JPS6110074Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6110074Y2 JPS6110074Y2 JP80182U JP80182U JPS6110074Y2 JP S6110074 Y2 JPS6110074 Y2 JP S6110074Y2 JP 80182 U JP80182 U JP 80182U JP 80182 U JP80182 U JP 80182U JP S6110074 Y2 JPS6110074 Y2 JP S6110074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- metal tube
- circumferential wall
- flare
- cylindrical piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 23
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joints With Pressure Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一般に自動車等のブレーキ管或いはそ
の他各種の機械、装置等における給油、給気等の
供給路として加振状態下で数多く配設使用され、
且つ肉厚約1.5m/m以下、管径約25m/m以下
の比較的薄肉細径の金属管の端部にダブルフレア
ーの形状を備えた接続端部構造の改良に関するも
のである。
の他各種の機械、装置等における給油、給気等の
供給路として加振状態下で数多く配設使用され、
且つ肉厚約1.5m/m以下、管径約25m/m以下
の比較的薄肉細径の金属管の端部にダブルフレア
ーの形状を備えた接続端部構造の改良に関するも
のである。
従来の接続端部構造では第2図に図示するよう
に、薄肉の細径金属管11の端部が、ダブルフレ
アー12を形成するに当り、単に該金属管の管径
そのまゝの端部壁構造をもつて、しかも折り曲げ
て重合した二重の周壁構造をもつて構成していた
に過ぎなかつた。
に、薄肉の細径金属管11の端部が、ダブルフレ
アー12を形成するに当り、単に該金属管の管径
そのまゝの端部壁構造をもつて、しかも折り曲げ
て重合した二重の周壁構造をもつて構成していた
に過ぎなかつた。
従つて薄肉の構造に加えて、ダブルフレアー1
2の挫屈成型時に加工疲労が生じ、且つ加振下で
配設使用される等によつて、該ダブルフレアーの
首下部にしばしば機械的強度の劣化に伴う亀裂、
折損の事故を誘発する問題があつた。又単に重合
したダブルフレアー12部の二重周壁構造によつ
て接続ナツトの締付けにつれて端部が薄肉化さ
れ、解体後に再度接続使用するとシール性の低下
に関連して洩れを生ずる等の傾向があつた。
2の挫屈成型時に加工疲労が生じ、且つ加振下で
配設使用される等によつて、該ダブルフレアーの
首下部にしばしば機械的強度の劣化に伴う亀裂、
折損の事故を誘発する問題があつた。又単に重合
したダブルフレアー12部の二重周壁構造によつ
て接続ナツトの締付けにつれて端部が薄肉化さ
れ、解体後に再度接続使用するとシール性の低下
に関連して洩れを生ずる等の傾向があつた。
本考案の目的はこのような従来技術の問題を極
めて効果的に解決した細径金属管の接続端部構造
を提供することで、本考案の一実施例を第1図及
び第3図について詳述すれば、比較的薄肉の細径
金属管1は、接続端部3に拡径部4を設けるとと
もに、拡径部4の内側に該金属管側の内径と略同
径の内径を有する金属円筒片5を嵌挿し、且つ該
金属円筒片の外方端附近5′部を、拡径部4の端
部に形成したラツパ状の外方に開口した二重の折
り曲げ周壁の内周壁2′と外周壁2″の間に挾圧介
在せしめて三重壁のフレアー2部を構成してなる
ものであり、接続基体6は接続口の内側底部に押
圧座面としての内周壁2′に当接する受圧座面を
有し、接続ナツト7により内周壁2′を受圧座面
に押圧挾持せしめたものである。
めて効果的に解決した細径金属管の接続端部構造
を提供することで、本考案の一実施例を第1図及
び第3図について詳述すれば、比較的薄肉の細径
金属管1は、接続端部3に拡径部4を設けるとと
もに、拡径部4の内側に該金属管側の内径と略同
径の内径を有する金属円筒片5を嵌挿し、且つ該
金属円筒片の外方端附近5′部を、拡径部4の端
部に形成したラツパ状の外方に開口した二重の折
り曲げ周壁の内周壁2′と外周壁2″の間に挾圧介
在せしめて三重壁のフレアー2部を構成してなる
ものであり、接続基体6は接続口の内側底部に押
圧座面としての内周壁2′に当接する受圧座面を
有し、接続ナツト7により内周壁2′を受圧座面
に押圧挾持せしめたものである。
