実施例を図面に就いて詳細に
説明する。
1は金属製の内筒2と外筒3との間に制振材で
あるグラスクロス4を挟んで形成された2重管で
あつて、同2重管の外周には一端6から他端5に
向かうにしたがい肉厚が漸減すると共に他端5の
肉厚が2重管外筒の肉厚に近づけられたスリーブ
7、同スリーブの内周面が外筒3の外周面に略当
接するように嵌装されかつ一端6は2重管1の端
部に対応している。一方取付フランジ8には2重
管1の内径に略同じ内径を有する孔9が設けられ
さらに同孔の2重管1側には大径部10が設けら
れ、2重管1は同大径部に内嵌されるとうもに2
重管1の端面11は大径部10と孔9との段部1
2に近接もしくは当接している。
また、スリーブ7の一端6と取付フランジ8及
びスリーブ7の他端5と2重管1の外周とがそれ
ぞれ全周溶着されている。なお、上記取付フラン
ジ8が図示しないエンジンのエキゾーストマニホ
ルドに結合され、2重管1は排気管として用いら
れ車体に吊り下げられて図示しないプリマフラに
接続されている。
これにより、エキゾーストマニホルドに伝わつ
たエンジンの振動は取付フランジ8に達し、取付
フランジ8の振動はスリーブ7を介して2重管1
に伝達される。しかしながらスリーブ7は取付フ
ランジ8及び2重管1にそれぞれ全周溶接により
強固に固着されかつスリーブ7の内周面と2重管
1の外周面とが略面接触していると共に肉厚が一
端から他端にかけて漸減したテーパ状をなしてい
るので2重管1とスリーブ7との溶着部に大きな
力が加わることがなく、かつスリーブ7と2重管
1は漸次変形するので、取付フランジ8と2重管
1とが剥離することがないものである。
また、スリーブ他端の肉厚を2重管外筒の肉厚
に近ずけたので、スリーブ他端と2重管外筒との
溶接時、スリーブ他端及び2重管外筒夫々の溶接
溶込み量の差が少なくなるため、溶接による外筒
の孔明き及び制振材の溶融変質等を防止するため
の温度管理が容易になると共に、溶接品質が向上
する効果を奏している。
また、2重管1の端面11が段部12に近接も
しくは当接しているので高温の排ガスが直接2重
管1のグラスクロス4に接することが少ない。し
たがつて2重管1の端部のグラスクロス4がほと
んど蒸発しないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す断面図である。 1……2重管、2……内筒、3……外筒、4…
…グラスクロス、7……スリーブ、8……取付フ
ランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンの排気管等に使用される金属製の内筒
    と外筒との間に制振材を挟んだ2重管を取付フラ
    ンジに固定する2重管固定構造において、上記2
    重管と、同2重管の内径と略同径の孔を有した上
    記取付フランジと、上記2重管に略当接するよう
    に外嵌し、かつ上記取付フランジの上記孔の軸心
    に上記2重管の軸心が略一致するよう上記取付フ
    ランジに一端を溶接し、同一端から他端にかけて
    肉厚を漸減させて、他端の肉厚を上記2重管の上
    記外筒の肉厚に近づけた略テーパ状のスリーブと
    から構成され、上記スリーブに嵌入した上記2重
    管の端部が上記取付フランジに近接又は当接した
    位置で上記スリーブの上記他端と上記2重管の外
    筒とを溶接したことを特徴とする2重管固定構
    造。
JP15519080U 1980-10-30 1980-10-30 Expired JPS6336225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15519080U JPS6336225Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15519080U JPS6336225Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5777788U JPS5777788U (ja) 1982-05-13
JPS6336225Y2 true JPS6336225Y2 (ja) 1988-09-26

Family

ID=29514397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15519080U Expired JPS6336225Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30

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JP (1) JPS6336225Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0452425Y2 (ja) * 1986-05-14 1992-12-09

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Publication number Publication date
JPS5777788U (ja) 1982-05-13

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