JPS6110075Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6110075Y2 JPS6110075Y2 JP1507582U JP1507582U JPS6110075Y2 JP S6110075 Y2 JPS6110075 Y2 JP S6110075Y2 JP 1507582 U JP1507582 U JP 1507582U JP 1507582 U JP1507582 U JP 1507582U JP S6110075 Y2 JPS6110075 Y2 JP S6110075Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- double
- metal tube
- wall
- flare
- curved arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車或いはその他各種の機械、装置
等に給油、給気等の供給路として数多く配設使用
されており、且つ管径約20ｍ／ｍ以下の比較的細
径の金属管の接続端部にダブルフレアーを形成し
てなる構造の改良に関するものである。
等に給油、給気等の供給路として数多く配設使用
されており、且つ管径約20ｍ／ｍ以下の比較的細
径の金属管の接続端部にダブルフレアーを形成し
てなる構造の改良に関するものである。
従来のダブルフレアーの構造は第３図に図示す
るように、金属管１１の端部に、その先端部附近
を内側に折り曲げて全体を外方に開口したラツパ
状の二重壁として形成したダブルフレアー１２を
有し、ダブルフレアー１２の折り曲げ部１３の外
周面を連続した彎曲弧面１４として構成してい
た。なお、第３図において１５はダブルフレアー
１２を形成してなる内側壁である。
るように、金属管１１の端部に、その先端部附近
を内側に折り曲げて全体を外方に開口したラツパ
状の二重壁として形成したダブルフレアー１２を
有し、ダブルフレアー１２の折り曲げ部１３の外
周面を連続した彎曲弧面１４として構成してい
た。なお、第３図において１５はダブルフレアー
１２を形成してなる内側壁である。
しかしながら、この折り曲げ加工時に、折り曲
げ部１３での連続した自由彎曲弧面１４による拡
径外方への引張り変形の傾向に起因して内側壁１
５側を充分な折り曲げ長さをもつて構成できず、
従つて内側壁１５でのこの傾向を是正するために
第２工程時に過大な打圧をかけることによつて該
内側壁が伸展して全体を肉薄化して接続端部に機
械的強度の劣化に伴う亀裂、折損或いは洩れを誘
発する問題を有するものであつた。
げ部１３での連続した自由彎曲弧面１４による拡
径外方への引張り変形の傾向に起因して内側壁１
５側を充分な折り曲げ長さをもつて構成できず、
従つて内側壁１５でのこの傾向を是正するために
第２工程時に過大な打圧をかけることによつて該
内側壁が伸展して全体を肉薄化して接続端部に機
械的強度の劣化に伴う亀裂、折損或いは洩れを誘
発する問題を有するものであつた。
本考案の目的はこのような問題を簡便にして且
つ効果的に解決した細径金属管の接続端部構造を
提供することで、本考案の一実施例を第１図及び
第２図について詳述すれば、比較的細径の金属管
１の接続端部に、その先端部附近を内側に折り曲
げた折り曲げ部３をもつて全体を外方に開口して
ラツパ状の二重壁となして一体同芯状にダブルフ
レアー２を形成し、このダブルフレアー２を形成
してなる折り曲げ部３の彎曲弧面の先端縁周部と
外側周部とにそれぞれ断面平坦面４，５を形成し
てなるものである。なお６はダブルフレアー２の
内側壁である。
つ効果的に解決した細径金属管の接続端部構造を
提供することで、本考案の一実施例を第１図及び
第２図について詳述すれば、比較的細径の金属管
１の接続端部に、その先端部附近を内側に折り曲
げた折り曲げ部３をもつて全体を外方に開口して
ラツパ状の二重壁となして一体同芯状にダブルフ
レアー２を形成し、このダブルフレアー２を形成
してなる折り曲げ部３の彎曲弧面の先端縁周部と
外側周部とにそれぞれ断面平坦面４，５を形成し
てなるものである。なお６はダブルフレアー２の
内側壁である。
以上の通り、本考案によれば、ダブルフレアー
２を、折り曲げ部３の彎曲弧面の先端周端部と外
側周部とをそれぞれ断面平坦面４，５を具備する
よう構成してなるため、これら平坦面４，５によ
つてダブルフレアー２の挫屈押圧成型時に第１パ
ンチ部材及び第２パンチ部材に設けた折り曲げ部
３の彎曲弧面に位置した特に断面平坦な押さえ壁
構造によつて該折り曲げ部にみられる外方への引
張り変形を効果的に阻止することができ、これら
平坦面４，５の相乗効果によつて一層顕著に内側
壁６側を充分な折り曲げ長さをもつて構成し得る
こととなり、且つこの充分な長さを有する構造に
より過大な打圧を不要として略均等な肉厚をもつ
て構成でき、従つて接続端部附近での機械的強度
に悪影響を及ぼすことなく、亀裂、折損或いは洩
れ等を効果的に防止することができるものであ
る。
２を、折り曲げ部３の彎曲弧面の先端周端部と外
側周部とをそれぞれ断面平坦面４，５を具備する
よう構成してなるため、これら平坦面４，５によ
つてダブルフレアー２の挫屈押圧成型時に第１パ
ンチ部材及び第２パンチ部材に設けた折り曲げ部
３の彎曲弧面に位置した特に断面平坦な押さえ壁
構造によつて該折り曲げ部にみられる外方への引
張り変形を効果的に阻止することができ、これら
平坦面４，５の相乗効果によつて一層顕著に内側
壁６側を充分な折り曲げ長さをもつて構成し得る
こととなり、且つこの充分な長さを有する構造に
より過大な打圧を不要として略均等な肉厚をもつ
て構成でき、従つて接続端部附近での機械的強度
に悪影響を及ぼすことなく、亀裂、折損或いは洩
れ等を効果的に防止することができるものであ
る。
第１図は本考案の一実施例に係る細径金属管の
接続端部構造の側面図、第２図は第１図にＡ部分
の拡大一部切欠き断面図、第３図は従来例に係る
一部切欠き断面図である。 ２……ダブルフレアー、３……折り曲げ部、
４，５……平坦面。
接続端部構造の側面図、第２図は第１図にＡ部分
の拡大一部切欠き断面図、第３図は従来例に係る
一部切欠き断面図である。 ２……ダブルフレアー、３……折り曲げ部、
４，５……平坦面。
Claims (1)
- 金属管の端部に、その先端部附近を内側に折り
曲げて全体を外方に開口するラツパ状の二重壁と
して一体同芯状に形成したダブルフレアーの構造
において、前記ダブルフレアー２の折り曲げ部３
の彎曲弧面の外側周部を平坦面５とすると共に、
該彎曲弧面に連る先端側の周部に平坦面４を有し
て構成したことを特徴とする細径金属管の接続端
部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1507582U JPS58118385U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 細径金属管の接続端部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1507582U JPS58118385U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 細径金属管の接続端部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58118385U JPS58118385U (ja) | 1983-08-12 |
| JPS6110075Y2 true JPS6110075Y2 (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=30027521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1507582U Granted JPS58118385U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 細径金属管の接続端部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58118385U (ja) |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP1507582U patent/JPS58118385U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58118385U (ja) | 1983-08-12 |
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