以上の通り、本考案によれば、拡径部4の内側
に該金属管側の内径と略同径の内径を有する金属
円筒片5を嵌挿し、且つ該金属円筒片の外方端附
近5′部を、該拡径部の端部に形成したラツパ状
の外方に開口した二重の折り曲げ周壁の内周壁
2′と外周壁2′、との間に挾圧介在せしめて三重
壁のフレアー2を形成してなるため、金属円筒片
5の挾圧介在構造により拡径部4の内周面にまで
及ぶ接合壁構造により、フレアーの挫屈成型時及
び配設使用中の加振状態下の該フレアーの首下部
にかゝる疲労度を極めて軽減する結果となつて該
首下部での亀裂、折損を防止でき、同時に三重壁
のシール壁構造により接続ナツト7の締付けに際
しても充分にシール性を発揮でき、更に拡径部4
の内側に嵌挿した金属円筒片5の構造により、流
過抵抗の影響もなく構成することができるもので
ある。
に該金属管側の内径と略同径の内径を有する金属
円筒片5を嵌挿し、且つ該金属円筒片の外方端附
近5′部を、該拡径部の端部に形成したラツパ状
の外方に開口した二重の折り曲げ周壁の内周壁
2′と外周壁2′、との間に挾圧介在せしめて三重
壁のフレアー2を形成してなるため、金属円筒片
5の挾圧介在構造により拡径部4の内周面にまで
及ぶ接合壁構造により、フレアーの挫屈成型時及
び配設使用中の加振状態下の該フレアーの首下部
にかゝる疲労度を極めて軽減する結果となつて該
首下部での亀裂、折損を防止でき、同時に三重壁
のシール壁構造により接続ナツト7の締付けに際
しても充分にシール性を発揮でき、更に拡径部4
の内側に嵌挿した金属円筒片5の構造により、流
過抵抗の影響もなく構成することができるもので
ある。
第1図は本考案の一実施例に係る細径金属管の
接続端部構造の一部切欠き断面図、第2図は従来
例を示す一部切欠き断面図、第3図は第1図の接
続使用状態を示す一部切欠き断面図である。 1……細径金属管、2……三重壁のフレアー、
2′……内周壁、2″……外周壁、3……接続端
部、4……拡径部、5……金属円筒片、5′……
外方端、6……接続基体。
接続端部構造の一部切欠き断面図、第2図は従来
例を示す一部切欠き断面図、第3図は第1図の接
続使用状態を示す一部切欠き断面図である。 1……細径金属管、2……三重壁のフレアー、
2′……内周壁、2″……外周壁、3……接続端
部、4……拡径部、5……金属円筒片、5′……
外方端、6……接続基体。
Claims (1)
- 比較的薄肉の細径金属管の端部に、ラツパ状の
外方に開口した二重の折り曲げ周壁によるフレア
ーの形状を一体に備えてなる接続端部構造におい
て、前記フレアー部を、予め細径金属管1の接続
端部3附近に設けた拡径部4の端部に形成し、更
に該拡径部の内側に、金属管1側の内径と略同径
の内径を有する金属円筒片5を嵌挿してその外方
端附近5′部を、前記拡径部4のフレアー部の内
周壁2′と外周壁2″との間に挟圧介在した三重の
フレアー2となして構成せしめたことを特徴とす
る細径金属管の接続端部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP80182U JPS58102887U (ja) | 1982-01-07 | 1982-01-07 | 細径金属管の接続端部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP80182U JPS58102887U (ja) | 1982-01-07 | 1982-01-07 | 細径金属管の接続端部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58102887U JPS58102887U (ja) | 1983-07-13 |
JPS6110074Y2 true JPS6110074Y2 (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=30013857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP80182U Granted JPS58102887U (ja) | 1982-01-07 | 1982-01-07 | 細径金属管の接続端部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58102887U (ja) |
-
1982
- 1982-01-07 JP JP80182U patent/JPS58102887U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58102887U (ja) | 1983-07-13 |
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